1. ケイシャのしゃべり場
  2. #170 入社丸3年!若手クリエ..
2025-03-07 33:13

#170 入社丸3年!若手クリエイター原山大輝が今の心境を独白!<雑談回>

【内容】MC原山大輝ってどんな人?/米津玄師ドームツアーで気づいたこと/アルバム「LOST CORNER」の歌詞に心救われた/自己喪失感を肯定してもらえた気がした/成長≒喪失⁉️/自分の中の消えないものを探しに行こう/自分の“好き”を探すため、振り切れたい!/自分のことを言語化したらスッキリ✨/入社3年で迷うすべての方へ


【出演】
泥谷清美/KOO-KI 広報
原山大輝/KOO-KI アシスタントディレクター


▼この番組は映像制作会社KOO-KIで働くクリエイター達が、ゆる〜く雑談していく番組です。感想・質問などお便りお待ちしてますので、お気軽にどうぞ!フォームは⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠


⁠⁠⁠⁠番組の概要⁠⁠⁠⁠

【BGM/Jingle】invisi ⁠⁠https://invisi.jp/⁠⁠
【Sound material provided by】OtoLogic ⁠⁠⁠⁠⁠https://otologic.jp/⁠⁠

サマリー

KOO-KIのポッドキャスト「ケイシャのしゃべり場」において、原山大輝氏は入社3年目を迎え、彼の思いや経験について語ります。さらに、ヨネズケンシのライブ参加をきっかけに、彼の人気や世代を超えたファン層について考察されます。入社3年目の若手クリエイターである原山氏が、自身の心境を独白しています。音楽イベントやユニズのライブ体験を通じての感情や、成長と喪失に関する思考について深めている様子が描かれています。また、入社3年目の原山氏が、今の心境やキャリアに対する不安についても独白します。特に、彼は目標設定や社会人としての成長を振り返り、米津玄師の音楽からの影響や自己探求の過程について語ります。入社して3年目の若手クリエイターである原山氏は、自身の経験を振り返り、成長の過程や心境について話します。彼は自己を探求し、同じような境遇の人々に共感を求める姿を見せています。

ポッドキャストプロジェクトの発表
ケイシャのしゃべり場。
はい、始まりました。ケイシャのしゃべり場。この番組は、映像制作会社KOO-KIのメンバーが日々感じているおもろいを語り合い、発信するトーク番組です。
毎回、いろんなメンバーとともにイルーク雑談していきます。
私、KOO-KI原山です。
KOO-KIヒージャーです。
よろしくお願いします。
久々にMCだけの回ですね。
そうですね。あんなにいっぱい取りためてたのにね。
しかもMCだけといってもヒージャーさんと2人だけなんで。
初めてだね。
ちょっとどうなるかドキドキですけど。
今回、本題に入る前にお知らせがありますということで。
なんと、実は。
実は。
ケイシャのしゃべり場が、ポッドキャストラボ福岡という日本一のポッドキャスター、樋口清則さんと、RKB毎日放送さんとで立ち上げたプロジェクトに参加させていただくことが決まりました。
イエーイ。
やったー。
ありがとうございます。
このプロジェクトの中で、ポッドキャストラボ福岡100本プロジェクト参加番組募集というのがありまして、そこに応募させていただいたんですけれども、見事100本のうちの1つに選んでいただきました。
ありがたいです。
ポッドキャストラボ福岡っていうのにね、選んでいただいたんですけど。
具体的にどんなことをするのかっていうのが、いまいちピント付けないところがあるんですけど。
まだ選んでいただいたばっかりなので、ちょっとよくわからないんですが、ホームページを見る限りですと、福岡から音声配信ムーブメントを起こそうと、
ポッドキャスター同士のゲスト出演やコラボレーション企画などのコーディネートをこのプロジェクトで行ってくださるそうです。
なるほど。
東京ではすでにポッドキャストウィークエンドとか、大阪でもポッドキャストフリークスなど、ポッドキャスターが一堂に集まるイベントがありますもんね。
そうですね。ありますね。
福岡にもあればいいのになーみたいな話をずっとしてましたもんね。
ありましたね。
なので、このプロジェクトに参加すれば、福岡でもポッドキャストムーブメントが起きるんじゃないかということで応募させていただきました。
そうですね。最初発表を見たとき、おーってなりましたよね。
うん、良かったと思ったですね。
そうそう。これは参加したいってなってましたね。
ですね。今回このプロジェクトに参加する番組は、アートワークにプロジェクトの共通ロゴマークを入れる決まりがあるということで、今回から、経営者のしゃべり場のアートワークもちょっと変更させていただいております。
はい。よく見てもらうとね、左上でしたっけ?
