00:04
はい、始まりました。ケイシャのしゃべり場。この番組は、映像制作会社KOO-KIのメンバーが日々感じているおもろいを語り合い、発信するトーク番組です。
私、KOO-KIおもちです。
KOO-KIヒージャーです。
そしてゲストは前回に引き続き。
重鎮プロデューサーの小澤です。
変態ディレクターの花口です。
よろしくお願いします。
自分で言った。
突然、鼻垂れましたね。どうしたんですか?
アブノーマルって意味じゃないですよ。
はい、いいですね。
温まってきましたね。
心を開いて。
そうね。
最初からですかね。
温まってきましたね。
というわけで、KOO-KI25周年を控えた特別プログラムでお送りしております。
カタカナでシン、ディレクター山内原口と重鎮プロデューサー小澤でお送りしております。
原口さんが特撮好きだからシン。
そうです。
シンディレクターですね。
ありがとう。
そうです。
特撮リスペクトのシンです。
ありがとうございます。
というわけで、未来ある若手ディレクター会ということでお送りしてきたんですけれども、
前回は未来の話っていうよりかは、今まさに積み上げていくフェーズなんだ俺たちはみたいな感じの話になっちゃいましたけど、
今回は最終回っていうことで、雑談的に話をしていけたらなと思うんですけど、
私ちょっと原口さんとぜひ話してみたいトークテーマがありまして、
私と原口さんってあれなんですよ、空気生え抜きなんですよ。
最初の初登場のプロフィールのところから言ってますけど、
2人とも新卒で空気に入って、ずっと働いててみたいな感じでやってきて、
2人とも7、8年ぐらい空気に勤めてるっていうことでね。
原口さんって大学生の時から空気でバイトしてるから、
なんならもう人生の半分以上空気で過ごしてるじゃないですか、半分以上じゃないか、半分ぐらい。
いや、3分の1ぐらい。
3分の1ぐらいだと思う。
あ、そっか。3分の1ぐらいか。
でもそうですね、10年以上、10年ぐらいか。
そういうことですね。
学生の頃、2012年からだから。
10年、でも頑張りましたね、アシスタントね。
そうですね。
7、8年、これって長いほうなんですか?
いや、長いんじゃないですか。
短いほうなんですか?
だって、せっかくのメンツなんで、ぶっちゃけトークをしたいなと思うんですけど、
やっぱね、今までね、あまり人がね、育ってこなかったんですよ。
私と原口さんのほかにもね、結構若い人はいっぱいいたんですけど、
みんなことごとく辞めてますからね。
山内さん同期、5人ぐらい?
そうですね、5、6人ぐらい。
03:00
あ、そんなに一緒に入ったんだ。
いや、私の同期というよりかは原口さんの同期じゃないですか。
あ、そうか。
そう、私がインターンの時にはもうその、同世代の人いたので。
あ、そうかそうか。
そう、言うなれば原口さんの同期がもうごそっと辞めてるっていう感じですね。
今や一人になってしまいました。
僕が多分2017年から入ったのが、2017年から2016年に入ったけども、
僕の目の前を凄まじい数の若い子が通り過ぎていきましたね。
あ、じゃあちょうど、そっか、いっぱい通り過ぎた時に入られたんですかね。
通り過ぎたっていうか、本当にこんなに入れ替わるんだぐらいでしたね。
だからやっぱり難しい時代だったことはあったし、もう一つは、
エグチカン筆頭に今のディレクター陣がいるじゃないですか。
イクシマーより前のところまでね。
っていうところで言うと、やっぱりそれなりのプライドがあるし、
それからもう一つはいつまでも現場に立つぞって覚悟もあるし、
負けるもんかっていうのもあるじゃないですか。
そういう人が若いアシスタントを見るときに、
まだまだやねっていう風になるわけよ。
まだまだ登校及ばないよねっていう感じになるわけよ。
で、若いアシスタントからすると、
いやいや、いつになったらディレクターになれるんですかっていう疑問は既にあるんだけど、
バカお前、ディレクターっていうのはなりたくてなるもんじゃなくて、
誰もが認めた人がディレクターになるんだよ、
ディレクターなんだよみたいな感じがあって、
なんすかそれみたいな感じになって、
そういった意味合いでは、先輩ディレクターが物足りない若手をなかなか引き上げられなかったっていうのもあるし、
その若手からすると、先行きがよくわからない世の中で、
どこをどう頑張ってもいいのかわからないっていう感じもあったんだろうかなという感じはありましたよね。
そういう中で、いろんな仕事を通じて、
もちろんまっすぐでは全然なくて、でこぼこでこぼこしながらだけど、
ちゃんと成長して、それはやっぱりね、シンプルに言うと頑張ったんだと思うんだ。
折れそうに何度もなったと思うけど、頑張ったと思うんだ。
それはディレクターになりたくて頑張ったっていうより、認められたいみたいな感じで頑張った挙句、
もうディレクターだよねっていうふうに、僕らが思ったって感じたんじゃないかな、そう思いますけどね。
中口さんはどうでした?やってこれたのは認められたいから頑張れました?
