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はい、ということで始まります。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で776回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いを、バーサワーと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師のヒサノリシャです。本日もよろしくお願いいたします。
さあ、前回の内容から続きもので今回撮ろうかと思ったんですけど、ちょっと間空いちゃいましたね。
2日?3日?くらい空いちゃいましてね。失礼しました。
3連休、皆さんいかがお過ごしでしたでしょうかね。
うちはね、この3連休、土曜日は仕事だったんですけど、日・月と。
久々にちょっとゆっくり、息子といろいろ出かけたりしたんですけど、
一番印象的だった出来事はですね、自転車に乗れるようになりまして息子が。
それで思ったのがね、今回急に息子から自転車の練習がしたいって言い出したんですよ。
そのちょっと前に、結構自転車の練習を私が促してた時期があって、
早く練習しようよ、早めに乗れた方がいいよなんて言ってたんですけど、
一向に動かなかったんですよ。
で、もういいやと、興味ないんだなと思って諦めてたら、
この連休で練習したいなんて急に言い出して。
で、ちょっと試しに家の周りで練習してみるかって言ったら、
乗れるようになったんです、すぐに。
全然練習してないもんなのに。
なんかポッて乗れるようになっちゃって、
は?って、なんで?ってなったんですけど、
なんか乗れちゃったんですよね、普通に。
よくほら、後ろ持って親が走るとかあるじゃないですか。
私が一生懸命練習した方がいいよって促した数ヶ月前は、
それを何往復やっても乗れなかったんです。
で、もう向いてないのかなって、
自転車で向きが向きあんのか知らないけどさ、
思ったんですけど、今回そんなこと言わずに、
なんか知らないけど、スッと乗れちゃって、
えーって思って。
でもそういうことって結構子育てしていても、
あと私先生業もたくさんやってるので、
学校で教えたり、
うちの自分でやってるパーソナルスタイルスクールで教えたり、
そういう先生業でも思うんですけど、
なんか先生とか教える人の役割の半分は、
この学ぶタイミングを見極めてあげることなんじゃないかっていうぐらい、
こういうことよくあって、
どういうことかっていうとその、なんだろうな、
タイミングが違うといくら教えてもできないんだけど、
そのタイミングが来たときに教えたら、
何の苦労もなくスッてできちゃうみたいな、
何事もなんか学んだり、できるようになったりするので、
結構タイミングってあるな、
それがでも自分ではわからなかったりするんだけど、
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でもちょっとしたサインをその人が出してくれたりするから、
教える側としてはそれをしっかりキャッチして、
タイミング逃さずバッとやってもらうっていうことが大事なんだな、
なんていうことをちょっと思ったりした三連休でしたが、
今日のテーマはそれじゃないんですよ。
今日のテーマはそれじゃなくてですね、
前回の775回目から、
何なら771回目に取り上げたお悩みに関しての補足を前回775回でやりまして、
さらにまたその続きなので、
771回と前回の775回目の配信と、
そして今回と続けて聞いてもらったら一番いいんですけど、
今回だけ聞いてもらっても全然大丈夫だと思います。
何を話したいかっていうとね、
771回目の配信で取り上げたお悩みに対してね、
よく私が言うことでもあるんですけど、
あとは世間的にももちろんよく言われることでもあるんですけど、
人は変えられないから自分が変わるしかないよねっていう話、
そういう言葉あるじゃないですか。
聞いたことある方も多いと思うんです。
よく心理カウンセリングカウンセラー的にもよく言う言葉なんですけど、
その本当の意味合いっていうのが意外と伝わってないんだなっていうことを感じてね、
この間の771回目の配信で。
771回目の配信聞いたリスナーさんからのメッセージからもね、
どうしてもね、目からろくろくでしたみたいなことがあったので、
そのことについてもう一回話そうかなと思ったんですけど、
何かというと、他人は変えられないから自分は変わらないといけないっていう考え方って、
なんか誤解されるのが、じゃあ自分が変わらなきゃいけないから、
例えばパートナーシップとかで悩んでたとして、
相手を変えることはできない、パートナーを変えることはできないから自分が変わるしかないっていう言葉を聞くと、
じゃあ私が我慢しなきゃいけないんだなとか、私が譲らなきゃいけないんだなとか、
なんかそういう自分の感じ方とか考え方を変えて、
なんとかこのパートナーシップを良くする方向を頑張らなきゃいけないんだなとだけ認識しちゃう方が多いんですけど、
実はそれだけじゃなくて、パートナーシップにおいては相手に変わる気がなかったら、
相手との関係性を切るっていうことも自分が変わることに含まれるんですよ。
要は自分一人で取れる行動を考えて取ろうね、自分が幸せになるために。
相手を変えることはできないんだけど、自分一人で取れる行動はいくらでも取れるわけだからあるしね。
だからその中にはもちろん相手を見限る、きつい言葉ですけどね、ということも含まれるわけで、
