2025-08-09 15:31

夏休みの宿題⑦


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サマリー

夏休みの宿題⑦では、スモールトークの重要性や日本人におけるコミュニケーションの文化について語られています。アメリカと日本の違いや、外資系企業での経験を通じて、対話のスキルを高める方法に焦点が当てられています。アーロンとの友人関係は20年続いており、互いに多くの交流を持っています。彼から学んだスモールトークのメソッドは、会話を盛り上げるために非常に効果的です。

スモールトークの概念
はい、こんにちは。夏休みの宿題⑦です。
今回は、スモールトークをテーマにですね、話をしてみたいと思います。
よろしくお願いします。
はい、どうぞ。
スモールトークって、聞き慣れないかもわかんないんですけども、
よくですね、英会話ですね、英語でのコミュニケーションというのをやるときの
一つのアイテムというかなんですけども、
人と会うときにね、知り合いでも知り合いじゃなくてもなんですけども、
How's everything going? みたいな。
どうですか?みたいな。最近どう?みたいな話をするんですよ。
私たちの風習として、そういうのってあります?日本人って。
だいたい天気の話しちゃいますね。
最近どうだった?って知り合いだったらするじゃない。
知ってる人だったらね、最近どうなの?ってね。
例えばお友達で、お子さんがいるとかだったら、お子さんどう?とかね。
最近近況どうなの?みたいな感じで、知り合いだったらすると思うんだけども、
知らない初対面の人、もしくは関係がそんなに距離が近くない人もするのがスモールトークなんですよ。
なるほど。
このスモールトークって、私たちの日常、日本人のライフスタイルの日常になかなかなじみがあんまりないというかね。
だから急に聞かれても、別に変わりはありませんみたいになるはずなんですよね。
職場での経験
私たちの日常だと、別に変わりがないってことは元気にやってるってことよね、みたいな感じなんだけれども。
とにかくアメリカ人というふうに想定してほしいんだけれども、まずはね。
あちらの人たちっていうのは、最近どう?って言って、まずスモールトークでキャッチボールしてトークで、
カンバセーションをして、その時間をやり過ごすっていうね。
このなかなかですね、なじみのない時間を過ごさなきゃいけない。
これがコミュニケーションの第一歩みたいなところがあるんですよね。
そんで、How are you?って言って、ごきげんいかがですか?って、Good, and you?って言って、はい私も元気よ。
ありがとうって聞いてくれてありがとうみたいな、その後に何を喋るかって。
ここが、やっぱね、これもちろん英語力でもあるんだけども、対応力っていうのかな。
ここが試されるというか、ここを乗り切ると、なぜかゲストにね、すごい英語喋れるんですね、みたいに言われてしまうという。
そこはね、厳密にすると英語の文法が正しいとか、ボキャブラリーが多いとか、そういう話とはちょっと違って、
ここがスムーズだと、なんかこの人たちって英語を喋れる人たちなんだって思っていただけるみたいなね。
そういう実感ありませんか。
なるほどね。
はい。で、私は外資系の会社に勤めていたんですね。
で、その会社でもそれは実は行われているんです。
社内にね、特に上層部の方々が、社長や上層部の人が全員外国人だったんですよね。
で、私は割とバックオフィスというか、管理部門系のマネージャーの仕事をしていたので、その同じようなフロアにいるわけですよ。
そうすると、コーヒーを取りに行くコーヒーコーナーみたいなのがあってね、そこにちょっと水取り行ったりコーヒー取りに行くと、
必ず特に朝いるんですよね、その人たちが。
そうすると、はい、グッモーニングとか言って、で、どう?みたいな。
そこでスモールトークすごいやんなきゃいけなかったの。
はい。
私ね。
で、私個人的にはそれ本当嫌いで。
はい。
で、なんだろうな、こういったゲストハウスみたいなことをやってるから、英語もとっても得意でね、コミュニケーションもすごい好きで、
誰とでも訳隔てなく常に積極的に喋って、好きな人だと思われがちなんだけども、本当苦手なんですよ。
はい。
私。
はい。
で、その職場では何してたかっていうと、できるだけ目を合わさないように、できるだけ、はい、もう誰もいないってわかるとタタタって言って、コーヒーを取って、こう、何?