私は全然そうじゃないなって今聞きながら思ったと思うんですけど。
いやー、結構上に人がまだいて、アシスタントディレクターでも、
全然すごい人とかが何人もいて、
この人たちが上がれないなら俺もまだまだだっていうふうな感じではあったんですよ、ずっと。
06:00
それもあるよね。引っかえてる感じね。
そうですね。その人たちが慣れてない以上は、僕はまだまだ評価もされてないんだろうっていうふうに考えてたから。
じゃあ何でやってこれたんですか?何をモチベーションに頑張ってたんですか?
そっか、そうなってくると難しいな。
なんか俺は、ナビいるメンバーからすると、原口が一番ガツガツしてるように見えなかった。
あー、ひょうひょうとしてた。
どっちかっていうとひょうひょうと、暇があれば怪獣のイラストを書いてる。
そうですね。楽観的なところはもちろんあるんですよ。
やっぱ自分の好きなことっていうのがすごくはっきりしてたから、
ディレクションできるなっていうのはあったんですよ、自分の中でずっと。
そうなんだ。
なるほど。
すげー。
すげー。
そうなんだ。
それが空気の基準にはいってないっていうふうなところはすごく思ってはいたんですけど、
でもなんか、このままっていうのもちょっとあれですけど、なんていうのかな。
その時期がくれば、俺のことを認めたるを得ないだろうって感じだと。
まあ、嫌われることを恐れず言うのであればそうなんですよ。
何が正しいって多分ないじゃないですか、ディレクションって。
まあ、もちろんセオリーとかはあるんですけど、正解はないと思ってるんで、
あんまり自分を否定しなかったんですよ。
自分の思った演出が通んなくても、プレゼント化で通んなくても、
これは自分の中での演出だったから、それは今回合わなかったんだなみたいな。
多分、でもそういうところが、なんかやっぱり自分の強みというか、
自分の好きなこと、自分の好きな演出が芯としてあるから、
まあ、続けられてたんじゃないかな、ぶれなかったんじゃないかなとは思います。
才能の塊みたいだね、なんかね。
いや、そういうふうに捉えられると、自分に才能があるとかそういう感じじゃなくてですね。
めっちゃすごくわかりますよ。
違った?
俺には才能があるとかじゃないんですか?
じゃないんですよ。
違うの?
そことは違うんです。
ある種才能あると思ってますよ、ある種。
才能っていうかなんか頑固さっていうか、自分がいいと思ってるものはあるなみたいな。
自分のすごく好きなものはあるから、このジャンルに関しては負けねえっていうのがやっぱありますし。
なんかずっと売れないけどスタイルを変えない漫才師がいるじゃないですか。
いや、間違ってないみたいな。
でもそれって結局すげえなと思うじゃないですか。
それは延々20年でやっとM1ですみたいな人いますけど、M1取れなきゃどうもなんなかった。
09:04
意識小居さんみたいな。
だから空気のいいところっていうか、自分以外の答えも近くで見れるから、やっぱ吸収できるっていうか。
上原さんはこういうふうにやったんだな、おめんさんはこういうふうにやったんだなとかっていうので、他のアンサーが見れるみたいな。
それが別のタイミングで、別の案件で参考になったりするんですよ。
なるほどな、勉強になるなみたいなって思ってたから積み上がってる感じがして、それがモチベーションになってたというか。
だからさっき小倉さんが言ったみたいな、絶対に俺のことを認めさせてやるぜみたいなとはなんかちょっと違うかなって。
積み上がって成長してる実感があったからってこと?