同じようにそれがパートナーシップの問題じゃなくても、
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例えば職場でね、なんとか職場のみんなに変わってもらおうと思ったけどそれは難しいんだなと思ったら自分が職場を変えるとか、
そういうことも含まれるわけなんですよね。
なんだけどどうしても問題となっている場だったり問題となっている関係性をなんとか維持したまま、
他の部分で自分が変わろうと妥協する人が結構多いんだけど、
もっとドラスティックにというか根本的に相手との関係性だったり、自分がいる場所だったりを切るっていうことも、
もちろん自分が変わるっていうことに含まれるんだよっていうことがなかなか思いつかない。
この問題のカチューに入っちゃうと思いつかない人が多いんだよなと思って、
なんかそれをちょっと頭にまず置いてほしいなっていうことがあるんです。
ただこの話をするとね、
例えばね、相手との関係性を切るときに、
それをやることで相手が変わることを期待しちゃうっていう人が結構いるんです、実は。
相手との関係性を切るときに本当にこれでもう切る、終わりって思えてるかっていうと、
もしかしたら相手との関係性を切ったら相手が変わってくれるんじゃないかっていう期待をしたままやっちゃうことがあって、
これもやっぱりダメなんですよ。
これは結局自分ができることをやっているように見えて、
相手に変わってくれることを期待してくれるっていうことになっちゃってるので、
これは違うんですよね。
例えばですよ、なんでしょうね、恋人関係だったとしましょう。
例えば彼からね、パートナーからLINEが全然来ないと。
LINEの返信が全然来ない。
もう私ばかりLINEしてて全然会えないし、もうやだ。
じゃあ連絡を立とう。自分ができることは連絡を立とう。
ここまではいいんですけど、でもその連絡を立つときにうっすら、
私が連絡を立ったら、もしかしたらやきもきして連絡くれるようになるんじゃないかっていうふうに
期待せずできるかっていうことなんですよ。そこが大事。
そういう期待を一切持たないっていうことも、
相手が変わることを期待せずに自分が変わる。
相手は変えられないから自分が変わらないといけないって言葉には含まれるわけなんですよね。
そこもちゃんと理解した上で、
関係を立つ、その場から離れる、みたいなことも選択肢として含まれるんだよと。
だから関係立つ、環境から離れれば、環境が変わってくれるのでは?
相手が変わってくれるのでは?という期待すら持たない。
これが結構難しいんですよ。本当に。
だけど、そういう前提で関係を切る、環境を変わるっていうのも、
もちろん自分を変えることに含まれるんだよということですね。
それはちょっと覚えておいてもらいたいなって思うんです。
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なんで他人は変えられないのはわかるけど、
自分のアクションによって他人が変わってくれることを何で期待しちゃいけないかっていうと、
やっぱり自分が、要はこの他人は変えられないから自分を変えようっていうのは、
自分がコントロールできる部分だけにフォーカスするっていうことが、
結果的に幸せを生むっていうのかな。
逆に言うと、自分がコントロールできないところに執着してしまったりするっていうのは、
やっぱりそれがメンタルの調子を崩したりとか、不調になる原因なんですよね。
やっぱり思い通りにならないわけじゃないですか。当たり前ですけど。
LINEを全然送らなければ、もしかしたらヤキモキして連絡くれるかもしれないと思って、
そうなればいいですけど、そうなるかどうかも含めてコントロールできないんですよね、自分は。
そうするとやっぱりそれが悩みにつながっちゃう。
コントロールできないところに期待をしてしまうっていうことがやっぱり悩みにつながってしまうので、
とにかく自分がコントロールできる部分で一番何をやったら自分が幸せになるか、幸せに近づけるか。
もちろん最上級の幸せは例えば彼から連絡してくれることだし、
パートナーシップであれば相手が自分のことを考慮して変わってくれることなんだけど、
それが難しいと考えた時に、自分がコントロールできる範囲だけを考えた時に最善を何かって考える。
そこだけを見るっていうことがやっぱり結果的にはメンタルの安定というかね、
いたずらに悩みを深めないことにつながるんですよね。
そう考えると変に未来を考えちゃうのもダメなんですよね。
未来も何が起こるかなんてわかんないじゃないですか。
だから今自分ができることにだけにフォーカスする。
そうじゃないと、未来だったり相手だったり、自分がコントロールできないところに思いを馳せちゃうっていうのが
いわゆる不安って呼ばれるものの原因なので、
コントロールできる部分だけにフォーカスすればどうやったらいいんだろうみたいな考え込むことがあっても
漠然とした不安に襲われることはないですね。
だからどうしてもいろんなことで不安になっちゃうという方は
コントロールできないところに気を取られていないか、
コントロールできないところを考えすぎていないか、
そこは考えてもしょうがないことなので、そこは考えない。
自分が今できることだけにフォーカスするっていうのが
極力不安をなくすことにつながりますのでね。
ぜひそういうことを考えてみていただけたらいいんじゃないかなというふうに思います。
ということで、また次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。