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【今回の放送内容】
本日は「金曜日の金次郎」
今回のテーマは「二宮金次郎の財政再建戦略に学ぶ」です 。
実は金次郎さん、20歳の若さで破産寸前の武家の家計を、わずか5年で立て直したスゴ腕コンサルタントでもあったんです 。
高給取りなのに借金まみれだった名門武家をどうやって救ったのか?
その具体的な手法は、現代の私たちの家計やビジネスにも応用できるヒントが満載です 。
✅ 節約だけではダメ!金次郎が見抜いた問題の本質とは?
✅ 支出を減らし、収入を増やすための具体的なアクション
✅ 現代にも通じる、心の再建にもつながる3つの教え
家計管理に悩んでいる方、経営のヒントが欲しい方は必聴です。
(なぜお坊さんが金次郎の話を? その理由は放送で! )
#二宮金次郎
#二宮尊徳
#家計管理
#財政再建
#節約術
#お金の管理
#ビジネス
#経営
#自己啓発
#歴史
#学び
#お坊さん
#蓮城院
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https://stand.fm/channels/5f5a393ff04555115dcb4f8e
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本日は「金曜日の金次郎」
今回のテーマは「二宮金次郎の財政再建戦略に学ぶ」です 。
実は金次郎さん、20歳の若さで破産寸前の武家の家計を、わずか5年で立て直したスゴ腕コンサルタントでもあったんです 。
高給取りなのに借金まみれだった名門武家をどうやって救ったのか?
その具体的な手法は、現代の私たちの家計やビジネスにも応用できるヒントが満載です 。
✅ 節約だけではダメ!金次郎が見抜いた問題の本質とは?
✅ 支出を減らし、収入を増やすための具体的なアクション
✅ 現代にも通じる、心の再建にもつながる3つの教え
家計管理に悩んでいる方、経営のヒントが欲しい方は必聴です。
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#二宮金次郎
#二宮尊徳
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サマリー
今回のエピソードでは、二宮金次郎の家計立て直しの戦略について学ぶことができます。彼は、困難な状況から財政再建を成し遂げた方法を具体的なステップを通じて解説し、現代の家庭にも応用できる知恵を提供します。このエピソードでは、二宮金次郎が家計を立て直すための3つのステップについて述べられています。特に、数字を正確に見ること、仕組みを変えること、信頼を築くことの重要性が強調されています。
金次郎の背景と財政再建
どうも、コウブンです。
栃木県の片田舎にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
はい、今日は金曜日です。
金曜日ですので、金曜日の金次郎をお送りしたいと思います。
この金曜日の金次郎というコーナーは、
二宮金次郎さんのことを分かりやすくお伝えするというものです。
で、なんでそんなことをお坊さんがやっているのかと言いますと、
私のお寺、蓮城院には実は、二宮金次郎さんのお墓がある。
ということで、このようなお話をすることで、
いつかこの金次郎さんのことを興味を持った方が訪れてくれたら嬉しいなと、
お墓参りに来てくれたら嬉しいなということで、
こんな活動をしているというわけでございます。
さて、今日のテーマは、二宮金次郎の財政再建戦略に学ぶということでございます。
ものすごく固い、ものすごく固いテーマです。
でも、これは皆さんのご家庭でも十分応用可能な話なのかなと思うんですよね。
なぜなら、働いて収入を得て、それをどうやって運用するかという部分ですね。
いろんなやり方はあるんでしょうけども、
その一例として金次郎さんのやり方というものを参考にしていただければなと、
そういうふうに思うわけでございます。
ということで、早速お話をしていきたいんですけども、
金次郎さんが二十歳の時に成し遂げた服取家の財政再建というエピソードを取り上げたいと思います。
金次郎さんといえば、薪を背負って本を読む姿ということで知られておりますよね。
実は若くして破産寸前だった武家の家計を建て直したことがあるんです。
そういう天才の片鱗みたいなものを見せたことがあるんですよね。
そのやり方というのは、今の時代にも通じる、
家計や家計の建て直しの原則が詰まっているというふうに言われております。
当時の服取家というのは、小田原藩の中でも名門の家だったんですね。
いわゆる家楼ですね。
家計分析と無駄削減
