ゲストハウスの交流の重要性
そのフランスでの、フランス・ボルドーでのかけがえのないというか、体験で、自分たちが楽しかったことというか、もてなされた感じはあまりないんですけど、
自分たちがいいなと思った点を、そのまんま自分たちのゲストハウス運営に生かそうということで、我々が決めたのは、単に部屋を貸すということではなく、必ず交流をしようということをルールとして決めましたということで、
そのために、自分たちが持っているバーのスペース、バーカウンターがあるちっちゃなスペースに必ずゲストに声をかけて、コーヒー飲みに来ませんかというふうに声をかけていました。
そのことによって、僕らは彼ら、どんな人が来るのかという人となりも理解することができるし、逆にいらっしゃるゲストも、こういうオーナー、こういうホストがやってるんだということが理解できることによって、
お互いの交流というか、垣根みたいなものが仮にあるとしたら、そのハードルを下げられるというふうな気持ちで、コーヒーにお誘いして、必ず声をかけてお誘いしていたというのが、我々のゲストハウスの一つの基本運営というか、運営のいろはの意義でありましたというところをちょっと話をしたいんです。
はい、そうです。もう今おっしゃる通りですよ。
以上ですか?
おっしゃる通りですよ。
以上ですか?
まあでもこのね、そうなんだけど、もうその通りで、これはスタートした時から一貫して変わってなくて、そうは言っても、なんだろうな、ゲストをまずどうやって誘うかって話もするの?
それはしない。
それは前に丸さんで話したじゃないですか。
チラシを置いたりという話ですから。
はい、なのでコーヒーを出し続けたって感じかな。
まあそうするといろんなことが分かりましたよね。分かったというか。
どういうこと?
当たり前だけど、誰なんだあんたはっていう話とか。
そうですね。何しに来たんだとかね。
で、もちろんゲストの中には、綿密に旅行プランを立ててくる人たちもいて、そういう人たちには別に助言もあれも全く必要ないんだけれども、たまに何しに来たんだか分かんないみたいな人たちもいて、そうすると、どうしたらいいんだみたいな話を聞かれたりとかね、そういうのはあったよね。
ありますね。
あれは一体何しに来たんだろう?
いやなんかさ、東京って何でもあるからさ。
やっぱり基本、特にアメリカの若めな人たちっていうのは、わりとアニメとかに影響されてる人たちが多いから、秋葉原っていうのが一つの目的地になってたりするんだけど、
そういうのもなく、どっか旅行って言って、日本に来ましたっていう人が、どっかオススメを教えてくださいとか言ってバクって言われても、一体何に興味があるの?とか言って、切り込んでて、
アメリカの若者との交流
例えば、本が好きだとか言えば人望庁なのかもしれないし、ミュージアムっていう人が多いので、そうすると、いろんなミュージアムあるけど、上野はね、やっぱり一番公園もあるし、上野ってやっぱり日本っぽい感じするし。
上野は浅草をセットにしたりね。
そうですね。オススメしますね。
あと、河童橋そのままオススメしたりね。
当時はまだ河童橋はオススメしてなかったけどね。今ほどね。今は河童橋結構オススメしますけど。
はい、そんな感じで、何か印象的に残る交流、そのコーヒーでの交流というか、何か一つか二つございますか?
コーヒーでの交流?具体的なゲストなのってこと?それとももう少し抽象的な概念の方がいいの?
どっちでもいいです。具体的であれば、具体的な面白い、こんなのがいたよな、みたいなのがあったら、これがザ交流の代表例かな、みたいなものってありますか?
これっていうのはあれなんですけれども、意外なことが分かったりするなというのはある。
というのは、これ非常に良くなかったことなんだけど、少なくとも私は、アメリカの若い人っていうのは非常に自己肯定感が強くて、
自分自身があってとかね、そういう人ばっかりなのかと思ったら、意外とうちに来るゲスト、特に男性は内向的な人が多くて、
もう僕なんて、僕なんて、みたいな人がいて、いやいやそんなことないよ。これも本当にゲストハウスやってみて分かったことで、すごく自分の知見が広がったなと思うんだけども、
彼らってすごく親や家族から非常に肯定されて生きてるんだっていうふうに、映画だとか本だとかドラマとかで、
私たちプチ洗脳されて育ってるから、それに反面日本の教育はとかね、日本の家族はとかさ、あんまり自分の子供は褒めない。
基本的には謙虚でとかね、そういうふうにしてるけど、やっぱり自分たちの概念としては、家族も自分の息子、娘のことを非常にプライドを持っていて、
うちの子供すごいでしょ?みたいにして育ってるから、彼らって自己肯定感が強くて自信に満ち溢れてる人なのかと思いきや、意外とそうじゃない人もいて、これはね、コーヒーも含めて、
すごく、いまだにいろんな人がいるんだなっていうね。ひらたけ言っちゃうと、その一言に集約されてしまうんですけれども、と思いました。
なるほどね。よくそういう思い出がありますね。確かにね。
いやいや、特に、まずアメリカをね、アメリカへのイメージっていうのが、いくつか変わったっていうのはありますよ。
あとは、ごめんなさい、ちょっとこれ具体的な話になっちゃうからあれなんだけども、アメリカの軍人の方がゲストで来たときね、すごい若い子だったんだけども、
彼らは、要は純USの人じゃなかったんだよね。でも、彼らみたいな人が、やっぱりその軍隊では非常にレコグニッションされていてね、
それを本当に自分の誇りに思って生きてるわけよ、っていうのが滲み出てる。自分がそのね、軍隊で訓練してる時の写真をね、自慢げに、というか、自慢じゃないんだよな、誇らしげって書いてある。
誇りに思うってことと自慢がちょっと全然違うんだけども、ニュアンスが。本当に真剣に誇りに思ってるわけね。自分がやってることが、やっぱり国のためっていうかね。
っていうのが滲み出てるっていう、この体制、USって何なんだ?みたいなことは感じますよね。
なんか、プロが撮ったような写真なんだよね。あれ。
そうなんだよね。
訓練の風景がね。
そうなんですよ。
我々で言うと、我々がマラソン大会に出ると、マラソン走ってるところ、プロがカメラマンが撮るじゃないですか。
それを買え買えって言って、買わされるんですけど、それに近いものを、その軍隊の訓練シーンみたいなものを、
あとはなんか、水槽楽みたいな。
そういうのの楽器体みたいな。
楽器体の更新みたいなものをプロが撮ったやつを持ってんだよね。だから写真がかっこいいんだけど。
写真もすごくクオリティが高いんだよね。多分あれすごい望遠レンズで撮られてるんだと思うんだけども。
それをね、誇らしげに見せてくれてたのは確かにありましたね。
そうそう、それもさ、見せてとは言ってないよ。
すごく積極的に見せてくれるから、なんかすごくこう、なんだろうな、不思議というかね。
すごい国なんだなと、いろんな人がいるし、いろんな体制、システムの中で生きてる人たちなんだなというのは感じます。
そうですね。
面白いエピソードありがとうございました。
なんでインタビュー形式になってんだよ。
分かんないけど、これをどうまとめればいいのか悩んでる。
今は悩む必要ないよ。今はとりあえず話したいだけ。
いやいやいや、これをそのままの、まあいいや、後で話しますけれども。
4番終わります。ありがとうございました。