1. キマグレエフエム
  2. 【208】感情の投資と運用

ep208では「感情」について @juneboku が最近考えていることを話しました。



【お知らせ】


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【声活はじめました】


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【ノート】


工藤郁子×山本ぽてと「働き者ラジオ」第36回「ややスピ」

https://open.spotify.com/episode/1zM1UcgLUzIrSDtIztXmqv


> 日本のプラグマティストである鶴見俊輔は、「竹刀を握るときは軽く握らないとダメだ」と書いたことがある。「パーンとやられたときはパッと取り落とすくらい軽く握るのが、竹刀のいい握り方で、必要ならもう一度拾えばいい」というような話だ(鶴見俊輔『流れに抗して』編集グループSURE)。これは、仮説(理論)との付き合い方についての、うまいメタファーになっている。

⁠https://desilo.substack.com/p/yoshihro-tanigawa-pragmatism⁠


> 「喜怒哀楽の総量」が人生を豊かにします。

⁠https://twitter.com/p_hal/status/838535272530751488⁠


#121 アイドル回🎤【前編】 アイドルに命を救われて「推す」がわからなくなった萌

https://open.spotify.com/episode/5vgmhXm9PF5GwertqRjXPB


#122 アイドル回💎【後編】とてつもないパワーをもらい「好き」って言うしかなかった愛

https://open.spotify.com/episode/59At1LDLDdoIAQZpgW6STe



【チャプター】


00:00:00 オープニング

00:00:21 珍しく忙しかった

00:02:15 第5回 JAPAN PODCAST AWARDS

00:04:55 感情の投資と運用

00:33:40 エンディング



【出演】


@r_takaishi https://twitter.com/r_takaishi

@juneboku https://twitter.com/juneboku


00:03
OHWADA Jun
takaishiとjunebokuが送る、キマグレ雑談系ポッドキャスト、キマグレエフエム。毎週水曜更新です。
こんにちは、junebokuです。
r_takaishi
こんにちは、takaishiです。
OHWADA Jun
エピソード208をお届けします。よろしくお願いします。
r_takaishi
よろしくお願いします。
OHWADA Jun
はい。takaishiさん、最近はどんな感じで過ごしますか?
r_takaishi
いやー、参りましたよ。
OHWADA Jun
まあ、参った。珍しいね。参ったの初じゃない、近況で参ったの。
r_takaishi
まあ、珍しく前回の収録以降ですね、ちょっと仕事が忙しく、仕事しかしてなかったみたいな感じでしたね。
OHWADA Jun
今回あれですよね、収録日もね、もしかしたらリスケするかもっていうのを言ってましたもんね、takaishiさんね。
r_takaishi
そうなんです。収録日が今日土曜日なんですけど、前日の金曜日、祝日に仕事の予定が入ってまして、
それの状況次第で収録のスケジュールが変わる可能性があると。そういう感じでしたね。
OHWADA Jun
なかなか我々ないんだけど、収録淡々と大体2週間に1回やってるんで、
r_takaishi
この相談があるから結構本当に忙しいんだろうなと思って見てました。
そうですね。仕事を始めてからわりとトップ3ぐらいに入るぐらいには久々に忙しかったですね。
OHWADA Jun
大丈夫ですよ、体調崩したりしないように気をつけてください。
r_takaishi
忙しかったと言っても、徹夜とかしないといけない状況ではそこまでは追い込まれていなかったので。
それなりに気を張らないといけないような作業だったり、そういうのがあったもので。精神的な疲れみたいなのが多かったですね。
OHWADA Jun
気緩むといきなり風邪ひいたりするからちょっと心配です。気をつけてください。
r_takaishi
