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今回は「正論だけでは人の心は動かない」というテーマでお届けします 。
正しいことを言っているはずなのに、なぜか相手に伝わらない…。そんな経験はありませんか?
スーパーエリートと言われた二宮金次郎でさえ、かつては正論を振りかざして大失敗しました 。彼が失敗から学び、多くの村の復興を成し遂げた秘訣は「寄り添う心」にありました 。
自身の体験談も交えながら、より良い人間関係を築くためのコミュニケーションのヒントをお話しします 。
【ハッシュタグ】
#金曜日の金次郎
#二宮金次郎
#正論
#コミュニケーション
#人間関係
#伝え方
#寄り添う
#お寺
#蓮城院
#standfm
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正しいことを言っているはずなのに、なぜか相手に伝わらない…。そんな経験はありませんか?
スーパーエリートと言われた二宮金次郎でさえ、かつては正論を振りかざして大失敗しました 。彼が失敗から学び、多くの村の復興を成し遂げた秘訣は「寄り添う心」にありました 。
自身の体験談も交えながら、より良い人間関係を築くためのコミュニケーションのヒントをお話しします 。
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サマリー
このエピソードでは、二宮金次郎の哲学を通じて、正しい意見だけでは人を動かすことができないというテーマが掘り下げられています。また、金次郎が直面した課題とその解決方法についてのエピソードが紹介され、コミュニケーションの重要性が強調されています。
金次郎の紹介
どうも、コウブンです。
栃木県の片田舎にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
今日は土曜日ですが、金曜日の金次郎をお送りしたいと思います。
金曜日の金次郎ファンの皆さん、すみません。
昨日はサボってしまいました。
というわけで、今日お送りさせていただきます。
この金曜日の金次郎というのは、
二宮金次郎さんのことを皆さんに分かりやすくお伝えするコーナーです。
なぜそんなことをしているのかと言いますと、
私のお寺蓮城院には、二宮金次郎さんのお墓があります。
ということで、このコーナーを通じて皆さんに、
二宮金次郎さんのことを知ってもらい、そして親しんでもらって、
いつか二宮金次郎さんのお墓参りでも行ってみようかしらなんて、
思った際には私のお寺に来てもらいたいという、
そういった目論みでこのような活動をしているというわけでございます。
正論とコミュニケーション
というわけで、今日の金曜日の金次郎は、
正論だけで人の心は動かないよね、ということでお送りしたいと思います。
正論だけじゃ人の心って動かないですよね。
いくらあの人の言っていることが正しいなと思ったとしても、
何か言い方気に入らない、ということってありますよね。
私もちょっと最近そんなような経験がありました。
どういうことかと言いますと、家の洗い物です。
それぞれの家庭で、家庭内での役割っていろいろあると思うんですが、
たまたま私の場合、その日は洗い物をするような役じゃなかった、役割じゃなかったということなんですが、
シンクの中に食器がいくつかあった、コップですね、マンクカップがいくつか置いてあって、
妻が飲んだやつなんですよね。
私もたまたまコップを洗いたいなということで、シンクに行ったら妻のが置いてあったということで、
気を利かせて一緒に洗ったんです。
だから後で妻からありがとうって言われるのかななんていうことをうっすら期待しながら、
あんまり期待はしなかったんですよ、何も言われなかったらそれはそれでいいと思ってたんですけども、
もしかしたら言われるかななんて若干思ったんですが、後から怒られてしまいました。
何があったかというと、要は簡単に言うと汚れが落ちていなかったと、
ちゃんと洗った際には汚れが落ちているからしっかり見ろと怒られたんですよね。
確かにおっしゃる通りなんです。正論ですよ。
汚れを洗って汚れが落ちたかどうかチェックする。当たり前っちゃ当たり前です。
ただ私も言い訳ですけど、そんなにこぶりつくような汚れだと思ってなかったし、
パッと洗ってサッと流して終わりかななんて思ってました。
まだ確認はしてなかったんです。悪いのは私なんですけど、でも言い方。
そんな頭悶しに言わなくても、まず最初にありがとうと言ってほしいなと。
そういうふうに思っちゃったんですよね。
また同じような場面があったとしても、もう二度とやりませんよというふうに思っちゃったんですよね。
正論だから人の気持ちは動くとは限りないですよね。
そんなことを体験したんですが、二宮健二郎さんもそうなんですよね。
正論、金城三流のいろんな考え方、考え方というか哲学ですね。
そういったものを伝えたんですが、いまいち動かなかったんですね。
心を動かすことができなかった。そんなエピソードがあったんですね。
金城さんといえば、いわばスーパーエリートみたいな方です。
だって全国の小学校の銅像が設置されて、金城さんの子供の頃ですけど。
薪を背負って本を読んで、まさに近辺の代表みたいな形で設置されてたりとか、
あとは約600もの村を復興させたりとか、一円札の肖像画になったりとか。
そこだけ聞いたらスーパーエリートですよ。そんな人いません。そうそういません。
それぐらいすごい人なんですけど、そんな金城さんでもなかなかうまくいかなかったということがあったんです。
そのエピソードをちょっとお話をしますと、二宮健二郎さん。
私の住んでいる栃木県のもうかし、昔は桜町と言いましたが、そこに来て、
まず最初に行ったのは徹底的にリサーチをしたんですね。現状を確認をするということで、
村の様子であったりとか、自然の状態であったりとか、とにかくいろんな調査をしたと。
