1. 経営者のマインドサプリ
  2. 第45回「JOE語録:安定にこだ..
2016-05-19 10:51

第45回「JOE語録:安定にこだわるその不安定さ」

第45回「JOE語録:安定にこだわるその不安定さ」
上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術についてわかりやすく解説する番組です。
00:05
秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
卓越した人物が持つ共通した能力、それは自己対話の力。
ポッドキャスト自分の可能性を開放するセルフコーチングは、
上場企業から中小企業まで、エグゼキティブコーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つ
セルフコーチングの技術について、分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
ジョーさん、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今日は4回に1回のジョー語録ということで始まってまいりました。
はい。
今日のジョーさんの一言をお願いしたいと思います。
そんなにその…
ちょっとノリが違いましたか?
いやいや、テンションが面白いなと思って。
でもちょっと先に無理やり引っ張ってみようかなと思ったんですけど。
そうだったですね。
止められましたね。
いい感じでやろうかなと思った。
ありがとうございます。
ということで、ジョー語録。
はい。
今日の言葉をいただきたいと思います。
はい、では今日は…
エゴとか入れたいですよね。
エゴ…
それってどうなんですか?
微妙ですか?
はい。
今度こっそり入れときます。
こっそりお願いします。
はい、では今日のジョー語録なんですが、
安定にこだわるその不安定さ。
安定にこだわるその不安定さ。
なるほど。
分かんないです。
なんか分かりそうで分かりません。
安定にこだわるその不安定さ。
はい。
これはどういう時に人にあげたり、
自分に使ったりする言葉なんですか?
よく経営者の方とお話ししてて、
やっぱり今変化が激しい時代なので、
やっぱり経営を安定させたいじゃないですか。
その時に安定したい、安定したいとお話を聞いてるんですね。
そのためにこんなことをしてますよと。
その時に私の中にある映像が思い浮かぶんですよ。
目の前の方が安定になりたい、
経営を安定させたいという時に、
なんかこの方の安定というのはイメージでいうと、
サーフィンをする時に海の中に支柱を立てて、
そこにサーフボードをくくりつけたいですと。
そうすると安定するじゃないですかって聞こえてくるんですね。
動かぬ不動の安定感みたいな。
そうするとどんな波が来てもビクともしないで大丈夫じゃないかと。
そういうものを僕は持ちたいんだという風に聞こえてくるんです。
それを持ちたいという気持ちは非常によく分かる中で、
それってすごい怖いことですよねと。
なんでですか。ボキッと折れちゃうとか。
そうです。
そうなんですか。
03:00
折れるかもしれないですよね。
つまりいろんな状況とか波が来る時に、
この支柱が持つか持たないかということにフォーカスしていくわけです。
じゃあ上手なサーファーってどうしているかというと、
常に波を捉えていて波に対応していくんですよね。
波に対応ね。
その結果上手いサーファーはどうなっているかというと、
非常に安定しているんですよ。
不安定というなの。
安定。
柔軟さの安定というか。
それは不安定という言葉でもいいですし、
対応しているということですよね。
なるほど。
じゃあ上手いサーファーの方はどうやっているかというと、
やっぱり波を観察してそこに対して対応しているんですよ。
ところが波と戦おうと思うと無理だし。
波に自分を任せすぎちゃうと持ってかれちゃうし。
そうすると波とか、つまり状況ですよね。
状況に対してよく観察して、
それこそ波のアウトカムじゃないですけども。
波のアウトカム。
確かにサーファーがやっていることはそういうことですよね。
波のアウトカムに対して自分のアウトカムと
どうアジャストさせていくかということなんですよ。
すごい話ですね。
壮大なんだかアホらしではお前はわかる。
波のアウトカムはみたいな。
波にアウトカムってあるんですかね。
あるんでしょうね、きっとね。
それは波の意思なのかどうかは知りませんが。
確かにそういうこと。
経営も同じだという話なわけですね。
そうですね。経営もそうですし人生もそうで、
波イコール状況。
状況に対して自分が観察してただ単に合わせるのではなく、
自分のアウトカムと波のアウトカム、状況のアウトカムを
