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2025-10-03 28:08

第111回「雑誌優駿は、月刊として時代をサヴァイブして、残すアーカイブに価値がある毎日王冠と京都大賞典」

第111回「雑誌優駿は、月刊として時代をサヴァイブして、残すアーカイブに価値がある毎日王冠と京都大賞典」

去年の今頃 / 第61回競馬けんぶんろく / 【歴史】雑誌優駿 / 【雑誌】優駿2025年10月号 / 毎日王冠 / 京都大賞典

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競馬けんぶんろく

『競馬けんぶんろく』は、競馬歴27年の ダルマー競馬場 が、競馬の小説や映画、歴史のことなど、いろんな角度からゆるく語る競馬トーク番組です。

競馬の楽しみ方、ゆるっと一緒に広げていきませんか?

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ダルマー競馬場

ダービースタリオン PS版をプレイしたことをきっかけに実際の競馬を見始め、毎週土日だけでは足りず、 お年玉を貯めて作った自作PCで国内外の競馬動画を見まくる生活を開始。同時期に血統へ関心を深め、 山野浩一 著『伝説の名馬』に出会ってからはサラブレッドと競馬の歴史を知りたくなり、古本屋や Amazonを徘徊しては競馬本を収集・読破。馬券を除いた “競馬学” をこよなく愛し、マイフェイバリットは山本一生。

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BGM : MusMus

サマリー

雑誌「優駿」は、月刊としての存在意義を再確認し、競馬文化を伝える役割について論じています。また、秋のG1に向けた特集や京都競馬場100周年に関する内容が紹介され、読者にとって貴重なアーカイブとしての価値が強調されています。雑誌「優駿」は、競馬に関する貴重なアーカイブとして、月刊形式で多くの情報を提供しています。毎日王冠と京都大商店の開催に向けた詳細な分析と愛情にあふれるエッセイが特に強調されています。

