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2015-09-18 13:29

第12回「部下や社員を信用できないのですが・・・」

第12回「部下や社員を信用できないのですが・・・」
上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術についてわかりやすく解説する番組です。
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秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
卓越した人物が持つ共通した能力、それは自己対話の力。
ポッドキャスト、自分の可能性を開放するセルフコーチングは、
上場企業から中小企業まで、エグゼキティブコーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つ
セルフコーチングの技術について、分かりやすく解説します。
こんにちは、ナビゲーターの遠藤和樹です。
秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング第12回
長さん、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
前回覚えてますでしょうか?
私としてはですね、部下を信用できないというものを取り扱おうと思ってたんですが、
まさかエアコンからスタートしてですね、熱いって話をしてたんですよね。
そしたらいきなり状態、ステイトの話に行きまして、置いていかれたと。
状態、エアコンってそもそもどういういきさつで話になったんでしょうか?
収録の時にはエアコンを切って音が入らないようにやってる、
でもジョーさん平気そうですよね、とおっしゃったので、
私はその状態を涼しいっていう状態の方に合わせてますよ、という。
じゃあイメージで言うと、分かんないですが、
北海道の涼しい感じのところみたいなイメージしてその状態を入れてる感じ。
そうですね。今も今日もエアコンを切ってるじゃないですか。
熱いか熱くないかっていうのを感じようとすると熱いですけど、
その一方では北海道のようなすごい涼しい風が来てるっていうのも味わってるので、
すごい熱くてもう大変でやだなっていう感覚になかなか入りづらい。
私今汗かなりかいてるのに、ジョーさんすごいすこやかな雰囲気ですもんね。
何だろうこの温度差はと思いながら。
そうなんですね。
私の専門の一つが生理学ので、生理学的な反応を活用してますよっていう話が前回でした。
同時にプロのアスリート、例えばイチロー選手だとすると、
イチロー選手のようなトップアスリートは必ずこの状態っていうものをうまく活用してるという話でしたね。
そんな中で今日はですね、よくある話なんですけども、
部下だったり社員さんをどうも信用できないとか、
社長さんでよくあるのはナンバー2の方を信じていると思いつつ、
実はちょっと信用しきってなかったりとかっていう話がよくあるんですけど、
これについてお話をしていただけたらと。
はい、わかりました。信用とか信頼?
信頼、はい。
では早速ですが、私あまりこう、何ですかっていう質問はあまりしないですが、
03:04
あえてね、遠藤さんに、信頼って何ですかって聞いたら何と答えるんですか?
信頼って何ですか。
なんか哲学番組みたいになってきましたね。
信頼とは何ですか?
人に委ねられるというか。
委ねられる、いいですね。
任せるとか。
任せるとか。
信頼とは任せるとか、信頼できないは任せられない。
そんな感じがします。
では、人に任せられないっていうのはどういうことかってことなんですが、
先日ある本を読んでたらすごいうまく表現してました。
紹介すると、その本では信頼とは、
相手が自分に信頼をおいているとは、
案にあなたからの影響を受けても構いませんという証拠であるという表現でした。
すごいびっくりしましたね。
もう一回いいですか。
信頼されるとは、例えば遠藤さんが誰かから信頼されるということは、
遠藤さんがその人からの影響を受けても構いませんよということである。
ですから、例えば顧客が企業に対して信頼をおいているということは、
その企業からの影響を受けてもいいですよという意味だそうです。
なるほど。
例えばレストランがあって、俺あのレストラン信頼してるんだってことは、
その味の影響を受けても僕いいですよと。
逆に信頼してないというのは、そこのレストランの味の影響を受けたくない。
ですから、まずリスターの方に覚えておいてもらいたいのは、
相手が信頼をしてくれるとか、あなたが誰かを信頼するという意図は、
影響を受けても構わないという証拠であるということです。
じゃあこの場合、この部下を信用できないっていうのは。
そう。あなたがその部下からの影響を受けたくないということ。
上尉さんからすると、この部下を信用できないは、部下からの影響を受けたくないととるんですか。
はい。だから、委ねられない。
ちょっとイメージ下さい。
信頼できる部下っていうのは、何か任せたら、その結果の影響を受けてもいいと思ってるってことですよね。
確かに確かに。
私も今チームいますけど、多分信用しすぎなのかもしれないですけど、影響は受けてもいいって。
そうですね。その感じ。
負に落ちます。
ですから、例えば結果として、ここまでこうでこうだとして、自分たちが望む結果がなかったとしても、
それはそれで受け入れようと思えるときが、信頼してると。
なるほど。
ですから、経営者の方が、またはマネージャーの方が部下を信頼できてないっていうのは、
06:00
僕はこの人からの影響を受けたいと今は思えてないんだなっていうふうに感じてください。
まずそこを。
はい。
ちなみに、今日これで十分じゃないかと思いましょうかと言いたいところなんですけど、その上でどうすればいいんですか。
その上で、自分が影響を受けてもいいですよというふうに、オーダーのサイズ感を変えるっていう方法はあります。
なんかコンサルティックになってきましたね。