今ちょっとそれになりそうで怖いんですよ。
OHWADA Jun
気をつけていきましょうね。もしかしたら今回じゃなくて次回がリスケになるかもしれないからそれやってると。気をつけていきましょうね。
r_takaishi
ありがとうございます。そういう感じでした。
OHWADA Jun
続いて僕の近況コーナーはですね、第5回ジャパンポッドキャストアワーズの話をちょっとしようかなと。
我々もポッドキャスターの端くれですから。
ジャパンポッドキャストアワーズはね、全く無関係でもないテーマかなとは思ってまして。
r_takaishi
そうですね。
OHWADA Jun
とはいえ気まぐれフィルムとしてはね、無関係と言って差し支えないぐらい。
何しろインディーズと思って、特に何を目指してるわけでもなく、ただただ楽しく雑談してる番組なんで、気まぐれフィルム的にはほぼ無縁なんですけれども。
僕がね、去年からちょっと運営のお手伝いをさせてもらっている子育てのラジオティーチャーティーチャーという番組がありまして。
03:05
OHWADA Jun
こちらがですね、教養部門のノミネート5作品の5個のうちの1つに選ばれまして。
r_takaishi
へー。
OHWADA Jun
なんで、そっち方面はね、今すごい盛り上がってるんですよ。ノミネートされたぞって言って。
r_takaishi
はいはいはいはい。
OHWADA Jun
僕の人生にこんな日が来るとは思ってなかったね。
キマグレエフエムとは別のところで、あ、ノミネートされるってこういう感じかっていうのをね、ちょっと。
おめでとうございます。
おすそ分けしていただいてます。僕が特に何してるってわけじゃないんですけど。嬉しいですね。
r_takaishi
いやーすごいなー。
OHWADA Jun
ノミネートされたから、ここから部門ごとの最優秀賞とか多分ノミネートされた中から、さらにその中でどれが何みたいなのが決まってくるのかな、この後。
で、なんかね、受賞式とかあるみたいなんで、最終結果出るまで僕もちょっとドキドキしながらね、過ごすことになりそうです。
r_takaishi
おー楽しみですね。
OHWADA Jun
そうですね。という話をキマグレエフエムのほうで。
キマグレエフエムはまあ淡々とやっていきたいと思ってるんで。
こういうこともあるんだな、親戚が何か賞を取ったみたいなぐらいの気持ちがちょっとなってきましたね。
r_takaishi
いいですね。
OHWADA Jun
いやーいいですね、そういう季節で。
今年も何か決まるんだな、大賞が決まってまた、ポッドキャストね、単純にポッドキャスト盛り上がって聞く人が増えたらいいなと思ってるんで。
r_takaishi
そうですね。
OHWADA Jun
ちょうど良い距離感で付き合っていこうと思ってます。
今年2024年ですね、僕が厄年ってやつなんですよ。
r_takaishi
あー厄年、聞いたことあります。
OHWADA Jun
聞いたことあります?
はい。
この間ね、長野市のほうにちょっと出かける日があって、今年ね。
全校で行ってきたんですよ。
そしたらね、厄年一覧表みたいなのがさ、いろんなとこに貼ってあって。
そしたら僕の生まれ年が男の大厄って書いてあって、あ、そうなんだと思って。
全然そういうの、あんまり気にせずに暮らしてるので、厄年だっていうのは。
確かに一個上の先輩とかが言ってたなーのがうっすら、そういえば言ってたなーぐらいには視界に入ってるけど、
あ、そっか、これみんな同じ年で厄年になるのかっていう、厄年そのものの概念はわかってないから、
あ、自分今年危ないんだと思って、そのときにね、ようやく認知したんですよね。
06:00
r_takaishi
何でしたっけ、そのとき何歳の人が厄年みたいな感じですよね。
OHWADA Jun
だからtakaishiさんは今予習できていることになるんですけども、
僕、1983年生まれなんですよ。
1983年生まれの男性は、2024年が男の大厄ってやつ。
r_takaishi
大厄。
OHWADA Jun
でっかい、ビッグ、なんだ、厄は英語でなんていうか知らないけど、でかい厄。
r_takaishi
ビッグ厄ですね。
OHWADA Jun
そうそう、ビッグ厄で。
ただね、知った上でも、あんまり自分がそういうのを気にしたことがないから、
特に全工事で何するでもなく、建物とかを見て、
ああ立派だなと、これすごいなって、完全に素通りして、
