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▼第1回:二宮金次郎ってどんな人? https://stand.fm/episodes/680ba721e8e6202852366a2b
▼第2回:あなたの財布と未来が変わる?
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▼第3回:勤労って、本当はどういう意味?
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▼第4回:心に響く二宮金次郎の教え「至誠」ってなんだろう?
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「金曜日の金次郎」第5回目!🎉 今回は、二宮金次郎が数々のピンチを乗り越え、多くの村を立て直した具体的な手法に迫ります。 特に有名な「桜町仕法」を取り上げ、絶望的な状況だった桜町(現在の栃木県真岡市あたり)を、どのようにして見事に復興させたのか、そのステップを詳しく解説します。
徹底したリサーチとデータ分析から始まり、住民一人ひとりと心を開いてコミュニケーションをとり、無理のない再建計画を立て、そして自助努力の精神を育む… まるで現代のプロジェクトXのような金次郎の再建術は、現代の私たちの仕事や生活、地域活性化にも通じるヒントが満載です!
「課題解決はまず知ることから」「人の心を動かすのは誠実さと共感」「大きな目標も小さな一歩の積み重ね(積小為大)」など、金次郎の知恵と行動力から多くを学べるはず。
次回は、金次郎が作った驚きの金融システム「五常講」についてお話しします。江戸時代のクラウドファンディングともいえるその仕組みとは?お楽しみに!
今回も、お聞きいただきありがとうございました。ぜひ番組のフォロー、いいねで応援お願いします!感想やリクエストもお待ちしています。
#金曜日の金次郎
#二宮金次郎
#報徳思想
#桜町仕法
#偉人
#歴史
#自己啓発
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#栃木県
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#お寺
#standfm
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サマリー
このエピソードでは、二宮金次郎が桜町の再建においてどのような手法を用い、どのように心を育てたのかを学びます。具体的には、リサーチやコミュニケーション、文道に基づいた再建計画を通して、村人たちのやる気を引き出し、復興を成し遂げた過程が語られています。また、桜町司法の考え方からは、課題解決のための心の育て方やコミュニケーションの重要性が学べます。金次郎のアプローチは、地域活性化や個人の問題解決にも応用できる勇気を与えるものです。
金次郎の素晴らしさ
どうも、コウブンです。
栃木県の片田川にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
今日は金曜日ですので、金曜日の金次郎をお送りしたいと思います。
この金曜日の金次郎というのは、二宮金次郎さんのことをお伝えするコーナーです。
二宮金次郎さんというのは、薪を背負って本を読んでいるイメージが多いのかなと思うのですが、実はすごい人なんです。
そのすごさというのは、おそらくあまり伝わっていないのかなと私は思っているのですが、
なので、少しでも金次郎さんのすごさを伝えて、そして金次郎さんという人物からいろんな学びを受けてもらおうという、そういうような回です。
ちなみに、二宮金次郎さんのお墓、私のお寺蓮城院にございます。
いつかこの放送を聞いて、毎日がうれしいななんていうような、ちょっとした企みを持ちつつ放送をしているというわけでございます。
というわけで、今回で第5回目の放送となりました。
いつも聞いてくださってありがとうございます。
前回までというのは、金次郎さんの教えの中心である法徳思想というものについてのお話でした。
その法徳思想の大切な四つの柱、文道、水上、勤労、そして師生について、一つ一つお話をさせていただいたということなんです。
金次郎さんの言葉、一つ一つに、現代を生きる私たちにも通じる深い学び、あとは知恵というものがあって、多くの発見とかもあったのかなというふうに思います。
そして今回からは、金次郎さんが実際にどのようにして、たくさんのピンチを乗り越えて、そして大変な状況にあった村、たくさんの村を建て直していったのか、
その具体的なスゴ技をこのところに焦点を当てていきたいというふうに思っております。
まさに金次郎流のプロジェクトXみたいな、私も大好きな番組なんですけど、プロジェクトX。
