いやなんかね、ショーとして素晴らしかったですよ。
あ、そうなんだ。
ショーでした。
インタラクティブ系の展示作品みたいな感じのあのラボさんの作品しか私は今まで見てなかったんですけど、
仕組み的な、田中さんが担当されてたAIを使ったエンジニアリングとか、
コンセプトの部分、AIとダンスをこういうふうにコラボさせたら面白いんじゃないかっていう発想の部分も面白かったんですけど、
今回なんかその公演みたいな感じで目打たれてたのもあって、
ショーとしての仕立て、最初こういう導入で入って、どんどん観客も分かっていくんですよ。
あ、このショーこういうふうに見るんだなみたいなのがだんだん分かっていって、
その最後もちゃんとショーとして締めくくられるみたいな感じの一連の公演の設計みたいなのもすごくて、
あのラボすごすぎるって思いました。
最高のレビューありがとう。
そこはね、やっぱり大島京次郎さんの演出力といいますか、
あとはすごいダンサーの方が集まってたので、ライブとしての完成度もすごく、あれは生きざまでしたね。
吉田さんがすごい楽しそうに打ち合わせとか毎回されてて、
そうですね、制作過程もとても楽しかったですね。
さっき生きざまっておっしゃってましたけど、
ダンサーさんたちの表現力が本当に素晴らしいっていうような話を聞いてたんで、
実際当日見てすごかったですね。
そのコンテンツどんなふうにすごいのかっていうのをちょっと説明します。
ちょっと全然分からない。
分かんないですね。
AIとダンスがどう結びつくのか。
今出てるキーワードはAIとダンスがどう結びつくのか。
ちょっと前のものなのでそこがあるかもしれないんですけど、
細かに二部構成みたいな感じになってて、
演者さんがですね、コンテンポラリーダンス、バレーダンス、ストレートダンス、
その中にもジャズが得意な人だったりとか、ロックが得意な人だったりとか、
そういったたくさんのダンサーさんが演者さんとして集められてて、
まずその舞台がですね、六本末の科学館のサイエンスホール、
まさにクリエイターズの会場、遊べるデジタルアート展の会場ですね。
そこを完全にフラットにして、そこに座席、椅子を取り囲むように。
真ん中が舞台。
そうです。すごくフラットなところに演者さんが真ん中に入って、
お客さんはそこを取り囲む椅子から見るっていう。
360度見る。
360度。
一部ではその演者さんたちが自分たちのジャンルのダンスを全力で踊る。
これが私たちのダンスですっていうプレゼンテーションのような感じをするんですよ。
ショーケースをされるんですね。
で、専門ダンスのショーケースが終わったら、僕、田中とあのラボの村上ふんするAIの使い手みたいな。
出るんですね。
出てきて。
出るんですね。
ステージが出るんだ。
可動式スクリーンをコロコロコロコロコロがしながら、舞台の真ん中に登場して。
で、その頃、すでにも流行ってたと思うんですけど、
ステイブルディフュージョンっていう言葉から画像を生成するAIがあるんですよ。
で、それで生成された、ダンスをしている人体の画像みたいなものがあって。
で、当時のステイブルディフュージョン、人体の表現とかがそんなに得意じゃなかったり、
あとは人の文脈では考えつかないような腕の動き方をしたりっていう。
ちょっと突飛な、その人体が出てくる。
千樹観音みたいな。
そうそう。
重力どうなってんだよみたいな。
で、そういった画像を真ん中に出てきたAIの使い手みたいな人が、まずお客さんに見せるんですよ。生成した画像。
何て入れて出てくるんですか?
ベタなところで言うと、ダンスをするダンサーみたいな。
入れて出てきた画像。
前もって3000枚くらい生成してるんですけど、
それを自前のプログラミングで切り替えながら出して。
お客さんにもこういう風にするAIがありますっていうのと、人体の画像を出しましたっていうのは始まって、
ダンサーさんはそのちょっと突飛な人体だったり不思議な画像を自分の体の中に印象をインストールしていって、
その印象に任せて表現を行う。
なので、まるっきり模倣するっていうやり方もあるし、自分のダンスジャンルと混ぜていくっていうのがタイミングもあるし。
ライブでやるんですか?ライブっていうかその月初めて見てやるんですか?
