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2026-10-21 15:02

【第352回】660万分の160万の奇跡。大当たりしたタイムズカーの免許証漏洩問題を語る

このポッドキャストは、Webニュース編集者のうすだと、ブロガー兼ライターのカイがITの話題から最近のお気に入り、個人的イチ推しなどを雑多に語る番組です。

第352回は、話題のタイムズ個人漏洩について語ります。

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「かいだん」ニュースレター

取り上げた話

◇ タイムズカーの情報漏洩問題

不正アクセスにより個人だけでなく法人アカウントも情報が流出。クレジットカードは流出していないものの、免許証画像が160万件流出したことで大騒ぎに。

タイムズカーの情報漏洩、免許証など本人確認書類流出は160万件 - Impress Watch

◇ 法律上は7年間保持

タイムズは当初、「法人税法に基づく取引記録の保管義務のため」と7年間保管の理由を説明していたが、免許証画像の保存には同法の根拠はなく、「なりすまし対策、問い合わせ対応のため」7年間保存していたことを明らかに。

タイムズカー、退会者の免許証画像も「7年」保存していた理由 パーク24に聞いた - ITmedia NEWS

◇ 結構古い作り

2016年と10年以上も前にサポートが終了していたフレームワークが使われていたのではという指摘。ただそれが漏洩の直接的な原因かどうかは明らかにされていない

タイムズカー漏えいに学ぶ:古いフレームワークを使い続けるリスク|News - 最新情報|System Design Works

◇ eKYC

「electronic Know Your Customer」の略で、本人確認をオンラインで行う仕組みのこと。

eKYCとは?オンライン本人確認の種類・やり方、法改正への対応も解説 | アスピック|SaaS比較サイト

◇ マイナンバーカードを使った方式

2027年4月から施行される改正犯罪収益移転防止法では、本人確認をICチップで行う仕組みになる

改正犯罪収益移転防止法 ICカードリーダー | アイオーデータ I-O DATA

◇ CIC、JICC

いずれも日本の信用情報機関で、ほかにKSC(全国銀行個人信用情報センター)もある。ここに本人申告をすると、カード会社や金融機関が審査のために照会をかけたとき、本人確認書類が漏えいしているのでなりすましに注意してほしいという情報を伝えられる。

指定信用情報機関のCIC

日本信用情報機構(JICC)指定信用情報機関

本人申告の手続き | 全国銀行個人信用情報センター | 一般社団法人 全国銀行協会

編集後記

カイ

タイムズカーは終わりの始まりでしたね。この先どこまで自衛できるのか、そして金融系は破られずにすむのだろうか……。

うすだ

ちょっと前の収録だけど、引き続き情報漏えいが止まらないですね……

感想

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サマリー

タイムズカーで運転免許証画像を含む個人情報が漏洩した問題について語る。660万人が対象となり、そのうち約160万人分で免許情報が含まれていたこと、住所や生年月日なども流出した危険性が話題になる。古いシステム構成や、免許証画像をクラウド上に保持していたことへの疑問、本人確認を狙った犯罪や詐欺への懸念が示される。CIC・JICCの本人申告制度、マイナンバーカードを使う本人確認への移行、サービスを止めずに運営するタイムズカーの判断についても議論する。

