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今回の放送は、二宮金次郎さんのことを分かりやすくお伝えする「金曜日の金次郎」です 。
今回のテーマは「エリートの挫折と再生」。
「勤勉」
「真面目」
「600もの村を復興したスーパーコンサル」
…そんなイメージの金次郎さんですが、実は大きな失敗をしています 。
栃木での村復興事業がうまくいかず、村人や上司に嫌われ、なんと逃げ出してしまったのです 。
逃亡先は、千葉県の成田山新勝寺 。
そこで21日間の断食修行を行い、自分自身を見つめ直します 。
彼が気づいた「うまくいかなかった本当の理由」とは?
完璧に見えるエリートの意外な失敗談と、そこからの再生の物語 。
今、何かにいきづまっているあなたのヒントになるかもしれません 。
#金曜日の金次郎 #二宮金次郎 #二宮尊徳 #蓮城院 #副住職 #お坊さん #挫折 #再生 #失敗談 #エリート #成田山新勝寺 #修行 #断食 #気づき #至誠 #学び #自己成長 #栃木県 #standfm #音声配信
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stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5f5a393ff04555115dcb4f8e
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今回のテーマは「エリートの挫折と再生」。
「勤勉」
「真面目」
「600もの村を復興したスーパーコンサル」
…そんなイメージの金次郎さんですが、実は大きな失敗をしています 。
栃木での村復興事業がうまくいかず、村人や上司に嫌われ、なんと逃げ出してしまったのです 。
逃亡先は、千葉県の成田山新勝寺 。
そこで21日間の断食修行を行い、自分自身を見つめ直します 。
彼が気づいた「うまくいかなかった本当の理由」とは?
完璧に見えるエリートの意外な失敗談と、そこからの再生の物語 。
今、何かにいきづまっているあなたのヒントになるかもしれません 。
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サマリー
二宮金次郎のエピソードは、エリートとしての挫折と再生の物語です。金次郎は自身の事業の失敗から逃げ出し、成田山新庄寺で修行をしながら自らを見つめ直します。そして、最終的に成長を遂げることになります。
金次郎の紹介と挫折
どうも、コウブンです。
栃木県の片田川にある蓮城院というお寺で、福住職をしております。
今日は土曜日ですが、金曜日の金次郎をお送りしたいと思います。
先週はね、金曜日の金次郎、お休みをいただきました。
そして、今週は1日遅れ。
ダメな部分がすごく出てますね。
これをね、もし楽しみにしている人がいたとすればね、大変申し訳ございません。
私のいだらなさというところかな。
ともかく、遅れてしまったことは申し訳ないということで、
それでも、ちゃんと放送しなくてはということで、撮っていきたいと思います。
この金曜日の金次郎というのは何かと言いますと、
二宮金次郎さんのことを分かりやすく皆さんにお伝えするというものでございます。
なんでお坊さんがそんなことをやっているのというと、
私のお寺、蓮城院は実はね、二宮金次郎さんのお墓があるんです。
そのお墓に放送を通じて、いつかお参りに来てくれる方がいれば嬉しいなということで、
このような活動をしているというわけでございます。
というわけで、今日の金曜日の金次郎のテーマは、
エリートの挫折と再生ということでお送りしたいと思います。
二宮金次郎さんといえば、勤勉なイメージですよね。
薪を背負って、本を読む、働きながら勉強する、勤勉で真面目みたいなイメージです。
そして金次郎さんといえば、約600もの村を復興したコンサルみたいな、
スーパーコンサルです、現代で言えばね、それくらいすごい人なんですけども、
こんなすごい人でも実は結構やらかしているんですよね。
やらかしているんですよ。あんまり知られていないですよね。
何をやらかしたかというと、実は自分の手がけていた事業がうまくいかなくて、逃げ出しちゃったんです。
逃避です、逃避。今で言うと、はくりやすく言うと何でしょうね。
投稿拒否に近いのかな。もしかしたらちょっとそれはニュアンスが違うのかもしれませんが、
ともかく自分の抱えている問題を投げ出しちゃったということをやっちゃったんですよ、金次郎さん。
そんなエピソードをまずはご紹介していきたいと思います。
金次郎さんはすごく優秀な方だったから、それをいわば役人の人、お侍さんの偉い人に認められて、
お前、あそこの荒れている地域を復興してこいというふうに命令されて、それでやってきたんですよ。
私の住んでいる栃木県に、小田原の人なんですけどもともとね。
栃木県にやってきて、当時荒れてたんですよね。私のご先祖様は荒れてたんです。
そこを金次郎さん立て直しにやってきたんです。
でも、金次郎さんは頭はいいんですけど、ちょっとやり方が良くなかったみたいですね。
そのせいで、農民の方、村人の方だったとか、あとは上司、ちょっと偉い人とかにも切られちゃったんです。
だから、全然計画がうまくいかなかったんですね。
金次郎さんが立てた村復興計画、すごくいいものができたんだと思うんですが、全く進まない。
全然進まないから、金次郎さんはもう嫌になっちゃって、逃げられちゃったんです。