はい、左上ですね。
マークがついてますね。
ちょっと我々もまだ入ったばかりで、とりあえずプロジェクトのディスコードに入ったばかりみたいな感じなんで、どんなことができるかちょっと全く分かりませんけれども。
そうですね。でもそういう繋がりができそうなんで、なんかいろんな関わり方していって、福岡のポッドキャストを盛り上げていければいいですね、僕ら。
そうですね。はい。今後もちょっとぜひ応募期待いただければということで、ご報告でございました。
ポッドキャストラボ福岡の皆さん、よろしくお願いします。
まだちょっとよく全然分かってませんが。
そうですね。
よろしくお願いします。
はい、お願いいたします。
はい。
原山の自己紹介と入社経歴
今回ちょっと、たぶんタイトル見たら分かるかもしれないですけど、雑談会として、ちょっと恥ずかしながら原山メインで喋ってみようかなっていう会でございます。
恥ずかしながら。
そう。
いや、っていうのも、途中から僕、経営者に入ってるじゃないですか。
はいはいはい。
経営者が始まって1年ぐらいで入って、だから途中参加で、ぬるっとそういえば原山ってやついるよなっていう感じかなというふうに思うんですけど。
でもやっぱり、やっぱりやっぱり山内さん、ひじやさんの印象が強いんじゃないかな、この番組って。
そんなことないよ。
いやいやいやいやいや。
なんか山内さんがこう、いろいろ話題を引っ掻きまして、ひじやさんがオーバーリアクションで返すみたいな。
すみません。
いやいや。
それはでも昔からだから。
それが面白いとは思ってて。
はい。
っていうので、なんかちょっと僕キャラ負けしてるかもなみたいな。
あー。
ちょっと置物感があるんじゃないかなみたいな。
置物。
みたいな気持ちもあったりして。
まあまあ、でも別に僕はそれは、そういうポジションの人もいるよなっても思ってるんで、まあ別に全然いいんですけど。
全然いいんですけど。
まあちょっと。
全然いいんですけど。
よくないよ。
よくないのか、よくないか。
そんなこと思ってないよ。
思ってない。
まあちょっとだから、結局だから原山ってどういうやつなんだろうみたいな。
確かに。
このラジオだけ聞いてる人は思ってるかもな。
私も知りたい。
知りたい。
ちょっと僕の話ししてみようかなっていう回です。
はい。
ちょうどだから今収録してるのが、2025年の2月末、もう3月もすぐ入るぞって時期ですけど。
そうですね。
ちょうど僕がだからもう9期に入社して、丸3年経つんですよ。
そうか、今度の4月で、丸3年。
丸3年。
わあすごいね、しっかりしとる。
しっかり。
しっかりしとるじゃん。
長いよな短いよな。
でも結構いろいろやってきたなって感じもしてるんですけど、
まあそのやっぱちょうど3年ってちょっと区切りいいんで、
なんか自分をいろいろ振り返る機会でもあるなみたいな気持ちはなんとなくしてて、
まあちょっとなんかそういうきっかけも最近あったんで、
まあそのことを交えつつ話してみようかなっていう感じなんですけど、
はい。
先日、先週、先々週ぐらいか、
ヨネズケンシのライブ体験
ヨネズケンシさんのライブに僕行ってきまして、
180円だったっけ?