特にその中で何かアクティビティをやるとかもなく、帰ってきたんですよね。
ただ、気にする人は気にして、何だっけ、厄払いとか言うんでした。
ああ、聞いたことある。
なんかこう、やってもらえるんですよ、たぶん何かを頼めば。
決まった時間にそういうお寺とか、お寺であったのかな、お寺とか行ったら、
なんか厄に対しての防御策みたいなのがあるんですよね、きっと。
これさて、takaishiさんも僕もわかってないから、今ふわふわしてるな、この場が。
r_takaishi
僕は厄年に関する解像度はすごく低いですね。
OHWADA Jun
数年前の僕と同じ状態ってことだった。
自分が厄年になってようやく、厄年なんだってなる。
同じ感じですよね、きっと距離感はね。
で、まあ気にしてないし、別にそれがいいとも悪いとも思ってないんですけれども、
先日ですね、働き者ラジオの第36回で、ややすぴっていう回があって、
ややすぴ。
ややすぴっていうのはスピリチュアルとかね。
今回の話にもつながるんですけれども、
占いを信じる信じないとか、こういう厄みたいな概念とどれくらいの距離感で行っちゃうって、
個人がね、それぞれがすごい信じる人には全く信じない人もいたりして、
いろんな距離感でみなさんそれぞれやってると思うんですけども、
自分はですね、自分の人生を自分でコントロールできると思い込みすぎてるんじゃないかということを最近考えたんですよ。
お、なるほど。
だから、特に別にそういうの占い信じるとか、そういうのを、
特に僕は別にバカにすることもないけど、
ただ自分個人としては特にそれによって行動を選ぶとかはしません。
占い結果を見て行動を変えるとかは全然したことがないので、
自分は自分で考えて、意思決定して、それによって起こった結果を受け止めてっていうのをやってきたし、
09:05
OHWADA Jun
これからもやっていくと思うんだけど、
ある種のおこがましさが自分にあるなとも思うんですよ。
r_takaishi
おー。
OHWADA Jun
なんでも自分の裁量で結果をコントロールできると思い込みすぎてるんじゃないかとも思ってるんですね。
でも実際にはどうしようもなんないこととか、
r_takaishi
祈るしかないような状況っていうのも人生には起こり得るわけで。
そうですよね。
自分が関与できない世の中の動きとか人の動きによって、
自分に影響がくるっていうのはまあまあよくあるんですよね。
OHWADA Jun
そういうのを、たとえば役同士っていうのも、
よくわかんないけどあんまり気にせずいられてるのも、
たとえば僕が大きい病気をしたことがないとか、
大きな事故にあったことがないとか、
大きな災害で被災したことがないとか、
すごく幸運の上に今自分がそういうのを気にせずに生きていられるんじゃないかなっていう気はしてるんですよね。
うーん、なるほど。
自分の力ではどうしようもないようなことが人生の中で何回か経験してたら、
もうちょっとこういう祈りとか、
そういった運勢みたいなものをもうちょっと気にするようになっても全然おかしくないなと思っていて、
あんまり自分の身に起こることは自分の意思決定の結果でしょって思いすぎるのも、
バランス悪い気がするなっていうのは最近考えてました。
うーん、面白いですね。
なんで自分はこういう考え、
たまたま今そういうハンドルをギュッと握ってる感覚があるのは、
なんでだろうなと考えてみると、
一つにはさっき言ったとにかくラッキー。
だからある程度自分でもっと自分の人生をこうしたいと思ったら、
自分で意思決定してそれをある程度叶えてこれたっていう感覚があるから、
そう思ってるんだと思うんですよね。
r_takaishi
これまではそういう自分がコントロールしようとして、
ちゃんとある程度コントロールできてきたっていう、
OHWADA Jun
実績というかね、自覚があるっていうことですよね。
ハンドル右に切れば右に進めたし、
左に切れば左に進めたっていう、
感覚が自分の人生に対して運転席に乗ってる感覚があるから、
そう思えてるんだけど、
場合によってはいきなり道が真っ二つに割れたらどうしようもないわけだから、
まあラッキーっていうのはすごく大きくあるんだろうなと思ってます。
r_takaishi
それはありそうですね。
OHWADA Jun
あると思うんですよね。
だから生まれながらに何かすごい強いハンディキャップがおったら、