即興です。
なのでリハの時とかに画像を使っちゃうと、前に見た画像がこれはこうドローみたいなのが出ちゃうので、
そこはAIの強みでもある生成速度の速さっていうのを使って、
そのリハで使ってない画像を出せるようにしたりとかして、
なるべく新鮮な初見な状態のものを下ろすみたいな。
だんだんとそのAIが出してくる人体っていうものと自分のダンスジャンルが融合していって、
最終的にそのダンサー個人個人がAIの体と自分が今まで積み上げたダンスっていうものの中で、
どう自分の中に踏み落としていくのかっていうのがその会場の中で繰り広げられていくっていう。
すごい面白かったのが、AIは今インターネット上にある人間の様々なアーカイブを機械学習して、
その画像を生成するじゃないですか。
そのAIが出したものを人間が逆輸入じゃないけど、逆に機械学習的に自分にインストールして、
また違うものを出力するみたいな。
入れ子構造みたいな。
そうなんですよ。
そっか、人間の出力を見て今、昭和楽しむみたいなことですよね。
すごいね、その場で生まれるっていうか、用意したものじゃないっていうのがやっぱ面白いですね。
そこはかなり生物として。
ダンサーさんの信頼があるからこそできるし、
そうですね。
ダンサーさんもそれを楽しんでやってるみたいな。
そこを理解してもらえるダンサーさんをしっかり集めるようにしたって、
キョシロさんは言ってましたね。
すごい。
すげー。
凄まじかったですね。
そんなの他でやってたりするんですか?
他の場所でっていうことね。
AIとダンスみたいな取り組みは結構いろんなところで。
テクノロジーとダンスの掛け合わせっていうのは、かなり文脈が長いと思うんですよ。
そういうことですね、パフュームとかもね。
そうですね。
パフュームはすごいポップシーンにそれを持ってきた人っていう感じがしますね。
なので山口のYCAMとか、メディアアートの展示施設、展示施設じゃないなあれは。
リサーチする施設みたいなところがあるんですけど。
そこでダンサーさんを呼んで、その時はまだあんまり浸透してなかったモーションキャプチャーを使って、
映像の中で右手首と左手首に一本線を引いていたら、実際にはないのにその線を飛び越えるような動きをしたりとかっていう、
ちょっと身体の拡張みたいなことを実験的にやったりっていうのは、めくめくとされてて。
で、それがだんだんAIを使っていったりとか。
すいません、なんかすっげーそれさせましたね。
面白い話を。
ありがとうございました。
頑張りして。
ノイノイで話した。
すいませんね、何の準備もしてなかったです。
このことについて。
めちゃめちゃいいレビューもらったんで、音源データください。
お願いします。
もっと話したくなるんですけど、私第1回公演も見に行ったんですよ。
本当ですか。
そうなんだ。
窓が開いてるのもね。
そう窓が開いている。
ありがとうございます。
あれも再演したい。
いやー。
もうね、不思議な体験だったんですよ。
世にも奇妙な物語だった、マジで。
うん、面白かったね。
それはひやさんも。
ひやさんも。
私もどっちも。
2つとも言ってるのに一緒に。
なるほどね。
割と感想が分かれたお二人。
そうそうそう。
私はめちゃめちゃ不愉快。
不愉快派でしょ。
なんで不愉快だったの。
いや違う違う、面白くなかったっていう不愉快じゃないんですよ。
体験しに行ってその体験が自分にとって快か不快かっていうのが分かれてすごい面白いっていう。
結果的にすごい面白い作品だったんですけど。
それもプレイスオブアースでご一緒した大島京次郎さんと一緒に作り上げていった作品。
僕と京次郎さんで合作するのはそれが最初でしたね。
窓が開いているっていう。
あれ聞きたいです。あのラボのいろいろ展っていうのが名古屋芸術大学にて開催っていうのを見たんですけど。
開催されます。
せっかくなんでな。
国地的なね。
そうですね。
名古屋芸術大学っていう名古屋にある芸大なんですけど。
そこが特別客員教授っていう枠がありまして、アートシーンだったりとかデザイナーだったりとかっていう方を呼んで、
特別講義をするっていう枠がありまして。
今回そこにあのラボ全体が特別客員教授ということで。
全員が?
