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今日も皆様一日お疲れ
お酒じゃなくてミルクワインかが
あなたの耳に少しだけお邪魔します
牛舎から
こちらは島根県出雲市にある
小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニで
皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳
普段飲んでいる牛乳の魅力や
酪農の魅力を酪農家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や牛の鳴き声を聞きながら
お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと
より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む?
牧場配信始まりです!
はい、おはようございます。
今日が7月の29日、明後日になるのでね。
今日収録しているのは27日なんですけども、やっております。
今日はですね、今が7月から川上牧場で研修に来てくれている
新しい研修生です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
初めまして。
今、リスナーの皆さん、歓喜しています。
新しい職者ってなっています。
なんで川上牧場を選んだって言ったのか、お話ししてもらいましょうか。
島根県で牧場できるとこないかなっていうのを探している中で
お母さんのお知り合いが川上さんの親戚の方だったので
それで川上さんのことを知って、サイトを見たら
すごいいろんなことに取り組んでいらっしゃって
研修生システムとかもあるっていうのもいろいろ見て
すごい熱心にやってらっしゃるなと思って
ぜひ教えていただきたいなって思って選びました。
ありがとうございます。
ぜひ全国で聞いている楽能をやってみたいなという方
来てもらいたいなと思って。
今日が3日目か。
はい、3日目です。
どうした?楽能の仕事を始めて。
まあ、難しい。
難しい?
なんだろう。
ワンポイントで拡入とかするときに
目の前のことにばっかり集中して
全体的に見なきゃいけないこととかもまだ全然できない。
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あれだとは思うんですけど、全然できないし
並行していく作業っていうのが多分多いと思うんですけど
その並行作業が慣れない限り
なかなか難しいな。
これ言語化してないんですよ。どの牧場も。
なんか楽能経営何かこだわりとか
起議しているところとか
自分の長所は何ですかって楽能担当官に聞いてあげると
特に何もないよってみんな答えるんですよ。
答えるんだけど、ナチュラルに毎日の日常で
サンドを育てるうちの観察をしてたりとか
餌の調整なんか微妙にやってたりとか
あとは機械が壊れないように機械の整備を
サンドでやってたりとかしてて
これって継承されててないから
めちゃめちゃ、なんだろうな
昔ながらの見て覚えるみたいな
経験して覚えるみたいな
だから何十年楽能経験してますって
職員さんとかベテランの方とかもおられたりするけど
毎日毎日ただ作業ってやってない人とかは
長年やっても絶対その経験とか
きつく得られないので
これからやるかなって言ったら
もう本当に一個一個スケッチしたりとか
メモ書いたりとか
あんなのを毎日毎日蓄積していく
今まで本当にだからブログとか
本当にいいと思ってますね。
研修生にXとインスタグラムのアカウントを
振らせて運営してもらっているんだけど
それをずっと毎回やるのも
毎日毎日やった蓄積と疑問が
共有したりすると
インプットとアウトプットになるから
吸収するスピードが速くなるから
これを考えてやらせていますかね。
なんか疑問みたいな
自分はやってて
イメージでは楽能家って結構家族経営の
イメージがあったんですよ。
来るまで話とか聞くまで
担い手がやっぱり少なくなっていると思うし
牛乳の消費量が少ないっておっしゃってるじゃないですか。
それはやっぱり日本人の
国が自体がそういうのに取り組んでいるのかな
全然調べてないからわからない
国はしてないよね
今お米がすごく不足で問題になっているじゃないですか。
でもお米って普段はすごい食べれるものだし
なかなかお米を食べることができない
お米を食べることができない
お米を食べることができない
お米を食べることができない
お米って普段はすごい食べれるものだし
なくなるっていうことをこれまで考えたことがなかったけど
今は米騒動が起きて
そうなっていくと牛乳とかもいずれ起こり得るじゃないですか。
この前関東の方で台風が近づいてきて
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7月頭ぐらい近づいてて
それのせいで
北海道の牛乳を関東に毎日毎日運ぶ船がある
ホクレンマルっていう大きい船があって
その船が2日間動かせなくて
あと1日台風が過ぎなかったら
関東の牛乳侵略だから無くなったみたいな状況になるのが足りなくて
今も自転車騒動の状況
関東も栃木とか群馬とか千葉とか
日本の人口が東京を一極集中しちゃってるんで
北海道の牛乳が日本全国の生産量の6割
もうちょっとで7割
だから楽能も一極集中してる感じなので
災害とか気候変動とか国際情勢とかすごい脆い
北海道の気温がどんどん上がってないですか?