あのちょっとね、SNSでバズってた、
ヨネズケンシ180円っていうのが、なんだっけ、地下鉄の、
トレンドになってたね。
そうそう、福岡市の地下鉄で、
たぶん、そこから乗れば180円で行けますよっていう意味なんですけど、
なんかヨネズさんが180円のような書き方で書いてあって、バズってましたね。
ドームツアーを今ヨネズさんが全国でやっていらっしゃいまして、
福岡ぺいぺいドームであったと。
で、僕もそこまでヨネズさんめちゃめちゃファンですっていうわけでもない気はするんですけど、
普通に曲が出たら聴こうと思って聴いたりしてて、
なんとなく聴いてはいてでも、やっぱいろんな曲出してるじゃないですか。
いわばもう日本のJ-POPのスターみたいな感じの方なんで。
海外でも聴かれてますよ。
そうですよね。
だからやっぱ死ぬまでに一回はライブ行ってみたいなと思ってて、
もうだからライブそういえば行ってみたいなぐらいの気持ちでチケットサイトを見たら、
そこで知ったんですよ、今ドームツアーやってるんだって。
福岡も来るじゃんってなって。
結構僕気づいたのが遅くてリセール中だったんですけど、
とりあえずダブルノートで申し込んでみようと。
そういう感じなの?
なんかいつもよく一緒に行くお友達に誘われたんじゃない?
そのお友達はそれぞれ撮ってました。
そうなんだ。
俺行くんだよねって言ったら、俺も行くよみたいな話になって。
そうなんだ。さすがドームツアー。キャパが大きいんだね。
だからすごいいろんな人が来てましたね。
さっき言ったみたいに米津さん、アニメの主題歌とか、ドラマの主題歌とか、
CMソングとか、ほんと何でもいろんなの手がけてるし、
そもそもそれこそ以前はインターネットで曲作ってた。
曲作って出してたような人なんで、ハチさん。
ハチさん。
ハチって名前で刺されてたんですけど、
だから本当にもう知らない人いないんじゃないかなってぐらいの感じで、
だからライブも意外と若者が多いのかなって僕は思ってたんですけど、
すごいなんか年配の夫婦で来られてる方とか、家族連れで来てる人たちとか、結構多くて。
家族でも?
そうそう、家族で。
確かに行けるよね。子供も知ってるもんね。
そうそう。
で、多分ドームっていうのもあって、席があったりするじゃないですか。
だから行きやすいんだろうなって思って。
席ってどういうこと?子供シードがあるの?
そう、多分そういうのもあるのかな。
普通に、例えばアリーナとかだと席がない、立って聴くやつもあるじゃないですか。
そうなの?席ないの?
席ないやつもある。
アリーナって席ないの?
わかんない。2階席とかはあるのかな?ちょっと僕も。
座れないの?
座れないやつある。
そうなの?
結構僕そういう系に今までいろいろ行ってたんで。
そうなの?
知らなかった。
すいません。
逆に僕としては席があるライブ、割と久々だったかもなっていう感じで。
だから本当にいろんな人が聴いてるんだって思って。
で行って、席だからわかんなかったんですよ。
チケット取って入場する瞬間に席がパッと表示されるみたいなタイプのやつで。
それまでわかんないの?
そう、わかんなかったんですよ。
なんで?ランダムなの?
多分、転売とかを防止するために。
そういうこと?
そう、そう、わかんなくて。
で、ピッてやったらすげえ後ろの方で僕。
後ろから5列目ぐらい。
すごい後ろだね。
周り声優だししょうがないかなとか思いながら。
じゃあ直前まで友達の席わかんないわけ?
わかんないです。それぞれで撮ってるんで。
ライブ体験の振り返り
2人ペアとかで撮ってたら多分隣とかなんでしょうけど。
そうなの?
そうそうそう。
ついていけないわ。
でも友達はめちゃめちゃいい席だったんですけど。
ほぼ真ん前みたいな。
そう。
僕ほんとにもう後ろの、しかも正面の後ろっていうよりもドームなんで360度あるじゃないですか。
360度はないか。
180度ぐらいあって、そのほの端っこの後ろだったんですよ。
端っこ。
米津さんはどっち側?
米津さんは横顔をずっと見てる。
後ろはないの?
真後ろはないです。さすがに本人の真後ろはないです。
けど、それでもギリギリのところ。
だから横顔は見れるんですけど、正直そのライブの演出の映像とかももうだいぶ見切れてるんで。
真正面から見たいね。
真正面から見たいけど、なんか多分この映像をこんな感じでやってんだろうなみたいな。
ギリギリギリわかるんですけど、でもやっぱそののめり込む感じでもないなっていうかライブに。
割とちょっと客観的にライブを見てきたような感じだったんですよ。
クレーム?それ。
クレームじゃないクレームじゃない。
ドームだし、そりゃしょうがないなって。
リセールとかだし。
でもだから客観的にライブ見てたんで、やっぱちょっと今まで僕が行ってたライブとやっぱ違う体験だったなって気はしてて。
結構だからロックバンドとかのライブよく行くんですけど、
それはさっき言ったようにアリーナとかでも立ってもうみんなでワーって手を挙げてなんか踊ったりジャンプしたりみたいな感じの結構一体感があるライブが多かったし、
それはそれでライブの楽しいところだなと思ってたんですけど、今回だからそういう感じじゃなかったというか。
映像と歌?
