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https://forms.gle/mmwtAribqPbMZCxj8
【今回の放送内容】
「ルールは窮屈?」いえいえ、実は私たちの生活を守る大切なものです。
今回は、最新の動画生成AI「Sora」が引き起こす著作権の問題を入り口に、二宮金次郎がバラバラだった「枡(ます)」の規格を統一して経済を安定させた逸話をご紹介します。
社会の大きなルールから、家庭円満につながる身近なルールまで、「規則」がもたらす恩恵についてお話ししました。
#standfm
#音声配信
#金曜日の金次郎
#二宮金次郎
#お寺の副住職
#ルール作り
#AI
#Sora
#歴史
#生活の知恵
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https://stand.fm/channels/5f5a393ff04555115dcb4f8e
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「ルールは窮屈?」いえいえ、実は私たちの生活を守る大切なものです。
今回は、最新の動画生成AI「Sora」が引き起こす著作権の問題を入り口に、二宮金次郎がバラバラだった「枡(ます)」の規格を統一して経済を安定させた逸話をご紹介します。
社会の大きなルールから、家庭円満につながる身近なルールまで、「規則」がもたらす恩恵についてお話ししました。
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サマリー
金曜日の金次郎では、二宮金次郎を通じて規則が私たちの生活に与える影響について考えます。特に、新しいAIモデルSORAの発表に関連する著作権問題を取り上げ、過去の規則の重要性を示すことで、現代におけるルールの大切さを明らかにします。
金次郎の背景と規則の重要性
どうも、コウブンです。栃木県の片田川にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
今日は金曜日ですので、金曜日の金次郎をお送りしたいと思います。
この金曜日の金次郎というのは、二宮金次郎さんのことを皆さんに分かりやすくお伝えするというものでございます。
なんでそんなことをやっているのかというと、私のお寺蓮城院には金次郎さんのお墓があるということで、
この放送を通じて、皆さんに少しでも金次郎さんのことを知っていただいて、いつかこの放送を聞いた方、またそういった広がりで何か興味を持った方が、
私のお寺までお参りに来てくれたら嬉しいなということで、こんな活動をしているというわけでございます。
今日のテーマは、規則が私たちの生活を守っているよねというお話をしたいと思います。
規則、すごく規則というと、堅苦しい、窮屈、不自由みたいなそんなイメージはあるのかなと思うんですけども、
最近話題のAIで思うところがあったんです、私。金次郎さんのお話、ちょっと置いてけぼりになっちゃうんですけども、
まずはその思うところをお話しさせていただきたいんですが、ここ数日ですね、3日前、4日前ぐらいだったかな、新しいAIが発表されたんです。
AIのモデルがね。それは何かというと、オープンAI社っていうチャットGPTとかを開発した会社が発表した最新のAIモデル、
SORAっていうやつですね。SORA2って言った方が分かりやすいのかな。
ともかくSORAっていう名前のAIのモデルを発表したっていうかバージョンアップしたのかな、もともとあったんで。
ともかく話題になっているんです、それが。何が話題になっているのかというと、まずはその性能ですね。
どんな性能かというと、簡単に言うと、今までの昔のSORAですね、バージョンアップ前のSORAっていうのは、
このAIは動画を作るAIなんです、動画。
自分が書いた文章をAIがうまく咀嚼してくれて、解釈してくれて、それを動画で表現するというようなものなんですけれども、
どうしても不自然なところが多かったんです。
例えば、人の顔がどんどん変化してしまったりとか、あとは歩いている姿、走っている姿というのが、
どうしても不自然、私たちの住む世界の物理の法則みたいなものを無視して変な動きをしてしまう。
要するに動画のクオリティーがいまいちだった、低かったというのが定番だったんです。
なので、AIはとてもすごいんだけど、まだまだこの実用レベルって言ったらいいのかな。
仕事で使いたいという人も動画で使うのはちょっと難しいよねっていうのが一般的な認識だったんです。
ところが、先日のSORAのバージョンアップによって大幅に改善されました。
今言ったところ、人の顔が変わってしまうとか、不自然な動きをしてしまうというのがだいぶ改善されましたよということで、
これはすごいということで話題になったということなんです。
もう一つ話題になったことがあって、それは何かというと著作権違反みたいなものですね。
どういうことかというと、特に日本のIP、キャラクターでビジネスをやっている人たちの大事なものなんですけれども、
例えばわかりやすく言うと、ドラゴンボールの悟空とか、ワンピースのルフィとか、ピカチュウとか、スーパーマリオとか、
そういった日本の有名なIPのキャラクターたちが無断で使用されている、不正に使用されているということ、