逆にそれが今まで辞めてた人とかは、やっぱそれがなかったんじゃないのかなとかは思いますね。
やらされ感があったってこと?
やらされ感感じたら、もううちの会社は地獄だと思いますよね。
だってそれって何も積み上がらないじゃないですか。
3年経っても4年経っても何も積み上がってないなってなると、もうここにいても意味ないなってなるんで、
それは辞めるっていう決定に至るなって思うんですけど、自分の場合は決定だになるように感じるような出来事が特になかったっていうか。
それはなんかムカつく瞬間とか辛い瞬間とかももちろんたくさんあるけど、だからといってもう辞めようみたいなふうには、そこまで強く思わなかったっていう。
なるほどなるほど。
これ自分がサラリーマン生活何十年って言ってきたじゃないですか。
それで若い頃は欠希盛んでもあったし、だからダメなんだようちの会社はみたいなタグのね、よくある話があったりするじゃないですか。
で、うちの社長はこれがダメだとか、うちの会社はこうだからいけないとか、もっとこうするべきだとかいうタグのことは、若手社員だから、どこでもあるように普通にやってたわけですよ。
で、それがどんどんエスカレートして、プロジェクトを作って、社長と直談判して、こういうふうにするべきですっていうふうに提言を出したりね、してた事態があったんですよ。
で、それがだんだん年を重ねていって、自分がそういう立場になってくるじゃないですか。
で、今も空気で自分が経営者だったり、プロデューサーで一番年下さがあったりするじゃないですか。
そっちの辛さはあるわけですよね。何かを決めたり、何かを成し遂げる方が難しいわけで。
さっき、私が入った年の生嶋さんぐらいの年齢に、私がなったんだってマウチが言ってたけど、
いよいよ後輩の皆さんに対して引っ張っていったり、一緒にやっていくっていう立場になるじゃないですか。
アシスタントで、しんどいっすとか、やってらんないっすって言ってる方が楽であって。
12:04
そうじゃなくて、自分がディレクターになって、まさしくアシスタントと一緒にやったりね、
制作と一緒にやったりするような立場になっていった時に、どう考えるかなと。
よくあるのは、自分がああいう目にあったから、ああいう人にはなりたくないって思ったりとか、
ああいう風にあって、実はあれで鍛えられたから、それはちゃんと伝えていきたいって思うとか、
いろんなことが自分の経験を踏まえて、ディレクターになって思うことがあるんじゃないかなと思うので、
そんなのはせっかくだから聞いてみたいなと思いますけどね。
いや、それで言うと全くあれですね、自分がしてきたことと同じことをやるべきだとは全く思わないですね。
自分はこういう風に生存してこれたから、それが正しいはずだみたいなのは、生存バイアスってやつじゃないですか。
それは、自分も簡単には仕事辞められないなとか、自分の性格的に空気の写風も働きやすいしなみたいな、
いろんな人生とか環境とかの情報を鑑みて、いろいろ天秤にかけて、空気でやっていくかみたいなところを決めてるわけですよ。
だから、条件が複雑すぎて、同じ決定をじゃあ後輩ができるかっていうと、ぽーんって仕事を全然辞めれるみたいな人もいるだろうし、
余計な負担みたいなのは、そういう根性論的な感じで、あの時のあの辛さがあったから、みたいなのは全く思わないです。
ただそのさっき原口さんと言ったみたいな、これは私のディレクションだからこうしてほしいけど、
作業をやるあなたの、あなたが思うこっちにした方がいいみたいなところがあれば、言ってねみたいな。
その子自身の、さっき原口さんが言った芯みたいなものは、あっていいんだよみたいな、そこが大事だよみたいなことは、言ってあげた方がいいんだろうなとは思いますね。
100%山内さんの演出を真似る必要はないよとかそういうこと?