映像と歌とダンサーの方とかがいっぱい出てきたりして、まあまあそういうライブ演出はいろいろあったんですけど、
そもそもだからさっき言ったようにヨニーズさんの曲っていろんな曲があって、
みんなの一番好きな曲みたいなのがそれぞれ全く違うんですよ。
振り幅が結構あるから。
振り幅がだいぶ広いから。
僕がいつも行くようなやつだと、たぶんこの曲はみんな好きだよねとか、これ後半でたぶん盛り上がるからセトリに順番で並んでてみたいなのが結構多かったんですけど、
そういうことでもなくも淡々と曲がやっていくような感じで。
でもそれぞれやっぱなんか自分の中ですごい好きな曲というか、たぶん大切な曲がみんなあって、そのたびあーってジーンとしているようなっていう感じだったんですよね。
なんかそれが面白かったなと思って。
隣近所は知らない人なんですね。
知らない人です。
僕の隣はちょっと年配の夫婦の方だったし。
ここで盛り上がるんだみたいな感じ?
そうですね。だから5年配の方とかはNHKの朝ドラの歌とか。
あーいいよね。
そうそう、ああいうのとか。
はいはいはい。
やっぱドラマとか。
虎に翼のやつね。よかったよかった。
ああいうので盛り上がってたりとかして、僕も好きなんですけど。
みたいな、ほんとそれぞれだなっていう感じで、結構やっぱそのユネズさんの曲ってなんだろうな、曲を一回聴いてそれに、
例えばドラマだったらドラマの作品の話だとか。
なんかちょっとそれ結びついて、ちょっと聴いた後も色々膨らむような感じがあるなっていう風に思ってて。
しかもなんかその曲を当時聴いてた思い出とかもなんかちょっと蘇ってくるんですよね。
僕が客観的にライブを見過ぎてたせいなのかもしれないですけど。
でもあるよね。
あります。
だからこの曲、なんか大学の時の先輩とカラオケで歌ったなとか、なんかそういうちょっと思い出とかもそうそう思い出してきて。
なんか、ぐわっとこうライブで盛り上がるってよりも、なんかもう曲を聴いた時点で、ユネズさん的には曲をその発信した時点で、みんな一旦それを受け取っていて、
で、そこでそれぞれの思いみたいなものを載せたのを、なんかライブで一個一個再確認していってるような、なんかそんな気がしたんですよね。
確認ってのはユネズさんが?
みんなそれぞれ。
みんなが。
この時こんなことあったよなとか、この作品良かったなとか。
で、さらにだから自分は当時こういうことを思ってたなみたいなのを多分、一応一緒の空間にいるんで、
多分ユネズさんもうんうんそうだよねって言いながら聴いてくれてるような気がしたりして。
自分の思いでよ。
そうそう、自分の思いを。
なんかそういう共感の仕方というか。
それはそれでなんか温かかったし、面白いなあっていうふうに思ってて。
歌詞のテーマの考察
まあまあみたいなことをなんか常々考えてたんですけど、っていうのがそうそう僕の体験としてやっぱ面白かったなっていうのが一つあって。
で、まあもう一つあったのがその、今回のライブってそのユネズさんが2024年に出したアルバム、ロストコーナーっていうアルバムをひっさげてのツアーだったんですけど。
なんかそのアルバムというか、ちょっとそれ以前ぐらいからなんかユネズさんの歌詞のなんか考えていることのモードみたいなテーマみたいなのが一つあるなあと思ってて。
すごいね、読み取ってるの。
そうそう、これは友達ともなんかちょっと喋りながら話してたんですけど、なんか結構歌詞に失うだとか消えるだとかって言葉が結構出てくるんですよ。
で、例えばですけど、なくしても壊しても奪われたとしても消えないものはどこにもなかったとかいう歌詞だったり。
それ何?それ何の歌詞?