雑誌優駿の存在意義
こんにちは、ダルマー競馬場です。いや、ようやくやっぱり飽きた感じになってきましたよね。
まあ、やっぱり毎年今ぐらいの時期っていうのは、どうしても外線紋章っていうのを意識してしまいますよね。
まあ、もう今では毎年のように日本馬遠征してくれていますので、注目度っていうのは、まあやっぱり高いわけですよね。
去年は、ちょうど今ぐらいの時期に本を一冊紹介していたんですけども、吉沢上司さんの「日本最強馬決められた血統」っていう本なんですよね。
まあね、やっぱりね、この時期はこの本手に取っちゃうんですよね。
競馬見聞録の第61回で紹介しておりますので、よかったら聞いてみてください。
ということで、この番組への感想・質問などありましたら、メールフォームからご連絡いただくかコメントもお待ちしております。
そしてこの番組がいいなと思っていただけたら、ぜひ番組のフォローもよろしくお願いいたします。
じゃあ今回ね、外戦文書を前回言ってたけども、今回どうするんだというお話ですけども、今回はですね、月刊有春の最新号とその歴史をね、紹介していこうかなというふうに思っております。
まあ競馬ファンならね、一度は手にしたことがあるであろう、あの雑誌有春でございます。
まあもうご存知ね、有春って月刊誌なんですけど、というところなんですけど、競馬、そもそも競馬を追いかけている人。
で、その人それぞれの時間軸っていうのがあると思うんですよね。
マイレースタイムリーに追ってる人とか、土曜日は土曜日、日曜日は日曜日ってその日で追っている人。
で、今週来週って週で追ってる人。月で追ってる人っていうのももちろんいるわけで、今月どういうことがあったとかね。
そういう月で追ってる人もいるし、マイレースとかね土日で追う人っていうのは比較的タイムリーな情報が欲しいんで、新聞だったりネットからの情報っていうのを見るでしょうし、
週で追ってる人とかは週刊の競馬ブックであったりとかギャロップだったりとかっていう雑誌ですよね。
で、月で追ってる人っていうのは夕春みたいに競馬を愛するそれぞれの人たちの時間軸っていうのがあって、自分がどの軸にいるかによって情報源の重要性っていうのが変わってくるんですよね。
で、マイレース毎日毎週追ってる人がこの月刊誌、夕春を見ると、いやそのレースもう終わっちゃってるよとか、そのまま怪我しちゃって急用中だよみたいなことが往々にしてあると思うんですよね。
でも月刊軸で競馬を追ってる人たちには、この夕春の重厚な文章とか、かっこいい写真とか、かわいいイラストとかって、ああいうのが結構大事になってくるんですよ。
で、なんで夕春ってこれだけ競馬が毎週行われてんのに、月刊誌のまんまなんだと。週刊とかなんでやんないんだっていうふうに思うと思うんですけど、夕春ってもともと創刊が1941年なんですよ。
つまりはJRAの体制になる前からスタートしてるんですよね。で、当時は競馬って春開催、秋開催って年に2回の開催しかなくて、毎週の競馬開催っていうのをしてなかったんですよ。だから月刊で全然良かったんですけど。
1954年にJRAができてから、大体年間200日近く競馬が開催されるようになって、月刊だとちょっと話題にタイムラグができちゃうんですよね。
なんだけど、この一刀に対する重厚な文章っていうのは、やっぱり競馬文化。一刀っていうのは一刀だけじゃなくてもいいです。例えば牧場であったり、旧社であったりとか、関係者への取材をして、重厚な文章を掲載してるんで、競馬文化を伝えるってなると、
やっぱりこの月刊のペースじゃないと、これだけしっかりと取材して文章って書けないんですよね。なんで、そうやって今も月刊誌として続けているわけなんですけど。そんな優秀な、さっき言った通り創刊は1941年なんですよね。
1941年って、セントライトが日本初の参刊場になった年に創刊されてるんですよね。当時は新しい雑誌を出すのが原則禁止されてたんですよ。これなんでかっていうと、第二次世界大戦始まっていて、新しい雑誌が出て、
例えば、反日な感情を抱かせたりとか、日本国に対する、例えば軍隊ですよね。政治家とか軍隊に対する批判的な思想を人々に教えないために、新しい雑誌を出すのは原則禁止されたんですけど。
既存の雑誌を統合する形で、この優秀っていうのが誕生するんですよね。だから、全く新しくっていうよりかは、ちょっとこれとこれ一緒にして、1個の雑誌作っちゃいません、みたいな感じでできたんですよ。
名前の由来はもちろん東京優秀、日本ダービーの優秀ですよね。
秋のG1特集
で、創刊号には菊地勘とか、あと高村幸太郎とかっていう文化人の随筆まで載ってるんですよ。これすごいんですよね。
この2人、どんな人かというと、ちょっと簡単にお伝えしますと、菊地勘っていうのは文芸春秋を創刊して、芥川賞とか直樹賞とか作った人で、もともとこの人は馬主だったりして、ダービーにも自分のモチューマー出走させたりとかしたことがあるらしいです。