そうですね。
自分のカラーを出していかなきゃ。
出して、その子が何になりたいかにもよるじゃないですか。将来的にディレクターになりたいのか、デメラリストになりたいのか、みたいなのもあるから、入ってくる子によるっていうか。
私と原口さんがやってこれたから、もうみんなやってこれるだろうみたいなことは全く思ってない。
アシスタントからディレクターになるのも、何年って決まってるわけじゃないしね。
そうですね。
昨日もちょうど、ひじやさんと昔のディレクター、白川さんとかが20代の時の作品とか見てて。
割となんか全然、いけるなーみたいな、今CM流してもいけるなーみたいなCMだった。
15:04
白川さんのやつとか。
すごい色あせない、すごいモーショングラフィックスで。
山内さんのCMとかも、なんか結構笑えるし。
これ作ったの白川さん25歳らしいよみたいな。原山君もいけるんじゃない?みたいな。
ゲッソリみたいなね。
もめんさんや白川さんと昔話をする時に、創業当時の話を2人から聞くけど、
とにかく当時の2トップ、江口たけき夫の2トップからの、あれやれこれやれが、当然あるわけじゃないですか。
2人ともディレクターでもなんでもないから、わーとか言って。
でも、永遠ループやこれって話になって、逃れたくてしょうがないけど、嫌ですっていう話はないと思ったから、
一生懸命勝手にセールスに走って、案件捕まえてきて、作業してと。
で、ちゃんとそういうことをやってれば、すいません、今これがあるんで、それは受けられませんとか言って。
2人のアシスタント仕事をしなくていいように、自分で仕事を持ってきたってことですか。
そうそうそう。
っていうぐらいたくましくやってこないと、圧の強い2人だから、やれって言われたら、やんないっていうわけにもいかないってところがあって、
ちゃんとそういうふうにやってれば、じゃあしょうがないなって話は何度か聞いたことがあるけど、
でも、そういう歴史でもあったよなっていうふうに思いますよね。
それで言うと、ぜひ原山君とかには、プロデューサーに根回しして、
俺こういう仕事やりたいです、みたいなのをセールスしていくっていうのが大事なんじゃないかなとは思いますね。
後輩に向けてのアドバイスがあるとすると。
当時は社内にプロデューサーもいなかったですね。
そうか。
だから、ディレクターが1人1人何とかするしかなかったけど、今はそういったね、
普通にプロデューサーがいるから、そういう人間もうまく巻き込んで作っていけばいいかなと思いますよね。
経営者のしゃべりぽ。
結構、山内さんとかが原山君に割と丁寧にお仕事を教えてたりとか、
原口さんも野地さんに丁寧にお仕事を教えてるって。
すごい丁寧ですよ。原口さんにね。
あんなふうに教えてもらったことないね。野地さんに教えてもらいましたけど。
そんなことないじゃん。
スラッグのやりとりとか。
でも、その2人は今まで先輩に丁寧に教えてもらったことっていうのはあった。
前提としてうちの会社そんなに育成に力を入れるみたいな感じじゃなくて、
さっき小澤さんが白川さんの若い頃の話をされてましたけど、
自分の積み上げを第一にワーって積み上げてきて、舌が増えてきてっていう過程を経てきた人たちだから、
18:06
そりゃあなんか突然ね、人の舌を育てるみたいなのは別のスキルじゃないですか。
自分の実績を作るスキルと人を育てるスキルっていうのは。
だから、そこまで期待はしてないところももちろんありましたけど。
ただ旗から見てるっていうか、本人からそういう話があったからそうしようねって話をしたけど、
当時植原圭がうちの相談相手というか、メンターみたいな形になって、
毎朝そういう時間をとって。
そうですね、確かに。期待してないって言ったけど、がっつりお世話になってます。すいません。
モーション10本じゃないけど、何本も作ってきて、毎朝それ見て、
ああだこうだって言って返して、100本ノックみたいなの毎日毎日やるっていうのを。
1日1グラフィック作るみたいな。
それは付き合う系も大変だし、なんだけど、
植原圭とマウチっていう関係においてはそれは、
育てるっていうようなスキルっていうよりも先輩ディレクターとして、
そのスキルについてアドバイスをするとかいうことを続けるってことによって、
マウチが実力的に上がっていったらいいなってことをやったりしたりしたよね。
