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2015-08-28 13:41

第9回「”悩み”の先には”望み”がある!?」

第9回「”悩み”の先には”望み”がある!?」
上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術についてわかりやすく解説する番組です。
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秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
卓越した人物が持つ共通した能力、それは自己対話の力。
ポッドキャスト自分の可能性を開放するセルフコーチングは、
上場企業から中小企業までエグゼキティブコーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つ
セルフコーチングの技術について、分かりやすく解説します。
こんにちは、ナビゲーターの遠藤和樹です。秋山ジョー賢司の
自分の可能性を開放するセルフコーチング第9回、
ジョーさん、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
今日なんですけれども、テーマは私、あまり持ってきていないので、今回は
実際に研修をされたり、コーチングをする中で、いろいろ日常で出てくるような
悩み相談みたいなのもあるのかなと思いましたので、具体的には
多い質問というのも、多い悩みというのがあれば、それについて
教えていただきたいなと思うんですけれども。
はい、日常で私が接しているクライアントさんで多い悩み、
企業研修なんか担当すると、休日の過ごし方がよく分かりません
という方が多いですね。
休日の過ごし方がよく分からない。有意義に過ごせないとか。
そうですね。
何か自分が趣味とかをちゃんと持っている方はいいんですけれども、
そうじゃない人は、休日ふと気づくと、だらだら一日終わっていますとか。
気づくともう夕方ですとか。
それが、無駄に時間を使ってしまっているので嫌なんですって。
でも分かりますね。私も昔、社会人になったばっかりの頃って、
あれしなきゃとか、ちょっとここまで勉強しようとか思うのに、
いきなり朝からオサマールブランチを見て、そのまま日曜日はサンデージャポーに
はまり、もうだらだらだらだらと過ごすみたいなのがありましたね。
そういう方が多くて、相談されたりすることはありますね。
けど、これは相談された上でどうアプローチするかが重要ですよね。
今日はリスナーの方が、もし自分が休日の過ごし方がだらだらして嫌だなと、
それをセルフコーチングで解決していきたいなと思っていた場合、
アプローチ方法を紹介していきたいなと思います。
いいですね。
まず最初に現状を認識していきます。
なんか普通な感じですね、現状に。
ではここで遠藤さんが、休日だらだらして嫌だなと思っている社員さんになりきってください。
03:03
オーケーです。休日だらだらしている社員。はい、入りました。
じゃあ、自分で問いかけてください。現状はどうなっているかなって。
現状はどうなっているかな。
現状はどんな感じですか?何を答えればいいんですか?
その休日の過ごし方、現状はどういうふうに過ごしているかということです。
具体的に?
例えば朝起きて目覚ましがなったけど、確認したらまだ7時半だ。
もうちょっと寝ようかなと。
二度寝に入って起きて8時半。もうちょっとで9時半。
さすがにそろそろやばいだろうと起きてみる。
洗濯物をたまりたまったワイシャスがあるんでちょっと回そうかなと思うけど、
めんどくさいのでテレビつけてみたいな感じですか?
そういうのを書いていくんですね。書いていくとニュートラルに現状が見えます。
今みたいに起きようと思っているんだけど、だらだらしちゃっているなとか。
それで洗濯物を回そうと思っているんだけど、だらだらしちゃっている。
具体的にこうやって本当にどういう日常をしているかを書いていけばいいんですか?
多くの方がやっていないのは何に困っているかが分かっていないんですよ。
今の例えばどういうことですか?
だらだらしてしまっていると書くじゃないですか。で、何に困っているんですかと。
遠藤さんだったら、休日がだらだらしてしまって困っているということで現状を書き出した。
で、結局俺何に困っているんだろうと。何に困っているんです?
なんか会社で英語、ちょっと教育の試験があるらしいと。小学試験がなんかで。
だから英語の、教育の勉強しなきゃいけないと思っているのにそれをやらないこととか。
そうですね、一つは。ってことは、だらだらすることによって、
教育の勉強をしなければならないのにしなくて困っている。
っていうケースはなんかすっごいありそうじゃない?
あれですよね。で、英語の勉強をしなくて困っている。
これでまだ困ってないんですよ。
え?
自分が何に困っているか認識してないですね、これだと。
ほう。ここで私は何を答えれば本当に困っているか分かるんですか?
では、英語の勉強はできないことで何が困っているんですか?
それは何に問題があるんですか?
ああ、なるほど。えっと、教育の点数が上がらない可能性があるとか。
とか、なんかこう自分としてだらけちゃってる自分が許せないとか。
うん。
教育の点数が上がらない、だらけてしまっている自分が許せない。
あと、昇進できないかもしれないとか。
昇進できないかもしれない。
だんだんこう本当の悩みが出てきましたね。
海外に行きたいのに駐在院として条件がクリアできないとか。
06:03
はい。
どうですか?
うん、いい感じ。
いい感じですか?
つまり、休日の休みのときにだらだらして困っているのは、
まだ自分として何が困っているか分かっていない状態なんです。
だらだらしてしまっている。
今のケースはね、英語の勉強がしなくちゃいけないようにしない。
まだ困っていませんからね。
そのことにより点数が上がらない。
まだまだ。
点数が上がらないことによって昇進できないとか。
うん。
それから、
駐在院になれないとか。
