◆責任と権限の獲得プロセス◆組織における責任範囲は曖昧な場合も多いため、まずは自ら情報収集を行い、価値貢献できる領域を見つけることが重要です。自分の仕事ではない部分にも積極的に関与し、素早く小さな成果を出すことを繰り返しましょう。これにより周囲からの信頼を獲得し、徐々に大きな仕事が任されるようになります。
◆権限委譲を求めるタイミング◆大きな仕事を完遂するためには、自分以外の部署や人材の協力が必要不可欠となります。この段階で初めて、タスク完遂に必要なリソースや体制、権限について上長に相談しましょう。信頼の積み重ねと、自ら責任を引き受ける姿勢が、チームや権限獲得へと繋がると強調します。
◆デファクトスタンダードの獲得◆社内の業務プロセスや進め方について議論がある場合、承認を待つのではなく、まずは自ら圧倒的な成果を出すことが有効です。結果を出すことで、そのやり方が社内に広まり、デファクトスタンダードとして確立される可能性が高まると解説します。
◆Personality:きりん外資系コンサルティングファームやBIG4系FASにて、新規事業立案プロジェクトに多数従事し、事業計画策定やビジネスケース作成、企業価値算定等に携わる。ベンチャー・事業会社では経営企画/経営管理として予算策定、予実管理、着地見込や予予管理を中心に企業価値向上を担う。
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サマリー
このエピソードでは、経営企画における責任と権限の獲得について考察されています。特に、情報収集や役割拡大を通じて自らの価値を高め、権限を得る方法について詳しく述べられています。また、権限を得るための第一歩として責任を引き受ける重要性についても語られています。さらに、型を作ることと柔軟性を持つことのバランスについての議論があり、デファクトの地位を獲得する方法を探っています。