今も河原が本田をそういった形で育ててるから。
育成っていう感じはないんだけど、ちゃんと責任を持って世話をするみたいなことに関しては、
随所随所ね、何人かでそういったことが行われていました。
ただ会社としてちゃんと育成していくぞみたいなことに関しては、
得て増えてで言うと圧倒的に増えてだなという感じではありますね。
すごい何回もチャレンジしてきたけど、チャレンジしてはダメだった、
チャレンジしてはダメだったの繰り返しっていうか。
でもちょっとずつだけど良くなってきてる感じはしますよね。
上原さんと私のとかで言うと得意な分野が近いとか、
そういう相性的なところとかもあったと思うんですよ。
だからオールマイティに広いところに向けた育成みたいなのはまだ考えられるフェーズじゃないけど、
ちょっとずつ自分と会う、話が合うとかテンションが合うとか人間性が合うみたいなところから、
コミュニケーションの取り方とかを今積み上げてってるまさに最中なのかなみたいな。
マッチングはやっぱり大事で、こっちからしても教えがいがある、
教えられる側からしてもこの人の言うことは聞く耳を持とうみたいな関係があっての話っていうのはスムーズに進むし、
そもそもそこにそういう関係がないとお互いに不幸だよね。
またこの時間かみたいな感じにもなっちゃうし。
そういう意味ではそういうのが随所に今ある状況っていうのは大事だし、
何よりも教えることによってよく言うようにやっぱり教えられるんで、そこは大事かなと。
21:05
きっと後に原口のほかいろいろアドバイスを送ったりやってることで原口が振り返ったり、いろいろ整理できてる部分は当然いっぱいあるんで。
教えることによってね。
ありますね。
それはお互い様かなと思いますよね。
上原さんのトックみたいなやつは原口さんも受けたんですか?
受けてないです。
もう山下さんが独り占め。
独り占め。そういう言い方も出てるね。
逆に言うと原口さんはそこはできてたってこと?
いやいや、その時は会社全体でメンター制度みたいなのがあったんですよ。
そういうことなんだ。
そのディレクターはこのアシスタントの面倒を見るじゃないけど、ちょっと気にかける。気にかけろよみたいな会社全体の号令みたいなのがかかってたんで。
なるほど。そういうのが定期的にやっぱりやろうぜで、ちょっとなくなってとかっていう繰り返しってこと?
前向きではあるんですよ。
よくしていこうみたいな。不器用ながらも頑張ってるんですよ。
確かに大きな会社でいくと、例えばもう3年目になったら、これぐらいはみんなできとかなきゃいけないとかそういうゴールみたいなのがあって、それに合わせてみんなこうやっていくけど、
比較的空気はなんだろう、みんなの得意を尊重してるのかなって私は勝手に思ってたんだけど。
いいところを伸ばして。
最近はですね。
最近はそんな感じがしますけど。
大きな会社の教育制度みたいなやつっていうのは、やっぱり平田くん言ってたようにロボット作るみたいなところがずっとあったから、誰でもできることをそのレベルに引き上げるって話だったから、空気の仕事ってそういう仕事ではないので、
表現する仕事はまちまちだし、強みはいろいろあるんで、そんなふうにしてもしょうがないじゃないですか。
3年目研修とか。
ありますよね。
課長研修とか。
いいところを伸ばしてあげるって話。
さっきのけいはやっぱり、ちゃんと思いがあってそういうふうに決まったことに関してけいはすごくそういうふうに動く人なんで、
だからマウチとちょっとやるぞっていうふうに決めたら、だったら毎朝やろうみたいなふうにして、自分から言い出してそういうふうに実行していく人なんで、そこはやっぱり頼りになる先輩ですよね。
立派なもんだなと思いますけどね。
できない人はできないってやっぱり自分のことで精一杯だったり、実際忙しかったりするとそんな時間も取れないよっていうふうなことになりがちなんで、
けいはそこはそれ、自分の仕事は自分の仕事。
でもマウチのこれはこれで、ちょっと何ヶ月間か半年間か忘れちゃったけど、そこはもうガチッとやろうぜみたいなふうに決めて、お互いにやっていこうねっていうふうにやったもんね。
すごいですよ。それで言うとちゃんと原口さんもノッチさんと指定関係を築いててすごいですね。
24:01
