1. コウブン和尚の寺子屋ラジオ
  2. #289 【金曜日の金次郎】やっ..
2025-08-29 14:45

#289 【金曜日の金次郎】やっぱりコツコツって大切。

▼お悩み相談・リクエストボックス
https://forms.gle/mmwtAribqPbMZCxj8

今回は、二宮金次郎の教え「積小為大(せきしょういだい)」をテーマにお届けします。

「コツコツ続けるのが大事なのは分かっているけど、それが一番難しい…」
そんな風に感じている方にこそ聴いてほしい放送です。

金次郎さんが精神的な支えとしたこの言葉の意味から、捨てられた苗を米一俵にまで増やした有名なエピソード、そして、私たちが日常で実践できる具体的なアクションプランまで、分かりやすくお話ししました。

放送の最後には、私自身が今日から始める「小さな一歩」も宣言しています。
この放送が、何かを始めたいあなたの背中をそっと押すきっかけになれば嬉しいです。

#金曜日の金次郎 #二宮金次郎 #積小為大 #コツコツ #習慣化 #目標達成 #自己肯定感 #スモールステップ #歴史 #学び #蓮城院 #お坊さん
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5f5a393ff04555115dcb4f8e

サマリー

金次郎の教えである「積小依頼」という言葉は、物事をコツコツと積み重ねることの重要性を示しています。彼の幼少期の苦労がこの考え方に深く根付いており、小さな成功体験が大きな成果に繋がることが実証されています。このエピソードでは、小さなステップを通じて目標達成を目指すことの重要性が語られています。具体的なアクションプランとして、日々のルーチンを見直し、習慣化を図る方法が提案されています。

