好きなことを伝える
おはようございます。5月13日火曜日、加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は易占で解消することができますよ、とお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いや、ちょっとした悩みを感じた時、何か考え方のヒントが欲しい時、
この配信が、あなたの心を照らすきっかけになれば嬉しいです。
このチャンネルは筮竹を使って占っています。
タイムスタンプをつけているので、好きなところ、聞きやすいところからお聞きいただければ嬉しいです。
はい、では今日の占的、占的とは占う内容のことを言います。
昨日は、好きなことを楽しむために大切なことは何でしょうか?って占ったんですけども、
今日は逆に、好きなことを伝えるために大切なことって何だろうと、そこを問いてみたいなと。
もともとこのスタエフを始める前にも、私は別個で音声配信をしていたんですね。
ただ、その配信というか、録音、記録として残していたっていうところなんですけども、
言葉にする練習として、一人で音声を録っていたんですね。
それをずっと続けておりまして、それは誰に聞かせるわけでもなく、自分のためになったんですけども、
その延長線上で、今度は人に対してというところでスタエフを始めたという経緯があるんです。
誰かに伝えたいなって思った時ってのは、どう伝えればいいんだろうというか、どうやって受け取られるか、
そこばっかりを考えてしまうっていうのもあるんですけども、もっとそこを原点に立ち返ってみようかなと。
今日は伝えることに対して、足元をしっかりと見つめていたいなと思って、このような占的を選びました。
では、今日の占的、好きなことを伝えるために大切なことは何でしょうか。占います。
雷山小過の解説
解説の一つ目、示された結果全体の説明です。
内卦が山、外卦が雷。これは雷山小過。雷山小過の意味は、小さな行き過ぎが致命傷に。
この雷山小過というのは、小さな行き過ぎは致命傷とか吉なんですが、ただ大きな出過ぎは今日はよくないよってことを言ってるんですね。
小さいことはうまくいく。だけど大きなことを無理に進めようとすると失敗するよと。
努力の割に結果が伴わないとか予定の遅れが起こり得るということを示しているんですね。
この易の性質なんですけども、雷山小過の雷は雷ですよね。雷と山は噛み合わないんですよね。
雷というのは動くという性質を、動いたり派手だったり目立つもの、賑やかなものなんですよね。
この山というのは、ずっと留まるもの、動かないもの、この場所にずっといるという性質なので、どっちも合わないもので、すごくチグハグさを示しているんです。
この卦の話は今日はいいか。
イメージというのは鳥が飛び立っているんですよ。鳥が飛び立っているんだけれども、ちょっと高く飛び立ちすぎていて、
今度はそっと着地することが難しいというのを示しているんです。
なので、出すぎちゃダメだよ、目立っちゃダメだよということを示している、そのような卦でございます。
解説の2つ目は爻の話。1個の卦に爻が6個あります。
この雷山小過は1つの物語で1冊の本だとしたら、第1章から第6章までのイメージをしてください。
易の世界では第1章にあったところを初爻と言います。そこから時間が経って話が進んだところを二爻、三爻、四爻、五爻と進んでいって、最終段階を上爻と言います。
今日示されたのは五爻の爻辞。
西の郊外に雲があるのに雨が降らない。矢に紐をつけ、穴の中のものを取る。
西に雲があるのに雨が降らないという予兆がありますが、まだ雨はこっちに来ないということを示しています。
矢に紐をつけて穴の中のものを取るというのは慎重なことです。
雷のような派手な成果はダメですが、工夫次第で収穫があります。
それが小さな吉です。
これは無理に成果を求めるのではなく、準備。そこにしっかりと時間を使いなさい。
またさらに、経験者や身近な方の知恵を借りていきなさい。
見える成果がないかというと意味がないというわけではなく、目立たない部分をしっかりと探ってみることで、
小さな成果というか、雷山小過の小というのは小さなところですが、
小さな成果がありますよというのは、直接的な大きな結果にこだわらないで、
準備や工夫、周りの助けを生かしていくことが示されているところです。
解説の3つ目、読み取った経過です。
準備と慎重さの重要性
今日の占的は、好きなことを伝えるために大切なことは何でしょうか。
示されたのが、雷山小過の五爻。
今日ちょっと私がこのような卦を立てたというのは、昨日の逆というところもあるんですけども、
好きなことを伝えたいなと思っているのに、うまく言葉が出てこない。