これはですね、ガラクタっていう曲の歌詞で、映画ラストマイルっていう映画が去年の8月ぐらいにあったんですけど、それの主題歌あったりしますね。
失ったつもりはないが何か足りない気分。生き続けることは失うことだ。それぞれ違う曲なんですけど。
失うが確かに多いね。
結構そういっぱいあるんですよ。
あれなんかおばあちゃんが亡くなったとか?
いや、そういうことじゃないんですけど、ユネズさんの中でそういうちょっと喪失感みたいなのがあったんだろうなっていう。
しかも、それが失ってしまったから悲しいとか寂しいっていうわけではなく、
その失くしてしまったものに対する許容みたいな、それでもいいじゃんっていうのがずっとアルバムの根底に書かれてるなっていう話で。
さっきのラストマイルのガラクタっていう曲はユネズさんは、廃品回収者のアナウンスで壊れていても構いませんっていうアナウンスがあるじゃないですか。
その言葉がすごいユネズさん自身に引っかかって、それをテーマに作ったそうで。
だから対人に対してなんですけど、あなたが壊れていても別にいいんじゃない。僕はそれを肯定するよみたいな感じの歌詞なんですよね。
なるほど。
この許容がすごいいいなっていうか、ありがたいなみたいな気持ちになって。
そこで僕、引っかかってユネズさんのインタビュー記事があるから、それ読みなよって友達に紹介されて。
それ見てて、そこがすごい面白かったんで、それをちょっと引っ張ってきたんですけど。
これ書いてあること読みますね。
当たり前のことだけど、物の考え方って年を取るにつれて変わっていくじゃないですか。
それは成長と捉えることもできるし、ある意味創出と捉えることもできる。精神的にも物理的にもそうだと。
だからユネズさん自身は一つ諦めたというか、何かを得ようとやる気になるのではなく、失っていくことを肯定していこうっていう思考転換があったって言ってるんですよ。
なるほどって、その成長と創出を同じ捉え方ができるよねっていう。
ちょっと続けて読んでいくと、10代20代の頃は何かを獲得していく時間だったと思うんです。
自分はこういう人間で、社会的に生きていくためにはこういう側面が必要で、それを自分に取り入れる。
そういって獲得していく成長とそれに対する創出は表裏一体なんじゃないか。
だから、成長と創出が裏と表ならば、裏を返せば創出するため、失うために生きているとすら言える。みたいなこと言ってるんですよ。
自己の成長と創出
僕はこれを読んで、これだと思ったんですよ。
僕の中でずっと感じてた感覚って、もしかしたらこれなのかもしれないなっていうふうに思って。
何か失ったの?
いや、失ったわけではないんですけど。
さっき言った、ちょっと入社してから3年間を振り返ったときに、何となく自分の中の創出感、自己創出感的なのが、何となく自分にあったんですよね。
あんまり自分ってどこにあるんだろうというか、これが僕ですって言えるものってあんまないなっていう。
ないよ、20代の頃は。ないないない。
いやいや、まあまあ、そうっすよね。
っていうのも逆にそれ以前をたどれば、だから空気に入る以前をたどれば、ずっと明確だったんですよ、自分のやりたいことって。
だから空気の入社前だと、とにかく映像を作りたいとか、かっこいいもの、魅力的なものを作れるようになりたいと思って、それで空気を選んだ。
それは全然間違ってないんですけど、何かそこをゴールに見せてしまってた自分もいるんだろうなっていうふうに思って。
その映像の世界に飛び込むまでが、自分の中の今までの目標として置いてしまってて、
じゃあ逆にそこに映像業界に入って、じゃあどうし、どういうことしたいのか。
どんなのを生み出したいのかっていう。
っていうところが、なんか僕の中でまだピンときてないままだなっていう。
なるほど。あ、なるほど言っちゃった。
今日なるほど使わないって決めてたのに。
そうそう。だからもっと掘り返せば、受験期とかもそうだったなっていうふうに思うんですけど、
だから自分のなんとなく行きたい方向って、昔から割と僕は定まってる人生だったんですよ。
それは自分で決めたの?目標は。
そう、自分で決めてるんですね。
高校に行きたいとか?
