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2015-09-25 13:53

第13回「話ベタの克服法」

第13回「話ベタの克服法」
上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術についてわかりやすく解説する番組です。
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秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
卓越した人物が持つ共通した能力、それは自己対話の力。
ポッドキャスト、自分の可能性を開放するセルフコーチングは、
上場企業から中小企業まで、エグゼキティブコーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、
ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術について、
分かりやすく解説します。
こんにちは、ナビゲーターの遠藤和樹です。
秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
第13回、ジョーさん、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
本日のタイトルはどんな感じでしょうか?
社長さんの中で、自分の話が下手なので、
うまく伝えられないという方が結構多いんですよ。
今日はそのことについてお話ししたいなと思っています。
話下手で、社長さんってみんな話がうまいと思っている人多そうな気がしたけど、
そうでもないんですね。
そうですね、自分が話がうまいと自覚されている方もいるし、
自分はうまく伝えられない話が多いんですという方も意外に多いですね。
この件をどうセルフコーチングのテーマで取り扱うんですか?
そうですね。
まず、こういう方の場合、3つの思い込みがあるということを
最初にお伝えしていきたいなと思います。
コンサルチックですね。3つの思い込み。
まず1つ目は、私は話が下手と思い込んでいるという思い込み。
なんか面白いと思いません?どうしたんですか?って私が聞くと、
私は話が下手で困っているんですよみたいな話になり、
どういうことですか?って聞いていくじゃないですか。
そうすると、すごいうまく説明してくれるんですよ。
私がいかに話が下手で部下に思いが伝えられないんですってことを
うまく説明してくれるんですね。
話上手なわけですね。
そうなんです。
その話を聞いていると、そういう方の話を聞くと、
私も非常に状況が思い浮かんだり。
つまり、第一番目にそういう方が多いのは、
自分が話が下手だと思い込んじゃっている。
大切なことは、どうやらその本人にとって
シチュエーション的に自分がうまく話せていないと感じる場面があるんだろうな
というところに気づいていくべき。
これが1つ目の思い込み。
2つ目の思い込みというのは、こういう方が多いのはですね、
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自分の言いたいことがスムーズに言えたら伝わると思っているんですよ。
流暢に滞りなく気持ちよく喋れたら、
そういうことができたら相手に伝わるって強く思っているんですね。
それは何ですか?求めているものは自分の中での流暢さ?
だと思います。
わからなくもないですけどね。
確かにスピーチのうまい人とか話がうまい方と一般的に言われる方っていうのは
滑らかに喋ったり流暢に喋ったりするんでしょうね。
物事みたいなのをイメージするんですかね。
そうかもしれませんね。
でもこれって果たして本当にそうなのかなと思うんですよ。
何が本当にそうなのかな?
つまりスムーズにとか流暢に話ができるイコール相手に伝わるかどうかっていうことです。
つまりイコールかどうかわからないってことですね。
そうですね。
そのことでもう一つ言うと、こういう経験ありますよね。
なんかこう自分は気持ちよく心地よく攻めているという調に
あーなんかいい感じだな今日はと。
パッと会場に目を向けるとみんながポカーンとしているとか。
ありますあります。
つまりこれは。
見たくないですけどありますね。
私も昔わかりました。
なんかこうイケてるなーって気持ちよく喋ってるなー。
今日はイケてるぞと思うと会場は全然ついてきてない。
つまりスムーズに喋ったからといって
相手に伝わるかどうかはわからないですよ。
3つ目の思い込みというのが
今度は伝わったら相手は動くと思い込んでいる。
伝わったら動くと思っている。
この先の話どう喋ったかではなく。
こういうケースいっぱいありますよね。
社長の言いたいことはわかった。言いたいことは。
だけど俺は賛同できないみたい。
ですからこういう方で多いのは今3つの思い込みというのを言いましたが
1つ目は自分は話が下手だと思い込んでいる。
2つ目は流暢に喋ったら伝わると思ってる。
3つ目は自分の言いたいことが伝わったら
相手は動いてくれると思っている。
全部を思い込んでいる人もいれば
どれかを思い込んでいる人もいたりする感じですかね。
そういうことが起きてる。
ここで一番重要なこと何かわかります?
