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2024-09-03 10:33

#0057 たまたま目にした小澤投手と大勢投手を肴にパワー系サイドスローを語る


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こんにちは、こんばんは、おはようございます。フリーランスで主に野球関係のライターをしております、キビタキビオです。
この番組は毎回5分から10分ぐらいで、野球に関する取材のこぼれ話ですとかね、評論的なものも含めまして、
皆様に、野球好きの皆様にお届けしたいと思っております。今日はですね、ちょっと行き当たりばったりのシリーズ構成で、いつも恐縮なんですが、たまたま
テレビをつけて、ハードディスクの整理などをしようと思ってたところで、中継が映っていたのが、
ヤクルト・スワローズで、今ね、中継や、場合によっては押さえで登場する、小澤玲司投手の目にして、
サイドスローだな、というね、ことがあって、小澤の投手のサイドスローはこんなだな、みたいな、ちょっと思ったことがあったのでね、お話ししたいと思います。
小澤投手はですね、もともとは日大三島高校からソフトバンクに入ったんですけれども、
戦力外通告を受けてしまって、ヤクルト・スワローズに現在入ってますけれども、育成で契約して、そこから支配下契約を勝ち取って、現在に至るという投手なんですが、
もともと高校時代からソフトバンク、あるいはヤクルトに入った当初までは、上から投げるね、オーバースローというかスリー・クォータースローのピッチャーでした。
もう150キロ近い、というよりも150キロ超えですね、ストレート投げてて、よく築後のファームの試合でも投げている姿というのは、よく見たなという記憶があるんですけれども、
もちろん一軍にもソフトバンク時代も上がったこともありましたが、それからサイドスローに転向して、今中継という形でしっかり仕事をしているというような状況なんですが、
このサイドスローはですね、もともとやっぱり上から投げているのが、ずっと培ってきたものだったということもあるので、サイドスローってね、2種類基本的にはあるんですよね。
パワーサイドとよく言われるような、最近ね、サイドスローにも関わらずですね、もう150キロ近い、あるいは150キロ超えるようなね、球をストレートを下に投げている。
昔で言うとね、イム・ジャイオンとかね、ヤプルトの押さえでいましたけども、そういうタイプのピッチャーと、もう少し若干変化球というか技巧派というようなタイプがいるわけですけども、
この違いはと言うと、基本的にはリリースする時の手首の角度によるところが大きいというふうに考えています。
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小澤投手の場合はですね、サイドスローの場合って、サイドスローってね、定義付けが広いんですよ。
単純にこれがサイドスローだっていうのがあるわけではなくて、どっちかって言うと、スリー・コータースローじゃないし、アンダースローでもないねっていうのは全部サイドスローみたいな、そういう感じになってしまうので、
アンダースロっぽい投げ方で腕の出どころが地面スレスレじゃなければ、ちょっと上の方だったらもうサイドだし、オーバースローっぽい投げ方してるんだけど、腕が横から出てればサイドスローっていう、だから幅が広いんですよね、いろんなタイプがいるということなんです。
小澤投手の場合は投げる前に一回足を上げて下ろすときに、体をものすごく折るっていうんですかね、背中を丸めるというわけではなくて、骨盤から上をちょっと傾ける、お尻をだから後ろに椅子に座るような格好になるわけですけども、
その感覚関係もあってですね、サイドでホールの時にですね、これセンターカメラからね、プロ野球中継、一般的なプロ野球中継を見てる時と同じようにセンターカメラからの映像で言う言い方をすると、体の軸が上半身の軸が三類側に少し傾いた形で倒したような状態になるわけですね。
で、そこで実際にでも投げてるのはほぼほぼ真横に近いような位置でリリースしているので、それを傾いているその軸、三類側の平面で言うと時計の1時ぐらいの方に頭が傾いているのを、その体の状態を維持したまま軸全体を12時の方向に真上に向かってなるように修正すると、
実際のところはもうほとんどスリークォーターで投げている形になります。