それはあれなの?原口さんが東京にいるからノッチさんをメンター的にやるっていうふうに決まったの。
決まってやってるのか、原口さんがやりたくてやってるのか。
そうですね。
いやーちょっと、まあまあまあまあ、僕がやりたくてっていうのではないんですよ。
でもちょっと待って、それはでもやりたくないってことでもなくて。
そもそもだって、もめんさんが東京を見る中でノッチが入るにあたっては、そこは原口も向こうに行くので、原口ちゃんと面倒見てやってるふうに一回意思決定してるんですよ。
あーそうなんですね。
意思決定してて、それを原口がポジティブに実行してるって感じ。
うんうん。
だよね。それはそうなんですよ。
別です別。
勝手にやってるわけじゃないですね。
意思決定して。
いやなんか仲良しだからやってるのか、それだけでもないですね。
まあ仲良いですよ。
でもなんか旗から見てて思うんですけど、よく言うじゃないですか、お母さんは突然お母さんになるんじゃなくて、子供を育てていくうちにお母さんになるみたいな。
あるある。
原口さんも完全にそれだなって思ってて、なんか後輩ができて、その後輩が会社!みたいな。会社すごいっす!みたいな感じで、立てていくタイプの後輩じゃないですか。
原口さんがね。
だからそれに煽られて、俺もしっかりしないとみたいな。
任せてのちく!みたいな感じで、原口さんがぐっと持ち上がったところもあるんじゃないかなと僭越ながら、僭越ながらやるんですけど。
だってやっぱり後輩っていう後輩がいなかった。
そうそう。それが一番俺はでかいと思う。
例えば、机の上拭いといてねって言ったら、いつもこの人たちなのよ。一番下っ端だから。
そうね。長かったね。
何年もずっと下っ端だったのよ。だからそれはごめんねって感じもあるし、そうだって感じもある。
だいぶ変わりますよね、景色がね。若い人、今みたいに石井くん並んだっていう風に。
そうですね。やっぱり石井くんとか入ってきて、ちょっとなんか意識変わったなっていうのは自分でも思います。
石井くんに関しては、まだ私、ちょっと同じような同列で見てる感じがある。
スキルがあるってこと?
スキルがある。
やばい、石井くんに負けたくないみたいな。
でも全然違うんですけどね、分野は。石井くんは別にディレクター目指してないんで。今は。
でもね、結構ポツポツ一人でディレクション任せられることあるもんね。
そういう意味では、完全なる後輩としては見れてないですね。
27:00
下手したら抜かれちゃうかもしれない。
もちろんリスペクトも込みでの話です。私が持ってないスキルとかを持ってるんで。
でもね、こういう話をあれですよね、一つ年代が上がった我々がしてても、これ聞いて下の人たちはどう思うんだろうって、今若干ちょっと不安に思ってますけど。
でも、ありのままの話をしたからね。
私は上原さんにいろいろお世話してもらってた時とかに、よく二人でご飯とか行って話を聞いてもらったりとか。
そこまでしてくれてたの?
上原さん。
でもそれは、生島さんにもちょいちょいそういう話とか相談とかをしてたし。
私は割と人と話してもやもやを吐き出すタイプなんで、それに付き合ってもらえなかった懐の深い人たちがいたなとか。
私も言いやすいと思えたっていう相性の部分もあるし。
いっぱい吐き出してましたからね。
っていうのはありがたいなみたいなところですけど。
だから本当に、原山君も本田さんっていう同期の制作の子がいますけど、
同期間の会話とか、先輩の中でもこの人にはちゃんと相談できるなみたいな人がいるとか。
下っ端の相談って難しいんですよ。
自分の傲慢、こういうことを私の立場が言うのは傲慢だなとか思いつつも、それを言わないと、
保っていくもんね。
そうそう。分かんないじゃないですか。
だから、傲慢っていうのは分かってますけど、ちょっとこの場では言いますけどみたいな感じで、ちゃんと言えるみたいな。
で、上の人もそれを聞く人も、確かに傲慢だけど、お前すごいこと言ったねみたいなって思いつつもちゃんと聞いてくれるみたいな。
ことが大事なんじゃないかなと思うんですよね。
だから、ちゃんとね、自分が思ってることとかもやもやを吐き出せる環境にあっては欲しいなとは思いますよね。
これからの後輩とかのために。
そうね。え、原口君はそういうもやもやどうしてたの?
酒で発散。
そういうこと?