確か海藻が勝った1944年とか、44年だった気がしますね。能力検定としてやられた日本ダービーに自分のモチューマー出走させたみたいですね。
で、この高村幸太郎っていう方は、詩人としてのほうが有名ですかね。知ってる人が多いかもしれない。教科書とかにも載ってたりとか。童貞とかっていう詩が有名ですよね。彫刻家でもあるんですよ。お父さんめちゃくちゃ有名な彫刻家の方で、高村幸太郎が影響を受けたのがオーギュストロなんですよ。
なんでこの戦前に、その幽春っていう競馬雑誌に文章を載せてた人が影響を受けてたのがオーギュストロ団なんて、こうやってひも解いちゃうと、去年、2024年のジャパンカップっていうのは、戦前からずっと日本競馬界と遠くの方で繋がっていたんじゃねえかみたいなのもまたちょっと見えてきちゃったりとかするんですけども、こういう面白さがね、やっぱね。
あったりするんですけども、やっぱりちょっとね、戦曲が激しくなってきちゃって、1回休館するんですよ。1945年に1回休館するんですけども、翌年1946年に復館して、この頃は競馬関係者向けの専門誌っぽい内容が多くて、今みたいに競馬ファンの読み物っていうよりかは、
どっちかっていうと、畜産とか競争馬を育てるにあたって、こういう研究結果がありますみたいな感じで、結構専門誌な感じだったらしいです。
で、この流れがですね、ガラッと変わるのが1960年代ですよ。発行元がJRAになって、編集長が宇佐美恒夫さんっていう方になるんですけど、この方がですね、牧場とか、あとは旧社のインタビューとか、あとは寺山秀次とかっていう作家をね、起用するようになって、競馬を文学や文化として発信する雑誌として、
幽春を変えていったんですよ。さらにこの頃から、宇佐美さんが元々、幽春の編集長になる前に、またこれも競馬の雑誌なんですけども、ここで、宇佐美さんが元いた雑誌で行っていた年度代表馬っていう選考もですね、この時期から幽春に持ってきて、幽春で年度代表馬みたいなのを決めるようになっていくんですよ。
幽春賞って言うんですけど、これが後のJRA賞になっていくっていう、なんと今のJRA賞は幽春がスタートっていう感じなんですよね。
で、時代は進んで、1980年代になると、ここでまた大きな転換を迎えるんですよ。福田菊夫さんっていう方が編集長になっていた時代なんですけども、この福田さんがですね、女性でも手に取れる雑誌を目指すっていうことで、写真やイラストをもうバンバン増やしていったんですよ。
それまではもう本当に文章主体のインタビューだったりとか、作家のエッセイみたいな感じのがバーって載ったんですけど、ここで写真をドドンと載っけたりとか、イラストバンと載せたことによって発行部数バーンって跳ね上がるんですよね。
これはいい見やすい競馬を知るには優秀な感じになってて、杉本清さんの連載とか、競争場の写真とか牧場の写真とかっていうポトコンテストをやってみたりとか、漫画企画なんかもあったりとかして、ちょうどこの80年代に今の発行元である中央競馬PRセンターに発行元が移って現在に至るわけなんですけども、
こうやって80年代に大きな転換を迎えて時代は進んでいきます。2000年代に入ると、DVDの付録が付いてたんですよ、優秀って。私この世代なんですけども、2005年から迷子をDVDがこの優秀に付いてたんですよ。
で、明馬のドキュメンタリーだったりとか、あとは前の月、優秀が発売したその前の月の受賞映像とかが収録されたりしたんですよね。
当時はDVDプレイヤー持ってるんですけど、まだまだビデオテープで番組を録画する時代、今みたいにインターネットでストリーミングで動画流せますみたいな時代じゃ全然なかったんで、もう本当にね、私も民放をですね、録画と再生ボタンを同時に押してレースになると録画していた時代なんで、
このDVDが付いてるっていうのはめちゃくちゃ重宝したんですよ。なんですけども、やっぱりDVDって今もうほとんどないように、2015年にこのDVD付録っていうのは終わっちゃうんですけど、やっぱね、ちょうど僕ら世代の人とかはやっぱりね、このDVDは忘れられない時代なんじゃないかなというふうに思ったりしますね。
で、現在2020年代に入っていて、当時に比べるとちょっとヒットして発行部数バーン跳ね上がった時に比べると売上が下がっちゃったりしてるんですけど、それでもやっぱり競馬文化を残すアーカイブとして存在感はもう唯一無二ですよね、月刊誌で。
で、例えばエッセイショーだったりとか特集記事とかで、新しい書き手さんとか、あとは読者をつなぎ続けて、結構ただの雑誌以上にもうね、競馬を文化として発信するみたいな役割を担っているのはこの月刊、雑誌優秀なんですけれども、というところで、じゃあ今月号はどういったことが書かれてるんですかっていうことなんですけど、
今月は秋のG1直前特集みたいな感じで、有力場たちの青蛇神っていうタイトルがついてて、まずね、これはね、やっぱね、この秋のG1開幕直前、毎月25日なんで、9月25日に発売したんですよ。
