占いの導入
おはようございます。加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は易占で解消することができますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いやちょっとした悩みを感じた時、この配信があなたの言葉を見つける時間になれば嬉しいです。
配信中、実際に筮竹を使って占っています。
筮竹の音の部分は飛ばして聞いていただいて構いません。
タイムスタンプをつけてありますので、お好きなところからお聞きください。
では、今日の占的です。占的とは占う内容のことを言います。
先日、SNSで目にした言葉があるんですけれども、
人の目が気になって、自分の言いたいことがわからなくなってしまう。
そういう投稿を見たんですね。
それを見た時に、私もこんな気持ち前にもあったなって、
そんなことを思い出していただきまして、
今回はその言葉をそのまま問いとしてお借りして占ってみることにしました。
昨日の配信で示された卦、不知観。
不知観は逆に、自分がどういうふうに周りから見られているかということを考える、問い足す卦であったんですね。
今日はそれについて、周りからこういうふうに見られているんだなと思った上で、
そこを気にしないためにはどうすればよいか、
まだ違う視点での問いを立てていました。
では今日の占的。
人の評価を気にせず動くにはどうすればよいでしょうか。
占います。
風山禅の解説
解説の一つ目、示された結果全体の説明です。
内卦が山、外卦が風。
こちらは風山禅。
この意味は、手順を踏んで進む。
この卦は時間をかけてでも確かな道を選ぶことが大切だよと示しているんですね。
焦って結果を求めるのではなくて、今はまだ準備の時期ということで、
ちょっとずつ進めることが一番大切だよということを示しております。
ここには爻羽という、爻羽という形だとちょっと紛らわしいかな。
渡り鳥が出てくるんですよね。
この渡り鳥というのは季節によって動いていく鳥で、
暑い季節になったら北に行って、寒い季節になったら南へ行くよということなんですけれども、
この渡り鳥って季節って旬か秋冬、旬か秋冬ありますよね。
夏の次にいきなり冬にはならないんですよね。
秋があってそれから冬が来るというのは順番が決まっているじゃないですか。
この渡り鳥も季節に合わせて動くので、
季節のことを無視してすっとばして動いたいということはないんですよね。
それと同じことで、周りの環境とか季節に合わせて自然に動く。
無理に進むんじゃなくて、少しずつ時間をかけてでも、
順番に沿って流れに沿って進むことが大切だよと示している卦でございます。
解説の2つ目、今度は爻羽のお話です。
1個の卦に爻羽は6個あります。
偶然前後1つの物語、1冊の本だとしたら、
第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
易の世界では一番最初の第1章のところを初爻と言います。
そこから時間がたって話が進んだものを二爻、また同様に進んだものを三爻、
そして四爻、五爻とも進んでいく。
今日示された卦は五爻なので、五爻のお話。
五爻の意味は、水鳥が高い丘に進む。
妻は3年間子供ができないが、
爻羽は生きている。
風山禅の卦の中に出てくる爻羽には、
全部で水鳥が出てくるんですよね。
水鳥というのが、一番最初は初爻のところでは水際まで進むよ。
その次は平らな岩の上に進むよと言って、
徐々に徐々に陸地へ進んで、
木の上へ行って、
今日の五爻では高い丘まで進んできたよということを示しているんですね。
妻は3年間子供ができないが、最後は吉というのは、
本当に子供ができる、できないとかじゃなくて、
あくまでも易占の言葉というのは昔の言葉なので、
言ってみれば例えみたいなものなんですよね。
最後は吉ということなので、望む結果はすぐには得られないけれども、
最終的には報われますよということ。
今現在の努力というのは、途中の段階にあるよということを示しているんですよね。
時間はかかるけれども、最終的には吉に向かうので、
長い時点で考えて、
継続することはすごく大事だよと言う。
だけど、本当に欲しいものはまだ手には入らない、届かない。
だけどというふうに思うけれども、
自己評価と行動の重要性
最終的には吉だからいいんですよということを示している。
裏を返せば、丁寧に続けることが大事だよと示している方でございます。
