自己観察の重要性
おはようございます。
カガコマチと申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り言葉、易占で解消することができますよ、とお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いや、ちょっとした悩みを感じた時、この配信が、あなたの言葉を見つける時間になれば嬉しいです。
配信中、実際に筮竹を使って占っています。
筮竹の音の部分は飛ばして聞いてもらって構いません。
タイムスタンプを付けてありますので、お好きなところからお聞きください。
何か、こんな風に伝えたらよかったのかな、とかって思ったまま、言えずに残っている言葉ってありませんか?
相手の方に、自分の良さに気づいてほしいなって思っている時、どんな言葉にすればいいのかなって迷ってしまうこと、あるかと思います。
相手の方に、伝えたいんだけれども、ちょっと私の押し付けなのかな、とか。
伝えたいんだけれども、なんか偉そうだな、とかって思いたくないな、とか。
そんな風に思ったことがある方に。
今日のこの配信では、あの人に自分では気づいていない要素を伝えるには、という問いを占ってみようかと思います。
他の方、相手の方の魅力に気づいているのにうまく言えなかったりとか、言葉を選んでいるうちに黙ってしまったことがある方とか。
また、自分の優しさがこれって余計なそうかなって思ったことのある方。
同じようなことで、悩んでいる方にもこの配信が届けばいいなと思って今日は占います。
はい、では今日の占的、占的と占う内容のことを言います。
あの人に自分では気づいていない要素を伝えるには、どうすればよいでしょうか。
占います。
内卦は地です。
外卦は風です。
解説の一つ目、示された卦全体の説明です。
内卦が地、外卦が風。
こちらは風地観。意味は仰ぎ見て自生。
地の上を風が吹き抜けることを示しているんですよね。
易の世界では風というのは情報を示しているんです。
地の上をずっと風を遠くの方まで見て、その行方を目でしっかり追っている。
これはただ風を見るというよりも、環境とか世界とか周りの変化をしっかり見なさいねということを示しているんですね。
だけども、これはただ自分が見るだけじゃなくて、自分が逆に見られているということも示すんです。
風地観の観は観察の観。ただ見られるんじゃなくて、観察することが大事だよということを示しているんですよね。
自分が見るよりも自分がどう見られているか。
また自分は何を見ているかということをしっかりと自覚しなさいねということなんですね。
自分の立ち位置とか自分の考え方、周りを見ることによって自分自身をしっかりと観察するようにということを促しているんです。
自分が見るにしても、どんな視点で見ているんだろうと。
逆にどんな視点で見られているのか。
両方をしっかり見つめる必要がありますよと示している。
深い意味での観察が大事だよという卦でございます。
解説の2つ目。今度は爻のお話です。
1個の卦に爻が6個あります。
この風地観を一つの物語で一冊の本だとすると、第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
一気の世界では第1章のことを最初の章で初爻と言います。
伝えたい気持ちの内省
そこから時間が経って話が進んだところを二爻、また同様に話が進んだところを三爻、四爻、五爻というふうに進んでいきます。
今日示されたのは三爻。
三爻の意味は自分の行いを見て身体を決める。
周りの言葉とか評価とかそんなのではなくて、自分自身の姿をしっかり観察することが大事だよと示しているんですね。
これは自分が過去にどういうふうに行動してきたかなということをしっかりと振り返って自分を見ましょうというの。
ただ外から見るというよりも自分自身を中から見るというんですかね。
周りからどう見られていることも大事だけれども、それよりも自分で自分をしっかりと中から見なさいよ。
自己観察しなさいよというのは難しいニュアンスですよね。
この不知観という形自体は自分が外を見ること、自分が外から見られていることという両方を示しているんですけれども、
この三爻はその中でも特にもっと外から見るというよりも自分自身が中から自分の中を見る。
それは自分の過去だとか、あるいは自分の未来だとか、中でも誰か周りの人と協力してアドバイスを受けてというよりも
