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2015-11-20 13:40

第21回「他人のモチベーション上げる技術」

第21回「他人のモチベーション上げる技術」
上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術についてわかりやすく解説する番組です。
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秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
卓越した人物が持つ共通した能力、それは自己対話の力。
ポッドキャスト自分の可能性を開放するセルフコーチングは、
上場企業から中小企業まで、エグゼキティブコーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つ
セルフコーチングの技術について、分かりやすく解説します。
こんにちは、ナビゲーターの遠藤和樹です。
秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング、第21回。
長さん、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
気づけばもう20回超えてるんですね。
そうですね。
意外となかなかいろんなテーマを取り扱ってきましたが、
前回は、怒っている相手を鎮める技術という内容だったので、
ちょっと今回は私の持ち寄りでですね、
人のモチベーションを上げる技術というものがあるのであれば、
いろいろとビジネスをしている方々はこういう側面があると思うので、
ぜひ教えていただきたいなと。
はい、人のモチベーションを上げる技術。
きっとあるだろうと。
いいですね。
まず回答から言っていくと、人のモチベーションを上げる技術はないですね。
じゃあ今日のところは終了ということで。
でもそういう本いっぱいありますよね。
モチベーションを何とか。
モチベーションアップ実みたいな。
そもそもとして、
モチベーションって上がったり下がったりするものなのかなという気はすごいしますね、私の中で。
どういうことですか。
いや、一般的にはそういうもんだと思いますけども。
そのためにこうだこうだ、こんなことやればいいっていろんな本とかありますよね。
その中で多いのは、まずテンションとモチベーションは違うんですよってことなんです。
例えば、君は何とかだろう、何とかだ、これ頑張れよ、分かりました、そうですね、イエーイっていうのは、
これはモチベーションではなくテンションが上がっているわけです。
境目微妙ですけど、なんとなく。
微妙な部分も多いですけどね。
テンションなので、テンションは当然上がったり下がったりしてきますよね。
そのテンションが上がると、自分の能力とか馬力が確かに活性化することも多いだろうし。
そういった意味でテンションを上げる方法っていうのはあるでしょうね。
モチベーションってもっと深いところに目指したものとか、そんなに大きくアップダウンするものはそもそもモチベーションにはならないんですよ。
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なるほど。
自分がこれを成し遂げたいなものっていうのは脈々と目指していくものなんですね。
そういった意味では、モチベーションを上げる方法っていうのは、私の中ではないというか必要としてないというか。
なんですね。
もう一つお聞きしたいんですが逆に、遠藤さんに。
どうしてモチベーションを上げる技術を欲しいと思ったんですか。
私がというよりも。
一般的でもいいですか。
そうですよね。モチベーションを上げ、それを聞かれるんですかって感じもするんですけども。
きっと何か組織を動かすとか、そうじゃなくても個人でやってる方であってもプロジェクトとかでチームとか組んだり。
とにかく対人で何か一緒に何かことを成すみたいな。
一つのゴール的なものに向かって何か集団というのを2人以上とするんだったら、2人以上で何かをするってなると、
相手の仲間のとかチームメンバーのモチベーションを上げるっていうのは当然にして重要だなという風に思うのかなと。
モチベーションが上がることによって、その人たちは何を得たがってるんでしょうか。
そのゴールに近づくとか達成できるっていう風になるんじゃないかと思ってるじゃないですかね。
ということは前提としては、その人たちはそのゴールに対して達成するという気持ちがないっていう前提になってますよね。
モチベーションを上げなきゃいけないっていうことは、そのゴールを達成するためのモチベーションがないっていうこと?
ないから上げたいわけですよね。
例えば組織が一丸となってそこにたどり着くためにはみんなのモチベーションアップが必要だということは、
そこにいる人たちはそのゴールに行きたいとは思っていないんですよ。
そうなんですか。
行きたいと思ったらモチベーションを上げるという作業が必要ないじゃないですか。
勝手に上がるからってことですか。
なるほど、そうやってみるんですね。
でも上の人たちっていうのは、そんなことは知ってるけども、この仲間たちのモチベーションを無理くりでも上げて達成する方向に持っていきたいって思ってるんじゃないですか。
その上げたい理由は。
そうですよね、私もそれを感じるときはあります。
だからまさにジョーさんがおっしゃった通りか。
彼らにはモチベーションというか、そこに行きたいということが達成したいというのがない。
ですからあなたは社員のモチベーションを上げたいかもしれないけども、社員は上がりたいかどうかは別ですよねみたいな。
そうですね。だから多分みんな他人のモチベーションをどうやったら上げるかということに悩んでいるんじゃないですか。
シンプルで言うと、自分のゴールを達成するために相手のやる気を引き出したいだけみたいになってしまう場合が多いですよね。
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いやでも本音の部分はかなりあると思いますけど。
相当だと思います。
じゃあそこで終わっちゃうと、こう終わっちゃうとチャンチャンじゃないですか。
おっしゃりたい気持ちはわかるんですよ。モチベーションをアップさせたいなって。
そこでまず大切なことは、モチベーションとテンションは違うんだよと。
テンションをアップさせるというのは方法としていっぱいあるので、いいんじゃないでしょうかねと。