たぶん今の自分の感覚にはなってないんじゃないかなとも思いますしね。
でですね、あるときね、何の文脈だったか忘れたけれども、
あとで調べて概要欄にはリンクしたいなと思うんですが、
12:03
OHWADA Jun
竹刀の、剣道で握る竹刀ってあるじゃないですか。
r_takaishi
竹刀。
OHWADA Jun
竹刀ね、竹の刀の竹刀ね。
竹刀の握り方でパーンってやられたときに、
パッと手から離せるぐらい軽く握るのが竹刀のいい握り方だっていう教えがあるみたいで。
r_takaishi
持ち手のところをすごく力を入れてギュッと握るのではなくてっていうことですか。
OHWADA Jun
そうそうそうそう。
だからギュッと握りすぎて、つまりコントロール、
何でもコントロールしよう、コントロールしようとか、
ある考えに固執しすぎると、しなりがなくなるというかね。
r_takaishi
なるほどね。
OHWADA Jun
なんか強い衝撃がグッとかかったときに、
いきなり何かボキッと折れちゃうような、
なんか物理的にそういう想像はあるじゃないですか。
竹刀の握りはね、パンってなったらポッと落としちゃうぐらいの握りが竹刀のいい握り方だっていう言説をたまたま見たときに、
自分の人生観とか価値観もあんまり固執してすぎるとバランス悪いんだろうなと思うようになってですね。
それ以来自分の人生観とか感じ方を見直す、なるべく客観的に見るようにしてるんですけれども、
そう思ったときに、自分の人生は自分でコントロールするものだっていう考え、
っていうか感覚、考えっていうのは感覚ね、感覚を僕が強く持ってることが、
もうちょっと手放したほうがいいんじゃないかと思うようになったの、高校数年ね。
r_takaishi
高校。
OHWADA Jun
それでですね、ややすぴの回とか聞いて、
占いとか聞いて、信じる信じないっていう感覚の話はあるけど、
例えば、今年はこういう行動をするといいよっておみくじなり占い出たら、
それを素直に取り入れてみたりするのもなんかのきっかけ、
言い訳に使うのはすごくいいことだなって最近は思いますね。
なるほど。
こうなんなかったじゃないかとか、そういう何ていうのかね、
責任回避に使うっていうよりは、
なんかのきっかけにしてみるぐらいのことはもっとやってもいいのかもなって思いますね。
takaishiさんはどうですか、占いとか運勢。
さっきの役助手の反応を見てなんとなくこう想像してたとこもありますけど、
この辺でtakaishiさんどう捉えてるとか、人生の感覚とかあったらぜひ聞いてみたいですね。
r_takaishi
そうですね。
OHWADA Jun
僕も比較的、これまでの人生って意味だと運が良かったほうだと思うんですよね。
r_takaishi
おみくじとかも年に1回ぐらいは引くんですけど、
OHWADA Jun
年明けとか?
r_takaishi
そうですね、年明けとか。
引いて、見て、こういう感じの結果なんで面白いって言って、結ぶじゃないですか。
OHWADA Jun
ありますよね、結ぶ。
r_takaishi
よくわかんないけど結んでるから結んでるんですけど。
OHWADA Jun
なるほどね。
15:00
r_takaishi
それで忘れるっていう。
その一時の娯楽みたいな、そういう捉え方をしちゃってるかもしれないですね、占い。
おみくじとかもね。
OHWADA Jun
確かにね。ガチャですよね、いいの出たのが。
r_takaishi
中吉だったよ、ガハハみたいな。
OHWADA Jun
キラキラ光ってるレアっぽいの出たぐらいの感じですよね、きっとね。
そうですね。
僕もそうだし、それがどういう考えか。
いいとも悪いとも別に今回する気はないんだけど、
自分がそういうの信じる信じないのゼロから100の度合いがあったら、
多分真ん中っていうよりはあるほうにすごい振ってるだろうなって思ったんで、
なんかもしかしたらバランス悪いかもなっていうのが最近考えたことですね。
この延長でですね、今のは人生のハンドリングみたいなところですけども、
これとすごく自分の中では似た領域の話で、
自分の感情は安定しているほうがいいと無意識に思って生きてきたんですよ。
感情。
だから、泣いたり喚いたりはなるべくしないほうがいいって、
多分無意識に思ってきたんですよね、僕はね。
例えばそれは職場でもそうだし、
友人たちとの関係においても、
感情は安定しているほうがいいっていう価値観をどこから仕入れたのか、
