理不尽さの認識
おはようございます。加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は易占で解消することができますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いやちょっとした悩みを感じた時、この配信があなたの言葉を見つける時間になれば嬉しいです。
配信中、実際に筮竹を使って占っています。筮竹の音の部分は飛ばして聞いていただいて構いません。
タイムスタンプを付けてありますので、お好きなところからお聞きください。
今日の占的です。占的と占う内容のことを言います。
何か、例えば人と関わる中で、これどう考えてもおかしいよねって思うことありませんか?
相手に悪気がないって分かっていても、だけど理屈でもどうにもならない、納得できないってことが残ってしまう。
そんな時って、これは言おうかな?どうしようかな?ってやっぱり思うんですよね。
言えばどうしても争いごとになりますし、でも言わなければ自分の中の大事なものがだんだん削られてしまうんですよね。
そんな葛藤って私だけではないと思うんです。
そこで今日はこのような占的を選びました。
今日の占的です。理不尽だと思った時、どうすればよいでしょうか?
易の解説
ひん、ないかは雷です。
外卦はきれい。
二爻です。
解説の一つ目、示された結果全体の説明です。
ないかが雷、外卦が地。
こちらは地雷吹。
意味は陰極まって陽に転じる。
地雷吹の吹は回復の吹、復習の吹、または再びという吹の吹なんですよね。
これは日で言うと陶地を表しているんです。
易って陰と陽で表すことができるんですけれども、
言ってみれば昼が陽、夜が陰。
というふうに今回は思っていただければ。
季節で言うと、夜がいっぱいなのは夏、陰がいっぱいなのは冬という認識で大丈夫です。
これは月日を表しているんです。
月日というのは一年で最も夜が長い日ですよね。
これ以上暗くならない日。
そこから徐々に光の、昼間の時間が長くなっていくよというところなんですよね。
それとこのけも同じなんですけれども、
易って全部で陰と陽の6個をそれぞれ組み合わせでできているんですけれども、
後でまたコミュニティの方にサムネを付けます。
考え方としてはもともと6個全部が陰だったところ。
そこに一番下にそっと陽が入ってきた姿を表しているんですね。
この陽がだんだん徐々に増えていくよということを示しているけなんです。
言ってみれば陽というのはポジティブ・ネガティブという言い方はちょっとあれなんですけれども、
陰陽は陽がポジティブで陰がネガティブという感じのイメージで
持っていただければいいんですけれども、
陽がだんだん増えていくというのは、だんだんとポジティブな力が増えていくよということを示しております。
これが再生だとか回復だとか復活ということを表しているんですね。
地雷復というのは終わりの中にある始まりを示している。
何も見えない、進まない、希望を持てない、そんな陰が揃った極限の陰というんですかね。
その中にちっちゃな陽が一つだけ生まれてきたよ。
それが春を告げる始まりになって、少しずつ少しずつ始まってくるよって。
今は見えなくてもちゃんと春は始まってくるっていうことを伝えている。
あと結構大事なのは、以前にも特別配信で私がお話ししたことがある話でちょっと強調ですが、
季節は繰り返し来るんですよね。春、夏、秋、冬って。
ずっと冬ばっかりってことないじゃないですか、日本って。
必ず春は来るじゃないですか。
なので必ず次は始まるよということ。
だけども始まった季節は前と全く同じ季節じゃないよということ。
毎年毎年春は来るけど去年の春と今年の春は違うよ、また来年の春は違うよということを示しているんですね。
なのでこの地雷復は繰り返し繰り返し来るけれども、前とは違うものがまた来るよということ。
前とは違うもの。
前、今までのことを活かしてまた前とは違う気づきとか力とかそういったものを持ってまた再び繰り返すことができるよってものですね。
ゲームとかだったら一遍何遍も何遍もリセットするたびに力がついてくる、そんな感じの終わりがないようなゲームとかってあったりしませんか。
こんな例えたら恐縮ですけども。
そんな感じで繰り返した目に力がついていくということは全く同じ繰り返しではないけれども、また繰り返されるということを示している。
そんな卦でございます。
復活への道
解説の2つ目、今度は幸運のお話です。
1個の卦に幸運は6個あります。
この地雷復というのが1つの物語、1冊の本だとしたら、第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
易の世界では第1章の最初にあたるところを初爻と言います。
そこから時間が経って話が進んだところを二爻、また3に進んで三爻、四爻、五爻と進み、一番最終段階を上爻と言います。
今日示されたのは二爻。
二爻の意味が謙虚に正しい道に帰ることができる。
吉。
この地雷復という卦はいろいろとありまして、さっき手の説明のところで時間を使いすぎたので幸運のところはスラッといきますね。
一変待ち合った道に足を踏み入れてしまった状態だよって。
だけど気づいた時に戻ることができる段階なんだよって。
戻るってことは悪いことじゃなくて、むしろ正しい方向に回復、地雷復し始めたよっていうところ。
この謙虚に正しい道に行っているところ、この謙虚がポイントなんですよね。
自分が違ったなと思ったところ、そこをしっかりと見ることが運を開くことに繋がりますよって。