キャリアの振り返り
そうそう。なんとなくそういうデザインみたいなことやりたいなって昔から思ってて、
で、とにかく中学校は勉強してできるだけいいとこ行こうってなってたんですけど、
それはいろんなとこに行けるようにするため?
そうですね、そうですね。
どこにでも行けるようにってこと?
よく言われるじゃないですか、ちゃんと勉強しなさいって言われるじゃないですか。
勉強していい大学に行って、ある程度ちゃんとしたとこに就職しなさいってよく言われるじゃないですか。
その文脈ではあるんですけど、
でもその中でやっぱりそういうちょっとデザイン寄りのことしたいなっていうのは思ってて、
だから大学選びもそういう路線で選んだし、
そしてそれでやっぱ空気いいなっていう風にここに来たっていう流れは僕の中ですごい一貫してたんですけど、
あれじゃあその先どうすんだっけっていうのが僕の中でフラフラしてるなっていうのはあって、
でもなんか意外とでも若い頃も定まってる人って僕の周りそんな多くなかったなって気もして、
高校生の時とか別にやりたいこと決まってもないし、
どこの大学に行くのがいいかわかんないみたいな友達は普通にいて、
もしかしたらそっちの方がなんかマジョリティなのかもしれないんですけど、
逆にだからそうじゃなかったからこそ、その不安を今感じてるのかもしれないっていうか。
今までは目指すべきところが決まってたのに、今ちょっとふわっとしてるからってこと?
自己探求と成長
ふわっとしてる。
だからどうしようって今なってる状態だったんですよね。
確かに、空気って割と自分で自分の目標決めなさいみたいな感じの社風ではあるね。
そういうのもあるのかもしれないね。
その人の好きなこととか得意なことに合わせて、
多分ディレクター陣、プロデューサー陣も仕事振ってみたいな風にやれたらいいよねっていうことだとは思うんですけど、
なかなか僕がうじゃうじゃしてるんで。
何が得意なのかがパッと見わからないんじゃないかって思うんだよね。
僕もわかってないみたいな。
そこのなんかどうしたらいいのかなっていう気持ちがずっとあったんですよね。
ここにたぶん山内さんがいたら自分もそうだったようで、
言いそうな気はするけど、わかんないですけど。
そっかー。
そんな風に旗から見えてたけど。
若々しい頃の。
割とだからこの感覚は若い人共感できるのあるのかもなと思って、
ちょっと今回話してみようかなと思った一つでもあったんですけど。
でもやっぱなんかフラフラしててもしょうがないから、
どっか目標決めないとなっていう気持ちもありつつ、
でもなんかその辺をしっかり考えるべきなんでしょうけど、
結局目の前の業務に暴殺されてしまうみたいな、
みたいな日だったんですよね。
なるほど。
また言っちゃった。ごめんごめんごめん。
いいですよ。言っていいです。
っていうのをなんかこう今振り返ってちょっと言語化して考えたなっていうのもあって、
まあそうさっきだから自己喪失感みたいなことも言いましたけど、
あとあれですよね、だからちゃんと社会人になったっていうのを、
社会人やらなきゃみたいな気持ちも僕の中には。
焦りがね。
そう大きくて、焦りってよりも、
まあその普通に会社の一員としてやっていくわけで、
ちゃんとそのそこに適応していかなきゃいけないわけじゃないですか。
だからまあある種の処生術的なのがどんどん身についていってると思うんですよ。
それは全然プラスなことだと思うんですけど、
でもなんかその分その自分じゃないものを取り入れてる感もあって、
へー。
そうそう。だからなんかあれ、本当の自分ってなんだっけって、
そのなんか自分が薄まっていくような、
へー。
なんかそんな感覚があったな。
自分じゃないものって何?取り入れてるっていう。
えー、だから。
処生術が違うと。
そうそうそう。まあここはいろんな人とのやり取りの中で、
こういうふうに動いた方が周りの人は気持ちいいだろうから、
まあ今はこうしておこうとか。
例えばですけど、なんか僕はこういう表現もいいなと思ってたけど、
でもまあディレクター的にこういう路線だから、
いやまあそこはちゃんと従っておこうとか、
そういう感じのことですね。
へー。
まあでも若いうちってそういうもんな気はするんです。
別に僕が今すごい大した能力があるわけでもないんで、
それはやっぱ先人のやってきたことというか、
先輩たちのやってきたことをまず真似してみるとか、
そういうのが正しいと思いますし。
やっていく中で、でもいつかは自分の味みたいなのを出さなきゃいけないんだろうなっていう、
そういう焦りはありましたね。
けどそれが見つかんないみたいな、っていう焦りはずっとあって。
まあでもそういうのいろいろあったんですけど、
今回のそのライブに行って、で改めてアルバムとか曲を聴いて、
別にそれ肯定していいんじゃないって言ってくれた気がしてというか、
ヨネズさんね。
そうそう。それでいいんじゃないって思えるようになったというか。
偉大だね歌は。
そうですね。
まあ多分ヨネズさん自身もそういう経験をされてきたこその歌詞なんだとは思うんですけど、
それをちょっと今前借りしてもらえてるというか、
前借り。
先に教えてくれたというか。
そういう失うものも成長の裏返しだからいいんじゃないっていうのを、
僕の中ではすごいなんかでかかったんですよね。
うるっと来たの?