もともとそういう感覚で生きてたかはわかんないけども、
多分、これまで40年ちょっと生きてきて、
感情を安定したほうがいいから、
感情を安定させられるように生きてくっていう意思決定をしてきたと思うんですよね、僕はね。
でもこれもね、果たして本当にそうなのかっていうのが最近考えてることで、
これもきっかけがあって、
これはね、ライフネット生命の創業者の出口春明さんが言ってるのは、
人生の充実度は喜怒哀楽の総量で決まるって言ってるんですよね。
なるほどって思って。
喜怒哀楽の総量。
だとしたらすっごい喜んだり、すっごい悲しくなったり、
時には怒ってみたりしたほうが、人生は充実するって出口さんは言ってるわけですよ。
r_takaishi
なるほどね。
OHWADA Jun
それで言うと、その軸が正しいとか間違ってるかはわかんないけど、
その物差しで言ったら、僕が感情を安定させようとしてるのって、
充実度を下げるほうに努力してるわけじゃないですか。
r_takaishi
そうなりますね。
OHWADA Jun
もっとなんか泣いたり喚いたりして生きてくほうが、
r_takaishi
もしかしたら人生充実するのかなっていうのは結構気づきを与えられたんですよね。
OHWADA Jun
takaishiさんも僕から見て感情安定してるように見えますけど、
辞任としてはどうですか。
r_takaishi
安定よりの人間だと思いますね。
18:06
r_takaishi
特に喜怒哀楽っていうカテゴリーだと、怒るとか泣き喚くみたいな、
そういうところはあんまりないですよね。
OHWADA Jun
笑うとかはありますよね。
r_takaishi
喜と楽はあるかな。
OHWADA Jun
そうそう。僕も結構そうなんだよね。
r_takaishi
喜と楽にちょっと振ってる感はありますね、パラメータを。
OHWADA Jun
僕もそうで、何だったら怒と愛はないほうがいいぐらいまで思ってるところがあったと思う、僕はね。
でもね、出口さんが言うのも、なるほどなってそういう考えで生きてくのも全然ありだなと思うし、
何だったらね、うちの妻が結構ね、逆にあんまり安定させない方針をとってるというか。
r_takaishi
逆ってことですね。
OHWADA Jun
なんかちょっと思いっきり泣きたいなーみたいなときに、
あえて思いっきり泣く時間を作ったりしてるんですよ、妻はね、生活の中で。
それが結構僕にとっては発見と新鮮で、
なんか泣かずに済むのは泣かないほうがいいのかなとか、
悲しくならずに済むならそのほうがいいのかなと思ったけど、
今日は思いっきり悲しみに振りたいみたいなのがあるんですよ、妻はね。
でも確かにそれやって生きてる人見るとね、
確かにこれは充実してるっていうことなのかもなと思う気持ちもあるんですよ。
r_takaishi
確かにね。
なんかすごい楽しみたい、笑いたいから、
落語行くとかお笑いのライブ見に行くとかってあるから、
すごい悲しみたいみたいな発想あってもいいですよね。
OHWADA Jun
たとえばすっごい悲しい映画をわざわざ見るとかも、
そういう構造の発想だと思うんですけども、
思いっきり泣く日みたいなのも作ったりしてて、
僕泣く日とか作んないもんなと思って。
r_takaishi
ないなあ。
OHWADA Jun
だから、すごく手前の先入観で、
こういうのはないほうがいいと思ってるけど、
本当かっていうのを最近よく考えてるんですよね。
リスナーのみなさんもね、
自分の感情をどう捉えてどう実践してるかっていうのはね、
ぜひ聞いてみたいんですよね。
r_takaishi
それ今聞いててちょっと思ったのが、
普段からそういう感情の発露みたいなのをしてないと、
本当に必要なときにうまく出せないんじゃないかみたいなのは、
OHWADA Jun
ちょっと思ってた節はあって、
r_takaishi
必要に応じて怒りたいときみたいなのってあると思うんですよ。
あるある。
適切に怒りの感情を発揮したほうがいい場面みたいなのって、
仕事であっても日常生活であってもあると思うんですけど、
怒りの感情を出すの、僕あんまり得意ではないですよね。
21:01
OHWADA Jun
はいはいはい。
r_takaishi
だから、後からあのときちゃんと怒っておいたほうがよかったなみたいな、
思うことはあるんですよね。
OHWADA Jun
それもあるあるですよね。