金次郎の教え
どうも、コウブンです。
栃木県の片田川にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
今日は金曜日ですので、金曜日の金次郎をお送りしたいと思います。
この金曜日の金次郎というのは、私コウブンが二宮金次郎さんのことを皆さんに分かりやすくお伝えするというものでございます。
なんでお坊さんがそんなことをやっているのというと、私のお寺、私が副住職を務めるお寺、蓮城院は二宮金次郎さんのお墓があるんです。
栃木県の茂川市にあるんですけども、ここは実は昔江戸時代の二宮金次郎さんがいらっしゃった頃、二宮金次郎さんが活躍した場所なんですね。
なのでそういったご縁がありまして、私のお寺にはお墓があるということなんです。
この放送を通じて、皆さんに少しでも二宮金次郎さんのすごさ、金次郎さんってすごいな、金次郎さんって憧れる、
そんな風に思っていただいてあれば、ちょっと二宮金次郎さんのゆかりの地でも行ってみようかしらという流れで、私のお寺でお墓参りに来ていただけたら嬉しいなという、
そんな目の見の下、このような活動をしているというわけでございます。
というわけで、今日はどんなテーマでお話をするかといいますと、積小依頼、コツコツすることは大事だよね、そんなテーマでお送りしたいと思います。
この話、今日のお話はほぼ自分に言い聞かせるために今日のテーマを選んだと言っても過言ではありません。
やっぱりコツコツ物事を行って大事なのは分かっています。でもなかなかできないんですよね。
なので、自分を戒める意味でもコツコツって大事だよなということを皆さんに伝えることで、自分自身にも言い聞かせて、
もっと自分の活動、コツコツというものを軸に置いてそういうことを実行できるようにしていきたいというわけでございます。
これを聞いている皆さんもコツコツは大事だよという話、これどこからで聞いたことあると思います。
そうやって言う人、世の中多いですから。
でもですよ、なかなか難しいんです。何かしら言い訳をしてサポっちゃう。これは人間でございます。
だからこそ忘れないためにも心に刻んでいただきたいというわけでございます。
そのテーマの出てくる言葉、積小遺体についてなんですけど、この言葉っていうのはあまり皆さんご存じないんじゃないかなと思うんですね。
小さな成功体験
それほどよく使われる言葉ではないんですが、この言葉は二宮金次郎さんが精神的な支えにしていたような言葉です。
まずはこの積小遺体についてちょっとお伝えしたいなというふうに思います。
積小遺体の積、これは積むという字ですね。
わかりやすく言うとトラックの荷台の後ろの方に最大積載量何百キロって書いてありますよね。
あの字です。積み上げるとかそういう字ですね。
そこに小、積小遺体の小は小さいという字ですね。小学校の小ですね。
小さく積むというふうに読めますね。
そこに居はね、これ居はね、これ何だろう、溜め、溜めという字ですね。
伝えるの難しいな。
わかりやすいところで言うんで、わかりやすいというか皆さんがこれかって思うことって言うと、
スマホを今溜めと入力していただいてそれを変換してください。
そうすると出てくる漢字、それです。
めちゃくちゃ適当な説明ですね。
溜めという字ですね。そこに大、最後は大きいという字ですね。
これをつなげて読みますと、小さく積み上げるために大きくなるということですね。
小さく積み上げることが大きくなる。
つまりコツコツが大事ですよということなんですね。
ちょっと最後の訳し方は飛躍している気もしますが、要するにそういうことです。コツコツが大事。
これは金次郎さんの精神的な支えになっていた言葉です。
なぜかと言いますと、金次郎さん実は幼少期に大変な苦労をされたんですね。
どういうことかと言いますと、金次郎さんが住んでいた地域、幼少期に小さい頃住んでいた地域、実は洪水に見舞われたことがあったんですね。
現在の静岡県の小田原市辺りなんですけれども、そこで洪水に遭ってしまった金次郎さん。
二宮家で所有していた田畑というものを失ってしまうんですね。
そういったことがあって、金次郎さんのご両親に大変な苦労をなさいました。
それが立てた成果、早くも金次郎さんが若い頃にもう亡くなってしまうんですね、ご両親ともに。
そんなこともあって、そこからとても貧しい生活がスタートしたということなんです。
いろんな昔の時代ですから、学校というのはありません。
生活が貧しんであれば当然ながら働くしかない。働くしかないんですけれども、働きながらもいろんな勉強をしたんだよと。
それが有名な薪を背負って本を読んでいる姿が象徴するところなんですけれども、
そのような逆境にもかかわらず学び続けることができた。
その秘密が積小肥大の精神になったということなんです。
それを象徴するエピソードがあるんですね。
どういうことかと言いますと、金次郎さん、自宅の近く、周辺に田んぼがありました。
その田んぼのヘリあたりには捨てられていた苗があったんです。
田舎に行くとわかるんですが、田んぼの苗というものは、植えてみてぴったりというわけにはいかないんです。
ちょっと余ったり、ちょっと足りなかったりというのはあるんですね。
足りなかった場合は、その分植えるスペースを少し空ければ、要は隙間を作れば済む話なんですが、
余ってしまった場合は、これはもう苗を捨てるしかありません。
ということで、その余ってしまった苗が田んぼのヘリに捨てられていたというわけなんです。
それを見た金次郎さんは、これはもったいないということで、拾い上げて、
そして小さな川のほとりに、自分で作った小さな田んぼで育てたところを、秋にはお米ができたと。
だいたい1秒くらいのお米ができたんだと言いますね。
1秒というと、だいたい18キロくらいになるのかな、確か。
ごめんなさい、適当かもしれません。
要は結構な量ができたんです。拾った苗だけで。
それをもとに、次の年は全部食べずに半分ぐらいは残して、それをもとにまた田んぼを作ったと。
田んぼで苗を育てて、そしてまた収穫したら、
翌年には2票、その翌年には4票で、だんだん増えていってみたいな形で、
お米の収穫を増やすことができたんですね。
そのような経験から、どんな小さいことでも、おろそかにせずに続ければ、やがて大きなものになるという確信を得た。
そんなエピソードがあるんですよね。
これは単なる精神論だけではなくて、実現可能な小さな成功体験というものを積み重ねることの重要性。
そういったものを表しているエピソードなんですよね。
これを聞いている皆さんも、そんなのわかってますよ。
でもそれが難しいんだよね、というような思っていると思います。
小さなステップの重要性
私もその通り、それができないんです。
これは自分にも言い聞かせる意味でも、こうしたらいいんじゃないですかという提案をちゃんとAIに聞いて出してもらいました。
なのでそれをお伝えして今日は終わりたいと思います。
アクションプランということですね。
仕事で言えば、例えば何かプロジェクトを成功させたいのであれば、まずは徹底的な現状分析、つまり小さな情報の収集というものを大事にするということですよね。
どんな些細なことでも集める。
そこから大きなプロジェクトというのが始まるんだということですね。
要するに大きな成果を求めずに、実現可能なスモールステップで目標を目指すということなんですよね。
勉強で言ったら、例えば読書。
読書ってなかなか時間がかかるから、ついつい追っくんなって結局読まないということはありますよね、せっかく本を買ったとしても。
だから1日5分だけでもいい、読んでみる。
もうちょっと極端に言うんだったら、紙の本であれば開いてみる、それだけでもいい。
電子書籍であればアプリを立ち上げてみる、それだけでもいいと思います。
そのようなことをやってみる。
その小さなステップが次のステップへと繋がるということです。
そしてその小さな成功体験ができるのであれば、どんどん積み重ねてやがては読書を完了することができるというわけでございますね。
英語の勉強なんかもそうですよね。
いきなり話すことは難しいです。
だから最初は英単語を覚えるというところからスタートする。
そして英単語も1日何十本覚えるって難しいです。
だから1日1つ覚えるんだ、そのような心意気で始めてみるというのはいいんじゃないでしょうか。
きっと1個覚えたらもうちょっと余裕があるかな、常に1個覚えてるとかね、そんなこともできるかと思います。
その積み重ねこそがやがて英語の勉強になります。
要するに習慣化をするための土俵づくり、これが小さなステップということですよね。
その小さな成功体験が自己肯定感が育まれて、そして困難に立ち向かう土壌になっていくということなんですよね。
自己改善の取り組み
いかがだったでしょうか。私もこんな偉そうなこと言ってますけど全然できておりません。
なので、そうですね。
今日から少し何かを成し遂げるための目標を立てて、そしてそれを実現するための土俵づくりをしていきたいと思います。
何かと言いますと、私ね今更なんですけど体重がここんとこ増えてしまいました。
要するに太ってきちゃったということで毎日運動しているので、
今更なんですけど、体重がね、ここのとこ増えてしまいまして、要するに太ってきちゃったということで、毎日、毎朝、必ず体重を測りたいと思います。
ダイエットの第一歩、まずは自分を知ることからということで、体重を測っていきたいなと思います。
これを続けることで、いつか自分がスリムになったというか、標準体重というか、そういう自分になることを願いながら、まずはその意識改革の意味でも体重を測っていきたいなと思います。
皆さんも一日、ちょっとでもできること、何かもらってみるのはどうでしょうか。ということで、今日のお話は終わりたいと思います。
今日のお話を聞いて、いいねと思った方、どうぞいいねボタンよろしくお願いいたします。
また、こういったお話を聞きたいといったリクエストなどあれば、概要欄の方に貼ってあるリクエストフォームの方から、どうぞ質問などを送っていただきますようよろしくお願いいたします。
人生相談やお悩み相談でも結構です。
というわけで、廉常院副住職の幸文でした。ではでは、またね。
14:45

コメント

スクロール