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2025-04-06 16:03

気づかないうちに繰り返す子育て。親から受け継いだものと、私が選びたい未来

気づいたら、子どもに「早くして!」って言ってた私。
あれ…これ、昔お母さんに言われてイヤだった言葉だ。
子どもを育てながら、自分の子ども時代と向き合ってる感覚、ありませんか?
親から受け継いだ価値観を見直しながら、今、私が選びたい子育てのカタチについてお話ししました。

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こんにちは、ライフコーチのけいこです。今日は、気づかないうちに繰り返す子育て。
親から受け継いだものと、私が選びたい未来についてお話をしていこうと思います。
私は4歳の娘と6歳の息子を育てています。
子育てをしているとですね、やっぱり自分が育ってきた環境って大きいなぁって感じることが結構あるんです。
自分が子供の頃されて、これが普通だというふうに思い込んでいたことを、無意識のうちにですね、
子供に、自分の子供にも同じことをしてしまったりすることがあって、最近ふとしたことで、私、親と同じ子育てをしてるなぁって気づいたことがあったんで、
ちょっとそのお話をしていきたいと思います。
私は子供の頃ですね、結構勉強しなさいとよく言われて育ちました。
両親自体は、そこまで勉強しなさいっていうことに関しては厳しく言うことはなかったけれども、
やっぱりおじいちゃんがですね、同居していた祖父が、とにかく勉強が第一という人だったんですね。
私は小学校4年から13までバスケットをやっていたんですけども、
祖父にはですね、そんな運動してる暇があるなら勉強しなさいってしょっちゅう言われてたんですよね。
で、よく練習に、毎日とか毎週練習に行ったりとか試合とか行って、
帰ってきて今日は試合に勝ったよとかいう話を親として言った時に祖父がその話を聞くと、
だいたいもうそんなのやらなくていいから勉強してた方がいいんだ、みたいなことを横で言われてましたね。
だからそれは言われていて私本当に嫌だったんで、絶対自分の子供にはそんな風に言いたくないなっていう風に思っていました。
祖父にとってはですね、勉強していい学校に行って、高校とか大学に進学して、
さらにいい会社に就職して、大きい安定した会社に就職して、
定年まで勤めるのが一番幸せなことなんだっていう風に言われてですね、そういう価値観の中で私は育ったんですけど、
それを特に言われて嫌だったけれど疑いはしなかったんですね。
確かに大きな会社に入れば安定だし、定年まで勤められるなぁみたいに思っていた。
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私が会社に入って気づいたことが、あれ、そういう生き方じゃない生き方もあるなって思ったんです。
一つの会社でずっと定年まで働くのが幸せと思ってたけど、そうじゃない生き方の人も会社の中に実はいて、
転職してくる人もそうだし、派遣として数年間だけ働きに来ている人もいたので、
いろんな人と話すことで、別に俺はこの会社にずっといようとは思ってないし、いずれ実家に戻って実家の会社で就職するから、
そのための経験として関東に来ているよ、みたいな人もいて、そうなんだよなぁと、そういう考えもあるんだなぁと思いましたし、
めちゃくちゃ私でもわかるような有名大学に進学しているんだけれども、勉強はできるんだけれども、人付き合いがちょっと苦手なんですっていう方もいたりして、
逆にその逆パターンもあって、別に俺は勉強できないんだよねとかいう人でもめちゃくちゃコミュニケーションが得意な人で、
上司とか同僚とかとすごく話が上手で、仕事も円滑に回すような人もいて、学力だけが全てじゃないなって、
本当に会社に入っていろんな人を見て感じましたね。
私はそれまで就職するまで勉強だけで頑張ってきたけれど、それ以外に何か下手なものがあったかなというふうに振り返ってみると、
親の言う通りにただ生きてきただけだったなというふうに改めて感じたんですよね。
私だけではなくそういうふうに親に言われたことがあったのは、実は夫もちょっと親にいろいろと言われながら育った環境だったようで、