また、迷った時にはうまくいってそうな人。
うまくいってそうな人っていうのは、例えば正しい正しくないとか儲かってる儲かってないとかそんなことじゃなくて、流れをつかむ感覚を持っている人っていうんですかね。
単に強いじゃなくて。
その人の言葉とか振舞いとか、そういったものが自分自身の気持ちっていうんですかね。
感覚っていうか、それをだんだん元に戻していくきっかけになるよってことを示しております。
これは一人で頑張りすぎたらダメだよっていうメッセージなんですね。
もう失敗しちゃった、戻れないよ、どうしようって思っていたとしても、今からでも遅くないよってことを示している声でございます。
解説の3つ目、読み取った結果です。
今日の占的は理不尽だと思った時、どうすればよいでしょうか。
スタエフの配信の中で具体例はお話しはしないんですけども、ものすごく悔しい気持ち。
どう考えても向こうの方がおかしい。筋が通らない。
だけどそのままぶつけてしまったら、それ以外の大事なものまで壊れてしまうって。
そんなことってありませんか。
自分の中でものすごい怒りの感情と迷いの感情と。
それをずっとずっとずっと長いこと、それで苦しんでたりすることってあったりしませんか。
やはり間違っていることは間違っているのか、ここは正しくきちんといきたいっていう気持ち。
だけども、やっぱり傷つくのも嫌だなっていう。
そんな狭間の中で、ちょっと今日はこんな占的を挙げてみました。
今日示されたのは白い服の二爻。
感情の整理と自己理解
これは一遍踏み間違えた道から自分で気づいて戻るってことを示しているんですよね。
今感じているこの理不尽とか違和感っていうのは、相手を責めるためのものではなくて、
自分の中で本当の感覚っていうか感情っていうか、それを取り戻そうとしているきっかけとして表れているのではないのかなと。
相手に対してこれはこうだっていうふうには正しいことを言う前に、
まず一遍自分の判断を見ることが長い目で見て一番最善の方法になるのかなというところ。
特にこの二爻は、気づいた時に戻れば間に合うよってことを示しているんですよね。
戻るっていうのは、インとヨーデっていうとどちらかというとインですよね。内静的なもの。
外に向かってバーンじゃなくて、自分自身の中に対して見つめて落とし込んでいくところ。
怒りとか焦りとか、正しさを振り回す、そんなことをしても、これは後悔が残るだけだって読み取れるんですね。
はい、ではこの手から読み取ったポイント3ついます。
1つ、感情を書き出して整理すること。
理不尽だったことがこれで、事実はこれでって、そこをしっかりと分けてみること。
そうすることによって客観的に占的することができること。
そしてその上で今度は2番目、信頼できる第三者に今の状況を客観的に伝えること。
この二爻は運が良さそうな人に相談するといいよっていうことを示しているんですけれども、
そこに従って運が良いというよりも自分と違う視点を持っていくとですね。
例えばそれは身内というよりも、この場合私の場合でしたらその道の専門卦ですかね。
話してみて、こんな視点があるよということを知ること。
3つ目、この時代服っていうのは7っていうのがポイントなんですよね。
例えば7ってのは7日間とか7時間とか7週間とか、場合によっては7ヶ月みたいな、
そういった読み方もできたりするんですけれども、
まず7日間だけ様子を見ること。
一遍時間を置いて再度向き合うことで、
用のような力強い衝動的なものではない言葉が選べるようになるのかなというところですね。
この卦は再生とか回復っていう意味を持っているんですね。
今回の今感じている理不尽さっていうのは、
これはただの出来事として終わらせるのではなくて、
もう一回自分自身はどうなんだっていう、
そこに変えることは立ち返ることができるかどうかというのを問われているのかなと。
理不尽さ、怒り、それをバネにするのではなくて、
今気づいたということをベースにして、
陰の穏やかな力で正していくこと。
それができた時に、これはただの大きな事卦だけでは終わらない学びにできるのかなと。
他者の視点と冷静さ
今この配信をお聞きでいらっしゃるあなたは、
きっと何かに違和感があったからここまで聞いてくださっているのかなと思います。
そしてその違和感って感覚はすごく正しいものだと。
自分自身がおかしいって思う気持ちをなかったことにするべきことはしなくていいんです。
だけどすぐに動かなくても大丈夫。
怒りとか正しさに振り回されるのではなくて、
あなたの中にある本当の望みは何かって、
そこを陰の力で静かに見つめる時間を作ってみてください。
ちゃんと見て、ちゃんと選んで動いたら、
あなたの言葉が壊さずにきちんと正しく届きます。
あなたの力があなたには既にありと、そう思っております。
ここまでお聞きくださいましてありがとうございました。
なかなかスタイルフレアとこういった個人的なお話あまり踏み込んですることはなかったんですけども、
今日はちょっと思うことがありまして、このような形に改めて公表することにしました。
この配信がまた聞きたくなる場所になれば嬉しいです。
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はい、いただいた反応が次の言葉を作る力になります。
いつも本当にありがとうございます。
週の真ん中水曜日、あなたはいかがお過ごしですか。
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございました。
加賀小町でお届けしました。