牛さんもご飯食べれなくなって
冷えくなって
だから今年多分暑さが続くんで
9月10月まで残暑が続いてるんで
生産量がなかなか増えなくて
本当だったら9月10月ぐらいに生産量が増えてきて
余った分をバターにして
冬場に牛乳とかのバターを増やして
1年間のバターの消費量を安定させましょう
っていうのが
日本の需要と供給のバランスを取ることだった
多分今年まだ足りないってなって
アメリカとかニュージーランドとかオーストラリアから
輸入しますみたいな話して
輸入したら国内の牛乳の生産量が増えちゃうんで
なかなか農家さんの手取りが増えないっていう
去年とかもずっとこれを繰り返して
難しい
難しいです
大難事産業みたいな
農業農業
担い手が絶対減っていくと思うから
なかなか難しい
3日目でそんなこと言われたらどうしたらいいんだ
こっちトラ柔軟でやって
でも本当にそこら辺も考えて
今こうやって配信してるのも
そういうのを知ってもらわないと
全く触れない部分じゃないと
日常ではね
大事だなって思います
やっぱり行政とか全体とか
視点が広いじゃん
オーストラリアに行ったり出たって話
してますけど
海外とか興味持ったのは何のきっかけとか
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海外に行ったのは
島根県で生きてきて
大学は出たんですけど
大学で出た時に
それまで島根県知らなかった
世界もっと広いんじゃないかなって思って
中学校の頃にオーストラリアに行ったことがあった
日本だけで生きてたら
得られないものとか見えないものがあるだろうなって
でも英語が学びたかったのもあったんで
行った
やっぱり日本も最近は
添加物とかそういうの気にし始める方が
増えてるじゃないですか
輸入が嫌だとか
日本産のものがいいとか
オーストラリアでもそういう
でもやっぱりこういうものが高いんですよ
能力がかかってるから
そういうのをお増しして
面白いなって思いました
農業自体に興味持ったりは
農業っていうか
動物に関わる仕事がしたかったっていうのが
ラインで
楽能って
今はまだ卓牛とかそのレベルですけど
学んでいくうちに
牛の健康とかいろいろ見たりするじゃないですか
命に関わることじゃないですか
出産とか
そういうのに関わりたいなって思った
自分の牛を育てます
自分の牛のお肉食べたい
食べたくないですか?
ちょっと難しいかも
難しいになるんだ
今の状況はそういう感じ?
そうなんです
まだ経験してないから
何とも言えない
目の前で自分の飼ってた牛が殺される状況は
見れる?
生まれて育ってきた子を
そうなるってなった時に
ちょっと見れないかもしれない
愛顔動物視点だね
そうですね
今のところはね
現実はいつか来るからね
そうですね
美味しく食べてるから
いつか来るから
今すぐパッとはできないかもしれないけど
でもこれも慣れだからね
僕は農大の時に農業大学校を卒業してるんだけど
農業大学校を卒業するカルティラムの中に
畜生に行くっていうカルティラムがあって
その時に農大で
一番ベテランの12歳でも13歳くらいまで生きた
すごいみんなで可愛がってた
そういう人を出荷するっていう時に
行かせてもらったけど
牛連れて
うわぁかわいそう
育たれるわって思いながら連れて行って
一瞬でパーって目の前で
早すぎて
躊躇ないんですよ
躊躇ない
だって向こうはさらに業務をやってるから
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あの衝撃が今でも頭の中にあるね
5分もしたら
頭がゴロンと転がってるみたいな状況だったり
すごいでもね
見て衝撃はあるんだけど
綺麗だった
本当に綺麗だった
作業が
作業が無駄がなくて
一瞬で殺してあげた方が苦しくないし痛くない
関係ないだろうけど
死ぬから関係ないだろうけど
でもそんな感じだった
一番最初に僕そのままで見たことある
なかなか難しい
やっぱり愛情を超えてくれてるじゃないですか
見たくないようにとか
最後はやっぱりお肉になる
なかなか複雑な
僕はもう経済動物としてこの子たちが好きなんです