夫の家ではお母さんが丸々してはいけないみたいなのがとても多かったんですよ。
そういう独自のルールがあったようなんです。
例えば代表的なのを言うと、テレビゲームは禁止って言われて、
小学校時代に周りの友達とかがゲームをやっていて、ゲームの話をしていても、
自分の家はテレビゲーム禁止だから話ができなかったなって言っていて、どうしてもやりたかったけれどずっとダメって言われたから、
大学に入って自分のバイト代で初めてゲーム買ったって言ってましたね。
あとは携帯電話もダメだって言われて、高校時代も持てなくて、
それも大学生になってから自分のバイト代で買って、
通信費もバイト代で払うようになって、やっと持てたって言ってましたね。
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夫の場合は私のように勉強しなさいっていうことは言われなかったんですけど、
あれもやっちゃダメ、これもやっちゃダメっていう、なんか禁止されたことが多すぎて、
当時のですね、小学校、中学校、高校とかの友達との話題にもついていけなくて、
やっぱりそこは後悔してるって言ってましたね。
禁止されなかったらもうちょっと違う付き合い方もあったんだろうなっていうふうなことは時々話をしています。
だからこそですね、夫自体も子供には同じ思いをさせたくないなっていうふうに強く思っているみたいです。
やっぱりいろいろあれこれしてはいけないって否定される経験って大人になってもずっと残ってるんですよね。
私も夫ももういい歳になりました。もう私は40、夫は38ですけど、
それでもやっぱり小さな頃にあれこれしてはいけないって言われたことってはっきり覚えてるんですよね。
だからこそ我が家はゲームはもうダメとは言ってないですね。
今は家にスイッチがあるんですけども、平日はちょっとバタバタしてゲームをゆっくりやる時間もないので、
土日に1日1時間だけというルールに決めてやるようにしています。
娘はまだゲームやってなくて、息子がやりたいって言ってるんでやっている状態ですね。
なので禁止はしてないんです。ただ約束の時間は守ってやろうねっていうふうに決めていて、
ゲームをやりたいという息子の気持ちは尊重してあげたいというふうに思っています。
私たち夫婦がですね、すごい大事にしたいのは、
勉強しなさいっていうことよりも、自分がやりたいことを見つけてやっていくことを大切にしてほしいなというふうにすごい思っているんです。
私は会社に入って勉強だけじゃ勉強以外の大切なこともあるなというふうに分かったし、
夫も社会に出てからそういうふうに感じたことが結構あったようで、
やっぱり机の上だけで学べることももちろん大事なことはあるんですよ。
あるんだけれども、それ以外に人との関わりだったりとか、
自分の気持ちのやりとりとか、その感情の抑え方もそうですし、
柔軟な考え方とか、そういう勉強の学力では測れない力のほうが、
父からみたいなものですね、実はすごい大事だなって思っているので、
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やっぱりそれを学んでほしいなっていうふうに思っています。
でもね、本当に親のあれこれしてはいけないみたいな、
勉強しなさいみたいなことを言われていたから、
自分の子供にはしたくない、言いたくないって思って気をつけていたとしても、
やっぱり気持ちに余裕がないときって、
どうしても自分の親と同じことをしてしまっているときがたまにあるんですよね。
早く片付けてとか、今ご飯の時間だからおもちゃ出さないでしょ、みたいな。
子供が今片付けようとしていたとか、
次の行動をしようとしていたっていう気持ちがあるのに、
やろうとしていたのに、大人の都合で子供を動かそうとしている、
自分に言った後に気づくときが結構あるんです。
言った後に、これ私も親と同じことをしているなっていうふうに感じています。
なので、そんなふうに気づいた瞬間は立ち止まるようにして、
見直すことが大事だなっていうふうに本当に感じています。
あとですね、私は子供のときですね、家族で旅行に行ったことが一度もなかったんですよね。
私の実家農家を専業農家だったので、
土日とか関係なくずっと仕事をしていて忙しくて、