どうアジャストさせていくかということを考えていく方が
私としては安定に行きますよと。
真の安定を問うてるわけですね。
そうですね、真の安定。
かっこいいですね。
かっこよくないですよ。
本当そうでよく多くの方が安定を取りに行くなと。
今は変化が激しいのだからと。
不安定の中に飛び込めという人もいれば、
安定安定を望むという人もいます。
その両方やっちゃうほうがいいわけですよ。
不安定の中に飛び込むのではなく、
不安定の中に飛び込むというよりも状況に対応することによって
安定させていく。
それが本当の安定なんじゃないですかという感じですか。
ちなみに、僕は安定したいんですというような
さっきで言う海の中にシチューを立てて
サーフボードをくくりつける系の
06:01
折れるかもしれないという安定を望んでいる社長さんとか
社長だけじゃなくても人がいた場合に
それはそれで一つの何て言うんですか。
価値観として捉えたら
それの方が安全だと思うなら
それも一つの信念じゃないですか。
それはどういう、
違うでしょって話になっちゃう。
それでその方がいかに自分が不安を感じているか
ということを感じてもらう。
シチューがあれば安定するんです、
シチューがあれば算定するんですと。
そこで自分が不安がっているわけですよね。
そういうふうに言う方はね。
本当の意味でそれでいいんだって言うんであれば
問題ないと思います。
それは全く私はシチューを立てることが
ダメということではないと思うので。
例えば僕はこのぐらいの状況だとすると
こういうシチューを持っていて
サーフボードを固定してあるから大丈夫ですよみたいな。
それがその人にとっていい状態があるとすると
わざわざそこに危ないですよということを
脅しのマーケティングって言うんですが
そういうことをやる必要もないです。
あそこはそういう柔軟な感覚を持って
お付き合いされるんですね。
確かにそういう方ってもしそれで
今程よい安定でいいんですと
くくりつけているとしたら
やばいと思った時には
なんか縄解いてもう一回やりそうです。
やるんですよそういう方は。
見極めますもん。
ある種の柔軟さを持った
くくりつけの安定を進めるだけみたいな。
それが今このぐらいの波だったら大丈夫だよと
それがビジネスの仕組みだとしましょう。
そうすると今この状況で
こういう中とすると
この仕組みは回っているから大丈夫ですよと。
そういう方はそれをやりつつ
違う仕組みを作ったりするんです。
環境をちゃんとずっと見ていながら
まずいなという時にはまた
改革してみたりとか。
ですから皆さんが世の中で
いい感じで安定しているなと思っている方を見ていると
本当に完璧な支柱をつけて
サーフボードをくっつけて完璧なんだ
という風に見えてしまうと思うんですが
実は彼らはそうではないということなんですね。
深いですね毎回ジョー・ゴロックが
安定にこだわるその不安定さ。
これでも結構刺さりますね。
やっぱりこのジョー・ゴロックっていうのは
私自身が不安だった時に
そういう気持ちになった時代があったわけですね。
やっぱり周りの方を見て
この人は本当に崩れないものを
かっこたる支柱を持っていて
羨ましいなと。
どうしたらそうなるんだって
すごい深く考えてきましたもん。
その結果この言葉が
それがある時に気づいたわけですよ。
09:00
自分は安定を求めるあまりに
すごい不安定な世界に入ろう入ろうとしている
ということに気づいたのが大きかったですね。
そんな気づきが。
ですよね。
大企業にいて
マーケティングをゴリゴリ活躍しているのに
ダイバーになっちゃって
沖縄にうっかつに飛んでいって
新規事業をやってみたものの
120人の部下に操作官みたいな。
からのまだ先はいろいろありますけど
何を求めているんだろうと
自分でも思うくらい
不安定に見えますもんね。
一方で昔の人たちはしっかり
その会社で活躍しているのを見て
あれ?みたいな。
ですから
ご自身が
過去の私のように
安定を望むばかりに不安定に
自分は行っているのか
それとも逆に
無理っくり不安定なところに
無理っくり不安定なところに
ということはご自身の中で
チェックされるといいと思いますね。
チェックですね。
わかりました。
安定にこだわる不安定さということで
やってまいりましたが
今日はこんなところでいきたいと思うんですけど
最後にこのあたりで補足というか
補足ということではないんですけども
皆さんが
安定したい安定したいと思って
不安定な状態になるな
いるなと感じたら
この言葉を思い出していただいて
自分が対応していくことで
安定感が増していくんだよ
というふうに
自分に言ってあげてもらえたら
嬉しいです。
対応予防美学。
ぜひチャレンジしていただきたいですね。
本日もありがとうございました。
10:51

コメント

スクロール