自分一人でしっかりと進むことが大事だよということが示されている行でございます。
はい、解説の3つ目読み取った結果です。
今日の占的は、あの人に自分では気づいていない良さを伝えるにはどうすればよいでしょうか。
何かこのSNSの中での話なんですよね。
他の方の言葉に自分が触れた時に、この方は多分自分では気づいていないんじゃないかなって、
ものすごく大事なことを言っているのに、その大事さに自分では気づいていないのかなと思って、
それを伝えたいなと思ったんだけども、自分の気持ちがうまく届くかどうかっていうのはあるんですよね。
あくまでもそれを押し付けるつもりではない。
でも、かといってそのまま見過ごすっていうのはやっぱりちょっと違うかなって気がして、
そんな気持ちの中で今日はこんな占的を挙げてみました。
今日示された卦は、風地観の3爻。
これは自分の行いを見る、そこで身体を決める、そんな段階だよということを示しているんですけども、
今は誰かに何か伝える前に、自分がどんな気持ちでそれを伝えようとしているのか、
それをしっかりと見つめなきゃいけないよということなんですよね。
相手に届けたいというよりも、そこに自分自身の在り方があるのかなって。
その中でも今日の3爻、これは一人で進む方がいいということを示しているので、
何か今は周りの反応とか評価とかそういうのを気にするよりも、
自分自身の中でその言葉についてしっかりと内省するというんですかね、見つめ直すというんですかね、
それがすごく大事だよという段階かなと感じております。
ではこの結果、読み取ったポイントを3つ言います。
1つ、その人の言葉を自分の言葉で置き換えてみること。
何か受け取った時の気持ちというのを自分の言葉、自分の言葉というのは自分が過去に経験した体験と重なるところですよね。
そういった言葉で表現することで、それが無理なく自然な形に伝える準備ができるのかなというところ。
そして2つ目、どうしてそれを伝えたいと思ったのかなって。
それを一遍紙に書き出してみること。
その言葉に対して伝えたいのは何なのかというところですよね。
その本音を明確にすることによって伝え方の方向性が見えてくるよというところ。
そして3つ目、相手に話しかけるつもりで一人言を言ってみる。
いきなり本番で形にするというよりも、一遍自分で自分の声をこういうことかなという風に出してみることによって、
自分自身の言葉のトーンだとか、言葉の選び方だとか、そういうことになったと客観的に気づくことができるよと。
この卦は自分がどんな意図で立っているかということをしっかりと観察しなさいねというところなんですよね。
今感じているあの人の良さというもの。
自然な言葉の表現
もしかしたらそれは自分自身が大事にしている価値観なのかなと。
それを外に、相手に伝える前に自分の中にしっかりと落とし込む、根付かせる。
しっかりと見つめていかなきゃいけないのかなと。
無理にそれを伝えようと言葉にしようとしなくても、自分の言葉とか自分の行動とかそういったところから自然と思いっきり物が出てくるのかなと。
今この配信を聞いてくださっているあなたは、何かの言葉に心を動かされた瞬間があるのかなと思うんですね。
それがあまりにも自然な言葉、さりげない言葉だったから本人は気づいていないのかなと思って、何かできることはないのかなと考えたことがあるのではないのでしょうか。
この風地観の参考は、自分が周りを見ているようで自分も周りから見られているんだよという視点と、
自分が相手に言葉を届ける前に自分自身の気持ちもしっかりと見つめましょうということを示しております。
なので今はそういった気持ちはすぐに届けようとしなくても大丈夫なんですよね。
その言葉を、その気持ちを自分が大事大事にずっと持っていれば、言葉を選ばなくても、無理して考えなくてもきっと合う伝え方が出てくるはず。
その言葉を大事に大事に持ち続けていてください。
はい、ここまでお聞き下さいましてありがとうございました。
この配信がまた聞きたくなる場所になれば嬉しいです。
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いつも本当にありがとうございます。
火曜日、あなたはいかがお過ごしですか?
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございました。
加賀小町をお届けしました。