海外で仕事ができないとか。
できないのが。
そこが困っている。
なんか困っているっていうのに、なんかこうやりたいことみたいな感じになってきましたね。
素晴らしい。そこです。
つまり、問題点を抽出するということをちゃんとやっていけば、
だんだんだんだん望みになってくるんです。
ほうほうほうほう。
あー、あれじゃないですか。前回の。
そう。
アウトカム?
アウトカム。
前回、ちょっと何回か忘れてしまったんですが。
前話した。
5回かな。
アウトカム。
つまり、私たちは悩みとか問題をそのまま悩み問題として扱っているから、
悩みとか問題、手を出したくないに決まっているじゃないですか。
はいはいはい。
でも、その悩みの向こう側にはかなり望みがあって。
面白いですね。
ちなみに、悩みの作り方は簡単で、悩みとか不安。
悩みの作り方は簡単。
不安の作り方。
はい。
つまり、不安ってどうやって作れるか知ってます?
よくわかんないですね。不安はどうやって作るか。
教えてください。
材料は望みです。望みがない限り、不安とか悩みならない。
じゃあ逆に言うと、悩んでいるとか不安ってことは、望みが隠れていると。
そう。もうね、不安と書いて望みと読むぐらい。
なんかそこだけ聞くとチープなの聞こえますよ。
確かに本当ですね。
ですから今の、例えば事例で言うと、休みの日にダラダラして困っているというのを見ていくと、望みは昇進したいとか海外で働きたいとなる。
一旦悩みをぐわっと見ていくと、自分の本当のかわかんないですけど、かなり欲しいもののアウトカムみたいなものが出てきて。
そうですね。実はそのアウトカムっていうのは何ですかっていうのはわかりづらいとか、どうやってアウトカムを作っていいか難しいって方がいて、
そういう方のための作り方として、その問題っていうものをちゃんと深掘りしていく。
例えば簡単に自分はほにゃらら悩んでいると。まず出すと。
09:01
そうすると、そのことで何に困っているの?そのことで何に困っているの?っていうのを5、6回繰り返すとだいたいもう望みになってきます。
これちょっと熱いですね。
熱いですか?
だって悩んだり、問題だとか課題だと思ったら、見た瞬間に望み見つかるぜってことですよね。
そうですね。
じゃあ例えば他にあるんですかね。
はい。全部そうですもんね。経営者の方とかで例えば悩んでるっていっぱいあるでしょうけど。
えっと、信頼する部下がいないとか。
はいはいはい。
ここはあれか、そうするとジョーさんから見ると、この人は何を望んでるんだろうっていうのを見ていきます。
ところがその方は、信頼する部下がいない問題だ、悩んでる。
どうしようと。
そうすると、その問題自体は扱いたくないですもん、嫌なんですもん。
でもその問題があるということは望みがあるってことなので、ゆっくりと見ていきます。
つい今の話だと、信用できない部下がいるでしたっけ。
その場合だとどうやったら部下を信用できるのかっていうことをやっちゃいそうじゃないですか。
そこじゃないってことですか、まずは。
ですから、まずアウト感がまだ見えてないのに、やり方を触ろうとするから、どこに行っていいかわかんないんですよ。
なるほど。
ですから、信頼する部下がいない、悩んでるっていう方は、方法としては2つ。
そのことで何に悩んでるんだろうとか、何に困ってるんだろうって言って掘り下げていく。
その結果何を望んでるかを見ていく。
それでなかったら、それがだんだん慣れてきた人は、その代わりに何が欲しいんだろうっていうふうにすぐ変えちゃう人もいます。
そこは今のプロセスを慣れた人はできる。
飛んじゃって。
やることは同じってことですね。
最終的にはアウト感を引き出す。
悩みを見つけたら、まずアウト感を見つけるってことをするってこと。
そうです。
いやー、ちょっと面白いですね、これ。
そうすると、休日の人の話で言うと、なりたいのは、行きたい場所はどこかというと、昇進したいとか、海外で働きたいっていうのが見えてくる。
うーん、多分そうでしょうね。
そうすると、休日で悩んでる人によってバラバラなんでしょうね。
バラバラでしょうね。
本当は、例えば妻との関係を良くしていい家族にしたいとか、子供となんかこう。
とか、あとは、実はそこでリフレッシュして、週明けの自分も働くときの調子を整えたいっていう人もいるだろうし。
ところが、望んでるものがわからないので、何をしていいかわからないのは当然ですよね。
ですから、ちょっと失礼ですけど、私からするとね、休日に、休日ダラダラして悩んでるっていう人は、何に悩んでるかさっぱりわからないですよね。
12:06
そのことで何に悩んでるの、と。
いやー、寝過ごしちゃうんですよ。
いや、寝過ごしたっていいじゃないですか、と。
寝過ごすことで、何に悩んでるの?
いやー、英語の勉強できないんですよ。
いや、英語の勉強しなきゃいけないじゃないですか、と。
英語の勉強できなくて何に悩んでるの?
昇進できないかもしれない。
昇進したかったんですね、と。
もしくは、僕は将来海外で働きたい、と。
海外で働きたいんですね。
そこがこう見えてくるんですね。
なるほど。今、もともと今回は、休日を有意義に過ごせない的な話から、まさかこう悩みからアウトカムが見つかるって話になっちゃいましたが、最後にここをまとめて何かお話ございますか?
自分が問題だとか課題だって感じてるものに対して、本当に悩んでることは何だろうと。
そのことで僕は何に困ってるんだろうということを何度か繰り返すとアウトカムに変換できます。
そこまで落とし込んでいきます。
なるほどですね。悩みからアウトカムを見つける。
はい。
わかりました。悩みを見つけたら一度興奮をしてアウトカムを探していただきたいですね。
そうですね。またこのポドキャストでアウトカムが見つかったらそれをどう扱っていけばいいかってことについてもお話ししたいなと思っています。
それ聞きたいので近々やってください。
はい。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
13:41

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