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今回のテーマは、心を縛る重荷から解放されるための禅語「放下着(ほうげじゃく)」についてです。
「お金や物への執着」「人間関係の悩み」「過去への後悔」「未来への不安」… 知らず知らずのうちに、私たちは様々な「とらわれ」を心に溜め込んでしまいます。
この放送では、「放下着」という言葉をヒントに、不要な荷物を下ろして、もっと軽やかに、自由に生きるための心のステップを3つご紹介します。 ①自分の心の状態に「気づき」 ②とらわれている自分を「受け入れ」 ③そして意識的に「手放す」
寝る前に聞けば、きっと心が少し軽くなるはず。ぜひお聴きください。
#仏教 #禅 #禅語 #マインドフルネス #ストレス解消 #悩み #執着 #手放す #心を軽くする #蓮城院
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「お金や物への執着」「人間関係の悩み」「過去への後悔」「未来への不安」… 知らず知らずのうちに、私たちは様々な「とらわれ」を心に溜め込んでしまいます。
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サマリー
禅の言葉「ほうげじゃく」は、心に付着した悪いものを手放し、心を軽くするためのヒントを提供します。このエピソードでは、心を縛りつける執着の種類や、手放すための具体的なステップについて解説されています。
ほうげじゃくの意味
どうも、コウブンです。
栃木県の片田舎にある蓮城院というお寺で副住職をしております。
はい、今日はですね、皆さんにぜひとも覚えていただきたい禅語のシリーズをお送りしたいと思います。
禅語。これはね、座禅の禅に言語の語と書いて禅語ですね。禅の言葉ということなんですけども、
この言葉の特徴としましては、その言葉自体に答えが書いてあるというよりかは、
そのヒントになるような、ちょっと方向性を指し示すような、そういったものが多いのが特徴ですね。
なので、こういった言葉をお守りのように大切にしていただいて、
いざ自分がちょっと大変な時、苦しい時、つらい時なんかに活用していただければなということで、
このようなお話をしているというわけでございます。
はい、というわけで、今日の禅の言葉、禅語はね、ほうげじゃくという言葉です。
聞いたことありますか?ほうげじゃく。あんまり言う目ではないかなと私は思っているんですけども。
どういう字を書くかと言いますと、ほうというのはね、ほうげじゃくのほう。これは放つという字です。
手放すみたいな、そういう字ですね。そしてげは下ろすという字ですね。げ。
そして着は、ほうげじゃくの着ですね。着はね、到着とかの着ですね。着くという字ですね。
つまり、くっついているものを手放す、放り投げるみたいな、そんな意味ですね。
くっついているもの、何でしょうか。これはね、やっぱりね、心にくっついた悪いもののことですね。
そういったものを放り投げましょうと。心を軽くしましょう。これがほうげじゃくの意味なんですよね。
心の重荷、心の荷物みたいにはね、そんな風に捉えてもらえればいいかなと思います。
まあ、重荷って何かというと、お金とか物への執着かもしれないし、あとは人間関係の悩みだったりとか、
あとは過去の後悔、あとは未来への不安というところかもしれませんね。
そういった様々な、私自身、人間がね、ついつい捉われがちなもの、いわゆる捉われの部分ですね。
そういったものを手放して、もっと軽やかに自由に生きるためのヒント。
これがね、ほうげじゃくという言葉から、何て言うかな、感じ取れるかなという部分でございます。
このほうげじゃく、ちょっとね、おさらいしますと、一言で言うと、もうその荷物を下ろしてしまいなさいと。
捉われのカテゴリー
そんな風な力強いメッセージなんですね。
単に手放そうというよりも、今すぐここに置いていけみたいな、そういった決断を促す、そういう言葉なんですよね。
今すぐ、明日じゃない、今すぐだということですね。
それはね、何を下ろすのかと言いますと、物理的なものではないですよ、さっきも言ったように。
むしろね、私たちの心を重くする目に見えないものということですよね。
それが本当に手放すべき荷物という風に言えるのかなと思うんです。
例えば、自分は正しい、自分はこれだけやってきた、そういったプライド、自負心、そういったものであったりとか、
あとは、私は悟りに近づいた、そういったね、精神的な達成感でさえも、それにしがみついた瞬間に、それは重りになるという風にね、善な世界では捉えております。
なので、私はこれを極めたんだ、みたいな、そういったおごり、そういったものも捨ててしまうということですね。
要するに、良いもの、そして悪いもの、それが心をガチガチに捉われてしまって、
そういったもので心がガチガチに捉われてしまったら、全て苦しみの原因になると、あるいは成長の阻害になると、
ということなんですよね。
私たちが抱える捉われというのは、いろんな種類があるんですけども、それを少しご紹介したいと思います。
あまりにたくさんあるので、ご紹介しきれませんので、代表的なものですね。