著作権を無視しているというような状態ですね。これが問題であるということになったんですよね。
まだまだ出たばっかりですから、そこまで世間を賑わせているかと言ったら、そうでもないかもしれませんが、
ただこれはちょっとアウトじゃないかというような動画もちらほらSNS上で見かけるようなものでございます。
話が金次郎さんに戻るんですけれども、金次郎さんの時代にも、今、ソラが出てきたことによって、
著作権に対するルールというのが今一度見直す時期に来ていると思うんですよ。
そういったことが金次郎さんの時代にもあったんです。もちろん著作権ではないですよ。
ルールが生活を守る
金次郎さんの時にはどんな問題があったのかというと、お米とかをはかるマス。
わかります?四角い木の箱って言ったらいいのかな。お酒なんかが入っているイメージが強いかな、今は。
もともとは、そういったお米とかの量をはかるためによく使われていたものを農作物、年貢ですかね。
年貢というのは、昔の農家さんというのは、税金、お金の代わりに年貢と言って、
お米とかそういった作物を収めて、それを税金のような形にしていたということだったんですね。
なので、自分がどれだけ仕事をしたかというのは、ある意味マスの正確さにかかっているんですよ。
マスがちゃんとできていないと、自分の仕事というものがきちんとはかられないから、大事なものだったんです。
ところが、金次郎さんが若かった頃、20代くらいでしょうか。
その頃のマスというのは、なんと18種類くらいあったらしいんですよ。
同じ一升マスかな。一升マスと言われるものが、サイズがバラバラだったんです。
なので、その地域によっても違うし、人によっても違うし、ということが多かったんですね。
そこで、農家さんもそうですし、それを管理をしている領地の方もそうですし、困っちゃったんですよね。
あまりにもバラつきが大きいから。
そういう状態が続くと、経済が正しく回らないということなんですよね。
そこで金次郎さんは、こういったものはちゃんとしようということで、マスというものを新しく作り直したんですね。
きちんと規格というものを定義したということですね。
マスの箱の大きさ、深さとか、辺の長さとか、そういったものをきっちり定めて、これからはこれを使っていくんだと。
これを基準にしていくんだということで行ったと。
そういうことをしたおかげで、そういった年貢というものが安定的に測れるようになって、
農家さん及び漁師の方というのが管理がやりやすくなったという、そういうお話があるんです。
このお話から私たちが学べることは何かというと、ルールというものは、やはり私たちの生活を守るものだというところですよね。
冒頭にも述べた、AI、空のIPの無断使用とかなんですけども、いずれ私たちの生活を苦しくしてしまう。
あるいは、IP、より良い優れたキャラクター、そういったものを制作する人たちの生活が苦しくなるということは、新しいものが生まれにくくなるということですから、
結果的に私たちにとって損失ですよね。そういったものを守る意味でも、やはりルールというものをある程度作って、
そして皆さんがそれを守りということで、そういったことで私たちの生活というのは守られていくということでございます。
これはもちろんですよ。社会のそういう大きい枠だけじゃなくて、家庭内でも同じですよね。
例えば、家庭内の役割。私、いつもこういう話題出しちゃうんですけど、うちは役割というのはきっちり分けている方だと思うんです。
他の家庭のことはあまり知らないですけど、私のうちの場合、食事当番および掃除当番というのは、順番で、交代数で決めるようにしているんですね。
割り振りをしているんです、きちんと。そういった割り振りをすることによって、お互いのこういうふうに思っていたという衝突がなくなるし、
不平不満というのもなくなってくるというところなんですよね。
これって結構大事なところで、片方だけが何か仕事を多くやっているような不平感みたいなものがたまってくると、
どうしてもどこかで歪みが生まれて、爆発して、破綻してしまうという可能性がありますよね。
最悪家庭が崩壊してしまうというような、そういったことを未然に防ぐ意味でも、ルール作りというのはやっぱり大事ですよね。
そんなわけで、こんなことはどこでもやっているよって当たり前だよって言われることかもしれませんが、
あえて言葉として言わせていただきました。
ちょっと後半、強引な感じにしちゃいましたけれども、少しでも今日の話、参考になればいいなと思います。
というわけで、今日はルール作りというものが、私たちの生活を守るよねというお話でした。
今日の話を聞いていいねと思った方はどうぞ、いいねボタンよろしくお願いいたします。
それと、今日のようなお話、金次郎さんのお話、仏教のお話、禅のお話など、こういったことを聞きたいよというのがあれば、
どうぞコメント欄の方からリクエスト、または概要欄の方にあるフォームの方から意見を届けていただければ、
必ずお答えしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
というわけで、連常院副住職の幸文でした。
ではでは、またね。
12:00
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