わかんない。それを聞こうと思ってました今。
で何なんでしょうかっていうね。
ここで一番重要なことは
やはりアウトカムなんですよ。
出ましたねアウトカム。
最近ポッドキャストを聞いたリスナーの方々に
ちょうどフィードバックを直接伺う機会がありまして
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アウトカムですねと言われるともどもどするんですけどね。
アウトカムですね。
アウトカムというのは自分がその結果として欲しいもの。
シンプルに言うとね。
欲しいものだったり
欲しいものを得た時の自分の感覚のことですよね。
つまり伝えるのが下手で困っている方
その方は自分のアウトカムはどこにあるのか
ということを見ていくことがとてもとても重要です。
何かちょっとだけ具体的なイメージできるものってないですね。
例えばこう
自分の何かこう
傾向心を部下の方に伝えたいという大切な場面があるとしましょう。
自分の傾向方針を伝えたい。
伝えるのはアウトカムではなくて手法だということです。
伝えた結果、伝えた先に何を欲しいかみたいな。
伝えることによって何を自分が欲しいのか得たいのか
というところを見ていくということです。
例えばそうなるとどんなものが出てくるんですか。
例えば遠藤さんが経営者で
みんなに自分の将来のビジョンとかを伝えたいなと思った時のアウトカムは
どう捉えますか。
もちろんアウトカムというのは人によって違ってきても当然です。
その経営方針を伝えることによるアウトカムは何ですかという質問ですか。
いろいろありそうですけど
それぞれが社員がその経営方針に向かって自発的に働くとか
自発的って何ですかと言われると分かりませんけど
大丈夫です。そのビジョンを伝えることによって
社員がそのビジョンに向かって自発的に動いてくれる。
もう一つ、社員が自発的に動いてくれるということを通して
何が得たいんですかと聞かれたら何と答えます。
自分が掲げたそのビジョンという世界観に向かって
みんな社員たちが一緒にお客さんも含めて
動いているのを見て快感みたいな。
ビジョンに向かって社員とお客さんが一緒になって
そこに向かっていきたいなというのがアウトカム。
それがアウトカムですよね。
だとすると欲しいものはビジョンを伝えるとか
うまく伝えるということが手法であって
そのことを通して社員とお客さん一体となって
自分が掲げているビジョンのほうに
みんなで進んでいきたいと。
それが欲しいことですよね。
それが得れればいいわけですよ。
別に下手に喋れてもそうなれば
うまく喋ってやったほうがかっこいい
そっちのほうがいいなぐらいはあるかもしれませんけど
かっこよく喋ることでというのは
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アウトカムにするのはまたお話が別ですが
大切なことは何かというと
今回遠藤さんの例でいうと
アウトカムに対して社員とお客さんが
一丸となって進んでいくのが重要ならば
それが得れればいいんです。
だとすると例えばよく聞くじゃないですか
社長の話は喋りは下手なんだけど
思いは感じましたとか
で、いいってことですか?
その社長がアウトカムで達成できてるんであれば
もっと言うとですね
下手でもいいわけですね。
もっと2つ目
社長の言ってることはよくわからんと
頭では理解できないけど
よく合いますね。そういうのって
なんかそっち側に俺も行きたいなとか
手伝いたいなとか
それでもいいわけです。
そうなってくると重要なことは
アウトカムなので
アウトカムを達成するために
何か伝えるシーンをどう扱いたいか
ということが明確になってくるんですね。
そうすると今回の口下手で部下に
うまく伝えられないというこの悩みも
要はアウトカムでしょっていうところですか?
わざとらしく極端にまとめてしまいましたけど
他にとはいっても3つの思い込みがあるって話は
これどう捉えていけばいいんですか?
話すのが下手と思い込んでると
いくつかあったじゃないですか
それ自体はアウトカム次第で
その思い込みがどう機能してるか次第なんで
別にそんな思い込みは
アウトカムが達成するならどうでもいいでしょ
というふうに聞こえてしまったんですけど
そうですね
その3つの思い込みはどうでもいいでしょ
それより重要なことはアウトカムですと
あなたが伝えることを通して何をしたいのか
そのことさえ握りしめていれば
伝えるのが話すのが上手い下手っていうのは
どっちでも良くなりますよと
どっちでも良くなりますよってなってくると
やはり人前で話すときのもしかしたら緊張
度合いが減るかもしれません
ここで実は重要なことが一つ隠されていて
こういう方は実はむしろ
伝えるのが下手というよりも
相手のことを受け取るのが下手なのかもしれないんですよ
どういうことですか
つまり自分がこういうことを伝えたい
という方ばかり意識してしまって
伝えることばかり目を向けて
相手がこれをどう受け取ってくれたら嬉しいかとか
どうやったら相手が受け取れるか
ということに意識を向けてないんですね
それはジョーさんの言葉を借りるのであれば
相手のアウトカムを無視しているみたいな
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その通りです
ですから話ベタだと思い込んでいる人とか
なんか自分の思いが伝わらないんだよねっていう人は
一度チェックしてほしいのは
伝えるのが下手というよりも
ちょっと厳しく言うと
相手のことを受け取るのが下手なのかもしれません
相手のアウトカムに意識を向けてないとか
相手のアウトカムの意識の向け方って
別の機会に教えていただきたいですね
相手のアウトカムなんて分からないでしょっていう気がしちゃったので
そこはどっかの機会にあると思いますので
ぜひお話をお伺いしたいなと思いました
最後にこの回
今ほとんどお話いただきましたけど
まとめというか足りないとこあれば
そうですね
セルフコーチングという視点で考えた場合
自分がうまく伝えられないなと感じるときの問いかけとしては
自分が伝えたい思いは何ですかということと
二つ目はそれを伝えることによって
私は何を得たいのだろうかと
その問いかけを自分にしてみてください
アウトカムチェック
アウトカムチェックをすると
次の行動というか新しい一歩というか
こんな違うものが見えてくるんでしょうか
そうですね
そうすると伝えるというのはやり方ですから
やり方にとらわれなくなってきます
とらわれるね
この辺りもいろいろありそうなので
また別の機会にお話していきたいと思いますが
うまく伝えられないと思っている方は
一度アウトカムチェックをしていただけると
面白いかなと思います
本日もありがとうございました
ありがとうございました
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