外食することもほとんどなくて、家での食事が当たり前で育ったんです。
なので、仕事が忙しいから出かけられないのは分かっていたけれど、
子供ながらに外食したいなとか、たまには家族で旅行に行きたいなっていう気持ちはやっぱりあったんです。
でもそれは忙しく働いている親には言えないと。
言ったところで行けるわけがないっていうのも分かっていたので。
なので、そういう気持ちを抱えたまま私は大人になったので、
自分の子供たちにはいろんなところに連れて行ってあげて、
いろんな景色を見せたり体験をさせてあげたいなっていうふうに思っています。
きっとそれがね、全て覚えてるか分からないけれども、
何かしら思い出に残って、少しでも子供たちの自信になっていくんじゃないのかなっていうふうに思います。
もうやっぱりね、これからね、子供が大きくなっていくと、
やっぱり受験とかあるので塾に通わせたりとか、
子供が欲しいと思ったおもちゃを買い与えてあげることも時には必要になってくると思うんですけど、
やっぱりそれより私たち夫婦がですね、夫とともに私が大事にしたいなって思っているのは経験なんですね。
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いろんな場所に行って、いろんなものを見て、いろんな経験をして、
それをですね、得ることが一番の財産になるんじゃないのかなというふうに私は思っています。
そうやって子供たちにこうしてあげたいと思っていることって、実は子供たちの経験で財産にもなるんだけれども、
自分自身の癒しにもなっているなというふうに感じるんですよね。
どういうことかというと、自分が子供の頃にしてほしかった、
例えば旅行に行きたかった、外食をしたかったとか、話を聞いてもらいたかったとか、一緒の時間を過ごしたかったとか、
そういう気持ちを自分が子供を育てていくにあたって自分の子供にしてあげることで、
自分が子供の頃に思っていた寂しかった気持ちとかを癒されるような気持ちになっているんですよね。
本当に自分の子供を育てているんだけれども、自分の子供時代の傷みたいな残った気持ちを今癒しているなというふうに、
子供を育てながらそんなふうに思っています。
私は子供の頃、親にあれをしなさい、これをしなさいというふうに決められた人生を送ってきたなというふうに感じるんですね。
だからこそ、今は誰かに決められた人生じゃなくて、自分で決めた人生を歩んでいきたいというふうに強く思うんです。
それが移住を決めた理由でもあるなというふうに思っています。
やっぱり親が楽しそうに生きていると、きっと子供たちもその姿を見て育ってくれると私は思っているんですね。
なんでそう思うかというと、私の親はいつも疲れ果てていて、
やっぱりあれをしなきゃいけない、これをしなきゃいけないっていう生活の中で自分たちの自由がない生活をしていたんです。
なのでそれを見ていて、いつも険しい顔をしていることが多かったです。
笑顔より苦しそうな顔をしていて、でも子供たちのために働かないといけないねって言って仕事をしていたんですよね。
なのでそんな背中を見ていて、早く社会人になって親を楽にさせてあげたいみたいに思う気持ちが子供ながらにあったんです。
で結構その表情とかって今でもはっきり覚えているので、だからこそ私は子供たちに少しでも笑顔を向けて、
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言葉ではなくて背中で自分の人生って自分で選んでいくとこんなに楽しいんだよっていう風に伝えてあげたいなっていう風に感じています。
いろいろ話したんですけど、大人もですね、完璧じゃなくて本当に当たり前だと私も思っています。
今でも子供にやっぱり口をうるさく言ってしまうこともある。
だけれども気づいた時に変えようっていうそういう意識を持つことが大切なんじゃないのかなっていう風に思っています。
今日は気づかないうちに繰り返す子育て。
親から受け継いだものと私が選びたい未来についていろいろお話をさせていただきました。
最後まで聞いていただきありがとうございました。
それではまた。
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