タイムズカーの免許証画像漏洩
うすだ
うすだです。
kai3
カイです。
うすださん。
うすだ
はい。
kai3
当たってしまいました。
うすだ
まさかの?
kai3
まさかの。
タイムズカー、免許証、漏洩問題。
うすだ
はい。
kai3
いや〜久々にでかい個人情報が来ましたね。
うすだ
すごいのが来ましたね。
kai3
もう最近ね、どこ行ってもこの話が出る。
IT系の人たちだと。
kai3
IT系関係ないな。
全然ITとつながりがない人でも、
タイムズ使ってます?とか言われるぐらいなんで。
やっぱり都心だとタイムズでカーシェアしている人がむちゃくちゃ多いんだなって。
うすだ
ユーザー多いんですよね。
kai3
そう思いましたね。
ちょっと値段のことがご存知ないけども、もしかしたらいらっしゃると思うのでご説明すると。
カーシェアサービスですね。
車を借りて、レンタカーと違って好きな場所に置いて使って、また好きな場所に戻すみたいな。
そのカーシェアのサービスの最大手タイムズが個人情報を漏洩しましたと。
個人情報漏洩までならよくあるというのもよくないですが、最近いろんなところで被害を受けているので。
話としてはあるんですが、今回話としてちょっと衝撃だったのが、運転免許証が画像として漏れていったという。
これはなかなかでしたね。
うすだ
まだ今は銀行口座とか証券会社とかも、一応作れるところも免許証の情報データで見せてくださいで、
つくれてしまうところもあるので、これは単に住所が出たとか、名前が分かったとか以上にやっぱり危険度が高いと。
kai3
そうでしょうね。逆に出てないのよりクレジットカードは出てない。
プラス、パスワードは流出はしたんだけど復元できない暗号化された情報なので、おそらくそこから漏れることは難しい。
もちろんコンピューターを思いっきり使って逆に複合しようというのはできなくはないんだろうけど、きとまずは安心。
古いシステムと情報管理の問題
kai3
心配だったらパスワード変えてねなんですけど、それ以外のところで免許証に加え住所、生年月日、電話番号まで漏れているので。
これはなかなか今後怖いですよね。
うすだ
さらにすごいのが退会済みの人。
kai3
そうですね。これ一番つらいですよね。
うすだ
さらに入会を申し込んだけども入会が完了していない人というのを。
kai3
使ってすらいない。
うすだ
笑い事じゃないんだけど。
kai3
笑い事じゃないけどとんでもないですね。どうしてこんなことをしちゃったんだろう。
法律上は7年間とかは保持していないといけないという話があるらしいんです。
うすだ
あるらしいんですよね。
kai3
ただそれは保持していなきゃいけないとはいえ、画像を保持している必要はあったのかという話と、画像を保持するのがなぜクラウドだったのかみたいな。
ここに一番の問題があったわけですけど。
こんなことがなるとはもちろん思ってはいなかったんでしょうけれども、
こんな一番個人情報として危ないデータが不正アクセスで取れる場所にあったというのが。
うすだ
そうですね。
kai3
一般的なセキュリティでいうと危ないデータはインターネットとかクラウドから切り離したローカルのところに保存しておいて、
連携者として例えばテキストデータで免許証情報の、例えば生年月日とかお名前と実際にユーザーと名前との一致を取るところだったらわかったんですけど、
丸ごとかっていうね。
丸ごと取るときにもよくわからないんですけどね。
結局あれって免許証なんて一回登録したら日付まではまあまあ、
途中で免許を失効している可能性ももちろんあるんですけど、
基本的には登録日付をチェックしておけばいいものじゃないですか。
有効期間効くから。
だから一回登録して日付だけチェックしたら、あとローカルでいいんですけど、
多分そこまでのことができなかったんでしょうね。
あとなんかウェブサービスに詳しい人が見たら結構古い作りだったんですよね。
うすだ
すごい古いっていう話みたいですね。
kai3
うん、むちゃくちゃ古い作りで、
以前からこんな古いのでいいんですかという指摘はセキュリティ界隈の人がちょこちょこしていたみたいな人も聞くんですが、
660万人流出と160万人分の免許情報
kai3
そんなのは後のまつり。
うすだ
ただね、このタイムズだけじゃなくて、この2週間くらいですか、すごい勢いで情報漏洩が。
kai3
いっぱいね、出てますよね。
あれ、ネットではタイムズが漏らしたからここととばかりにとかいう話もあるけど、
いや、にしてもこの時期にすごい不正アクセスが増えてるんだと思うんですよね。
なんか画期的な不正アクセスの簡単な仕組みでもできちゃったかもしれない。
うすだ
今のAIの時代になって、なんか新しい手法が生み出されたんじゃないかとか、
