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本日は「金曜日の金次郎」
今回は「評価とは」をテーマに、二宮金次郎さんのエピソードをご紹介します 。
アピール上手で評価を得ようとするAさん 。
一方、人が嫌がる仕事を淡々とこなしながらも、アピールが苦手なBさん 。
金次郎さんは、人の3倍働くとアピールしたAさんではなく、誰も見ていないところで誠実に「切り株」を取り除く作業を続けたBさんに対し、現在の価値で約300万円もの褒賞を与えました 。
表面的なパフォーマンスや声の大きさに惑わされず、「影の善行」や「誠実さ」に光を当てた金次郎さん 。
このエピソードから、現代を生きる私たちが学ぶべき「人を見る目」とは何かを考えます 。
あなたの誠実な行動も、きっと誰かが見てくれています 。
#金曜日の金次郎 #二宮金次郎 #二宮尊徳 #蓮城院 #コウブン #評価 #誠実さ #人を見る目 #仕事術 #アピール #standfm #音声配信
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今回は「評価とは」をテーマに、二宮金次郎さんのエピソードをご紹介します 。
アピール上手で評価を得ようとするAさん 。
一方、人が嫌がる仕事を淡々とこなしながらも、アピールが苦手なBさん 。
金次郎さんは、人の3倍働くとアピールしたAさんではなく、誰も見ていないところで誠実に「切り株」を取り除く作業を続けたBさんに対し、現在の価値で約300万円もの褒賞を与えました 。
表面的なパフォーマンスや声の大きさに惑わされず、「影の善行」や「誠実さ」に光を当てた金次郎さん 。
このエピソードから、現代を生きる私たちが学ぶべき「人を見る目」とは何かを考えます 。
あなたの誠実な行動も、きっと誰かが見てくれています 。
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サマリー
二宮金次郎の評価についてのエピソードを通じて、評価とは何かを考える機会を提供します。金次郎は異なる働き方をする二人の農家、AさんとBさんを通じて、真の価値がどこにあるのかを示しています。
評価の重要性
どうも、コウブンです。
栃木県の片田舎にある蓮城院というお寺屋で副住職をしております。
今日は金曜日ですので、金曜日の金次郎をお送りしたいと思います。
この金曜日の金次郎というのは、二宮金次郎さんのことを分かりやすく皆さんにお伝えするというコーナーです。
なぜお坊さんがそんなことをしているのかというと、私のお寺、蓮城院には二宮金次郎さんのお墓があるということで、
いつかこの放送を聞いて、二宮金次郎さんのお墓参りに来てくれたら嬉しいなということで、このような活動をしているというわけでございます。
というわけで、今日の金曜日の金次郎は、評価とはというテーマでお送りしたいと思います。
評価。皆さんも、皆さんの人生の中で評価をすること、されることがあったと思います。
今まで評価というものをずっと避けてきたという人はいないですよね。
どこかしらで評価する。自分が意識するしていないを限らしにされているということもいっぱいあると思います。
その中で、こういう人っていませんか、すごくゴマスリーが上手な人、口が上手い人、自分はこれができます、あれができます、みたいなことを言うんだけども、
実はそんなでもない。すごく盛大に言っている。話を持っている人だったりとか、あるいは誰かがやったことをさも自分がやったかのようなことを言っちゃう人。
人の手柄を横取りするみたいな感じの人とか、残念ながらいますよね、そういう人。
他にも、仕事を淡々と誠実にこなす、そういう人なんだけども、あんまりコミュニケーションが上手じゃないというか、アピールがうまくないというんでしょうか。
なのであんまり伝わっていなくて、結果的にその仕事の割には評価があまり高くない人、そういう人もいますよね。
今日はそういった評価について、二宮金次郎さんのエピソードを通じて少し掘り下げていきたいなというふうに思っております。
どういうエピソードかと言いますと、二宮金次郎さんと言えば役人というんでしょうか、農民の方々を管理をする立場だったんですね。
なので表彰みたいなことをやるような仕事もあったんです。農民の方が働き方によってそれを評価するという仕事もやってたんですね。
ある時、金次郎さんの元にこんな依頼があったんです。Aさんという農家の方がいます。
この方は人の3倍働ける。だから良い表彰をしてやってくれと。そんなふうに言われたんですね、金次郎さんは。
でも金次郎さんは、なるほど、そんなすごい人がいるんだ。じゃあその仕事ぶりをまずは見させてくださいということで、人の3倍働く人の1日の働きぶりというのを観察しに行ったんですね。
そうすると、3倍というのはちょっと言い過ぎてたんですね、実はその人は。
波の働き方なんですけども、良い評価が欲しいがためにちょっと盛りすぎて言ってしまったんです。
結果的に、実はすみません、そんなに私は強いわけではないんです。ただ良い評価が欲しくて3倍というふうに言ってしまったんですというふうに、こんまけして謝ったそうです。
一方で、いつも人が嫌がる仕事を淡々とやる方がBさんがおりました。そのBさんというのはどういう仕事をしていたかというと、切り株、木を切った後の根っこの部分ですね。
あれを取り除く作業を淡々とする仕事をやっていたんです、Bさん。皆さん、これを聞いている方、根っこの切り株を取り除く作業ってやったことってありますか?