最近なんだっけ、アンガーマネジメントで、
6秒間耐えたらコントロールできるか。
まずは6秒ずっと落ちてみたいなのがあるじゃないですか。
最近インターネット見てたのは、
あのときすごい自分は馬鹿にされたんだから、
怒っときゃよかったってなることのほうが多いから、
むしろ6秒以内に怒れたいって言ってる人もいて、
それもすごいわかるわと思って。
r_takaishi
そうそう、後から思えば、
自分の中に怒る感情、怒りの感情があったし、
もしなかったとしても発揮しておきたかった、
みたいな場面は結構あるなというのは思いましたね。
OHWADA Jun
これ多分ずっと人が住んでなかった家の水道みたいな感じで、
しばらく出してないと詰まっちゃったりして、
パッと出せなかったりするんですよね、きっとね。
だから怒らずに住む人生はそれでいいと思うんだけど、
でも怒るべきシーンが一度もない人生っていうのもなかなかないと思うので、
尊厳を傷つけられたりしたときは怒るのいいじゃんって思うんでね。
r_takaishi
ものすごい大きい怒りとかではなくて、
ちょっとその言い方は不快だよなぐらいの小さい怒りの感情でもいいと思うんですけど、
そういうのを適切にキャッチして、その場でパッと出すっていう。
それは上手く感情を扱えているかどうかってありそうですよね。
OHWADA Jun
特に溜め込んで後に大ごとにするぐらいだったら、
その場で小差しに怒ったほうがいいとかもあるし。
感情の瞬発力とか、自分の感情をちゃんと適切に自覚してキャッチしてハンドリングするっていうのも。
今の発言自体が僕のハンドリングしたがり傾向が出てるなって今喋りながら思ったんだけど、
そのハンドリングとかじゃなくて、
わーっとか、なんか今のすごいやだったとかでもいいのかもしれないんだけど、
なんか整理できてないけどすごい傷ついたとかっていうのをちゃんと自分で気づかないと、
自分の心がちゃんと生きてるっていうのもよくわかんなくなっちゃいそうなので、
この出口さんの人生の充実度は喜怒哀楽の僧侶で決まるっていうのは、
r_takaishi
結構僕にはガツンとくるものがありましたね。
あとね、ちょっと最初の話に戻るんですけど、
24:01
r_takaishi
おみくじとかの話とか、役の話とかで、こうするといいよみたいなアドバイスがあって、
それを普段やらないことだったらやってみると、変化が生まれて面白いかもなみたいなのはちょっと思いました。
OHWADA Jun
本当にサイコロ振って行動を決めるぐらいのことでいいと思うんですけど、
ここで言われなかったらやらなかったかもなってことをやってみるのはいいですよね。
r_takaishi
どうしてもやりたくなければ別に、やらなくてもいいと思うんですけど、
あんまりそれをやるって考えたことなかったみたいなのをお勧めされたら、
やってみるっていうのは結構あるかもしれないですね。
OHWADA Jun
いいですね。
特に僕、去年40歳になったんで、それをすごく考えてて、
手癖でできる領域が結構あるんですよね、40歳にもなるとね。
あと、こういうの自分苦手だからもう無意識に近寄らなくなってる領域とかもあるし、
こういうとこに行ってこういうこと任されたらこんぐらいの成果を安定して出せるっていうのはあるんだけど、
そこから10年20年出なかったらすごく凝り固まるだろうし、
コンフォートゾーンから出なくなるのは怖いなと思うので、
それもあってね、40歳になったから周りから変化がやってくる頻度も減るだろうし、
自分で自分をちょっと見直して変えるとか変えないと、
クソジジイになってくるんじゃないかっていう。
クソジジイはあれにしてもつまんない人間になってくるんじゃないかみたいな気感がちょっとずつ出てますね。
だからなるべく、今まではこうやってきたけど、それだけじゃないんじゃないかみたいなことを考えるフェーズなんですよね。
たしかにね。
たまたまtakaishiさんより数年早く生まれてるんで、
takaishiさんも40歳くらいになったときにこういうこと急に言い出すのかどうかちょっと気まぐれの夜でもちょっとウォッチしてみたいですね。
今、じゅんさんが管理てることをベースに5年先行して僕は実践できるんで。
たしかに。
やばい、未来史の能力を持ってる。
でもね、40歳かと思うとね、たぶん急にこういうこと考え出すんじゃないかという気もしてますよ。
r_takaishi
急にね。
OHWADA Jun