で、スプリンターズステークスが始まる前か、始まる前でしたよね。なんでまあ、どうなっていくかっていうところだったんですけども、このね、各馬ごとにその記事が書かれているんですけど、この見出しの言葉がね、いちいちかっこいいんですよ。
クロワデュニョールはカズタムの未来図、あとサトノレーヴは完成の秋とか、あとルガルはね、人知を超えた肉体と頭脳みたいな感じのね、いちいち、いちいちかっこいい感じなんですよ。
で、もちろんこうやって時が進んでいくことっていうか、やっぱりそのサトノレーヴとかね、ルガルとかっていうのは秋のG1初戦終わっちゃっていますし、あとはアルマベローチャーの特集とかもあるんですけど、まあ怪我しちゃってね、今休業中だったりしますけどね、まあこういうキャッチコピー読むだけで結構ワクワクしたりとかしますし、
まあ記事もやっぱり馬ごとで背景とか調整過程がね、結構しっかり書かれていて、写真も結構見開きドーンみたいな感じで、まあ保存版みたいな感じなんで、この特集を組まれた馬が推し馬だったりすると、もうね、これだけで買っていいぐらい、結構ね、まあ優秀らしい重厚な感じだったりしますね。
他のネット記事とかとはまたちょっと違いますね。
で、あとは外戦紋章の展望であったりとか、日本馬の全勝戦の結果であったりとか、まあ現地の状況がどういう感じなのかみたいなのを、まあ本当にあれですね、結構細かいところまで書かれているというか、そこはやっぱりいいなというふうに思えますし、
今回、今月号で私が一番注目したのが次の特集なんですけど、この京都競馬場100周年特集っていうのがあって、今年京都競馬場開設100周年なんですよ。
京都競馬場100周年
京都競馬場知っておきたい100のことみたいな感じで、まあ今までどういう名勝部ドラマが繰り広げられてきたかみたいなところとか、あとは歴史的なトピックですよね。
こういったことがあってっていうのを写真付きで網羅されていて、これ読んでから京都競馬場行ったりとかすると、まあもちろん楽しみも増えますし、これを一回読むだけで結構な京都競馬場マニアになれる感じですよ。
で、この写真と知っておきたい100のことみたいな感じに写真とか文章で伝えられてるんですけど、この後に菅高雄さんの京都の紙物コレクションみたいなのがあって、ここで戦前の馬券だったりとか入場券みたいなのを紹介してくれてたりとか、戦後の馬券みたいなのも紹介してくれてたりとかね、結構ねパンフレットとかもあったりするんですけど、マニアックなんですけど、めっちゃ面白いですね、こういうね。
で、あとはマイ号をやってるヨーロッパのビッグレースの詳細であったりとか、今月号だとジャックルマロワとか、あとはインターナショナルステイクスとかムーンランドローシャンとかね、日本馬が参戦したレースを中心にまとめて書いてあったり、まとめてっていうかもちろんレースごとなんですけど、まとまってビッグレースのことが書かれていたりとか、やっぱり日本語で読めるのはいいですよね、これね。
あとはね、もう私これ世代なんで、スイトー・グラスワンという形でね、アメリカ生まれのワンダーボーイっていうタイトルで写真と文章で振り返られてるんですけど、世代なんでね、ちょっとこれはね、ガッツリ読んじゃいましたね。
あと本当いろいろな特集があったりとか、ゆうしゅん100物語っていって、過去の名場の話をまとめている連載ものであったりとか、毎度おなじみ杉本清さんの競馬談義とか、あとはテキーとかジョッキーのそれ聞いてどうするのか、これねマジで本当、福原さんと2人でおじさんがわちゃわちゃしてるだけっていう。
これもね、いいんですよね。そしてね、私本当にゆうしゅんを買うのは、これを読むためって言っても過言ではないぐらい、吉川誠さんの競馬その愛っていうエッセイなんですけども、本当にね、ずっとこの連載読んでるんですけど。
私小さい頃ですね、毎週土曜日の8時になると近くにあるじいちゃん家に行ってたんですよ。本当に毎週。で、そこでNHKの朝のテレビ小説を見ながら今週あったこととかを話したりとか、あと聞いたりとかしてたんですよね。
で、その時の感覚に近くて、なんかね、本当ね、自分のおじいちゃんの話を聞いてるような感じで、このエッセイ読んでるだけですごい懐かしい感じで読めちゃうんですよね。
多分こういう雰囲気で喋ってるんだろうな、みたいなのまでちょっと想像できるぐらいな感じなんで、本当にこれ読むために毎月買ってます。
で、もちろん、まあそういう感じで今月はね、あるんですけどもちろん、毎週その競馬を見てる人たちにとっては、「あ、そんなことがあったねー。」とかっていうぐらいな感じなんですけど、
やっぱりこうやって誰かが関係者に取材したりとか体験したことを書いてくれて、文字に起こしてこうやって雑誌、本として残してくれるっていうのはマジでありがたいなというふうに思ってますね。