はい、私、実は自分のお寺でそういう作業もしたことがあるんですけど、ものすごく大変なんです。めちゃくちゃ大変です。
まあ、銃器を使わずに手でやるということですよ。銃器を使えばすぐですけど、そんなものは江戸時代にはありませんから、当然手でやるわけです。
私も銃器など持っていませんから、手で切り株を取り除いたことがあるんですが、ものすごく大変でした。
そのような誰しもが嫌いだからないような作業を淡々と行うBさん、それを実は金城さんが見ていたんですね。
その表彰をする際に、Bさんに対して15両の保証を与えたということです。
これね、現在の金額に換算するとおおよそ300万円ぐらいだそうです。
それぐらいの保証を与えたと。
Bさんはびっくりしちゃって、そんなつもりでやっていなかったから、こんなに受け取れないですって言ったんですけども、
ただその時金城さんはね、あなたはそれぐらい価値のあることをしたんだと。
だから受け取って自分の生活を楽にしてくださいと言ったと。
そんなエピソードがあったそうなんですね。
Aさんは自分の普段の仕事というものを大きく見ていた。
一方でBさんはそういったアピールはしませんでしたけども、毎日毎日誠実に仕事を淡々とこなした。
そういったね、全く違うAさんとBさんだったんですけども、金城さんはその表面的な部分に惑わされずにBさんの行いというものを正しく評価したと。
誠実な努力の価値
そういうわけなんですよね。
この金城さんの行動というものは村の人々たちに深い感銘を与えたと言われております。
そういったね、アピールとかパフォーマンスではなくて、誰も見ていないところで誠実な働きこそが、そういったことがちゃんと報われるんだ。
そういったことを村の農民の方々に伝わったということで、村全体の規律とか式というものが大いに高まったというふうに言われているんですよね。
そのようなエピソードでございます。
金城さんは目立つ行動、目立つ行為ではなく影の前行、つまり人の動機や誠実さにこそ光を当てようとしたということなんですよね。
私たちもつい目に見えるそういった成果とか、あとは声の大きい人の意見に流されてしまうというところってありますよね。
ですけども、本当に価値があるのは、例えばSNSのいいねの数とか、あとは人前でのパフォーマンスだけではないということなのかもしれません。
誰も見ていないところで何を考えて、そしてどう行動するか。
金城さんのエピソードというものは、現代を生きる私たちに誠実さとは何か、人を見る目とは何かということを改めて教えてくれている、そんな気がします。
今日は二宮金城さんの評価をするとはどういうことかということのお話をさせていただきました。
あなたの周りにも陰で誠実に努力をしている人がいるかもしれません。
そしてあなた自身の誠実な行動もきっと誰かが見ていてくれるはずなんです。
ということで、今日のお話はここで終わりたいと思います。
今日のようなお話をまた聞きたいという方は、どうぞリクエストの方をコメント欄またはホームの方から送っていただけば必ずお答えします。
どうぞよろしくお願いいたします。
というわけで、練状院副住職の幸文でした。
ではまたね。
09:41
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