いいですね。
最後にね、さっきの感情安定させる?それかもうちょっと感情のままに暴れさせるというかね、その話の続きで最後に、
推し活って流行ってるじゃないですか。
r_takaishi
推し活ね。
OHWADA Jun
もうちょっとピーク過ぎたのかちょっとどうなのかわかんないけれども、
特定の個人とかグループとかに熱中して応援して、その人たちの成功を一緒に喜んだり、何かあったときにすごい悲しかったり、ロスに陥ってみたりするやつ。
27:03
OHWADA Jun
推し活に対して憧れに近い感情はずっとあるんですよ。
r_takaishi
ちょっとわかりますね。
OHWADA Jun
takaishiさん、今回のトピックで言うと僕とスタンスが近いんでしょうね。
r_takaishi
僕も普段よくYouTubeとかで見てる人とかはいるんですけど、めちゃくちゃのめり込んでるわけではないんで、
OHWADA Jun
アイドルとかそういう対象に対してすごくのめり込む人っていうのはちょっと羨ましいなって思うことはありますよ。
そういう人を見て、特にポッドキャストをやってるとね、この間僕が聞いてるポッドキャストで、絶対大丈夫だよラジオっていうポッドキャスト番組で、
アイドルと推しについて話されてる回があってですね、
強烈に推しの、すごい本当に推してる推しの話をしているポッドキャストのエピソードって、
だいたいすごくいいテンションで聞いて楽しいなって感じることが僕は多いので、
自分以外の別の対象についてここまで感情を預けたことはたぶん人生でないなって思っていて、
あのテンションで気まぐれで喋るとかって、今の自分にはできないなって思って。
できないことをやってる人を見ると、やっぱりちょっと羨ましく感じたり、憧れなんかいいなって思ったりするんですよね。
r_takaishi
いいですよね。その人が引退するまでの間かもしれないけど、全力で応援するみたいなので。
昔はふーんって思ってたけど、今はすごいいい活動だなって思うようになってきたところはあります。
OHWADA Jun
ロスとかあるじゃん。結婚報道を受けて仕事を休みますみたいなのあるじゃないですか。
すごいショックを受ける人がいるっていうのは聞きますよね。
だからあれ出口さんロジックで言ったら充実してるってことだと思うし、実際充実してるように見えるんですよね、僕からするとね。
でも僕はここまで話したように、自分の感情を自分以外のコントロールできない何かに預けて、その結果感情が上に振れたり下に振ることを避けてきたから、
そういうことをせずにね、その結果安定して生活にプラスな面もいっぱいあるんですよ。生活が安定してね。
仕事でも安定して成果が出して、それを評価してもらったりもしたときはあるので、
それは全然後悔もしてないんだけども、一方で自分の選ばなかったもう一つの人生みたいなものをそこに感じて、
感情の運用みたいなことが自分はあんまりやれてないし下手だなって感じていてですね。
で、最近この感情を資産だと捉えたとき、自分の感情を。
資産。
資産として捉えたときにどっかに預けるのは心配で不安だから手元に置いておきたいって言ってるのって、
30:05
OHWADA Jun
資産を全部現金で持ってタンスに入れてるみたいなのが似てるなと思ったんですよ。
r_takaishi
なるほど。
OHWADA Jun
信用できないからここに置いておきたいみたいな。
でも資産運用うまい人ってお金であればね、金銭的な資産運用であれば、
最近NISAをやる人が増えてるみたいですけど、適切に運用することで結果的にそれを増やしたり、
時にはギャンブルだったら大勝ちしたり大負けしたりしながら、
生活に必要な分以外は運用に回すことで増えたり減ったり喜んだり悲しんだりってのがあると思うんですけど、
それで言うと僕が資産運用できてない、感情に関して資産運用全くできてない、
頭の固い人みたいだなって思ったんですよね。
r_takaishi
おー、面白いですね。感情のポートフォリオを考えてくれる人いいですね。
OHWADA Jun
だから生活破滅するぐらい感情を誰かに預けちゃって、
それは生活費も競馬に使っちゃうみたいなことだと思うから、
そこまではちょっとリスクだなと思うんだけれども、
まあまあ普通に生活しているぐらいの感情の余裕は残しつつ、
余裕ある分は誰かに入れ込んでみるとか何かに預けてみて、
その人の成功とか失敗とかを一緒に喜んだり、
