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2025-12-19 09:27

【MRD2512】悪人になりたかった娘・作者ひゐ

朗読#MRDお知らせ

rinrinさんの朗読企画にまたまた参加させて頂きました

【企画内容】
内容:好きな作品を朗読
(※収録の中に感想など収録🆗
むしろ加えて欲しいですが任意)
配信日:12月19日
(毎月19日は朗読企画開催日)

BGM: 自由
必須条件:下記のハッシュタグ添付

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感想を文章で 

はい、もちろん収録2回目です。
1回目は多分聞き取れません😆
人を愛するって強いなぁ🥹

稀に言い間違いみたいなのあるけれど、無視して原作もお楽しみください✨


悪人になりたかった娘
作者・ひゐ
リンク先→https://note.com/yoiyoi_utopia/n/n9842feb5ca53
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00:07
それでは、朗読のひということで、作者ひゐさんで、悪人になりたかった娘。
大きな湖の中央に浮かぶ小さな島。そこに小さな国がありました。
その国のとある一族に、たいそう美しい娘がいました。
人々にだけではなく、動物や草木にも優しい彼女は、国のみんなに、国のすべてに愛されていました。
そんな素晴らしい娘だったからでしょうか。神様も彼女を愛してしまったのか、それとも愛したのは悪魔の方か。
彼女は重い病気にかかってしまいました。不治の病です。
小さな国には優れた医師がいましたが、どうしようもありませんでした。
そこで、小さな国の人々は、国の外から医者を呼ぶことにしました。
それは、どんな病も治せると言われた青年。天使から医術を教えてもらったんだと噂される医師。
小さな国の人々は、普段は国の外とほとんどやりとりをしませんでしたが、国の外に手紙を出しました。
かつて不治の病と言われた者も、治したと聞きました。私たちの愛する霊場を救えるのは、きっとあなしたしかいません。
返事がありました。私にしかできないというのなら、行きましょう。
医師の青年が小舟に乗ってやってきたのは数日後のことでした。病気の娘の部屋に通されます。
ベッドに横たわっていたのは、病によりひどく弱っている者の衰えない美しさを保った若い霊場でした。
医師を見れば、「こんにちは。」と弱っているにもかかわらず、微笑みます。
そうして診察が始まってしばらくして、医師は娘と部屋にいたその両親に言いました。
彼女の病気は残念ですが治りません。運命でないのなら私には治せました。けれどもこれは運命です。
私にできるのは、その時まで苦しくないようにすることだけです。
両親は大泣きしました。屋敷の外で診断を待っていた人々も、二人の号泣を聞いて全てを察し泣き喚きます。
小さな国の人々は美しい宝を失おうとしていました。ところが病気である本人は泣かなかったのです。
お医者様、どうか二人でお話はできませんか?
か細い声で彼女が頼めば医師の声念は頷き、両親は部屋から出て行きます。
03:04
優しい陽の光が差し込む部屋、ベッドから何とか起き上がった霊場は医師に言いました。
お医者様、私が病で死ぬのが運命だというのなら、私はそれを喜んで受け入れましょう。
運命なのですから。不思議なことに彼女はひどく落ち着いていて、どこかほっとしたような様子もありました。
運命なのです、お医者様。もし、お医者様がそうであるのと言い切るのなら、一つお願い事をしたいのです。
できる限りのことはするつもりだよ。
彼女は運命にあがなおうとしているのでしょうか?
医師の声念はそんなことを考えましたが違いました。
この国の外に戻ったのなら、どうか私のことを悪く言ってほしいのです。
私は地獄に行きたいのです。
彼女はか細い声でも歌うように語りました。
かつてこの国には、人を殺しても何とも思わない極悪人がいたこと、
けれども彼もこの国の人間であり、自分を愛してくれる人々の一人であったこと、
そんな彼と実は恋中にあったこと、何度も辞めるよう言ったものの、結局は辞められず、ついに彼は捕まり処刑されたこと、
間違いなくあの方は地獄に向かわれたでしょう。
だから私も地獄に行きたいのです。
あの方に会うために。
けれども、自分で言うのも少しおかしな話ですが、
おそらく私は地獄にはいけません。
天使様が許さないでしょうですし、悪魔も断るでしょう。
令嬢は寂しげに笑いました。
次には、貴嬢に会いに行きました。
令嬢は寂しげに笑いました。
次には、貴嬢な顔になります。
そこで私は考えたのです。
この病が運命だとして、外からあなたがやってきたのなら、どうか、
外で私のことを、ひどい女だったと言って広めてほしいのです。
外には多くの人々がいます。
この国の人々たちよりずっと。
もし、外の国の人々が私のことを、悪い女だとたくさん思ったのなら、
天使様や悪魔は、考えを変えてくれるかもしれません。
彼女はせき込みながらも繰り返しました。
お願いです。国の外から来たお医者様。
私が悪い女であったと、みんなに広めてください。
この国の人々たちは、きっと思ってはくれません。
ですから、この国の人でない、外から来たあなたにしかできないことなんです。
06:04
それがあなたの望みであり、私にしかできないことというのなら、
それから数日も経たないうちに、彼女は病により亡くなりました。
表情はひどく柔らかく、意思によって楽に旅立ったのだと人々は泣きながら言いました。
けれども、意思の青年だけは知っています。
彼女は自分に願いを託したから、安らかに旅立ったのだと。
小さな国を意思は静かに去りました。
やるべきことをやらなくてはいけませんでした。
彼女の秘密を知っているのは自分だけです。
彼女の願いを知っているのは自分だけです。
あの国には極悪非道な霊場がいてね、死んで当たり前のことだったよ。
小さな国から少し離れた国で、意思はふいちょうし始めました。
霊国で心なんてものはない。
人々の命を救う旅の中、彼女の話をし続けました。
人を人だと思ってない。
彼女の命を助けることはできませんでしたが、それでも自分にできることを精一杯。
地獄に落ちて当然の娘だよ。
彼女の願いを聞いた自分にしかできないことなのですから。
彼女の悪口を散々言いふらしたある日、意思の前に天使が現れました。
彼に異術を教えた師でもありました。
それもいいよ。
天使は弟子に言いました。
彼女はどうなりましたか。
ここまで精一杯やってきましたが、意思の青年は不安で仕方がありませんでした。
果たして自分は彼女の願いを叶えられたのかどうか。
天使の答えは、
地獄に落ちたよ。
あの子はそもそも最初から地獄に落とすかどうか考えられていたんだ。
意思の青年は唖然としました。
地獄に落ちたのはいいですが、どうして最初から検討されていたのでしょうか。
だって彼女には悪いところも一つもないように思いましたから、
彼女はいいところしかない善良な娘だったはずです。
見透かした天使が言います。
あの子は極悪人に恋をしたんだもの。
それを罪と認めるかどうか、神様は悩まれたんだ。
そこで君の流した噂が地獄域を決めてくれたんだ。
神様は人の心に敏感だ。
おめでとうと天使は拍手をくれました。
意思は彼女の願いを無事に叶えることができたのです。
君がいなかったら無理なことだったね。
それだけを報告しに来た天使は、
それじゃこれからもみんなの病を治しておくれよ、と空へ去って行きました。
だから意思の青年は聞けませんでした。
09:03
最初から地獄に落ちるかどうか悩まれた彼女。
それは神様から彼女へのプレゼントだったのか、
完全なる裁きだったのか。
終わります。
09:27

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