犬や猫って可愛くて好きな人は多分多いと思う
牛も多分そうやって思ってる人も少なくないと思うんだけど
僕は生き物の見方が
人間とは違ってっていう目線で見て
面白いとか可愛いとかになってるから
人とちょっと違う感覚が違って
だから牛たちも
亡くなってしまう病気になってしまうとか
なった時も
助けてあげようって視点じゃなくて
人間にとってどれだけ経済効力があるかの視点で
主軸が人間なんです
この子たちの目的が経済動物っていう作りなので
人間に役に立つことがこの子たちの活躍する場だと
競争場だったら早く走れば走るほど
牛だったらお肉や牛乳をどれだけ生産するかっていうところが
この子たちの役目だと
そういうふうな目線ですね
新しい目線
これがいろんな牧場に
例えばこれから川上牧場で検討した後に行く時に
経営主と従業員とのその差は埋めておかないと
絶対ずれるんです
例えば経済性大きい牧場とかだと
従業員何十人も雇っているので
経済性が落ちてしまうと牧場の傍向きになってしまうので
牛一頭に対するポストがすごいシビアになってくる
そこに愛情をすごい持って
牛をかわいいかわいいってやってる従業員が帰ると
やっぱり心がきつくなって
仕事がやめてしまうので
ここの擦り合わせは面接とかするとか
牧場のスタイルとは合わせた方がいいかなと
川上さんは人間にいかに役に立つか
経済動物の考え方で
それぞれの愛情を注ぐ人たちは
愛顔動物の視点で
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家族経営の方とかは
一頭一頭牧師の時から名前つけて
牧場のマスコットみたいな
毎日毎日ブラッシングして可愛がってて
全然
僕は鳥取県で楽能ヘルパーっていうのをやってたんで
いろんな牧場本当に行ったことあるけど
そういった方もいっぱいおられます
最後はやっぱり
内定出荷する人もいたよ
次の来週出荷するよっていう
精神持たないと思うけど
そういう人もいる
めちゃめちゃいろんな人がいるから
いろんな考え方がある
あるけど経営主と従業員っていう関係性だったら
そこを擦り合わせておかないときつい
自分的には夢では大きい牧場を持ちたいとか
持ってる子が
そしてその牧場では一頭一頭可愛がりたいと思ってる子が
いるとするじゃないですか
そういう子もたぶんいるでしょう
そういう子はどこかで現実があったりするので
それを自分の中で解釈していかないといけないステップが出て
青上さんは最初からそうだった?
僕は牛がなんで好きかって
牛の生き物として好きなので
腹の中のルーメン微生物で草食って
なんでタンパク質産ませて
それで一日4万キロカロリー摂取して
牛乳を40キロくらい出すっていう
意味がわからない生き物が好きなんです
全く意味がわからない生き物が好きなんで
まだ腹の中こんだけ技術が発展して進歩しても
お腹のルーメンの中って全然解明されてない
そうなんですね
ちょっとずつちょっとずつなんだけど
1万年歴史があって
牛の歴史があって
牛のお腹の中って真空状態なんですよ
開けたら別次元になっちゃうんで
宇宙の状態なんです
閉まってる状態で見ないとわからない
そう
だから口の中に入れるデバイスみたいなのも開発されて
すごいスピードが速くなってるけど
まだその中がどうなってるかわからない
仕組みは全然私も
だって生まれた子牛いるじゃん
なんで草食い始めるの?
確かに
養育動物でミルクがあって
人間と同じ消化構造をしてるんです
私全然でもわからない
生まれた子牛はすぐ草を食べるんですか?
生まれた子牛はミルクしか飲めないんだけど
なんか知らんけど草あげたら草食い始めるんです
え?
ですよ
そうなんですか?
はい
ルーメン微生物が増えるからそれなんだけど
ルーメン微生物はどこから得たっていう
本当に意味がわからない
仕組みが面白いの?
面白い
なるほど
ねえ、ふうがわからないんです
18:00
15分
15分むずい
今日はここまでにして
また明日ね
後半お話したいと思います
はい
じゃあまた明日よろしくお願いします
はい
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