これが150キロ近い力強いボールを投げるのをウリにするパワー系のサイドスローの正体というかね、真相というかそういうことなんですね。
要するに上投げと同じ投げ方をしているんですけど、軸を少し傾けると。
右サイドの方に体を傾けて投げるとリリースする位置はサイドの近いということになるわけです。
これはですね、今日この日巨人で9回10回か投板しています。
タイゼイ選手についても全く同じことが言えるんですよね。
そのためにそのすごく力強いボールが投げられるわけです。
小沢投手に関しては、プラスしてフォークボールを挟んで投げる変化球を割と使うことが多くてですね。
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これはタイゼイ選手もそうですね。
ですからサイドスローの割には、昔の上原光一投手じゃないですけど、ストレートとフォークの組み合わせというね、ちょっとそれ面白いんですよね。
サイドスローというのは、本来左右の揺さぶり、ベース板の内角と外角をギリギリを広く使って勝負するというタイプが多いんですけれども。
やっていることは小沢投手もタイゼイ投手も、上投げの力強く投げるピッチャーと同じような配球をするというね、そういうギャップというか違いがあるわけですよ。
本来はサイドスローの場合、そういう縦変化を使うというのは腕の振りからするとやりにくいんですよね。
それはなぜできているかというと、今言ったようにオーバースローに近い投げ方をメカニズム的にはしていると。
まあオーバーというかスリークォーターですけれども、それがあるからそういうボールが放れるわけです。
これが擬光波のサイドということになると、ボールをリリースする時の手の位置がですね、もう少し横に傾く。
時計でいう3時の方向に人差し指と中指が傾いて、真横に近いところで角度でリリースすることが増えるので、よりシュート系のボールがシュートするという形になるわけですね。
場合によっては進化のような変化をしてですね、少し下に動いてですね、ゴローを打たせることが多くなるということになるわけです。
ただこの腕の振りっていうのは誰でもそうなんですけれども、体の軸を縦、頭から足に向かって縦にあるとすると、腕の振りっていうのは真横に振るわけですよね。
これは上から投げる投手に対しても一緒なんですよ、みんな。
なのでピッチャーのメカニズムっていうのは面白くて、なるべく縦の変化をつける、あるいは上に向かって球が伸びるようにホールには指先を真上に向かって立てるような形で投げなきゃいけないんですけど、腕の振りは横なので。
真横に全部投げ打って遠心力に身を任せちゃうと真横になっちゃうわけですよね。
それを操作させない、縦に使うんだっていうふうに制御して、腕の力で制御しているから縦回転になるようになっている部分があってですね、
このちょっとした力の加減とか制御の仕方によって腕の振りの遠心力が勝つのか、あるいはその球を制御しようとしてしっかりと真上の回転がかかるように、指の位置がかかるようにするかっていうのがですね、攻め合いになっているんですね。
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小沢投手も大成投手もちょっと共通してるんですけども、基本的にはホップするような、今言ってたような時計の12時の方向に向かって指が立つように投げたいと思っているんですけど、腕はものすごく振れるタイプなので、そうはならないみたいな時があって。
この加減のいろいろあることで、ボールが面白い方に動いたり動かなかったり伸びたりするというね、打ちにくさというのが出てくるということになります。
小沢投手に関してはですね、さらにもうちょっと球持ちがいい時があって、そういう時には右バッタの外角の方に、右バッタの内角の方に投げようとしている動きなのに外角の方に行くという時もあって、引っかかるような形のやつがあって。
それもね、何々効果があって、むしろ左バッタには効果があるんじゃないかなという気もしながら見てました。
はい、ということで、2人の投手を引き合いに出してですね、急にサイドスローについて語ってしまいました。
この辺の話はちょっといろいろ面白くてですね、他にも別の投手を例にして話すことがまたあると思いますので、楽しみにしていてください。
はい、ということで、また次回よろしくお願いします。バイバイ。
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