ただテンションを上げても継続性はないのでご注意くださいと。
ちなみにちょっとここで質問しちゃうんですけど、テンションって上げるっていうのは例えばどういうことを言ってるんですか。
あと上げるやり方はいくらでもあるっていうのは。
相手を喜ばせばいいわけですから、例えば楽しいイベント事をするとか、報酬を与えるとか。
それはモチベーションにはぶりされてないわけか。今の話だと。
そうですね。テンションが上がっていくんだよと。
なるほど。
なのでテンションは上がるけども下がるので、それっていうのは一回やればいいっていうことじゃなくてずっとやり続けることになっちゃいますよと。
アップダウンがあるので。
じゃあモチベーションはと。
モチベーションの場合、私が社長さんにお伝えしてるのはモチベーションを上げるというよりも、
モチベーションは何らかしら持ってるので、それを蘇らすとか思い出させるっていうアプローチの方がいいのかなと思ってます。
具体的にありますか何かイメージできるような。
シンプルに言っていきますと、その人たち相手対象の方たちが大切にしているものっていうのを思い出させていくとか、思い出すような刺激を与えていく。
その結果、彼らは結果としてモチベーションを自分たちで上げていくっていう作業はしていくことが多いかもしれません。
それは前回の残っている相手を沈める技術の回でお話をしてた、相手が大事にしている価値観っていうのを見ていくっていうのと同じって話。
非常に近いところにありますね。
ですからモチベーション云々っていう場合、多分一対一の場合なんですが、一対一の場合はまず目の前の人のモチベーションを上げる云々じゃなくて、その人が何を大切にしているのかというところをちゃんと見てあげると。
モチベーションを上げる云々の前にまずはそこを。
この人が何を大切にしているのかと。
仮にじゃあ例えば他人の成長とかとりあえずあるとしたらそういうのでもいいですか。
それもいいですし、その成長も何を通して成長をみんなにしてもらいたいのとか。
例えば、調和が大切にする人はいるじゃないですか。
はい、いますよね。
例えばその会社の大きなテーマとしては人の成長みたいなテーマだとしますよね。
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人の成長っていいよね、これでみんな頑張ろうぜっていうことではなくて、
じゃあその子に対して目の前の人が何か昔から野球部とか入ってて、勝利は好きなんだけどチームが一体となって勝ちたいなっていう場合は調和なわけですよ。
そういうものを見ていってあげる。
そうすると君は何か普段の言動とか行動を見ていると和とか調和ってことを大切にしてるよねと。
ぜひそれをここで生かすことによって会社がやろうとしているこっち側に貢献をしてくれる方法を考えてもらえないかとか。
調和だけじゃなくて、チャレンジとかいうことを大切にしている人がいるとしますよね。
それをちゃんと見ていってあげて君はチャレンジって大切にしてるよねと。
君のチャレンジするっていう考え方とか捉え方を使って会社が行きたい方に持ってってくれないかと。
そうするとその人たちは会社が目指す方向に対して自分が大切にしているものを使うことでそっちの方に持ってってくれって言われるわけですよね。
これ使っていいんだと。
そうなってくると結果としてモチベーションがアップというかモチベーションを思い出すとか。
私の中でモチベーションが下がってる時っていうのはモチベーションっていう球があったとすると曇っちゃってる時のことを皆さんモチベーションが下がるって言ってる気がするんですよ。
じゃなくてそれをちゃんと思い出させてあげる。
そうするとこのピカピカの僕の光る球を使っていいんですねって言われるとモチベーションを思い出すとか取り戻す。
するとそれが永続的にこの会社で頑張っちゃおうかなと自分が自分で思っていくこと。
ですからモチベーションっていうのは他人の人がモチベーションを上げたり下げたりすることではなくて自分の中でモチベーションを取り戻す。
それを周囲の人がサポートする方法の方が効果的です。
そのモチベーションを取り戻すために重要なのがその人が自分自身が大事にしている価値観。
そういうものをちゃんと君はこういうことを大切にしてるよねってことを社長さんがもしくは上司の方がきちんと見ていってあげるってことです。
もっと言えば下も下で上が何を大事にしてるかっていうのは見ていってあげることですっていう感じですよね。
そうですね。
ですからそうなってくると安易に自分の社長さんは自分が取りたい結果がありますよねゴールが。
その結果のためにモチベーションを上げるじゃなくてこの結果のためにあなた一人一人が大切にする価値観を使ってほしいと。
今ジョーズさんはそこをゴールゴールって私が始めに言ったんで合わせてくださってるんだと思うんですけど要はアウトカムの話をしているわけですよね。
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そうですね。
会社としてチームでいきたいアウトカムがあってそこにはやっぱり社長は方向性とか会社全体のアウトカムを提示する必要がありますよね。
そのアウトカムを達成するために君たち一人一人の大切にしているものを使ってくれと。
一体感の人もいればある種闘争とか競争とかチャレンジとかいろんなものをそれぞれが大事にしながらそのアウトカムに使うっていう感じか。
そうすると何が起こるかというとその会社のアウトカムとかビジョンに対してそれぞれが自分のことを活かしていいよという許可になっていきます。
なるほど。
そうするとモチベーションを上げるヘッタクレってことではなくなってくるんですね。
そうなってくると本当の意味での社員たち自身も自分の可能性を解放するっていうところにつながるわけですよね。
そうですね。
使っていいんだと。
自分が大切にしているものを封印する必要ないんだと。
なるほど。
最近やっぱり改めてアウトカムの重要性とそこに行くための価値観とか信念みたいなのっていうのが本当に全てにおいて通ずるんだなという印象があります。
こうなってくると本当にいよいよ人の価値観とか自分の価値観ってどうやって見ていくのかっていう話をちょっとキンキンでどっかでしたいなと思ってます。
はい、わかりました。
ぜひそのテーマ取り扱ってください。
はい。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
13:40

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