正規の方法でアクセスして一気に取れてしまうみたいな手法が使われてるんじゃないかとか、
いろんな観測というか、ちょっと今このセキュリティ界隈は非常にざわついてるというか、
恐ろしい感じになっているので、どうしたもんかなという中でカイさんは当たってしまった。
kai3
見事にね。
660万人が流出の対象で、そのうちいろいろ調査した結果、160万人の免許がもれていました。
うすだ
免許がもれている。すごい。
kai3
だから、660分の160だったんですが、見事に当選してしまいました。
こんな時ばっかり当選しなくていいのにな。残念。
まあでもね、当選したからには何か考えなきゃいけないんですけど、
主要なクレジットカードとか大手の銀行とかって、
最近クレジットカード登録も写真のデータじゃダメで、
ちゃんと物理カードを目の前で動かしてくださいとか、
斜めから取って厚みを出してくださいとかやっているので、
おそらくこの画像だけでいきなりはないと思うんですが、
さっきうすださんが言ったとおり、こういう画像だけで通しているところもまだまだあるだろう。
特にレンタル系とかは割とそういうのでやっているところが多いらしいので、
そこら辺は可能性があるのと、
あと物理カードも頑張ったらプラスチックの板に貼り付けてやるとかで、
なんとかくぐり抜けることはできそうではあるんですよね。
だから物理カードじゃないから安心って言いながら、
物理カードっぽいものを作ってその表面に貼り付けるとか、
それをAIで加工してとかできなくはないだろうから、
完全にその銀行とかクレジットカードはKYC使っているから、
eKYC使っているから安心とも言い切れるかというと。
うすだ
ただもうそういう金融系とかあとは携帯キャリアみたいなのは、
もうほぼ保険証と合わせて基本的にもう券面を取る形、
自分の顔を送る形、ほぼほぼこの半年ぐらいでなくなって、
来年の4月から、
kai3
なんか新しいお仕事が始まるんですよね。
うすだ
もうマイナンバーカードを使ったJPKIとか、
ああいう券面とか自分の写真みたいなのを基本使わない方式に
切り替わりましょうというルールにはなっているんだけど、
ただまだこういう会社とか、
kai3
古い会社とかあるだろうし。
うすだ
まだまだいっぱいあってその移行の途中で、
でもこういうことが起こり得るからそういう対策を進めていたけど、
間に合わなかったというべきですかね。
kai3
結果マイナンバーに寄せるのが実は安心だみたいなことに
これからなってくるんですかね。
うすだ
そういう方針ではずっとあるんですよね。
ただね、ここでこういうことかっていうのが。
kai3
確かにすごい反面恐怖的に、
やっぱりマイナンバーでやっておけばよかったねっていうことが、
うすだ
ここに出たは出たって感じがしますね。
なんでこういうことが必要なのっていうことが、
本当に可視化された感じがしますよね。
kai3
ここから怖いですね、何が起きるのか。
うすだ
そう、だからこの後何が起こるかっていうのは、
結構変な詐欺とか犯罪とか。
百何十万件、六百万件あって、
そのうちの160万件の免許情報データっていうとね、
しかも免許証って番号基本的に変わらないし、
住所もそんなに引っ越すわけでもないから変わらないとなると、
あれ一応5年間ですか、期間。
漏洩後に懸念される犯罪と対策
kai3
ちょっと避けようがないですね。
免許更新したところで番号が変わらないから、
引っ越してなかったらそんなに差分ないじゃないですか。
うすだ
そうなんですよね。
kai3
何年何月まで有効っていうところは、
確かに証拠としては見えるけど。
いやー、恐ろしいですね。
勝手にクレジットカード申し込まれるとかももちろんあるんだろうけど、
心配なら普通に詐欺とかですよね。
うすだ
そうですね。
kai3
ここを今まで以上に気をつけないといけないんだろうな。
うすだ
もうね、そういう大手どころで新しいアカウントは
そこまで作れないだろうなって気がするんですよね。
kai3
少なくとも大手はこれって相当警戒するでしょうからね。
うすだ
そうそう、だとは思うんですけども。
ただね、なんかそんなにこういう本人確認フローって、
何年も準備して買えるもんじゃないですか。
だからね、それがどの会社でもできるかとか、
例えば物の買取系とか、
株主優待権を引き換える、
大黒屋的なところに行ってとか、
そういうところもどうなっているかちょっとわからないし。
kai3
恐ろしいですね。
うすだ
なんかいろんな犯罪が起きそうで怖いですよね。
kai3
あと、これで最近注目が入ったのは、
クレジットカード情報が心配な人に対して
CICとJICCという信用情報機関。
要はクレジットカードが悪用されてそうという時に
そこに申請しておくと、