逃げ返る。
逃げ返る、自分の席に逃げ返るみたいな、そういうふうなことをしてた十何年間だったんですよ、実はね。
はい。
でも、そこで本当は会話したらいいんですよ、最近どうなのとかね。
例えば私ランニングやってるから、ランニングの話すればね、この人ランニングやってる人なんだって認知されて、それは社長ともそういう話してたんだけども、
要はシリアスランナーみたいな、マジなランナーで、本当クソだぜみたいな感じに思われてたんですよね。
で、一回そういうスモールトークして、そういう人間だって認知してもらえると、次また会った時に、最近また喋ってんのみたいな感じで、結局その人を知るっていうきっかけにあるからね。
それで距離が縮まったりとか、コミュニケーションが円滑になるってあるんだけれども、職場では本当に限られた人としか、限られた外国人としかそれはやってなかったんです。
アーロンメソッドの紹介
ただ、ゲストハウス運営になると話は違うわけですよ。
スイッチが入るんですか?
スイッチが入るっていうか、まずそれやらないと始まらないっていうのと、
プロとしての教授ってことですかね?
プロとしてというよりもね、これがすごい不思議なんだけど、これは私ちょっとまだね、アンさんが自分の中で全く出てないんだけども、
このゲストハウスのゲストに対しては、もう100%のオープンマインドで、コミュニケーションしたいって感じになるわけ。
なぜか。会社が嫌いだったんだと思う。会社がというよりもやっぱり、
会社業務になるとサービス精神を出さないってことですね。
サービス精神とかうんうんじゃなくて、なんだろうな、それサービス精神とかじゃない。
だって、このゲストハウスで皆さんとゲストと対応することってサービスじゃなくて、
それはもう私のナチュラルなマインドが彼らとコミュニケーションしたいってなってるから、
なんか全然違うんですよ。それスイッチをわざわざね、オンにして朝起きました。
さて今日もゲストと会うぞとかってね、スイッチをオンオフするんじゃないんですよ。
職場だと、要はサラリーマン時代はそこは本当はオンにしなきゃいけないところをわざわざオフにしてコミュニケーションしないっていうね、
なんかね、そこがね全然違うんですよ。
本当に今日のスモールトークの話とはちょっと話が変わっちゃうから、あんまり深掘りしないんだけれども、そういう自分がいました。
はい、相当不思議な話ですね。
じゃあスモールトークに話を戻すと、スモールトークって言って朝コーヒーにゲストが来てくださいましたって言うと、
はい、よく眠れたって眠れたよとか、そういうところで話のきっかけをね、話をしていくんだけども、
なかなか英語でのやり取りって難しいことは難しいよね。
例えば今日どこ行くのっていうのってちょっと立ち入ってるような感じもあるしね。
今日どういうプランなのとかいきなり聞いたらさ、これちょっと立ち入りすぎじゃない。
だってさ、快適に過ごしてて今日はのんびりしようと思ってるのに、急にホストに今日どこ行くの、何するのって聞かれたらなんかこう圧じゃないとかっていうのもあるから、
そういう時にやっぱりアーロンメソッドっていうのはすごい有効なんじゃないかと思うわけですよ。
はい、そこに戻ってきたというか、そこに来ましたね。
で、アーロンメソッドっていうのは何かっていうと、アーロンっていうのは、なもさんと私のね、英語の先生なんですけれども、
彼はカナダ人で、当時まだ若干20歳とか、21歳の時に彼は日本が大好きで、ワーホリでね、ワーキングホリデーで、
ワーホリビザで来たんだね。
東京に来て、東京でモデルのパートタイムジョブとか、あとは、
ガバの先生。
ガバって言っちゃいけないかもわかんないけども、収録はいいか。
某駅前英語会話学校のインストラクターをやったりとかして、
整形を立てながらワーホリしてたアーロン先生っていうのが、私がその学校に行ったことで知り合った先生なんだけども、
彼と喋る中で、まずは相手のことを褒めるんだっていうのを、なもさんは教わったんだよね。
アーロンとの友人関係
そう、僕は結果的に、ジュリーさんがアーロンと友人になってくれたおかげで、
その後知り合わせてもらって、結果僕とアーロンも友達になって、
もうみんな友達で、
彼これ30年くらい?
30年以上?
20年。
2008年だから、
20年か。
20年弱ですね。
20年くらいのお付き合いで、
来日中は何度もお会いして、
彼の両親が日本に来た時にも一緒にお会いして食事をしたり、
その後僕は一人で彼の実家に遊びに行ったりもしました。
カナダのアルバータ州ですね。
ホームステイ的に1週間くらい行ったりして、
その後付き合いはなんとなくフェイスブックとかを含め、
中でバーチャルに付き合ってたんだけど、
なんと去年、彼が今住んでいる、
どこでしたっけ?
