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2025-03-29 10:16

#24 適職が見つかるライフリテラシー

◆番組概要

経営企画の「きりん」が経営企画としての悲哀や悦びを語ります。たばこ部屋だからこそ聞ける、なんとなく盗み聞き程度でちょうど良い、でも聞き流すにはもったいない、そんな番組を目指します。


◆Personality:

きりん

外資系コンサルティングファームやBIG4系FASにて、新規事業立案プロジェクトに多数従事し、事業計画策定やビジネスケース作成、企業価値算定等に携わる。

ベンチャー・事業会社では経営企画/経営管理として予算策定、予実管理、着地見込や予予管理を中心に企業価値向上を担う。


◆Twitter:

⁠⁠⁠https://x.com/kirin_fpa⁠⁠⁠


◆Voicy:

https://voicy.jp/channel/2732

※Season1は、2022年頃にVoicy独占配信をしていましたが、Season2よりマルチプラットフォームでの配信を行っております。


※BGM:MusMus

00:07
おつかれさまです。経営企画のたばこ部屋、今日は24回目の配信でございます。 パーソナリティのきりんです。よろしくお願いします。
どこかの回ですね、あのキャリアの話は以前もしたかと思いますけれども 15回目かな。今日もちょっとその話をですね、違った切り口でお話しできればと思っておりまして
私自身が経営企画を今やっていますけれども、そのキャリアに落ち着くまでにですね、結構迷いましたというところです。
それもですね、大学時代に自分が専攻していたのが、いわゆる理系の物理とかだったんですね。
つまり結構厳密性が求められる世界、物理って別に正解があるというよりは反証可能な科学なので、
かっこたる正解、神から見た真理とかそういう話ではないんですけれども、それでもですね、数学的に非常に精緻な議論をした上で積み重なっている理論、その学問形態が物理だとすると、非常に厳密性が求められる世界で元々はいたということになります。
そこからですね、戦略コンサルに、いわゆる戦略コンサル的な働き方をしていたわけですね。
部署名は一応そういう感じだったと思うんですけれども、そこに入ると新規事業ですね、そういったプロジェクトに多くアサインされることになりました。
そこで結構な年数をですね、重ねました。
もちろんその新規事業以外にもですね、コスト削減とか中期経営計画とか、いろんなところには携わったんですけれども、そうして自分がいたときの経験をひも解くと、そのあたりのふわっとした、ふわっとしたがポイントです。
ふわっとした新規事業とかっていうのをやっていたなという、つまり厳密性が求められる物理とか、そういう答えのある学生時代を送っていたところから、答えのないふわふわとした世界に移ってきたというのが、この一つ目のキャリアでした。
で、やっぱりですね、ゴールらしいゴールがないのが新規事業ですし、正解だと思うものが、それが自分で定義するような世界だったんですね。
結構そこで迷いましたし、どういう感じでこのプロジェクトを成功に導けばいいのかみたいな迷いが多かったです。
なので、そういう性質のプロジェクトであるから、フィードバックもですね、上司であったりクライアントからやられるものも非常に曖昧ですし、大変だったわけですね。
それでそこからまたキャリアチェンジをしまして、コンサルから事業会社のほうに移り、予算管理とかPMIとか資金調達とかガバナンスの構築みたいな、ある程度答えがあるわけではないんですけれども、一定の型があるような世界に移ってきたのが直近のキャリアチェンジですね。
事業会社のほうに移りましたという話です。これが今、自分が一応居心地が良いような自分の性格に合った職場であるとか役割であるというふうに思っているんですけれども、ここにですね、早くから気づくことができているってすごく幸せなことだと思うんですね。
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自分の場合はかなり右を曲折を経てようやくっていう感じなんですけれども、この自分の望む働き方だったり、もう少しひるがえるとライフスタイルとかですね、自分がどういう人生というか日々を送りたいのかみたいな、そんな価値観を早くから定めて、そこに早くから新卒の頃から邁進されている方っていうのもいらしたわけですよ。
例えばですね、コンサルのインターン、学生時代、内定もらうために行ったわけですね、いろいろと。その中で出会った方々、非常に優秀な方ばっかりだったんですけれども、今も第一線でやられている方ばかりですが、そこでインターンで内定をもらっていた彼がですね、新卒で、そこにコンサルにそのまま入るのかなと思うと、そうでもなく、いわゆるJTC、Japan Traditional CompanyをJTCと言うらしいんですけれども、
日本の大きな伝統的な企業ですね、そのそこに入りましたと。結構当時、自分としてはなんていうか、言葉を選ばずに言うと感覚としてはもったいないじゃないが、なぜそんなところに行くんだろうかと、彼が言うにはホワイトだからと言うんですけれども、そんなもんかな、もっとバリバリ働くのがいいんじゃないのかなとかって、新卒の頃は思っていたわけですね。