一人で。
いや、これはカットします。
そうですね。会社帰り一人バーに寄って涙を流しながら酒を思い。
嘘です。
嘘なんだ。
でも、どっちかっていうと原口さんやっぱ溜め込むタイプですよね。
うーん、でも溜め込んでも多分、なんか自然消化するタイプです。
俺もなんかあんまり深刻じゃない感じ。
あ、そうか。さっきの話でいくと、こうね、やっぱり自分があるからここはいいやみたいな感じで自分で切り替えができたってことなのかな?
そうですね。なんか自己消化します。
30:02
自己消化?
いやいや、もちろんね、いろいろ話聞いてくれたりするね、今のお夫さんだったりとかありますけどもちろん。
そういう、もちろんのちくんとかにも話したり、ごめんさんに話をしたりとか、今はありますし。
うーん、今はできるようになったんですね。
できるようになった。
いや、なんか昔はしてなかったってことなのかなって。
昔はそう、でも福岡にいたときはそんなにしなかったかもな。
でもまあ、その大事さに時を切って気づいたっていうところもあるのかもしれないですね。
みんなね、やっぱり個性的で、山内の言葉をかれるとこみしょうなんで、どっちかっていうと。
だからうまくないんですよ。
だから山内も原口もほかの先輩方をみんな、もうちょっと若い頃はいろいろ会社の中でいざこざがあったり、いろんなことがあったんで、
今その辺がずいぶん、なんていうかな、よく言う話で大人になったなと思いますもんね。
そんなことを経て、今ここまでになりましたみたいな。
もっと若い頃は、仕事ができるできないとか、物が作れる作れない以前に、
人に何かそういうことを伝えていったり、相談したり、いろんなことがうまくないっていうか下手くそで、
そうやって下手くそな自分とか、うまく構ってくれない周りとかに腹を立てるみたいな感じが、
社内のあちらこちらに見受けられた感じがあった。
なんでこれやってくれないのみたいな、主婦的な。
そういうところもあったりして。
あとやっぱ、分かりやすく全員完璧じゃないのも、逆にやりやすいっていうか、割り切りやすいじゃないですか。
それも一個、うちの会社でやっていく上で、
理解してもらう。
理解しておいた方がいいのかなって思います。
確かに完璧な人はいないかもしれないね。
一般社会で言う、なんだろう。
だから、いい意味で許し合ったり認め合ったりするところが、割合、社風としてはあるかなと。
みんな分かってるじゃないですか。自分ここができてないなとか。
あるし、あの人ここができてないなっていうのもあるけど、なんとか折り合いをつけているみたいな。
もう一個は、そんなやつだけど、やっぱりここはすげえもんなっていうところが、
すげえもんながゼロだとめんどくさいだけのやつなんだけど、
こういういろんな弱点はあるけども、ここに関してはやっぱりすげえもんなっていうのを、
多くらい少なくらいそれぞれ持ってたりするので、そういうところはやっぱり。
認め合ってるんですかね。
通知用で1から5まで全部ついてるような人ばっかりじゃないですか。1も並んでるけど、5も並んでる。
5もあるけど、みたいな。
3ばっかりって人もいないし、当然5ばっかりの人はゼロだし。
でも、そこで1をなんとかしようとはもう思わなくて。
確かに。この人はこういう人だ、みたいなね。
33:02
このところを見て、やっぱりここはすげえもんなっていうふうにして、1はしょうがないもん。
あの人も変わんないし。
それで、すごい自分が嫌な思いするまでもないようなことのような気がするんですけどね、私は。
嫌なことだなって思わなければ、全然それで対処すればいいし、もし嫌だったら、その嫌だって思った気持ちも、
じゃあ我慢しなきゃいけないのかっていうと、別にそうじゃないと思って、もう嫌ですみたいにやってくださいって言っていいと思うんですよ、そこは。
確かに。
でも、みんなその嫌ですって言われるときに、ごめん、また俺それ出ちゃったもんなっていうふうに言えるようになってきた。
昔は、あーとか言って、弱点を指摘されると、あーとか言って、あったけど、今は割合、だいたいみんなね、ごめん、また俺そこや、そこよね、
いうふうに言える先輩後輩問わずに、そういうところは健康的になった感じがありますけどね。