うるっとというか、はーって感じですね。
あーそっかーみたいな感じです。
で、しかも結構そのヨネズさんの話戻っちゃうんですけど、
なんか歌詞で探しに行こうって言葉も結構使ってたりして、
多分本当僕の解釈にはなっていくんですけど、
それ多分失ってしまったものみたいなのはしょうがないけど、
自分の中で逆に消えないものもきっとどっかにあるはずだから、
それを探しに行こうぜみたいなと言ってくれてる気はして。
それがあれなのかな、消えないものっていうのが自分っていうか個性っていうか。
なんじゃないかなって。
もちろん多分すぐに見つかるものじゃないから、
それはゆっくり探しに行けばいいんじゃないみたいな歌詞があって、
それかもなっていうから、
音楽からの影響
本当に自分なんもねーやって思っているよりも、
もうそんなことは悩まずに、とりあえず探しに行こうぜっていうか、
一歩踏み出そうぜみたいなことが割と風に落ちたんですよね。
よく言語化できたね。
これを言語化するのが難しくて。
でも言語化したいなっていうか、
こういうタイミングなのもあったし、
っていうことを最近そう思ったっていう話で、
これを聞きのディレクター、プロデューサーの方々は、
まだ腹が悩んでますが、気長に待ってもらえると嬉しいですみたいな。
それは常日頃なんか悩んでるって言ってるの?
悩んでるってまでは言ってないですけど、
それこそ面談とかで、そういうやりたい方向とかが見つかると、
それに向けたキャリアとか、そういう選択ができると思うからみたいな、
話は常々しているんで、
別に何も変わってはいないんですけど。
もがいてるわけね。
もがいてるかもしれないですね。
っていう話です。
でもなんか、僕だけじゃないかもなと思ったんですよね。
こういう悩み方してるのって。
全然僕だけじゃない。むしろ、たぶん聞いてる人全員だと思う。
全員?マジですか?本当ですか?
ずっとそうだと思う。
ずっとね。そうですよね。
特にでも20代前半は、そう思いがちなのかもしれないけど、
年取ってくると、それにもう慣れてきちゃうのかもしれない。
たぶんその感覚なんだろうなと思って、もういいじゃんみたいな。
それよりも、もっと気にしなきゃいけないことあるし、みたいな。
たぶんその感覚なんだろうなっていう気がします。
自分のことについてウジウジやっててもしょうがないよねっていうか。
だから、一瞬諦めがついたって米津さんも言ってましたけど。
諦めがついた?
そうそうそう。そういうことについて考えなくてよくね?みたいな。
ずっと考えてたんだっけね、米津さんは。
たぶん考えてた。
最近米津さん、よく顔出しをするようになったというか、
前まで結構前髪で顔隠してたんですけど、
なんかそういうのもあるんじゃないかなって。
さらけ出しても、いいやみたいな。
別にそこは気にしなくていいやっていうか、
たぶん自分の作りたいものとか思ってることを正直にやるほうがいいなっていう。
でも、これ別に終わりというか、僕はこういうことを考えましたよっていう、
かなり独白に近いやつなんで。
独白ね。
だから何?って話があるんですけど。
そうね、原山君とはこういう人ですってことね。
そう、こういう人。ちょっとね、自己紹介的な。
すごい重い自己紹介になる。
でも、原山君らしいっちゃらしいけどね。
本当ですかね。
僕はこれをいろいろ言語化することで、わりとすっきりしたなって気持ちもしてて。
やりたいことわかんないとか、何が好きかわかんないじゃなくて、
そういうことよりももう嘘でもいいからというか、仮でもいいから、
こっちのほうが好きかもって思ったら、もうそういうことにしてみて、
そっちに突っ走るとか、なんかもうそんぐらいでいいんだろうなっていう気がしてきて。
来年、今年か。来年度。
僕はなんかそんな感じでやってみてもいいなっていう気持ちはしてますね。
自己探求と成長
なんか進もうとすると、ちょっとブレーキがかかるってこと?