全員がです。あのラボというチームでお呼ばれしまして。
これもかなり珍しいというか、株式会社がそこに入るっていうのはすごく珍しいことだと思うので。
あのラボ結構珍しいのが、株式会社として仕事はやりつつも、アーティスト活動と言いますか、ありがたいことに文化庁のメディア芸術祭で対象いただいたりとかしたんですけど、
そういったアート方面の制作もしているので、アーティストワークとして呼んでいただけて。
この名古屋芸術大学はあのラボの吉田めぐみさんの母校でもあり、そういう繋がりもあって、名古屋芸大の竹内先生っていう方がお声掛けいただいて、
特別講義とあのラボのいろいろ展っていう展示会をさせていただくことになりました。
10月28から11月の13日ですね。
福岡からはちょっとね、距離があるんですけど、特別講義の方は普段あのラボがこういう仕事していますみたいなことをしゃべりに行って、
その時はうちは株式会社としてクライアントからオーダーを受けて、それに対して一緒に作品、作品というかものを作っていくっていう面もありつつ、
自分たちの中で表現したいものをアーティストという立ち位置で作品を作るっていう両面あって、結構それ自体が珍しいものなのかなというふうに自己分析というかしまして、
その部分をメンバー5人ぐらい現地に行きまして、クロストークみたいな形を取りながら空気感も伝わるような感じで講義をしてきました。
講義はもう終わったんですか?
終わりました。
この展示は芸大祭の期間中に?
そうですね。なのでこのいろいろ展がやっている間に芸祭が開催される感じですよね。
このあのラボのいろいろ展っていうのは、もともとあのラボが以前福岡にアルティアムっていうところがあって、そこで開催した日常の隣店っていうあのラボの個展があったんですけど、
それの雰囲気も踏襲しつつ、今回は名古屋芸大っていう芸術系の大学の中でさせていただくので、その有志の学生さんの作品もその中に取り込みながら一緒に空間を作っていくというようなことをしています。
広さはどれぐらいかな?
あの一つ建物があって、その1階フロア全体みたいな感じなんですね。
で、ホワイトキューブの6×6ぐらいのギャラリースペースが2個と、あと奥にもうちょっとでっかいギャラリースペースが1個。
あとは通路に面してちょこちょこ置いていくみたいな。
かなり範囲としては広いですね。
で、その一番広いお部屋で、あのラボーが以前からいろんなところでやってる色式っていう作品がありまして、こちらも言葉で説明するのが結構難しい作品ではあるんですけど、
低圧ナトリウムランプっていうトンネルを照らす明かりみたいな、オレンジ色のなんとなくわかりますか?オレンジ色の明かり。
あれが光の波長の分布がですね、黄色のどこだけピョコンって高いみたいな。
特殊な光の成分を持ってて、その光だけに照らされた空間はまるで色がなくなったような。
全部白に見える。
グレースケールというか。
明度の違いみたいのでしかわかんなくなる。
私これ拝見したことなかったです。
そこに勤めてた僕と同年代の人から、今度ピクファで光星ってイベントやるんだけど、映像的なことでなんか関わってくれないみたいなお誘いがあり、とりあえずまず見に行くわって言って、一緒に嬉野の方まで見に行きまして、
その時もう結構弾丸で行ったので、帰りとか宿とかあんま考えてなくて、その場で立ち寄ったイベントの川本さんのとこに、ちょっと今から歩いて2時間ぐらい山道帰らなきゃいけないんですよみたいな話したら、そこの川本のお父さんが、それ無謀だから車で送るよって言って駅まで送ってくださって、