でも見栄とか、あとは対面とか、そういったものを保つための資質がかさんで、
そして借金まみれだったというふうに言われているんですよね。
とっても見栄っ張りな人だったんですね、服取さんという方はね。
この方の収入、この方というか、この家ですね、服取家の収入というのは、
おおよそ1200極と言われているんですね。
1200極と言われてもよくわかりませんよね。なので調べました。
1の石と書いて1極ですね。
というのは、おおよそ小田原で言うと2.5氷。
1氷が約60キロですので、150キロくらい。
1極で150キロ。
ということは、1200極ということは、およそ3000氷ですね。
重さで言うと18万キロ。
お米18万キロ。とてつもない量ですよね。
なので、これぐらいの収入というのは、当時の日本のいわゆる武家、
お侍さんの収入としては、上位1割、2割ぐらいに入るぐらいの高収入だったそうです。
要するに金持ちだったんですね、服取さん。
にもかかわらず借金まみれだったということなんですね。
金城さんはたまたま服取さんの家の近くに住んでいたわけですけれども、
金城さんは実は小さい頃貧乏だったんです。
さまざまな理由があって、さまざまな不幸があって、
ご両親が早くなくして、借金まみれになってしまって、
自分とこの二宮家の田肌を全部打って、すっからかんの状態のどん底からのスタートだったんですね。
そこで頑張って金城さん、いろいろ頑張って、
二十歳の時には家を再建したんです。
建て直したんです。借金返済完了して、おまけにちょっと豊かになったと。
すごくないですか、普通に考えて。
二十歳ですよ、二十歳。二十歳で借金返済。
それだけでもすごいのに、そこそこの生活になるくらいまで回復した。
とんでもない才能なんですけど、その才能に目をつけた服取家。
ということで金城さんに依頼をしたんです。
この借金どうにかしてくれと。
金城さんが分かりましたということで、服取家の方でお世話になったということなんですね。
金城さん、服取家に入って一体何をしたのかということなんですけども、
まず最初に取り掛かったのは見立て、つまり現状分析ですね。
データ分析って言った方が分かりやすいですかね。
徹底的に調べたんです。リサーチですね、リサーチ。
過去10年以上の帳簿を徹底的に調べて、どこに無駄があるのか、
そしてどの支出が本当に必要なのか、一つ一つ洗い出したというふうに言われております。
そして家審とか、あとは使用人にも聞き取り調査を行って、
台所の薪の使い方、あとは食材の無駄遣いまで確認をしたと、徹底してますね。
その結果、金城さん、気づいちゃったんです。
問題は、契約の不足度ではなくて、仕組みが間違っている、システムが間違っているということですね。
つまり、節約しても焼け石に水だと、大したことないということですよね。
本質的な問題というのは、収入を増やすような仕組みがなくて、
そして対面のためだけに浪費をしていた、そういう制度にあったということなんですよね。
要は健全な運営状況じゃなかったということが分かったんです。
そこで金城さんは、思い切った方針に打ち出したということなんです。
今後5年間、必要最低限以外の出費は一切しない、というふうに決めちゃったんです。
こういう宣言をしたんですね。
この宣言のもと、服部家全体に契約、節約を徹底的にしたんです。
当主から主要人まで、みんな等しく11歳、死ぬ者一品、おかずが一品という組織で生活することを決めたんです。
まずは食から抑えたんですね。
やっぱり無駄遣いのトップというのは飲食ですから、そこを抑えましょうということですよね。
あとは賢美な衣服は禁止。
高いきらびやかな着物、派手な装飾、そういったものは一切禁止です。
贈答品や接待も中止です。
無駄な接待が多かったんですね、きっと。
そういったものもやめました。
節約と聞くと、なんだか暗いイメージがあるんですけれども、金次郎さんはそれを罰とするんじゃなくて、
共に立ち直る道として示したんですね。
だからこそ家中の人々は文句を言わずに、心を一つにして協力をしたと。
家中の人々は文句を言わずに心を一つにして協力をしたと言われております。
収入増加のための改革
そして次に行ったものは収入を増やす改革ですね。
資質を抑えて収入を増やす、今でもよく言われることです。
どういうことをやったかというと、有給地、使ってない土地ですね。
使ってない土地を開墾して、そして新しい作物を育てる、新規事業を始めるということですね。
あとは蔵や土地の再評価を行って、眠っていた資産を活用すると。
今まで放置していたものを何か使えるんじゃないかということを探ったということですね。
商人との信用関係を築いて、そして借金を定理で一本化する。
いろんなところで借りていたお金というものを一本化する。
