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秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
卓越した人物が持つ共通した能力、それは自己対話の力。
ポッドキャスト、自分の可能性を開放するセルフコーチングは、
上場企業から中小企業まで、エグゼキティブコーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つ
セルフコーチングの技術について、分かりやすく解説します。
こんにちは、ナビゲーターの遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の
自分の可能性を開放するセルフコーチング、第5回。秋山さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
本日なんですが、セルフコーチングというタイトルになっているんですけども、
セルフコーチングって要するに、何か自分を達成したいこととか、やりたいこととか
実現するために、自分に対して、いわゆるコーチングに質問を投げかけて
何かをしていくということだと思うんですけど、
そのセルフコーチングをする上で重要なことって何かあるのであれば
教えていただきたいなと思ったんですけども。
セルフコーチングで大切なことは2つあります。
2つ。
1つはアウトカム。
アウトカム。アウトカムです。
もう1つはいい質問。この2つが重要です。
全く意味不明な単語と、そりゃそうだろうっていうような言葉が2つ。
アウトカムといい質問。
はい。
どちらからご解説いただくのがいいのかなと。
そうですね。では今回はアウトカムについて話をしていきましょうか。
アウトカム。アウトカムって何ですか?
アウトカム、これは英語なんですけども、
辞書を引くと結果みたいな意味でしょうね。
ただここではアウトカムっていうのはすごいいろんな意味を含めます。
はい。
例えば欲しいものであるとか、たどり着きたいところであるとか。
ゴールとか目標とかに近いですか。
そうですね。アウトカムっていうのはたどり着きたい場所とか目標とかゴール、
それも全て全部含めたものをアウトカムって呼んでいます。
ほうほう。目標とかゴールとかいわゆる他に何があるんだろう。
さっき欲しいものって言いましたけど、とは違うってことですか。
それを全部含めたもの、そしてそれよりもでかいものっていうイメージ。
それを含めるっていうのは何を含めた?
今言ってくれたゴールとか目標とか目的とか、
あとはそこに向かっているときの状態、それも全部含めてアウトカムです。
ゴールとか目標に向かっていくときの状態も含む。
なかなかわかりにくい世界ですね。
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とにかく目標とかとは若干違うっていう。
それも含まれているっていうことですね。
ちなみに含まれているっていうのはどういう意味合いなんですかね。
例えば人参とかトマト、ナス、でもこれは野菜ですよね。
野菜ですね。
でも野菜っていう野菜はないですよね。
っていう感じでアウトカムっていうのは
人参もキャベツもピーマンもトマトも含まれている野菜のことを指してるんです。
総称みたいな。
ですからアウトカムっていうのはたくさん使っていくと慣れていくんですけども、
自分が欲しいものであるとか、たどり着きたい場所であるとか、
数字的な目標とか、あとはそこにたどり着いたときの自分の気持ちとか、
そういうのを全部含めてアウトカムって呼んでます。
そこにたどり着いたときの気持ちとか、そもそものそこに向かうためのゴールとかっていうのを
全部きっくるめてアウトカム。
日本語でない感じなんですね。
そうですね。
そのアウトカムがセルフコーチングをする上で重要だっていうことだけは
感覚としてはわかんないですけど理解はしたんですけど、どう重要なんですか。
これは人間の生理学とか脳科学というものとすごい密接なんですけども、
例えば何か自分に問いかけて答えを出すときに一番重要なのは
行きたい場所が明確になっているということです。
これは有名な話なんですが、不思議の国のアリスって人ますよね。
ルイスなんとかさんのアイデンスでしたっけ。
アリスが森に迷うんですよ。
その時に猫が出てきて、アリスが猫に尋ねるんですよね。
私どこに行けばいいのって。
どっちに行ったらいいのかな、どっちに行ったらいいのって聞かれるんですよ。
そうしたら猫が言うんですよ。
それはあなたの行きたいところによって違うよと。
つまり森の中でアリスは迷ってどっちに行っていいかわかんないんですよ。
でもそれってあなたがどこに行きたいかによって変わってくるよって。
そうしたらアリスが言うんですよ。
私どこだっていいわって。
猫がもう一回言います。
だったらどっちに行ったっていいじゃないかと。
つまりこれ何が起きてるかというと、
アリスはここじゃないどこかに行きたいって言ったんですよ。
森から脱したいと。
でも森から脱したいって言うと、
脳も含めてどこに行っていいか全然わからないので答えが出てこないんです。
でも例えばアリスがどこに行きたいかときに、
例えば東のお城に行きたいというのが彼女の中で明確になっていれば、
猫は東の森に行く道を教えることができたわけですよね。
その話でいうとアウトカムっていうのは、
例えば今の何でもいいですけども東の城に行きたいというのってゴールですよね。
これの話を使ってアウトカムは何って言うんであれば何がアウトカムなんですか?