そういうこと、今でもあるのかな。ありますよね、逃げたくなること。
逃げた後の修行
逃げたくなっても逃げる人ってあんまりいないと思うんですけど、金次郎さんは逃げちゃったんですよね。
逃げちゃって、どこに逃げたかと言いますと、千葉県にある成田山新庄寺というところですね。
千葉県成田市、空港で有名な成田市、そこに有名なお寺があります。成田山新庄寺。
関東に住んでいる人は、年末になるとCMを聞いたことがあると思います。
初詣は成田山新庄寺というCMのお寺、成田山新庄寺。
金次郎さんがいた頃から当然あったんですけども、そのお寺に行って修行してたんですね。
ただ逃げてというわけじゃなくて、ちゃんと金次郎さんは逃げ出しながらも、どうにかうまくいかないかということを、
自分を見つめ直すために一回離れたんですよね。
成田山新庄寺で何をしたかというと、修行をしてたんです。
どんな修行をしてたかというと、なんと断食修行だそうですね。
21日間の断食修行。かなりハードですよね。
21日、3週間ですよ。
断食修行といえ、100%断食じゃないと思うんですけど、
さすがに3週間食べなかったら、どんな屈強な男でも命が危険になってしまいますよね。
おそらく少しは食べてたと思うんですけど、それでも相当食事量を減らして、
そういう21日間の断食修行というのを行ってたんです。
その結果、自分のことを見つめ直して、何が良くなかったのかというのを見つめ直して、
自分の考えを押し付けているということに気が付いたと言われているんですよね。
要は上から目線。
俺がすげえ計画立てたんだから、おめえら言うこと聞けと言うような態度だったんですよね。
おそらく節々に出てたんだと思います。
そんないくあからさまではなかったとは思うんですが、
どうしても自分は今までやってきた、いろいろやってきたというプライドがありますから、
そのせいで村人および上司に気に入られなくて妻弾きにされたということなんですよね。
それが断食修行することによって自分の気づきを得たということなんですよね。
その後、桜町の方に戻ったんですけども、
再生と教訓
その金次郎さんがいなくなった間、桜町の方はどうなったかというと、
やっぱり嫌われていたとはいえ、全員に嫌われていたわけではないんですよね。
一部支持していた方々もおりまして、
少数派だったんでしょうね、きっとね。
それでも支持している人がいて、その方がすごく心配したそうです。
どこ行った、どこ行ったと大騒ぎになって、
どうやら新庄寺にいるらしいと、どこかの情報で聞いたんでしょうね。
新庄寺に迎えに行くぞというふうになったんですけども、
結局途中で出会ったみたいなんですが、
ともかく村人の一部の人たちが金次郎さんのために動いたということなんですよね。
金次郎さんとしては、それまでたくさんいろんな人に嫌われてきたと思ったんですけども、
仲間がいたというところも、金次郎さんにとってとても良かったんでしょうね。
それから、その態度を改めまして、
相手のことを思いやるというやり方を一番最初に持ってくるようにしたんですよね。
それは、姿勢と言われる金次郎さんの大事な考え方の一つとなっております。
姿勢、真心を込めるという意味なんですけど、
今までちょっとどうしても自分はできるんだという、
そういった傲慢な部分があったところを、
そういったところは反省し改めたということなんですよね。
そうやって金次郎さんは成功していったということでございます。
いかがだったでしょうか。
二宮金次郎さんのイメージが、ガラッと変わったんじゃないでしょうか。
このエピソードというものは、現代に生きる私たちにも、
すごく大切なことを教えてくれているような気がします。
まず一つに、正しさだけでは人は動かないということですよね。
仕事や家庭でも、何でこの正論が伝わらないの、
私は間違ったことを言っていないのに、
何で伝わらないの、というようなことがありますよね。
でもそんな時、もしかしたら自分の中に、
自分は絶対正しいんだというような、
少しの奢りというものがあるのかもしれません。
教訓の2としては、世間を変えたければ、
まず自分を変えようというところですよね。
相手や環境のせいにするのは簡単なんですけども、
でも金次郎さんのように、
まず自分の在り方を見つめ直すということで、
見える世界が変わってくるということなのかもしれませんよね。
教訓の3番目としては、
失敗は最高の学びのチャンスであるということですよね。
金次郎さんにとって、桜町の大失敗というものは、
金次郎さんの人生で最も重要な気づきを得るための
チャンスになったということなんですよね。
つまり失敗は終わりじゃなかったと。
ということで、今日は二宮金次郎さんの意外な失敗談と、
そしてそこからの再生の物語というものをお送りしました。
もし今何かに歪まりを感じているような方がいたとすれば、
今日の金次郎さんのお話を少しだけ思い出してみてください。
きっと何かのヒントになるんじゃないでしょうか。
ということで、今日のお話はここで終わりたいと思います。
今日のような二宮金次郎さんのお話、
あのエピソードって何ですか?みたいなことがあればどうぞ遠慮なく聞いてください。
コメント欄、あるいはフォーム、どちらでも構いませんから、
何でもお答えします。どうぞよろしくお願いいたします。
というわけで、連常院副住職の幸文でした。
ではでは、またね。
12:18
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