そんなのもあって、次年度ですね、そのイベントやるっていう時に、主催の辻さんって言う方から電話が来て、そういえばだれさんに送ってもらったらしい、映像系で何かしてくれる人探してて、ちょうどその人送ってくれた人の窯で展示する人を探してるとか、どうみたいな話があり、それはなんか縁を感じますね、関わらせていただいて。
結構光星は特殊なルートで。
オーダーは映像ってざっくりしたものだったけど、アムラムさんのフィルターとかそういったのが入って、アート作品だったって書かれてますけど。
その時は窯の中、焼き窯がすごいトンネルみたいな感じなんですよ、レンガ作りのトンネルみたいな感じになってて、空間自体がものすごいかっこよくて、しかも夜だし。
夜の窯、それだけですごいかっこいいんですよ。どうにかこの場所を活かしたいと思って、ただ映像を映すだけじゃちょっと面白くないからみたいな感じで、そこに活かしながらアナログ映写機みたいなのを懐中電灯改造して作って、持って行って体験できるものを作ったりとかしました。
やっぱり入り口は映像で何かみたいなことが多いかもしれないです。
何かや、縁もありつつ。やっぱり映像でっていう声の掛かり方は多いですけど、そこに対してやっぱ単に映像っていうのも、映像だけで勝負できるほど映像強い自信は自分にはないので、
そこに対して投影する空間だったりとか、来るお客さんに対してどんな特別性みたいな体験がさせられるか、自分ならさせられるかみたいなので、何かちょっと組み替えて作ったりしますね。
そういう組み替えじゃないですけど、何だろう、その空間を活かす、それこそ何かその土地に合わせたやり方を色々選べるのもいいですよね。
いいですよね。これに関しては本当はあのラボはいってそこの力がついたなと思ってて、学生時代はどうしてもプロジェクターで写すとかディスプレイの中で写すとかぐらいの選択肢しかなかったところが、3Dプリンター使ったりレザーカッター使ったりとかいうものもそうだし、プロジェクションマッピングの変化系みたいなものもたくさん知識を持ってる人が多いので、
映像っていうジャンルではありつつも、その空間へどう溶け込ませるかとかどう利用するかみたいなところの引き出しはすごくたくさんあのラボはあるなと思ってて。
なので案出しの時にディスプレイみたいなものが出てこなかったりする。まずこういう空間を作りたいんだみたいなところから話ができるのがすごく自分にとっては楽しいなと思いますね。
確かにね。
なんかまずディスプレイ想像しちゃいそうですもんね、映像を。
つけば舞台から行くっていうよりかは中小から行くって感じなんですか?
それもまちまちその時々ではありますけど、この場所だったらこういう方法が合うよねみたいなところを自分たちも何でもできちゃうっていう気持ちがあるので、それに沿って選んでこれるディスプレイの時ももちろんありますし、
変形のディスプレイ使ったりとか、今回はLEDでどうにかやってみようとか、いろいろ選択肢がすごく広がりますね。音だけでやってみようとかもできます。
そういう変わったディスプレイとかだと映像を作る人たちもなんかこうちょっと新鮮な感じがするじゃないですか。なんか楽しんでできそうだなって聞いてて思いましたね。
めっちゃ喋ってしまった。
だらだら。
あのラボの宣伝をしまくってしまった。
全員一緒。
さすが、安心感ある。
はまちさんが感想が上手すぎる。
本当ですか。
ねえ。
だって一緒に映画見に行ったりとか。
経営者のしゃべり場、来週へ続く。
本日も経営者のしゃべり場を聞いてくださってありがとうございます。
経営者のしゃべり場では皆さんの感想、質問などを常に募集しています。
概要欄にあるお便りフォームより簡単に入力できますので、ぜひお気軽にご意見ご感想をよろしくお願いします。