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東の城に行くっていうのがアウトカムの一つで。
あともう一つは何のためにそこに行きたいのかとか。
理由とか。
行って何を達成したいのかとか。
行った先に何をしたいかってことですか?
そうすることによって、
例えば東の城に行きたいですって言うと行く道は何本もあって、
でもその中でそのお城に行ってこういうことをしたいんですっていうのがあれば、
また道がもっと明確になりますよね。
さっき行く過程のプロセスも含めてアウトカムっておっしゃってたじゃないですか。
そのプロセスっていうのはここで言ってどういうことですか?
プロセスというのは今アリスがいる場所からお城に行くまでの過程のことです。
そこもゴールじゃないアウトカムというかまとめてアウトカム?
そうですね。
でかいですね。
なんでこれをまとめてアウトカムっていうことがセルフコーチングをする上で重要なんですか?
ゴールでいいじゃんっていうふうに正直思ってしまったところがあって、
ここに行きたいと思えば行けますよね。
行こうと思いますよね。
ではアウトカムが重要っていうそこがわかんない。
例えば東の城に行くのに3日かかるとします。
3日かかるんですよ。
ということは3日間自分の人生を使っているわけですよ。
そうですね。
ですからその時に3日間をその過程の中で自分がどんな状態でいたいのかっていうのは
とても重要だと思いませんか?
イメージってどういうことですか?
行っている最中に変な、私あんまりそこのストーリーくわくしくないんで、
例えばの話で敵が出てきていじめられてとか、
そういうプロセスがあるわけじゃないですか。
その時にどういう状態が重要かっていうこと?
状態?
状態ですね。
いい感じに混乱してきますね。
いいですね。
私たちが何かを達成したいっていうのは、
実は今の時点から達成する時間帯も含めて何をしたいんですかっていうことが含まれているんです。
今も解いている?
今も含めてね。
今からそこに行くまでの時間も含めて私たちがしたいことですよね。
なるほど。
未来だけじゃなくてそこからの途中もそうだし、今もってことか。
でないとよくあるのがゴールは達成したんだけども、
行くまでで自分がもうゼタボロになってしまって、
ゴール達成したとその先に進めなかったりすることってあるじゃないですか。
後ろの前でパタって倒れちゃったり。
私たちはゴールに行くことが目的ではなくて、
ゴールに行くことも目的だし、
その過程をどう生きていくかっていうのも目的だし、
欲しいものだし、
それを全部含めて何が欲しいんですかっていうことです。
なんとなく感覚的には分かったような分かんないような感じですけど、
じゃあアウトカムっていうのはどういうことなんですか。
アウトカムっていうのは持ってるもの?決めるもの?
