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2015-10-01 13:53

第14回「”決断力がない人”の仕組み」

第14回「“決断力がない人”の仕組み」
上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術についてわかりやすく解説する番組です。
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秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
卓越した人物が持つ共通した能力、それは自己対話の力。
ポッドキャスト自分の可能性を開放するセルフコーチングは、
上場企業から中小企業まで、エグゼキティブコーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つ
セルフコーチングの技術について、分かりやすく解説します。
こんにちは、ナビゲーターの遠藤和樹です。秋山ジョー賢司の
自分の可能性を開放するセルフコーチング、第14回。
ジョーさん、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
前回のテーマは、話ベタでうまく伝えられないっていうのが
結局アウトカムのチェックをしようという話で終わったというかね、
まとまったんですけども、次の、今回14回のテーマは何でしょうか。
はい、今回のテーマは、決断力というのをテーマについて
お話をしたいと思います。
いいですね、決断力は悩んでいる方、ほんと多いと思うんですよね。
よく聞きますよね、自分は決断力がないといって悩んでいる方。
そういう書籍もいっぱいありますしね。
いや、そもそもなんですが遠藤さん、
決断力がないっていうのは、どこが悪いんでしょうかね。
それ、こっちに聞いちゃいますか。
今その質問をしようかなと思ったんですけど、
決断力がないっていうのは、
どこが悪いんでしょうか。
悪いか。
皆さんが悩むということは、決断力がないことは悪いっていうふうに当然認識していると。
まあそうですよね。
そもそも決断力がないと何で悪いのかという話ですよね。
一言で言えない気がするんですが、
決断力がないことで何か決めなきゃいけないことが決められない人もいれば、
決断力がないことで、
例えば社員から求められているのに答えられなくて、
それを自分に責める人もいればうるさいなと思って、
社員に腹立っちゃうとかいうのもあるのかなとか、
いろんな事例はある気がします。
そうですよね。
ただちょっとこのくらいしか答えてないんですけど。
で、そういう方とお話をしているとですね、
どこが悪い、決断力がないということで何で悩んでるんですかって聞くと、
なんかこう、いやいや決められないんですよとか、
いや決断できないんですよとか、
え、すみません、同じこと言ってますよ。
いや、決断力がないことで何悩んでるんですか。
いや、なんかこう社長としていかがなものかと思うとか。
ありそうですよね。
なんかこう、男らしくないとか。
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で、ここで一番の問題は何かというと、
決断力がないということ自体で悩んでるんです。
じゃあそうすると決断力がなきゃいけないっていう前提のもとに悩んでいる。
そうですね。
で、決断力がない、そんな自分は嫌だということで、
その方が悩んでる傾向が非常に強いですね。
なるほど。
そもそも決断ってどうやってやるんですかね。
決断をどうやってやるのか。
これもちょっとリスナーの方も一緒に考えていただきたいですが、
決断をどうやってやるのか。
決める。
決める。
決め打ち。
決め打ち。
もうなんか小学生みたいな回答してますね。
どういう回答を今。
人が持っている機能としてどういうプロセスをたどっていくのかなという話なんですが、
決断をする一つのプロセスとしていくつかあるんですが、
例えばAとBで悩んでいる、それを決断するときに、
Aを選択した場合の未来をイメージする。
Bを選択したときの場合の将来をイメージする。
それがどちらがいいかということを検討して決めるみたいなことになってくると思うんですよね。
なるほど。
これは一つのパターン。
プロセスとして。
つまり選択した結果をイメージして比較してどっちがより好ましいかということをやっていく。
ここまでというのは決断力があると自覚している人もないと自覚している人も一緒なんですよ、やり方としては。
この先ですよね。
何が違ってくるので決断をする人と決断をできないと感じる人の差が生まれてくるかということなんですよ。
何ですか?時間軸とか?