僕のクレジットカードが怪しいかもしれないという時に
そのクレジットカードを使った人がいたら
本人から申し出があったのでチェックしますねと
ブロックしてくれるというサービスが。
タイムズカー問題でパンクしているという
申し込みができない。僕も一回やりましたもん。
アクセスができないのでちょっと諦めたけど。
さらに手数料がかかるんですよね。
数百円だけど。
というので、なぜ個人情報を流出した人が
お金を払うのかみたいなことも話題になっており、
いやーどうなることやら。
インフラ化したサービスを止める判断
kai3
ただ僕はこのいろいろ大変な中で
タイムズカーがサービスを止めていないこと自体は
僕は結構前向きに考えております。
だいぶインフラですもん。
これだって社用車とかにしている会社が
個人情報を流出しました。
じゃあ車止めますって言ったら
営業が全部止まるわけじゃないですか。
あるし、例えば実家に帰るとか
旅行の予定に立ててもらって
全部ぶっ潰れちゃうんで
もちろんいろいろ精査しなきゃいけない時期ではあるものの
これ相当情報を出しから気遣ったんじゃないですかね。
いきなり止めますでいいサービスじゃないから
もはやインフラになっちゃっているサービスとして
止め方もやっぱり気を使ったんだろうなとは思う。
とはいえインフラがこれでいいのかっていう話はもちろんある。
そこはもちろんその通りなんですけどね。
うすだ
止めるのもまあ違うんだろうなって
止めたところで何が変わるんだっていうところには
一応向き合っているんでしょうねって気はしますけどね。
kai3
あと面白いと言っちゃいけないんですけど
160万人分の画像って
まあまあの容量なんですよね。
それようぶっこ抜けたなっていう。
そのあたりもシステムが古かった点でしょうがないんでしょうけど
いやー、ちょうどこのタイミングで
日本レンタカーも何か発表らしいんですよね。
だから免許証系は狙われているのかなって気はしたのと
確かに犯罪者の視点から考えた時に
免許証のデータは旨味はきっとあるでしょうからね。
むしろ今まで狙われていなかったのが不思議なくらい。
だってね、車系サービス絶対免許証持ってますもんね。
そう考えたら狙いとしては
なるほどなと思ってしまうところはありつつ
いやー見事にビンゴで当たっちゃったんで
こっからね、どこまで自衛で防げるか。
まあでもおかげでこういう事件が起きた時に
例のタイムズのやつですっていうことは言いやすくはなっている気がするから
kai3
気をつけつつ何かあった時にはそれで一応対処。
免許証情報流出の長期的な影響
kai3
その保証を誰がすんでしょうね。
うすだ
手の内は基本的にユーザー側にないじゃないですか。
kai3
ないですね。
このCICに登録するとかそのぐらいしかないと思うんで
そろそろほとぼり冷めたんですかね、CICを。
どっかのタイミングで僕もやろうと思ってたんですけど。
うすだ
そんな簡単には多分アクセスは戻らないんじゃないかしら。
kai3
いやーちょっとね、まさかの想像もできない。
これ割と日本の個人情報漏洩の歴史でも
トップクラスに語り継がれる事例になってしまったのではないかというぐらい。
うすだ
これを超えるものはしばらく出ないことを祈る。
kai3
ちょっと一気に来ましたね。数でいったら山ほど大きいのが漏れてきたんだけど。
うすだ
もっとすごいのはいっぱいあるんだけど。
kai3
免許証かっていう。
むしろここまで免許証の漏洩が話題になってなかったことが逆に意外ですね。
もっと早く狙われて叱るべき。
うすだ
そういう意味でも新しい司法が生み出されたとかだとすごく嫌ですよね。
でもこんだけ漏洩して流通すると犯罪側でも免許の使い方の新しい司法が生み出されそうで。
kai3
ここなら画像でいけるサービスとかが出回ってそうですね。
うすだ
恐ろしいですね。
kai3
恐ろしい。恐ろしい以上に何もできなくはあるんですが。
うすだ
気をつけましょうぐらい。
kai3
気をつけましょうだし、とはいえタイムズはこれからも大事なサービスがあるので
これを機にセキュリティを頑張っていただいて。
うすだ
もうだいぶ頑張ってほしいかな。
kai3
しっかり安心して使えるサービスとして
引き続き私は使ってはいけませんので応援するとまでは言わないですが頑張ってほしいと思っています。
うすだ
応援はできないけど価値は認めているので何卒。
kai3
対策頑張ってほしいと思っているのでタイムズの皆様ここ踏ん張れるところだと思うので
私は引き続き使ってまいりますのでセキュリティ対策よろしくお願いします。
かいだん
本日も番組をお聞きいただきありがとうございます。
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