どういうイメージなんですか。
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設定するものとか明確にするものです。
例えばじゃあちなみに秋山さんのアウトカムは何ですかって言ったら答えられるようなものってことですか。
この今の質問は成り立つんですか。
成り立ちますね。
それがいつの時点までっていうのがあればもっと答えやすいですけどね。
じゃあそれは例えば秋山さんの人生にとってのアウトカムは何ですかっていうこの問いもあれば、
仕事上、今日のポッドキャスト収録においてのアウトカムは何ですかもあるってことですか。
そうするとポッドキャストのアウトカムは何ですかって言った場合に、
今ここでこうやって喋ってることも含まれるみたいな。
そうですね。
だからじゃあこの瞬間にどう声を伝えようとかっていうのも、
私がしたいことだったり。
なるほど。
で、ちょっと話は初めの方に戻ってしまうんですけど、
今日お話しいただいたのはセルフコーチングをする上で必要なことはアウトカムといい質問だと。
アウトカムってものが何かっていうのは何となくバクッとイメージできたんですが、
それがあることで何かが起きるんですか。
例えばセルフコーチングって時にまず一番最初に重要なことが、
何が欲しいですかってことを問いかけていきます、自分に。
何が欲しいんですか。
例えば自分に何か問いかけようって言った場合に、
どうなりたいかってことを最初に設定していくということが一番重要ですよね。
例えばちょっとイメージできるのかな。
私にそれを聞いていただくとしたらどういう感じになるんですか。
今日のこれとか。
例えばどうなりたいですかって。
大きい意味で。
今日の収録の場でどうなりたいですか。
そうそう。
といえば何でしょうね。
私の役割としては秋山さんが持っているコンテンツと本当にいいものっていうのを
そのリスナーの皆さんに、私はあくまで手助けでしかできない立場なので、
それを私がいい形で伝わるようなお手伝いができたらいいなとは思います。
一つは私が喋っていくことのお手伝いをしたいと。
その結果、リスナーの方々が分かりやすい、理解をしてくれるといいかなと。
その結果、何かそれぞれに使ってもらえたら嬉しいかなというような感じですかね。
そうするとリスナーの方が理解が深まり、リスナーの方がその結果何か使ってもらったら嬉しい。
そうですね。
それがもし達成できたら、遠藤さんはどんな気持ちになります。
どんな気持ち、それができたら普通に嬉しいんじゃないですか。
あとは達成感とか。
若干の自己承認みたいなのも出ちゃいそうな気がしますけど。
そうすると達成すると嬉しいとか、達成感とか、自己承認が出る。
そう思いますね。
今喋っててどんな気分ですか。
どんな気分か。
ちょっとしっかりしなきゃと。
ちゃんと今頑張らなきゃという感じに逆になっちゃいましたけど。
そうなってくるとまず行きたい場所が明確になってくる。
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それとか今やったように達成感とかね。
あとは自己承認。
そういうことをイメージすると今もうこの時点で自己承認とか達成感のフィーリングが湧いてくるわけですよ。
ちょっとこれ私しかわかんないんじゃないかっていう気がしてちょっとよくないかもしれないですが。
そこを意識させられちゃったんでなんとなく多分こういうのと変わっちゃったと思いますし。
なんか感覚がいい感じになりましたね。
そうですよね。
そうすると今脳も含めていい状態というかいいポッドキャストの収録が終わった状態もイメージしちゃってるので。
そうするとそういう自分の体の中の感覚が変わってきます。
この状態を作ると何が欲しいかっていうのが脳が判断できるのでこの後に必要な質問をしていくんですよ。
まずこの欲しいものみたいなものをイメージしていい状態っておっしゃいましたっけ。
その状態を作るところからがスタートってことですか。
そうですね。
そこから初めてなので次のいい質問って話につながるわけですね。
そのいい質問っていうのはそういう状態を取るために僕はどんなことに気をつければいいんだろうとか何を大切にすればいいんだろうとかこういうの出し方をどうすればいいんだろうっていうと
自分が欲しいイメージに適切なものを自分の中から検索してくれるわけですよね。
アウトカムがあるから勝手に自動的に自分で何かを検索できるみたいな感じか。
そうですね。
そろそろお時間も来てしまったので次回はセルフコーチングをするために必要な要素のアウトカムの次のいい質問とは何ですかっていう話をお聞かせいただければと思うんですけど
最後にアウトカムで何か補足あればぜひお願いしたいんですけど。
そうですね。
ですから皆さんがセルフコーチングをする際に一番最初にやってほしいことはこのセルフコーチングをやることを通して僕は何が欲しいんだろうということをまず必ず問いかけてください。
なるほど。
例えばなんですが何が欲しいんだろうとかそれを達成したらどんな気分になるんだろうとかそれを何のために欲しいんだろうかとかそういう問いかけをたくさんたくさんまずして
自分の脳みそとか感覚の中で欲しいものがありありと浮かぶまでアウトカム設定をしていくということが重要です。
なるほど。わかりました。
じゃあ次回はいい質問について教えていただければと思います。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。