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2026-01-23 09:30

#346 金次郎、実は論破王?

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「二宮金次郎」といえば、薪を背負って読書する、完璧な聖人君子……そんなイメージを持っていませんか?

実は彼、圧倒的な事実と数字で無能な権力者を黙らせる、江戸時代最強の**「論破王」だったんです!しかし、正論を武器に戦い続けた金次郎さんは、ある時大きな壁にぶち当たります。あまりに正論を言いすぎて周囲に嫌われ、プロジェクトを邪魔され、ついには100キロ先まで逃亡**してしまったという、嘘のような本当のお話……。

金次郎さんが挫折の末に辿り着いた、人を動かすために本当に大切なこととは何だったのでしょうか?蓮城院の副住職・コウブンが、金次郎さんの人間臭くて魅力的な「やらかしエピソード」を紐解きます。

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サマリー

二宮金次郎は江戸時代の論破王として知られています。彼の現場主義や強烈な正論は村の人々を救いましたが、その一方で批判を受け、嫌われることもありました。そして、逃避行を経験しています。このエピソードでは、彼の成功と失敗を通じて、より人間らしい側面が紹介されています。

二宮金次郎の人物像
どうも、コウブンです。
栃木県の片田川にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
今日は金曜日ですので、金曜日の金次郎をお送りしたいと思います。
この金曜日の金次郎というのは、二宮金次郎さんのことを皆さんにわかりやすくお伝えするというものでございます。
なんでそんなことをしているのかと言いますと、私のお寺、蓮城院には二宮金次郎さんのお墓があるんです。
なので、この二宮金次郎さんのことを、この放送を通じて少しでも皆さんに知ってもらっていいですか。
お墓参りに来てもらいたいなということで、このようなことをしているというわけでございます。
では早速、今日の金曜日の金次郎のテーマは、実は論破王だった二宮金次郎というテーマでお送りしたいと思います。
二宮金次郎さんといえば、堂々の姿、薪を背負って本を読んでいる。
非常に勤勉、そんなイメージがあるのかなと思うんですが、実は江戸時代の最強の論破王だったということなんですよね。
今のネットで見るような、相手を言いまかして終わり、というような論破ではないですよ、もちろん。
論破王という表現、ちょっと強い言葉ですけども。
金次郎さんは圧倒的な現場の事実と数字というもので、無能な権力者というものをたまらせたというところを、
そして村の困った人たちを救い続けたというところで、あえて論破王とわかりやすく言葉を使わせていただきました。
ただ、実はその論破王だった金次郎さん、論破の限界に一回ぶち当たることがあるんですよ。
全てを投げ出して逃亡した、という事件も起こしたんですね。
そういった挫折のことも含めてお話をしていきたいというふうに思います。
二宮金次郎さんという方はどういう人だったかというと、徹底した現場主義だったんですよね。
なので、当時の役人さん、お侍さんたちというのは、いわばエリートなんですよ。
村の経済状況、そういったものが良くないからといって、会議ばっかりやってたんですね。
会議ばっかりやって、机上の空論ばっかりで何も行動を起こさない、自らの手を動かさない、
そういう役人さんに対して、あんたたちは欠かした、形だけで中身がないというふうに伝えられてるんですね。
ちょっと論パート少しずれてるかもしれませんけども、強烈に批判したんですよね。正論を噛ました。
きっと偶の音も出なかったと思います。お侍さんたちはね。それぐらい強烈に批判をした。
で、金城さんはというと、機上の空論じゃなくて、実際に現場に赴いて、
本当に困っている人たちの声を聞いて、どうすれば良くなるのか、一緒に考えたというわけなんですよね。
これをもう少し現代の話に置き換えるとわかりやすいのかなと思います。
お寺の話で言ったら、お坊さんがお経の勉強を一生懸命した。難しい経典の勉強をして、そしてそれをお説法する。
それにばっかり夢中になってて、お寺の境内、庭は草だらけ、植えている木は枝が飲み放題。
お寺の中はゴミだらけ。それはどうなの?って思いますよね。
そのようなお坊さんがいたら、きっと二宮金城さんはこんなこと言うんじゃないかなと思うんです。
お坊さんといえば、修行してますよね。修行というのは行を細めると、行を細めると書きますけども、
このお寺を見てどの辺りが行を細めたんでしょうか?説明してもらっていいですか?みたいな、そんなことを言うんじゃないでしょうか。
おそらくそれを言われたら、お坊さんは仮に私だとしたら何も言えないです。
掃除もしないで仏教の勉強ばっかりして偉そうに語っている。
本当の意味での安らかなものを提供できるようなお坊さんとは言えないですよね。
そんなふうなことを二宮金城さんという方は、いろんな人にたくさんしたらしいです。
とにかく独絶だった。強烈な正論ばっかり、論破ばっかりしていたことがあったんですよ。
そしたらですよ、二宮金城さん、実は正論言い過ぎて論破し過ぎて、嫌われちゃったんですね。
失敗から学んだこと
そして金城さんが抱えていたプロジェクト、村を復興するプロジェクト、ことごとく邪魔されちゃうんです。
そうですよね。言葉で言いまかされちゃうので、とにかく嫌がらせして追い出そうとされちゃったんです。
その結果、金城さんも嫌になっちゃって、あまりにも嫌がらせが多いから、その肝心の現場を捨てて、
栃木県の桜町というところ、今の毛河市ですね。
毛河市というところから千葉県の成田空港のある成田ですね。
成田空港のあるところに成田山、新庄寺という有名なお寺があるんですが、そこまで逃げたというふうに言われております。
約100キロあります。100キロの逃避行者というふうに伝えられてるんですね。
そして、大体3週間ぐらいの断食修行をして、そして帰ってきたと。反省して帰ってきたということらしいですね。
その後は、やっぱり正論だけじゃ人は動かないよねっていうことに気づいた金城さんは、
みんなと仲良くやるような思いやりというもの、姿勢の心というものを、とても大事にしたというふうに伝えられております。
そのような形で金城さんは、すごく真面目すぎて、正論を言いすぎて、論破しすぎて、嫌われてしまったといった、結構人間味のあふれるところがあるんですよ。
薪を背負って本を読んでいるという、勤勉のそういった、どこか完璧な人間、成人みたいな、そんな印象はあるんですけど、
そういったやらかしもしていると、ちょっと傲慢なところもあったというような、そういった方が二宮金城さんでした。
こうやって聞くと、ちょっと親しみ湧きますよね。
やっぱり立派な人だと言われてる人だって失敗もしてるし、ちょっと癖があるんだななんて。
そう思ったら、なんだか親しみ湧きますよね。
私はこのエピソードすごく大好きなんですよ。
相手を言いまかしすぎて嫌われて、そして自分は逃げるという。
実に人間臭いですね。
そういった可愛げのある二宮金城さんのことを紹介するエピソードでした。
ということで、今日はこの辺で終わりたいと思います。
今日のようなお話、また聞きたいと思った方は、ぜひともリクエスト、コメント欄やフォームの方からよろしくお願いいたします。
また人生相談、あるいはお悩み相談あれば、そちらの方もどうぞご検討ください。
というわけで、連常院副住職の幸文でした。
ではまたね。
09:30

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