その後ですね、自分は自分でコンサルに行って、別にそのキャリアが誤りだったというわけではないですけれども、かなり苦労はしまして、今ようやく落ち着いてというところ。彼は彼で、今ずっとJTCに勤めつつ、今も幹部コースでやっているというところなんですが、あまり新卒の頃から自分の求めるライフスタイルとか、働き方のペースとか、
周りにいる人間との性質の違いとかですね、そういうところにしっかりと思いを巡らせて、周りの方からの評価とか、いわゆる虚栄心のようなもの、そんなもの、ある種あったと思うんです、自分も。なんとなくコンサルかっこいいみたいなのがあったと思うんで、そういうので選んではいなかったのが彼だったんだろうなと思いました。
そういう、うよ曲折を経て今があるという話で、最初から自分もそういうリテラシーを持つことができていればよかったんじゃないかなとも思うんですけれども、ちょっと想像してみるとですね、自分の場合、仮に今はですね、今は割と落ち着いた会社で、ワークライフバランスも、実力をある程度つけてここにいるからというのはあるとは思うんですけれども、労働時間としても減っていますし、
非常に人にも恵まれていい環境で仕事ができているとは思うんですが、そういう場所に、ほずにですね、最初、新卒1年目の頃からこういった環境にいたとしたら、うまくやれるかはわかりませんが、仮にうまくやれていたとしたら、ここはぬるま湯なんじゃないだろうかだったりとか、
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今やっていることで価値が出せているから、もっと他の多くのことにチャレンジしたいとか、なんなら、いわゆるキャリアのステップアップというか、キャリアアップをしたいのだみたいなふうに思ったと思うんです、きっと自分は。
他の会社で、特にコンサルに行かなかったとしたら、なんかコンサルって花々しいとか、かっこいいみたいなイメージをきっと自分は持っていて、そっちにチャレンジして、結局コンサルのほうに1回行って、挫折してじゃないですけれども、そういう道のりを経ていたんじゃないかなという気がします。
だからですね、結局自分の場合はどういう、なるようになっているんじゃないかなというふうにも思うんですけれども、ここで何が言いたいかと、なるようになるよという話でもあるんですけれども、重要なのは、自分の幸せというか、何に対して人生の優先事項を置いているのか、自分が何に幸せを感じるのか、自分だと今はゆっくりと本を読む時間があるかどうかだったりとか、
ゆっくりとご飯をちゃんと食べて、自分で作ってとかいうことをできる時間がちゃんとあるかとか、いろんなものに触れるような心の余裕が持てるかどうかとか、ちょっと年収が増えたところで、今の生活はそんなに話したくないなと思うわけです。
これはやっぱり、ある種そういう幸せを感じられなかった期間があったから言語化できたことだとは思うんです。コンサルのときにとても忙しくて体調も崩しましたというのがあったので、そういうところを経て予感の時間が持てるということの重要性であったりとか、自分の体調とか、
まず種としてですね、自分がどれだけ肉体的に強いのか精神的にタフなのかみたいなところもわかるまでに非常に時間がかかったというところです。そういうですね、自分がどういう種族なのか、サイヤ人なのかというところもあると思いますけれども、自分がタフなのかどうなのか、何を求めているのか、何を求めていないのか、嫌いなのか、耐えられないのかみたいなことをですね、
いろんな経験を通じて言語化をして、それでチョロQのようにいろいろぶつかった先に今のそういった言語化があるとすればですね、そこに早期にいかに至るかというのが、このキャリア選択上非常に重要なんだろうなと思った、そんな話でございます。
幸せを言語化するみたいなところですね。彼はさっき例に挙げましたJTC、Japan Traditional Companyに行った彼はですね、おそらく自分という人間のことを深く内省をし、学生のうちから自分の思い描く理想の生活であったりとか、そういう部分を言語化した上でキャリア選択を早期にできていた。
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自分に合った職場を選べていたという意味では、そういうことを非常に念頭に置いた生活をされていたんだろうなと尊敬するところでございます。
なんでですね、そういう形で、いわゆるこういう自分のことをちゃんと理解するみたいなものをあえて名付けるとすればですよ。
ライフリテラシーとでも呼びますかね、自分の種族を正しく見極める自分の好き嫌いを言語化して、それに基づいたキャリア選択、暮らし方というものを考える、住む場所とかもきっと同じだと思います。
そういうものをですね、ライフリテラシーを高めるっていうことが今の時代必要なんだろうなということを思った次第です。
少し経営企画という話からはそれましたけれども、今日はそんなライフリテラシーということについてお話をさせていただきました。
お疲れ様です。いつも聞いていただきありがとうございます。
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お疲れ様でした。
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