で、これ10年前の夕春、2015年の10月号の夕春とか見てくださいよ。ちゃんと京都競馬場の90周年特集とかやってますからね、これ。本当にね、こうやって何年経った今でも読み返せる幸せ、この時はこうだったんだとか、この馬ってこういう臨戦態勢だったんだみたいなのが夕春でわかるんで。
こうやってネットの記事だけじゃなくて、紙面上にしかない言葉で、重厚な文章で伝えてくれるっていうのは本当にありがたいことだなというふうに思っておりますので、少しでも興味がある方ぜひご一読おすすめでございます。
毎日王冠と京都大商店の概要
まあね、さっきから言ってる通り毎週毎週ね、競馬はありますので、今週も競馬がありますよということでいきましょう。今週のJRAでございます。
今週からですね、4回東京、3回京都の2乗開催に変わっておりまして、日曜日に東京競馬場でG2毎日王冠が行われ、京都競馬場ではG2京都大昇天が行われますということで、まずは毎日王冠でございますね。
今年で76回目を迎えますG2競走でございます。1950年に芝2500mで創設されて、創設当初は勝ち抜き制が採用されていたので、一回勝つともうこの毎日王冠出走することができないレースだったんですよ。
一時期天皇賞とかも、天皇賞だけだったかな。あとなんかあった気がしますけど、ちょっと忘れちゃいまして。
その後1955年にこの勝ち抜き制度っていうのが廃止されて、1959年に芝2300mに変更。1962年からは2000mに変更されて、1984年に天皇賞秋が2000mに短縮されたのをきっかけに芝の1800mへ短縮されて現在に至ると。
ということでございますね。芝の1800mってかなり絶妙だなというふうに毎回見てて思うんですよね。中距離なんだけどもマイルにも通ずるみたいな感じだったりするので、これはね、やっぱりこの間の距離なんですけど、1400mとか2200mとかとはまたちょっと違った意味があったりする距離で行われます、本競走でございますけど。
もう東京競馬場ですから、速い、上がり、使える馬、勝ちますみたいなところありますけども、意外とね、等数少ないので、スローペースからの蹴れ味勝負みたいな感じに見えがちなんですけど、後ろから行きゃいいっていうものでもなくて、前にいる馬もその分足を残しますからね。
どんな隊列で進んでいくか、4コーナー抜けて、坂の下あたりでどういう体勢になってるかっていうのをイメージするのが鍵なんじゃないかなっていうふうに思ってますね。
そして京都大商店でございます。今年で60回目を迎えます農林水産商店のG2競走でございます。
1966年にハリウッドターフクラブ賞として京都の芝3200mで創設されて、1967年に芝2400mに短縮、1974年に京都大商店として名称が変更されて現在に至るということでございまして。
この創設当初の名前、ハリウッドターフクラブ賞っていうのは、この京都大商店が創設される前の年、1965年にアメリカのハリウッドパーク競馬場で日本中央競馬会賞っていうレースが創設されたのの返礼として、
ありがとうそのレースを創設してくれてっていうその返礼として行われたもので、このハリウッドパーク競馬場とこの日本中央競馬会の交換競争がこの一件で初めて行われるようになったらしいですね。
これ以降、いろいろな競馬場同士がね、よく姉妹提携みたいな感じで交換競争っていうのを行ってたりしますよね。
ちなみにこのハリウッドパーク競馬場っていうのは、古くはシービスケットが走ってたりとか、あとはシーザリーを買ったアメリカンオークスとかをやってたのがこのハリウッドパーク競馬場なんですけども、2013年に閉場してしまっておりますということでね。
現在は、確かNFLかなんかのチームが場所を買い取ってスタジアムにしてたような気がしますね。
で、この話は京都大商店に戻って、京都コースですから3コーナーの坂ですよね。
下りながらペースが速くなって直線を向いて瞬発力勝負みたいなのがあったりするんですけど、スタートしてからね、1コーナーまで結構距離ありますし、あんまりペースが速くなる印象もないんですよね。
そちらもスローペースからの要移動かなと思いきや、この3コーナーをどれだけうまく回ってこれるかみたいなのが重要ですよね。
3コーナー回ってこれるかっていうか、その下りを利用するのかとか、うまく抑えて4コーナー回るのかみたいな、最後の直線にどうやって向かうのかみたいなところだったりはするので、
今回ちょっと出走投数多そうなんで、しっかりとメンバー見て、枠順決まってからでもいいと思うんですけどね、展開の判断をしていきたいなというふうに思っております。
今週も皆様に、いや、昔からずっと馬券の買い方って変えてないんだけどさ、やっぱりね、続けてたらさ、こうやっていい馬券取れたりするんだよねっていうぐらいの会心の的中があることをお祈りしております。
ということでね、今回も最後までご拝聴いただきありがとうございます。また次回の競馬見聞録でお会いしましょう。さよなら。
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