時間軸。
要は決めなきゃいけないのにっていう、ここまでに決めなきゃいけないって思ってるのについそれを延長延長延長とかっていうふうにしてるっていうふうに自分で思ってる人は決断力がないって自分に言っちゃうような気がします。
素晴らしいですね。
素晴らしいんですか。
自分で言ってて何言ってるか半分わかってないですけどね。
決断力がないとか人によっては優柔不断になって表現する方もいますが、その決断力がないと感じてる人って実は決断してるじゃないですか。
どっかのタイミングでは。
これも思い込みで決断力がない人はいなくて。
ただ決断力がないと思ってる人が唯一決めてることが、いつまでに決めるかっていうことを無意識意識関わらず決めてるんですよ。ギリギリまで。
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ですから決断力がないと感じてる人が決めてることは、いつまでに決めるかっていうことを何となくわかってるんです。
けどそこまでに決めない人が決断力がないと自分で言っちゃってるってことですか。
その決断力をしてない、決断をする間に何をするかというと、
つまりAを選択した場合、良いことがこれが起こる、悪いことがこれが起こる。
Bを選択した場合、良いことが起こる、悪いことが起こるっていうふうな時に、どちらにしても何かを突きつけられてるんですね。
決断をしなくちゃいけないというのは。
特に決断力がない人と感じてる人ですね。
決断力がないと感じてる人が行うパターンとしては、突きつけられているマイナスだと感じるものを受け取る準備をしていないんです。
Aを選択したら、こういう良いところがわかるけどこういう嫌なところが起きちゃうよねと。
Bを選択したら、こういう良いところがあるけどこういう嫌なことが起きちゃうよねと。
その選択肢の中においては何かがどちらにしても起こるわけですよ。
私たちはよく決断をする時に良い意味で突きつけられている、それを受け取る準備をするようなんですが、その準備に時間がかかるわけですよね。
ですからイメージして、イメージから来る起きた出来事を受け取る準備ができている人が決断できるし、受け取る準備をしていない人が決断が先延ばしにしていくんでしょうね。
今、決断力がない人はどういう人かという解説を解体してくださったじゃないですか。
話を聞いた限りですと、別に決断力がないと思っていてもいいじゃないですかというふうに感じちゃったんですけど、
例えばこの決断力がないというふうに悩んでくるクライアントさんとかがいた場合、今の話をした上でどういうふうに持ってくるものなんですか。
その人はいつもアウトカムですけれども、その方がもし決断力がなくて嫌だ、僕は決断力があると自覚したいというのであれば、
それがアウトカムなのであれば。
自分が選択した方のあなたが考えているデメリットを受け取ることを覚悟しなさいというふうに伝えます。
どちらにしても何かが起こるんだと。その覚悟をしていないだけですよねと。
なるほど。そうすると別に決断力がないということ自体は、前回の話、下手と同じですけど、どうでもいいという感じなんですか。
そのアウトカム次第で決まるので、別に決断力がないということ自体が悪くないよねということはアウトカムからしかわからない。
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ですから2つのパターンができてきて、あ、だったら僕は決断力があってもなくてもいいやと。それよりも先に進めるんだったらそっちの方がいいです。
そこのことに囚われてましたという方もいれば、やっぱり僕は経営者として決断力がある人間になりたいですという方もいらっしゃるんですね、表現としては。
そっちの方が表現としては多そうですよね。
そういう方については受け取るという練習をしてくださいと。
受け取る?
つまり自分がイメージした結果を受け取りきれないと思っているから嫌だから先延ばしにしているというふうに考えた場合、
想像した出来事が起きたとしてもあなたは受けれるという準備をしてくださいと。そしたらおのずと決断はしていきますよと。
覚悟ってことですか?
うん。
覚悟の話?
覚悟と非常に似てますね。
要はざっくり言うと、自分がイメージしたその先を受け取る覚悟をしろよという。
そうです。その覚悟が仕切れないからAかBかでずっと悩んでいるとするならば、はっきり言ってどっちでもいいわけですよ。
ただどちらかを受け取らないといけませんと。
確かに選択肢がわーっといっぱい。イメージは別に実際のところってAかBじゃないじゃないですか。
A、B、C、D、Eってものすごい選択があって、どれを取るかを決められない人たちが決断力がないんですよって言っている感じ?
そうです。そして物事が結果としてうまくいっている人は何かというと、
僕はこれの起こるすべてのことを受け取りますというその決断イコール覚悟をした人のやっぱりステート状態が良くなっちゃうので突破していっちゃうんですよ。
先ほどの人もそう。いやいや僕は決断力があってもなくてもいいです。
とにかく美女の方に向かっていきたいですっていう人も覚悟できちゃっているのでステートが良くなっちゃうんですね。状態が。
一番良くないのはAかBか分かりません、覚悟しきれませんっていうステート自体が良い結果を引き起こさないことが多いので。
今遠藤さんが言っていたようにAとBで迷ってますみたいな。でも実際はCかもしれないしDかもしれないんですよ本当に。
でもここで重要なのは今想定できるのはAかBかだよねと。
その中において僕はAを決断する。そしてその結果こういう良いところこういうデメリットが起きるかもしれないけどもそれも含めて僕は受け取りますよと。
受け入れますよと。
こういう覚悟をする。覚悟をすると自分の内側の状態ステートが非常に美女に対して迎えるようなことになるので。
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そこは非常に重要ですね。
なるほど。なんかちょっと決断力のない人たちの取り扱い分かった気がしますけど。
最後にこの決断力がないと言って悩んでいる人たちにちょっと言いたいことがあればぜひお願いしたいんですがありますか。
そうですね。2つあって1つ決断力がないと言っているそこのあなた。
誰だろう。
自分は決断力がないってもう既に決定してるじゃないですかと。
本当ですね。確かに。
決断力ありますよねと。
そういう意味ね。
なるほど。
2つ目は雑な言い方かもしれませんが、ざっくりとした。
なんか1個覚悟してみませんかって。
なんか男のみたいになってきましたね。
覚悟してみませんかと。
起きた出来事を受け取る。AかBかって悩んだらば、その時これで行くんだと。
行くんだってその感覚を大切にしてもらえたらいいなとすごい感じます。
なるほど。分かりました。
かなり今後の決断する上というか、ビジネス経営するだけじゃなくて、
何か普通にそれこそ家のことでも含めて今の話って通ずる気がするんで、
いろんなところで使える話だなと。
実はこの決断とか過去とパートナーシップっていうのもすごい関連してくるんですよ。
この間収録の合間に経営者の方は必ず家の方でのパートナーシップ問題を抱えている方が多いって話があったんで、
その話はどこかで一度やりたいなとは思っているんで、
また先にはなるかもしれませんが、ぜひお聞かせいただきたいなと思います。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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