つい見ちゃいますよね。そんなイメージでお届けできたらなというふうに思っております。
桜町の再建手法
さて、今日のテーマはですね、ピンチをチャンスに、金次郎流再建術、桜町司法の秘密といったテーマでお送りしたいと思います。
金次郎さんといえば、多くの村を復興させたことで有名なんですよ、実はね。
その中でも特に有名なのが、この桜町での大仕事というところなんですよね。
まず金次郎さんがこの桜町の建て直しを任された時に、一体どんな状況だったのか。
これがもうね、本当に絶望的だったらしいんですよね。
桜町というのは、今の栃木県にある毛河市辺りですね。つまり私の住んでいる地域ですね。
私の住んでいる地域辺りです。その栃木県の毛河市辺りにあった小田原藩の領地の一部ということなんですよね。
小田原藩ですから、今の神奈川県小田原市ですね。そこを中心とした藩があって、その藩の土地の一部が栃木県にあったんです。
当時は霜月の国といったんですよね。そこにありましたということです。
当時小田原藩の土地は、あれ放題だったということなんです。
そこに住む農民たちというのは、もう何だかやる気がなかったらしいんですよね。
だらだらと過ごしていたのかな。やる気がなかったというような書き方で、いろんな書物に記録が残っているみたいなんですけれども、
とにかくやる気をなくしてしまって真面目に働くなってしまったそうなんですよね。
当然、お米の収穫も激減して、そして藩に収める年組というのもかなり少なかったそうなんです。
まさに村全体というものは貧困のどん底にあえていたという、そんな危機的な状況だったと言われております。
皆さんが、もしこんな状況の立て直しを任されたとしたら、一体どこから手をつけていいのかというところ、途方にくれてしまいますよね。
でも金次郎さんは違ったんです。ここからが金次郎さんの本領発揮というところですよね。
彼が桜町で用いた具体的な手法、これを桜町手法というふうに呼ぶんですけれども、
これが本当に見事で、現代の私たちにも通じるヒントというものでしょうかね。
それがたくさんあるんです。今日はそのステップを一緒に見ていきたいと思っております。
まずステップ1ですね。徹底したリサーチ、あとはデータ分析、つまりまず知ることからというところなんですよね。
これがステップ1がまず知ることから。金次郎さんは桜町に赴任すると、まず何よりも先にその土地の状況、
そして人口、田畑の状態、村の財政状況、ありとあらゆるデータを徹底的に調べたんですよね。
どこに問題の根っこがあって、そして何が村の活力を奪っているのか、そしてどこに改善の突破口があるのか、
それを感情論ではなくて客観的なデータというものに基づいて冷静に把握しようとしたというところなんですよね。
これは現在のビジネス界で言われているデューデリジェンス、現状分析そのものなんですよね。
そしてステップ2、心を開くコミュニケーション、住民のやる気に火をつけるなんですよね。
金次郎さんは一方的にこうしなさい、みたいな指示を出すようなことはしなかったそうなんです。
むしろ村人一人一人の元に足を運んで、そして彼らの悩みを聞いて、そして心の奥底にある小さな希望の声にじっくりと耳を傾けたそうなんです。
なんで住民が、彼らが働く気力を失ってしまったのか、そして根本的な原因に寄り添って理解をしようというふうに努めたんですよね。
ここで生きてくるのが前回お話しした姿勢の心、真心を持って接する、そういう姿勢だったのではないでしょうか。
そうして初めてこの人なら私たちの本音を話しても大丈夫かもしれない、この人ならきっとなんかしてくれる、そんな信頼関係が生まれてきたというわけなんですよね。
そしてステップ3、無理なく着実に文道に基づいた再建計画なんですね。
金次郎さんのすごいところというのは、すぐに大きな成果は求めなかった。
それぞれの農家の、住民の農家さんの体力や状況、つまり文道をしっかりと見極めて、そして決して無理事することなく実現可能な範囲での具体的な再建計画を立てていったということなんですよね。
そうなってくると、これなら自分たちでもできるかもしれない、少しずつでも前に進めるんだという感じで、住民たち、村人たちが希望を持てるような目標設定が重要だったというところなんですよね。
そしてステップ4、自助努力のエンジンをかける水上の精神で未来を開く。
金次郎さんはもちろん資金的な援助というものを行ったんですけども、それはあくまでも村人たちの自立を促すため、いわば起爆剤みたいなものだったんですよね。
大切なのは自分たちの力でこの村を良くしていこうという当事者意識、つまり自助努力の精神を村人たち自身が持つこと、金次郎さんはそのための環境づくり、雰囲気づくりというものに心を砕いたということなんですよね。
そしてそこに出てくるのが、積小依頼という考え方なんですよね。積小依頼という言葉、これ実は金次郎さんが語った言葉の中でも有名な言葉の一つなんですけども、