等身大でね、等身大で謙虚にしていけば、そんな感じでもやっていけるんじゃないかなと思うんですけどね。
生かされてるんでね。自分は周りに生かされてるんで、ほんとに。
そうですね。その気持ちは忘れたらダメですね。
してくれて当然って思ったら、もうおしまいですよね。
経営者のしゃべり場。
会社の話では思えないほどの、大丈夫かな。
大丈夫ですか?副社長こういう話を放送しても。
副社長。
全然いいですけど、聞いて楽しいかどうかなんとも言えないけども、いい話だと思うけどね、俺は。
そうですね。
いやもう大事な、これから先の25年を考えていく大事な話ですよね。
いや俺は、先輩が後輩に見せる姿で一番大事なことっていうのは、
生き生きと楽しく仕事をしてる姿に尽きるかなと思ってるんですけど、
世にいるロールモデルだけど、一番辛いのって、あんな辛い顔して仕事してんだとか、何が楽しいんだろうとか、またブチブチ言ってるよとか、
いう先輩ばっかりだと、俺も何年後はああいう風になっちゃうのかじゃないですか。
それよりも、よく白川さんが言う、いや俺譲る気ないけん。
俺は責任立ちたいんだと。
若い人が出てくれば、ますます俺もそこに並んで、ガチの勝負したいんだって言うじゃないですか。
ああいう姿があった時に、俺もいつまでもああいう風でいたいなって思えるんじゃないかなって思うんだよな。
だからもう指導する立場ですとか経営者ですと、ですから皆さんに指導を申し上げますみたいな風にやっちゃうと、なんか悲しいじゃないですか。
36:02
そういうのはサラッとやっちゃって、それよりも負けずに、お前らよりデカい案件持ってきたぞとか、もっとすごい仕事したぞとか、
江口さんなんかずっとそれだけど、そういう姿があった時に、
あ、結局50になっても60になっても、そういう風なんだっていう風になってくと、よしよし人生楽しいぞみたいな感じですかね。
まあね、確かに50になったら管理職だから現場から離れなさいみたいな。
そういうのはないですもんね、私の会社はね。
まあないけど、ないからこそ育成に戸惑っているところもあると思います。
譲る気ないっていうところもある。
だからなんかこう真っさらで、私を空気色に染めてくださいみたいなタイプよりは、もう自分の色が多少あって、
本当にその小澤さんが言ってた会社を利用してみたいなのに尽きるっていうか、
そういう人の方が向いてるんでしょうね。
コロニーなんで、空気は。
そうよ、コロニー。
空気マジコロニーなんで。
空気っていう水が合ってるなっていう人が生き生きできる場所。
水が合うね。
なるほど。
ほうほうほう。
空気の名前とか、空気のブランドで仕事をいただいて、アウトプットする時には自分の名前で出すっていう風にたくましくやっていくことですかね。
いやいや、空気じゃなくて私の仕事なんですよ。
ぐらいの押し出しでどんどん出していって、ちゃんと名前乗っけてくださいねとかいうのも恥ずかしくない仕事であれば堂々と言って、
クレジットしてくださいねっていう風に言えるような誇らしいことをやっていけば、結果がついてくるんで。
それを若造に負けずに、ジジイたちも頑張ってやると。
なるほど。
という風に思ってますけどね。
あれですよ、逆に小澤さんは私と原口さんに葉っぱかけてますよ。
お前らは食ってけよみたいな、上のDを。恐ろしいことです。
恐ろしいことです。
頑張りましょう。
頑張りましょう。
というわけでね、意外といい組み合わせでしたね。
カタカナのシン、Dと、
シンディレクター。
シンディレクター。
シンディと、おじいちゃんプロデューサー。
おじいちゃん。
大変だよ。
じゅうちんプロデューサー。
いつまでやんのって。
大変ありがたい話が聞けました。
葉っぱかけられてね、頑張りましょう原口さん。
頑張りましょう、互いに。
いろいろゴール設定とかはね、もちろん各それぞれですけれども。
それを応援してくれる社風ではあると思うので。
そうですね。
みんな一人空気で頑張りましょうね、本当にね。
このコロニーで。
というわけで、空気25周年特別企画第2弾、こちらで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
39:00
ありがとうございました。