そうそうそう、僕そういうタイプなんですよ。
わかる。
本当ですか?
それちょっとわかる。
ひじょうさんもブレーキかかる。
なんかこう、ゴーって行こうとすると、なんかあ、いかんいかんとかって思っちゃう、なんか。
もうちょっと落ち着いてって。
自分に。
思うことある。
でもなんか、ぼっとうしてバーっと行っちゃってる人のほうがやっぱり、何かをなし得てる感じがするから、
それはそれで憧れもあるし、なんで私そんな惚れないんだ、くそ、みたいな感じもなるし。
まあそうですね、たぶんブレーキかけずに行っちゃう人も絶対いると思うし、
僕は逆にブレーキかけちゃう派だから、あえてもうかけなくてよくねっていう考え方をしてみるっていう話ですね。
まあそのぐらいがちょうどいいのかもなって感じですね。
一回振り切れてみるってこと?
どこまで振り切れるかわかんないけど、とりあえずその方向に一歩行ってみるぐらいですかね。
そしたらなんか違うものが見えるかもしれないね。
そこで、あ、やっぱちげーやってなったら戻ってくればいいし、あ、あってるあってるって思うんだったら進んでいけばいいし、みたいな。
そこは甘えてるかもしれないですけど、ちょっとゆっくり行ってもいいのかなっていう気がしますね。
ということで、原山くんが今回入社して3年で、ちょっと振り返ってみたね、自分自身をね。
たまたまそうそう、そういうタイミングだったんで、話してもいいかなっていう。
なるほど、ありがとうございます。心を開いていただきありがとうございます。
いやいやすみません、なんか自分の話ばっかりして。
すごいね、私はそんなもん、自分のことをなんか言語化しきらん。
いや大変ですよね、逆にだから言語化しきれないし、しない感じで3年間ふらふらして、やってたのを今ちょっとやってみたってぐらいの感じですね。
で、すっきりした。
すっきりしましたね。
じゃあ皆さんもやってみてください。
新しい挑戦への期待
まあまあお任せしますね、それはやってみていいんじゃないですか。
でもなんか同じような気持ちの人がいたら嬉しいなぐらいですね、僕としては。
嬉しいのかな、まあそうだよねっていう感じ。
じゃあ自分もそうだよっていう人がいたらお便りを。
全然来ないけど。
お便りでも、なんかなんでもいいです。
来年から新しい人たち、来年、もう来月か。
そうだよ、一番下っ端終わりたい。
そうそう終わりですよ。
ねえ、ねえ。
もう終わっちゃう。
もう先輩面しなきゃいけなくなるじゃん。
そうそうそう、だからなんかこういう余ったれたこと言えなくなってくるかもしれないけど。
でも逆にそれを新しい子が聞いて、なんかそうなんだって思ってもらえてもいいし。
きっとね、たぶん1,2,3年ぐらい経ったときにね、改めて原宿くんのこのポッドキャストを聞いたら、胸にぶち刺さるんじゃない?
かもしれない。
でも全然違う考え方があっていいとは思うんですけどね。
そうですね。
はい、って感じで、すいません僕の一人語りでございましたが、今日はこの辺で終わりたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日も経営者のしゃべり場を聞いてくださってありがとうございます。
経営者のしゃべり場では皆様からのご質問ご感想を常に募集しています。
映像制作会社の人に聞いてみたい素朴な質問や製作裏話を知りたいなど何でもOKです。
SNSではハッシュタグ経営者のしゃべり場をつけての投稿やDMも受け付けています。
我々の励みにもなりますので、ぜひお気軽によろしくお願いします。
33:13

コメント

スクロール