なんかそしたら確かに充実度上がりそうだなって思ってですね。
いやー、それいいですね。
それはやったことないと思う。だからずっとタンス預金してるんだと思う、感情。
そう思ったら他にもやりようがありそうだなって思ってきたのが、ほんとつい最近なんですよ。
r_takaishi
なるほどね。いいですね。
OHWADA Jun
で、直近で僕が自分の感情を資産だとしたときに、
投資の対象になるかもなって思ってるのが、犬ですね。
犬。
すごく感情の触れ幅が日常の中で増えるんだろうなと思っていて。
今住んでる物件はペットを飼える物件じゃないんですけど、今後も僕は引っ越しをしていく予定なので、
どっかのタイミングで実績解除の人としても犬と一緒に暮らしてみたいっていうのがあるので、
これはすごく感情の防止行為になるんじゃないかなと思っていてね。
喜んだり悲しんだり怒ってみたりが日常の中に増えるんじゃないかなと思っていて、
そういう未来をちょっと過ごしてみたいなって最近ワクワクしてるところですね。
いいですね。
っていう話でしたね。
感情を資産みたいな性質のものとして捉えて、
投資してみたり運用してみたりすると、人生ちょっと別の過ごし方できるのかなって最近考えてたんで、
その話を聞いてもらいました。
いやー面白かった。
33:01
OHWADA Jun
みなさんの感情の運用どうなってるかとかもぜひぜひ聞いてみたいですね。
自分はもう生活ダメになるぐらい継ぎ込んでるとかあったらそれも聞いてみたいし。
ほぞほぞにしてるとかあったら聞いてみたいしね。
r_takaishi
バンドのおかけに人生かけてる人もいると思うし、
そういう人はやっぱり感情をそっちに全投入みたいなのがありそうですね。
OHWADA Jun
年に1回宝くじ買うぐらいみたいな人もいると思うしね。
という感じで最近考えてることを話してみました。
いやーいい話だった。
ありがとうございます。
じゃあ閉めていきますね。
エピソード208に関するご意見・ご感想・質問・話してほしいテーマなどなど、
ハッシュタグ #キマグレエフエム、Discordサーバー、お便りフォーム、どこからでも大歓迎お待ちしております。
概要欄に載せてあるBentoのURLから一通りアクセスできますので、よかったらチェックしてみてください。
今回のエピソードでは感情の投資と運用について話してみました。
r_takaishi
お相手はじゅんぼくと、たかえしでした。
OHWADA Jun
また次のエピソードでお会いしましょう。さよなら。
r_takaishi
さよなら。
34:24
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きっとjunebokuさんの今の生活が安定しているのでしょうね。そうでないと自分ではないものに人生をハンドリングされてみたい、じぶんではないものの要素を取り入れてもいいのかな、なんて発想にはならないと思いますね。 私は父親の会社に勤め、妻子供を養っており、公私ともども自分ではハンドリングできないことも多くイライラすることも多いです。妻子供がいることで精神的な支柱がありますが、「自分でハンドリングできる時間・活動をできるだけ多く持ちたい」と思う今日このこの頃です。 アンガーマネジメントについてですが、アンガーマネジメントは「怒らない」ことにフォーカスされがちですが、「人間なのでイライラして怒ってしまうことはある。でもその怒るタイミングは今なのか。必要のない怒りはなくし、必要な怒りを出せるようにする」というのが目的だと考えています。今は必要な怒りなのか、その怒りは何点ぐらいなのか、怒りは1次感情でその奥にある悲しい、辛い、といった2次感情は何なのかを考える、自分の手記に書き出して整理して「叱り」を交えつつ相手にどう伝えるかと考えることに注力しています。 私は蕁麻疹持ちで感情が高ぶって血液が回るとしんどくなり寝込んでしまうので、できるだけ感情的にならないようにしてくれるアンガーマネジメントの技法は助かっています。 ペットや子供は面倒なことも多々多いですが、幸せの総量は増えるとは思います。

ご指摘の通りで、ぼくの日々はめちゃくちゃ安定しています。イライラするようなことはぜんぜんありません。そんな生活に対して「バランスが悪いのではないか」と感じて考え始めたのが、今回の話でした😋

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