はい。コンサルティック。
例えば、何か部下に任せるときのオーダー、指示のサイズを変えてあげることによって、信頼できるという位置に変えることができます。
ちょっと問い話しさせてもらってもいいですか。
ぜひ。
じゃあ前回の引き続き、野球で。
はい。
もし皆さんが野球のカウントガットをします。
はい。
1点差で負けているノーアウトランナー1類。あなたとしてはどうしても2類に送りたい。これがアウトカムの1つ。2類に送りたい。
そのときにバッターが一郎ぐらいの信頼できる選手のときにサインはどんなサインですか。
監督からの。
例えば、アウトカム2類に送るですから、ランナーをね。1類ランナーを。
一郎さん、何でもいいから2類に送ってね。送っておいてね。ぐらいでサインですよね。
うん。
信頼してるから。
うん。
で、やった結果、もし万が一一郎ぐらいの選手がしくじったとしても受け入れようと思えるわけですよ。
まあ、しゃあないなと。
ところが、同じ全く同じシーンで、1類よりもちょっと信頼度が低い場合。
はいはい。
2類に送っておいてねというアウトカムに条件を設定してあげるわけですよ。
うんうんうん。
何でもいいじゃなくて、送りバンドでみたいな。
ああ。
そうするとアウトカム、つまりオーダーに対して条件を付けようすると。
うんうんうん。
送りバンドで送ってくださいねって言って、うまくいったらハッピーだし、アンハッピーでもまあまあしゃあないなと。
なるほどなるほど。
ところが、今度は全く同じシーン。
うん。
今度は、その人よりもまだちょっと信頼が足りない場合。
監督の中は、オーダーに対して条件を追加すればいいんです。
アウトカムは2類に送っておいてね、条件は送りバンドでね、なおかつ3球目でねみたいな。
ああ。
そうすると、そのバッターは自分の中で2類に送る、3球目で送りバンドでと。
もうちょっと信頼がおけない人は、バンドに送ってね、3球目で1類線に転がしてねとか。
はあはあはあ。
もっと信頼を受けなかったら、バンドに送ってね、3球目で1類線に転がしてね、なおかつしっかりと目の高さでボールを合わせて打ってねみたいな。
どんどん条件が増えてオーダーがちっちゃくなっていく。
09:00
そうすると、あなたが彼に対してここまで条件を設定して、その中で成功の確率を上げていくということと同時に、
その結果、万が一そうじゃなくてもそれを受け入れようというところまで落とし込むということが重要です。
そうかそうか。そうすると信用ができないというのは、オーダーというか渡し方が大きすぎて、
要は新規事業の立ち上げを任せたというふうに言うと信頼できないけど、
この事業は例えば今回、何でもいいですが、介護業界に参入しようと、その上で何のサービスをするとかというガシャガシャっと鳴った中の
ここだけやってねと言えば任せられることはあり得ますね。
そうですね。ですから、彼の力量とかあなたの信頼度に対しての渡し方のサイズを変えてあげるということで信頼できる、
イコールあなたがマネージャー経営者として結果を受け取っても構いませんというところまでサイズ感を変えてあげて渡すということを
やっぱり経営者の方は考えないといけないし、そのためにはやはり信頼する人をよく観察しておくことが必要です。
ここに来て観察しておくことというのは。
相手のことを見ておくということですね。逆にこのリスナーの方はオーダーを受け取る方もいっぱいいらっしゃると思いますから、
その方に私がお伝えしたいのは、なるべく自分を成長させてサイズ感のでっかいものを受け取れるように成長していくと、
人として成長できるし、マネージャーとか昇進もできるし、当然サラリーも上がっていきます。
条件をいっぱい設定されるというのはちょっと皮肉な話ですけど、その上の方からはあまり信用を大きくされていないということにもなるし、
逆にそれを任せられるということは、ざっくりともらえるという。一郎みたいによくわかんないけどニルに何でもいいから送っておいてねと言われる人は一流プレイヤーです。
よくナンバー2候補みたいな方でよく聞く愚痴というか文句みたいなので面白いのは、本当社長の振り方雑なんだよね。
何やってるかほとんどわかんないよっていうのってあるし信頼されてるってことですよね。
そうですね。その信頼に応えておくと。
その時に投げやりになるんじゃなく、これを信頼だと捉えてどうこなすか。
そして出してる方もわかってるわけですよ。あえて書いて雑さを変えてるので。
こいつはざっくりでいいやと。こいつはもっと心配だから細かくあれもあれもこのやり方でってなってるってことですね。
ちなみにこれ私の持論なんですが、世界で一番雑なオーダーを受けてそれをクリアしてる人誰か知ってます?
誰ですか?
サラリーマンの中で。
サラリーマンの中で?
12:02
サラリーマンの中でざっくり質問を受けてる人。
質問じゃなくてオーナー。一番ざっくり。
たぶんね、私ね、007だと思うんですよ。
あーなるほど。
ひどいですよ、007の上司の人って。
あそこの何とか国の誰々を救えって。
お金は、お金とかはもらえますけども、やり方は君に任せるみたいな。
で、いつもように失敗したら君はいなかったと思うんですけど。
ミッション抜け込ませって。
007ってもしサラリーマナーをすると相当の給料もらえるはずですよ。
やり方わかんないし、私たちの入手してる情報はこれとこれだって。
これだけですか?みたいな。
なるほどね。
そうやって思うと僕ら生きてるってこと自体にはミッションないから逆に辛いですよね。
そうですね。
ですからそういった意味でも私はお勤めをしてる方は
究極は007ぐらいなお仕事ができるようになっていくと
すごい世の中にも貢献できるし
サラリーもものすごくもらえる人になれると思います。
なるほど。
分かりました。
今日は信用信頼という話でしたが
まさか007で終わるとは思いませんでしたが
一度皆さん影響の度合いというのをチェックしていただくと面白いなと思いました。
そうですね。
西島ありがとうございました。
ありがとうございました。
13:29

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