自分で準備はしていても、いざ発信しようとするとためらいが出てくる。
そんなことってありませんかね。
私自身が前に昨日の問いを立ててみて、
今日はちょっと逆に原点に立ち返ってみたいなところを思ったんですけども、
言葉にしようとすればするほど、何をどう伝えればいいのか曖昧になる。
あるいは、まだあるいはというか、普段は割とそうなんですけども、
余計なことを直接伝えなくてもいいことを、説明しようとしてしゃべってしまうというところなんですよね。
でも、何か伝えたいなって思いがあってスタエフを始めたことには、多分じゃないな。
間違いはないので、そこの気持ちを見てみたいなと思って卦を立てたところなんですね。
雷山小過というのは、雲は西に見えているけど、また雨は降らないよというの。
何か起こりそうな予感はあるけど、まだまだ形にならない。
降ってこないよというところを示しているんですね。
その中でこの五爻は、矢に紐をつける。
矢ってあれですよね。弓矢。的に打つための弓矢ですけども、
そこに紐をつけて、穴から何かを引き出すということが示されているんですよね。
それは目立つことではなくて、見えないところで
丁寧な工夫をすることが必要だよと言われているんです。
雷山小過、これは小さな行き過ぎ。漢字の通りに言うとそうですよね。
小さな行き過ぎが致命傷になるよということなので、
伝え方次第で届くものも届かなくなるよということ。
そんな注意が示されているんですね。
具体的には、あえて発信しない選択をするということですね。
無理に言葉にしない。一度言葉にならないものというよりも、
もうちょっと自分で見つめていく必要があるのかなというところ。
また、下書きを一本取り書く。それを公開しないまま残しておくという試みもやってみようかなと。
届けなきゃ届けなきゃというふうに話をするよりも、
あえてスタエフの中に一つ表に出さないための下書きというものがあってもいいのかなと。
また、以前自分が書いた言葉とか書いたものとか、
そこを読み返してみようかなと。
自分が何を使いようとしていたのかというのは、
もう一度自分自身で向き合ってみようかなというところですね。
雷山小過。動きたいけど動けないというのは、
ジレンマを表している卦なんですよね。
でも、これというのは、ただ停滞しているものではなくて、
その後により良い動きをするための準備というところですね。
五爻で出てきた弓矢の話。
弓矢は的を射るためのもの。
易占自体が本当に弓矢を放っているんですよね。
毎日毎日。
易占の占う内容のことを占的というふうに呼ぶんですけども、
占的というのは占う的と書くんですよね。
自分が今日はこれを尋ねたいんだということを的のように定めることによって、
そこに向かって当てていくぞと言って弓を放つ。
易というのはそういう意味ですよ。
弓に的を当てる。
逆だ。的に弓を当てるということを毎日毎日しているようなものなんですけども、
この五爻の矢は同じように的を射るためのもの。
西の郊外に雲がないのに雨が降らない。
雲というのはいずれ雨を降らせるものですよね。
伝えたいというものは自分の中にはすごくあるけども、
それがまだまだ時期ではないというかたたえですけども、
弓を出すためにはまだ準備が足りないということですね。
そのためにはしっかりと慎重さと控えめさが必要だとこの経を示されているので、
まだまだ時期ではないよというところで、
そのためにただ待つにあってしっかり準備をしなさいねということが示されております。
好きなことを伝える力っているんですかね。
こういったスタエフをされていらっしゃる皆さんってすごく意識的に
勉強されたり実践されたり本当にすごいなって思っております。
私はそういうタイプではないというか逃げに感じるかもしれないですけども、
まだはっきりとした言葉にならなくても、
自分の中ではこういったものはないと思っても
だんだん形はできてきているんだろうなという準備をしている段階、
準拠している段階というとこれも逃げなんですかね。
だけども今日伝えようとする前にもっと弓矢に紐をつけることですね。
そこをしっかりと意識して構えていくことですね。
自分の弓の精度を高めるために必要なこと、
もっともっと自分の内面の中で目立とうとせずに探してみます。
そのように読み取りました。
はい、ここまで聞いてくださいました。ありがとうございました。
エキセルは行動の心臓のもの。
あなたの心が少しでも軽くなりますようにと祈っております。
火曜日、あなたはいかがお過ごしですか?
変わらず私は祈ります。
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございます。いってらっしゃい。