復興計画を立てたんですね。こういうふうにやっていきましょうと。
それを元からその土地を収めていたというか、扱っていた役人さん。
要は同僚ですよ。金城さんの同僚であったり。
あとはそこに住む農民の方々。こうするんだと。
私がこういう計画をしたんだから、これを持ってこれから復興していこうと言ったんです。
ところが、なんだこいついきなり。何言ってんだと。
確かに今大変だけど、いきなりシャシャリで出てきてなんか気に入らないぞと。
変になっちゃったんですよね。
なのでその農民の方とか役人の方から反発を受けて、結局計画が全然進まなかったということがあったんです。
あまりにも進まないから、金城さんはもう一回やめますと言って辞職したそうです。
でもまだ金城さんは何も成し遂げたかったから、お前まだそれは早いよと。
もうちょっと頑張れと言われて、結局辞職はできなかったんです。
そこで金城さんはちょっと困っちゃいました。
だって自分はすごい完璧な計画を立てて、これを持ってやれば絶対に成功するはずなのに、
俺は絶対正しいはずなのに、なんでこいつら反発するんだと。
あまりにも反発するから、もう知らんということで辞めようと思っても辞められないと。
どうしたらいいんだとなっちゃったんです、金城さん。
そこでちょっとここはアプローチを変えてみようということで、成田山新庄寺というお寺で修行に入ったそうです。
信頼関係の重要性
成田山新庄寺って皆さん知ってますか。
関東地区に住んでる人だったらCMを見たことあるんじゃないかなと思うんですよ。
だいたい年末になると流れるんですよ、関東地区だとCMが。
初詣は成田山新庄寺へと言ってね。
お寺なんですけど、凄まじいですよ。
一応ね、成田山新庄寺お参りするといいと思います。
あまりのスケールのデカさにびっくりします。
とにかく成田山新庄寺で金城さん3週間ほど約21日間の修行を行ったというような記録が残っております。
そこでいろんな修行をしたんでしょう。
詳しくはあまり説明すると長くなっちゃいますので省きますが、
とにかくその修行の中で気が付いたことは、自分が傲慢だったということ。
もうちょっと寄り添ったやり方というのは足りなかった。
配慮が足りなかったということですね。
そういった自分のおごりというものに気が付いたんですよね、金城さん。
その修行をして新たな気づきを得て、それでまた朝倉町に戻って、
新たなやり方というかコミュニケーションの取り方ですね、そういったものを書いたんです。
その後に金城さんの勧めていた村の復興計画というのがうまくいったよというお話なんですね。
そんな伝説があるんですけれども、このお話からやっぱり学べることは何かというと、
やっぱりね、正論だけでは人は動かないんだよということですよね。
やっぱりその人の気持ちというところに寄り添って、
例えばその人のテリトリーみたいなところを告げつけると土足で上がってくるような、
そういったことをしたらダメですよね。
どういうことかというと、例えば会社、会社で社長が新しい社長が変わりますとなったとします。
新しい社長というのは別の会社でとっても自主的があります。
社長がやってきて開講一番、俺流のやり方でやります。
みなさんついてきてください、と言ったらどうします?
なんであいつ気に入らないってなりません?
なんで偉そうにと、今まで俺たちはこういうやり方をやってたんだ。
なんでそんなことを、なんでぽっとりに言うことをキャラクターになるんだ。
そういうふうになりますよね。
まさに金城さんがやったことはそういうことだったんですね。
やるべきことはやっぱり、また社長の例えで言うんであれば、
今まで会社のために尽くしてきた人たちに、まずはやっぱり値切らいというものが必要ですよね。
またどういうやり方だったのかということに対して、きちんと耳を傾けて寄り添う姿勢というのが大事なんだと思います。
だから社長がね、開講一番いきなり俺のやり方ついてこいって言うんじゃなくて、まずはみなさんの意見を聞かせてくださいね。
私はこういう考えを持っています。みなさんはどう思っていますか?
私はこういう理想を持っています。みなさんは将来どんな会社にしたいですか?
そういった意見を交わしながら、現状の問題点であったりとか、みなさんの悩みであったりとか、
みなさんの良いところ、悪いところ、そういったものをしっかり見極めるという、そういう姿勢。
もちろん言葉だけじゃなくて、実際に一緒に食事をしたりとか、目と目を合わせて話をしたりとか、そういった工夫をすることによってだんだんと信頼関係が築けて、
そしてこの人だったら会社の舵取りを任せてもいいんじゃないかな、なんていうふうになってきますよね。そういうものだと思います。
少なくとも私だったらそんなふうに思っちゃいますよね。金次郎さんもおそらくそういった似たようなことをやったんだと思います。
より農民の方、あるいは役人の方とコミュニケーションを密にとって、現状の問題点であったりとか、そういったものを聞いたりとか、あとはもうたわいもない話ですよね。
近況を聞いたりとか、そういったことで信頼関係を築き、やがては金次郎さんの考えというものに理解を示してもらった。
そして初めて金次郎さんの計画というのが成就したというわけなんですよね。
というわけで、今日のお話では、正論だけでは人の心は動かないというお話でした。
皆さんも人に何かものを伝えるというときは、まずは寄り添うということを念頭に入れていただければ、きっとより良いコミュニケーション、また人間関係を築けるんじゃないかなというふうに思います。
というわけで、今日のお話はここで終わりたいと思います。本日のお話を聞いていいねと思った方はどうぞいいねボタンよろしくお願い致します。
というわけで、蓮城院副住職の幸文でした。ではまたね。
13:56
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