皆さんも、もしかしたら、これ自分にもあるなと感じるかもしれませんね。
まず一つ、カテゴリーで分けていくと、カテゴリーの1として、物や見た目などの捉われ。
物や見た目などの捉われ。もっとお金が欲しい。最新のものが欲しいという物欲とか、若さとか見た目ですね。
他にも、健康でなければならないという身体への執着。もっと若くいなくちゃならない。
白髪、シミ、そういったものをなくしたり、そういったものも生きすぎると執着になってしまいますね。
カテゴリー2として、人間関係での捉われ。人からどう見られているか。常に周りが気になる。他人からの評価が気になるという、そういった執着。
他にも、親子、パートナーに対するこうやって欲しい。そういった過度な期待、嫉妬みたいなもの。それも執着になってしまいますね。
あとはSNS。いいねという評価ですよね。あとは社会的な肩書きですね。自分の現在の肩書き。そういったものもあまりにも固執しすぎると苦しみになってしまうということですよね。
カテゴリーの3つ目。自分自身が生み出す捉われ。どういうことかというと、あの時こうすればよかったみたいな過去への懺悔みたいなものですね。後悔。懺悔じゃないですね。後悔ですね。過去への後悔。
そしてあとはもし失敗したらどうしようみたいな未来への不安。他にも男だから常識ではといった固定概念ですね。固定概念とか思い込みですね。
他にも自分はこういう人間だというふうに決めつけ。プライドとか。あれや劣等感かもしれませんね。これら一つ一つというものが私たちの心を縛ってしまって重くしてしまう。いわゆる荷物の正体というふうに言えるのかなというふうに思います。
手放すためのステップ
ではどうすればこの荷物を下ろせるのか。日常の生活でできる簡単な心のステップを3つ紹介したいと思います。
まずステップ1。まずは気づくということですね。イライラしたり、あとは不安になったりした時に、今自分はイライラしてるなとか、心がモヤモヤしてるなとか、
そういった何々に捉われているなみたいな自分の心の状態を客観的に観察するというのがまずは大事です。ちょっと第三者視点で見てみるということですね。
感情というものを外から眺めるようなイメージですね。これがステップ1です。ステップ2は受け入れるということ。捉われている自分というのをダメだというふうに攻める必要というのはないんですよね。
そりゃ不安になるよなとか、こういうことで俺はイライラしてるんだなとか、自分はこれを大事に思っていたんだなとか、そういった自分の気持ちを一旦丸ごと認めるということですね。
なぜその感情が生まれるのかというところを否定をするんじゃなくて、こういう理由で自分はこういう感情が生まれてるんだなというところを認めるということですね。
最後にそれを手放すということ。これがステップ3ですね。手放すということですね。意識的に手放すために具体的なアクションが必要かなと思います。
一番簡単なのは呼吸法ですね。息をゆっくり吸ってゆっくり吐く。いわゆる瞑想、マインドフルネスといわれるものですね。呼吸に意識を向ける。
一般的に簡単な手放す方法と言われております。
次に言葉の力を借りるということ。まあいいか、なるようになるか、そういった心の中で実際に言ってみるんですね。口に出してもいいと思います。
言葉が思考を作る。そういう考え方がありますけれども、自分のことを言い聞かせるように言葉を話すというのが大事なんですよね。
なので心の中で思ったり、あるいは自分で実際に喋ってみる。もういいか、まあいいか、なるようになるか、死にはしないとかね。
とにかく何でもいいんです。心を軽くするような言葉を自分自身にかけるということですね。
他にも散歩とか掃除とか、体を具体的に動かすということも、頭の中の様々な感情等から手放すことに有効かなと言われております。
このような3つのステップをぜひとも皆さん実践してみてください。
ほうげ尺というもの。大切なものをすべて捨てるというような教えではないんです。
心を縛りつけている不要な執着という荷物を下ろす。これがほうげ尺なんですよね。
もっと大切なものを受けるための心のスペースを作る。そういう風に言えるのかなと思います。
握りしめた拳を開かなければ新しいものは掴めない。そんなイメージですよね。
まず、今日一日の中で感じた小さなイライラ。そういったもので構いませんので、寝る前に長い息を吐きながら、その荷物を下ろすようなことを実践してみる。
そうすることで、きっと少しだけ心が軽くなるのを感じるのかなと思います。
というわけで、今日の話はここで終わりたいと思います。
今日のような禅の言葉、仏教の言葉、あるいは何でしょう。
あるいはって言っちゃったけど何も出てこなかったですね。
そういった仏教の言葉とか禅の言葉、そういったものを聞きたいという方、どうぞリクエストしていただければなと思います。
コメント欄、あるいは概要欄に貼ってあるフォームからよろしくお願いいたします。
他にも人生相談、お悩み相談など、そういったものでも大丈夫です。
どうぞよろしくお願いいたします。
では、蓮城院副住職の幸文でした。ではまたね。
13:59
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