どういうことかというと、毎日の小さな努力とか工夫の積み重ねというものがやがて大きな力となるということなんですけども、
この村の復興の場合で言うんであれば、その小さな努力とか工夫の積み重ねというものがやがては村の復興という大きな成果につながってくるんだということをね、
身をもって示して励まし続けたということなんですよね。
再建の成果
もし余裕が生まれたら、それをですね、自分たちのためだけではなくて村全体のため、そして自分たちの未来のために役立てていくという、そういう大きなビジョンを共有したということなんですよね。
こうして進められた桜町司法、その成果はどうだったかというとね、これがまた本当に劇的だったということなんですよね。
あれほど荒れ果てていた桜町というものが金次郎さんの指導の下、村人たちの努力によって見事に木を吹き返したということなんですよね。
記録によると1831年には1年間で426票ものお米をおそまえることができたというふうに言われています。
これは金次郎さんが最初に赴任した年の約2倍の量だそうです。そこまで回復したらしいんですよね。すごいですよね。
そしてこの金次郎さんの桜町司法の考え方というものは、実は現代を生きる私たちの仕事とか生活にも大いに応用できるというところなんですよね。
例えばプロジェクトマネジメントの極意として、どんな仕事もまずは現状をしっかり分析をして、そして課題を特定するわけです。
そして関係する人たちとのコミュニケーション、しっかりコミュニケーションをとってみんなが納得できる目標と計画を立てる。
あとはみんなのモチベーションを保ちながら着実に実行して、最後は成果を分かち合うというところ。これはまさにプロジェクト成功の王道というふうに見えるんじゃないかなと思うんです。
あるいは地域活性化のヒントとしても、この桜町司法の考え方は応用できるのかなと思います。大切なのはそこに住む人たちが主役になるというところですよね。
上から何かを押し付けるんじゃなくて、その地域の人たちの内発的なやる気をどういうふうにしたら引き出せるかというところ。リーダーの役割は教え導くというよりか、むしろ人々がそれぞれ持っている力に気づかせる。そういう存在なのかもしれないですよね。
そしてもっと身近なところで言えば、個人の問題の解決スキルとしても役立つというふうに考えられますね。
自分が抱えている問題をまずは客観的に見つめ直してみるというところ。そしていきなり大きな解決を目指すんじゃなくて、今できる小さな一歩から始めてみる。
そういったものを借りながら諦めずにコツコツと取り組んでいく。金次郎さんのやり方というものは勇気を与えてくれるようなものだと思いますよね。
というわけで、今日は桜町司法をテーマにお話をさせていただきました。いかがだったでしょうか。金次郎さんの具体的な仕事ぶりを通じて、その知恵と行動力、そういったものの一端に触れることができたんじゃないかなと思っております。
課題解決のポイント
今日の学びのポイントをまとめてみます。1つ目は、課題解決はまず知ることから始まる。思い込みや憶測ではなくて、事実に基づいて現状をしっかりと把握すること。これがすべてのスタート地点なんですよね。
2つ目は、人の心を動かすのは誠実さと共感。一方的な指示とか命令ではなくて、相手の立場に立って心に寄り添って考えること。これが本当の意味での信頼関係を築く鍵となるということなんですよね。
そして3つ目は、大きな目標も小さな一歩の積み重ね。金次郎さんの言葉で言えば、積小依頼の精神ということですね。諦めずにコツコツと誠実に努力を続ければ必ず道は開けると信じることなんですよね。
これが困難を乗り越える力になるということなんではないでしょうか。
さて、次回は金次郎さんが作った驚きの金融システム5条項についてお話をしたいと思っております。
枝次第のクラウドファンディングみたいなものを言えるんじゃないかなと思います。
そのユニークな仕組みというのは一体どういうものだったのかというところをお話をしていきたいと思います。どうぞお楽しみにしてください。
今日のお話、少しでもAとかなるほどというのを思っていただけたのであれば、ぜひこの番組のフォローとか、あとはいいねというもので応援していただければとても嬉しいです。
また、今日のお話の感想、金次郎さんに関する素朴な疑問、今後こんなテーマで話してほしいといったリクエストなどありましたらどうぞお気軽にコメント欄とか、
あとはお悩み相談リクエストボックスというフォームがございますのでそちらからメッセージでお寄せいただければ私の方でお答えいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
それではまた来週の金曜日、金曜日の金次郎でお会いいたしましょう。
蓮城院副住職の黄文でした。ではではまたね。
18:57
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