ネルソン。
一昨年ね。
一昨年。
ネルソン?
ネルソン。
ネルソンという町に訪ねて旅行して、
彼と1週間くらい交流し、
そしたらなんとその後去年か、
日本に久々に彼はカンバックしてくれて、
それも2週間くらいだったのかな?
いやいや、3週間くらいだった。
3週間くらいだった。
1ヶ月近かった。
という友人なんですが、
彼が教えてくれたアーロンメソッド、
スモールトークメソッドが非常に優れていると思うので、
我々はそれを採用して、
特に僕はそれしかないというか、
そのメソッドを活かして、
ゲストと会話をしているという感じです。
そのメソッドというのは?
そのメソッドはですね、
目の前に見えているものを褒めると。
相手のね。
相手のね。
例えば相手が素敵なTシャツを着ていれば、
素敵でもなんでもなくてもいいんですよ。
Tシャツがちょっと目立つのであれば、
そのTシャツいいねとか、
腕時計がちょっとかっこよっぽかったら、
その腕時計いいねとか、
靴がかっこよかったら靴がいいねとか、
帽子がとか、
見えているものでいいんですよ。
そうだね。
見えているもの、眼鏡でもいいし、
見えているものをとにかく、
まず褒めるというところからスタートすると、
オープンマインドな人だなとこの人は思われ、
会話が続くと。
当然向こう言われた方が嬉しいので、
これはどこどこで買ったんだよとか、
これはなんとかでねみたいな話になって、
当然向こうは褒められているので、
こっちも褒めなきゃいけないので、
向こうは僕の何かを褒めてくれるので、
それで会話が1分ぐらい続くと。
会話が続くってことは、
そこで心が開かれているので、
そこでお互いの、
信頼関係までいかないんですけど、
お互いの交流が、
触れ合う瞬間があるので、
そこから仲良くなれる可能性が生まれるという意味で、
そういうスモールトークというのは非常に大事であるし、
ハワユーとか、
気の利いた言葉を別に言おうと思うと大変なので、
まずは目の前のことを褒めるということから続けると、
結構うまくいきますよというのは、
僕の場合のちょっとしたティップスです。
スモールトークのメソッド
もともと直さんが一番初めにアーロンから教えてもらったときは、
相手のネクタイを褒めると言われていたと思うんだけど、
旅行中だからネクタイしてくる人はほとんど0%なので、
ただ、まず皆さん旅行中の洋服は意外とこだわっているんだよね。
帽子とか、特にTシャツ。
アメリカ人はアニメとかが、
日本にアニメとかもともとファンで、
日本文化大好きみたいな感じで来る人は、
やっぱり日本に来たらそれっぽいアニメのTシャツ着たりとか、
変な日本語のロゴの入ったTシャツ着たりとかするし、
例のフィンランドの彼なんかは、
帽子がいくつもこだわっていて、
キャップをかぶってるんだけど、
日本のプロ野球のキャップをかぶるね。
野球の帽子をコレクションしていて、
よくよく見たら、ファイターズのキツネの小さい可愛いロゴマークが入った、
すごいでもオシャレなんだよね。
そういうキャップをかぶってたりとか、
すごくいいねとか素敵だねっていうのも、
言葉としてはいいんだけれども、
自分はそれいいよ、いいと思う。
私それ好きだよ、I like it。
ただそれだけでも、
この人自分のこれをいいって言ってくれている?
好きだって言ってくれてる?っていうのって、
本当に、どんな形容詞よりも、
この人が自分の身につけて、
それを関心を持ってくれているとか、
好きだって言ってくれてるっていうのは、
やっぱり嬉しいものなので、
それは本当にいいよね。
なので、そういうスモールトークが苦手な人は、
身につけているものを何でもいいんで褒めるといいですよって話です。
先日も、お寿司に来てくれたお母さん、女性が、
キースヘリングのTシャツ着て、
そうだったね。
すぐ褒めたんですけれども。
そしたらその人、アート系の人だったからね。
娘ちゃんとね。
やっぱりそういうのってあるよね。
セレクトの基準っていうのがね。
はい。
という話です。
はい。
いいですか?
はい、大丈夫です。
話足りてないですか?
大丈夫ですよ。
大丈夫ですか?
はい、それでは一旦終了します。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
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