解説の3つ目、読み取った結果です。
今日の占的は、人の評価を気にせず動くにはどうすればよいでしょうか。
何か人の評価が気になっても動くことに迷いが出る。
そんな時ってやっぱりありますよね。
こんな風に見られてるんじゃないかなとか、変に思えないかなって。
自分で一歩踏み出そうとすると、無意識にすることを思ってしまうんですよね。
正直に言えば、そういう感覚って私はすごくありましたし、
今でもやっぱりありますね。
そういったことを全く気にしないでいいやってことは私は強くはないですし、
かといって、誰の目も気にしないでいいよって言葉をできることもできていない。
そんな状態なんですね。
自分自身のことなのに、先に周りの評価が気になってしまって、
それで使えてしまって、そのことがやっぱりあったりしますよね。
そこで今日示された卦は、風残前の午後。
これは少しずつ着実に済んでいるけれども、
まだ本当に欲しい実感には届いていないという状況を示しております。
この午後というのは渡り取りですね。
高い丘に渡り取りがそこまで進んでいるんですけれども、
ここまで来たことはすごくいいんだよってこと。
だけど心のどこかでこれじゃ足りないな、
なんか足りないなって感じてしまうことを示しているのではないのかなと。
この人の評価を気にしてしまうというのも、
やっぱり誰かに認めてもらってようやく自分の頑張りが形になったみたいな、
そんな気持ちがやっぱり無意識の中にあるのかなというのが示されてますね。
だけどこの午後は時間がかかっても、
自分で選んだ歩みを続けていけば最後には吉になりますというメッセージ。
焦らなくてもいいよ、比べなくてもいいよ、
人の評価よりも自分の歩みそのものをきちんと信じられるかどうか、
そこをしっかりと見つめていきなさいねということを言われているのかなと。
ではこの絵から読み取ったことを3つお話します。
まず1つ、誰のためにやっているのかということを書き出してみること。
周りの目が気になったときに、絵の自分がしていること、これは誰のためなのかなと。
そうすることによって自分自身の価値観といったものが目で見ることができるのかなと。
そして2つ目は、結果ではなくて続けていることを記録すること。
周りから評価されたのかどうかというよりも、
続けているということに目を向けてみること。
そして3つ目、評価ということを一遍先に置いておく。
気になるけども今日はそこは一旦置いておこうという。
イメージでいうと頭の中にある引き出しに入れてそっと閉めておくみたいな。
後回しにすることによって、気になることから距離を置くという、
習慣づけにつながるのではないのかなと。
この風山全の五爻、今は結果は出ないけど、3年後もしくは3ヶ月後に報われるという、
この3という意味があるんですよね。
これは自分で選んだことを誰に評価されなくても続けている。
評価というのはどうしても人間社会で生きている上で気にしてしまうこと。
それは自然なことなんですけども。
でもこの爻目は吉がいずれ来るということを示しているので、
今は座って外よりも内側を見る時期だなということをしっかりと考えることですね。
今この配信を聞いてくださっているあなたは、もしかしたら誰かの評価を気にして、
ちょっと待って、使えていらっしゃる。そんな節があるのかもしれないです。
でもそれはあなたがちゃんと人とつながって関わっていきたいなと思っているからだと思うんですよね。
そういう風に考えているときに、
自分がどのように考えているかというと、
あなたがちゃんと人とつながって関わっていきたいなと思っているからだと思うんですよね。
だけど今は周りの人の目よりも、あなた自身の中にある自分の信念とか道とかを信じるとき、
あなたが大切にしてきて続けていること、
それは周りの評価があろうがなかろうがちゃんと未来につながっているんですよね。
評価を気にするよりも、焦らず、止まらず、あなた自身の歩幅で進んでいくこと。
周りから評価されるということよりも、続けるということが本当はすごく難しくて、
大切なことなんだなと、そのように思っております。
はい、ここまでお聞き下さいましてありがとうございました。
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いつも本当にありがとうございます。
はい、水曜日、あなたはいかがお過ごしですか?
今日もあなたが大切な人と一緒に、おいしいご飯が食べられますように。
ありがとうございました。加賀小町でお届けしました。