そして商人の人と仲良くなって、なるべく金利を抑えた形で、契約と言ったらいいのかな、やり取りですね。
そういったものを行ったということですよね。
つまり、ただ節約するだけではなくて、お金が回る仕組みを作り直したということなんですよね。
この仕組みの改革が身を結んで、わずか5年で1000両の借金を完済したと言われております。
それどころか300両の余剰金を残すまでに改革したと言われております。
今、1000両の借金を完済したと私は言いましたけれども、1000両と言われてもよくわからないですよね。
金次郎の教え
なのでまた調べたんですが、当時江戸時代後期あたりの1両は、現代の価値にすると約10万円から30万円あたりだそうです。
ちょっと開きはあるんですけれども、これは当時の経済状況であったりとか、
豊作とか農作物の出来具合だったりとか、地域だったりとか、いろんな条件でお金の価値は変動したらしいんですが、
ともかく現代で言うと大体10万円から30万円程度ということで、1000両というのはどれくらいかというと1億から3億くらいということですね。
その借金をわずか5年で返したんですね。契約して、そして収入を上げて、すごいですよね。
さらに300両の余剰金。だいたいだから計算すると、3000万円から9000万円くらいの間の収入まで得ることができたと。
すごいですよね、本当に。それくらい金次郎さん、たった5年で金次郎さんの成果というのを発揮したということなんですよね。
しかも金次郎さん自身はその報酬を1000も受け取らなかったというふうに伝えられています。
人のために尽くすことが自らの報酬になるという、そういう精神こそが金次郎さんの行動の根本にあったというわけなんですよね。
すごくないですか。そんだけ大活躍して収入はもらっていない、収入じゃなくて報酬はもらっていない。
ちょっと余談になりますが、アップルの創業者スティーブ・ジョブスさんは自分の給料1ドルだったそうですね。
1セントだったかな、どっちかな。忘れちゃったんですけど、ともかく本能扱ったと。
お金のためにやってるんじゃないというようなポリシーだったそうですね。
もしかしたら金次郎さんもそのようなポリシーがあったのかもしれません。
お金のために財政再建、その仕事を受け取ったんじゃないと、人のために尽くすんだというようなそういった信念があったというふうに言えるのかなと思います。
そしてこの服部家の再建には、いくつもの普遍的な教えというものが込められているというふうに言えるのかなと思います。
家計立て直しのステップ
まず一つ目、数字を見る目を持つということ。
感情とかあとは根性とかそういったものではなくて、真実を見つめる勇気ですね。
きちんとデータをちゃんと見るということですね。
自分の借金だったらやっぱり数字にするのは怖いですよね。
私は幸いなことに借金はありませんが、おそらく借金をしている方、自分の借金、残り何万という数字を見るのはすごく嫌な気分になると思うんですね。
ただ、それは嫌だなと思ってもきちんと見つめなくちゃダメですよということですね。
そして二つ目、契約よりも仕組みを変えるということ。
節約一遍等じゃダメですよと。
資質を減らして収入を増やすですね。
それが大事だということですよね。
節約というのは要するに一時的ということですよね。
長くは続きません。苦しくなっちゃう。辛くなっちゃう。
だから仕組みの改革というのをするんです。
仕組みの改革というのは永続的である。長く続くものだよということですよね。
そして三つ目、信頼を築くということ。
お金だけではなくて信用というものを築いていく。
そういう経営が大事だよということですよね。
この考え方というのはやっぱり現代の経営とか家庭の運営というものにも通じる。
そのまま通じる考え方ということですよね。
金次郎さんの改革というものは単なる財政再建だけではなかったということなんです。
それは心の再建でもあったということですね。
人が誠実に働いて協力をして信頼を積み重ねるということで、
どんな苦しい状況でも再び立ち上がることができる。
どうか皆さんも自分の生活、あとは仕事の中で
二宮金次郎さんの知恵というものを思い出してみてくださいね。
それでは今日の放送はここで終わりたいと思います。
今日のお話を聞いていいねと思った方どうぞいいねボタンよろしくお願いいたします。
それとこんなお話を聞きたい。
二宮金次郎さんのあの話って何?
二宮金次郎さんの本って何を読んでるの?みたいな質問も受け付けております。
どうぞコメント欄あるいは概要欄の方にあるフォームの方から質問をよろしくお願いいたします。
というわけで連常院副住職の公文でした。
ではではまたね。
ではではまたね。
16:57
コメント
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