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2015-08-07 16:32

第6回「良い質問とは?」

第6回「良い質問とは?」
上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術についてわかりやすく解説する番組です。
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秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
卓越した人物が持つ共通した能力、それは自己対話の力。
ポッドキャスト「自分の可能性を開放するセルフコーチング」は、
上場企業から中小企業までエグゼキティブコーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、
ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術について
わかりやすく解説します。
こんにちは、ナビゲーターの遠藤和樹です。
秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング第6回
ジョーさん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
今日からジョーさんと呼ばせていただこうかなと思うんですが、よろしいでしょうか。
もちろん。
今、普段はジョーさんと呼ばせていただいているので、
なんとなく秋山さんと呼ぶのが違和感がありまして、
やっぱりジョーさんに戻したいということで、許可をいただきました。
私もその方が気持ちが楽になります。
いいですね。
前回に続いて、今回はセルフコーチングに重要なことということで、
前回アウトカウという聞いたことのないような概念を
節々とアリスと私を使っているじゃないですか、ご解説いただいたので、
今度はもう一つの良い質問とは何ですかというのを教えていただきたいんですけど、
良い質問とは何ですか。
良い質問って何ですかね。
まず、遠藤さんの良い質問とは何ですかというのが良い質問ですね。
それが何でかが分からないですね、私には。
じゃあ、前回説明したアウトカムも踏まえながら話をしていきましょう。
はい。
遠藤さんが良い質問何ですかと聞いてくれたときのアウトカムは何だと思います?
私が良い質問とは何と聞いたときのアウトカムは何か。
アウトカムって確か目標とかそのプロセスとかその状態を含んだやつでしたよね。
そうですね、あと欲しいものとか。
何だろうな。
良い質問は何かってことが分かることによって欲しいものがあるわけですよ。
それが分かることによって分かれば、私が分かればその結果聞いているリスナーの方々が理解され、
そうすると秋山先生、ジョーさんがやっていることがしっかりと伝わり、
そうすると音声を通して議事的にジョーさんが普段セッションとか1対1でしかできないようなことをできたりするような方々が増えたらいいなみたいな。
それがまず遠藤さんのアウトカムで、そのアウトカムの方にアウトカムをゲットできるために質問していくわけですよね。
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自分に対してってことですかね、セルフウォッチングで言えば。
良い質問というのは今まさに言ったように、質問をすることによって脳がアウトカムの方に向いていくものを良い質問と言います。
アウトカムに向いていく質問が良い質問。
シンプルですね。
つまり妄想というと脳に方向性を与える、これが良い質問です。
例えば悪い質問ってどういうの?
悪い質問は答えが出てきてもアウトカムに方向性を与えない、つまり全く寄与しない。こういう質問がいっぱいあります。
例えば何だろう。
例えばですね。
私はネガティブですか。
そうですね。私はネガティブですか。
はい、言えてみたいな。
ネガティブですかとか言って、はいとか言えれたと。やっぱり私はネガティブだったんだと。
それで。
でですね。何も手には入らなさいですね。
あとは、なんで私は遅刻するんだろうみたいな。
あ、それダメなんですか。ちょっと待ってください。なんで私は遅刻するんだろう。それをなんで。
いや、こうだから、ちゃんと朝寝るときに飲みすぎだとか、寝る前にこういう準備をしてないからだとか、いろいろなることで解決しそうじゃないですか。
で、その理由が分かったところで、じゃあ飲みすぎだと。
じゃあ飲みすぎなきゃいいだけじゃないですか。
まあ、そうですね。
それじゃダメなんですか。飲みすぎなきゃいいから飲みすぎない。
で、それができないから遅刻してるわけですよね。
確かに。確かにそうですね。
これを別の質問、いい質問っていうふうにすると、例えばどうなるってことですか。
ですからまずアウトカウンセッティングするわけですよね。
ですから遅刻をなんでするんだろうの前に、私はどうなりたいんだろうと。
私は遅刻しないようにするにはどうすればいいだろうではないですか。
そうですね。まずアウトカウンセッティングをしてないので、欲しいものがまず分かってないんですよ。
ほうほうほう。ちょっとお願いします。
例えばなんですが、アウトカウンセッティングでなんで私は遅刻するんだろうと思ったら、その代わりにまず何が欲しいんだろうってことを問いかけます。
ほうほうほう。
欲しいものですよね。
はい。例えば。
何が欲しいと思います?
遅刻をしたくない人が。遅刻をしないことで、ちゃんと会社に行ってその会社の人たちからの信頼を得たいとか。
そうそう。ということは欲しいものはきちんと決められた時間に出社をすることによって信頼を得るとか。
それから仕事をスムーズにスタートさせるというのが欲しいと。
例えば。ありそうですよね。
ということは、いい質問というのは、自分の脳とかが今言ってくれたアウトカウンに向いていくような質問がいい質問ですね。
ほうほうほう。ちゃんと決められた時間に行って、信頼を見ながら貸し取るという方向に向くために。
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どんな質問をしていくか。
その時に、なんで私は遅刻をするんだろうと質問をしました。
お酒を飲みすぎるからだと。
じゃあ飲まなきゃいいよねみたいな。
何の解決にも向いていかない。
やれるとしたらお酒を飲まないように努力はすることはできるかもしれないですよね。
努力をできるんだったら。
いい質問と言えるってことか。逆に。
うん。ただし多くの人はできないから悩んでるわけですよね。
じゃあどうすればいいんですか。これって。
その時には、この場合だったらば。
なぜっていうのは案外使いづらい質問で。
どうやってっていうのがいい質問、使いやすい質問ですね。
どうやって。
つまり、どうやって遅刻をしてるんだろうと。
そっちですか。
どうやって遅刻をしないだろうじゃなくて。
どうやって遅刻をすることに成功してるんだろうと。
また決対な質問ですね。
どうやって遅刻をすることに成功してるだろう。
酒をいい感じで飲みすぎて、朝早いもうその時点でもう明日のことは考えられないような明定状態になって、
お風呂も入らずにベッドにそのままスーツのまま倒れ込んで、
タイマーもセットせずにそのまま寝るのでいい感じで遅刻できちゃう。
寝坊して遅刻できちゃうとか。
ということは、そのプロセスの中で、さっき言ってくれたアウトカム。
そのことはいつ差し込めました?
どういうことですか、差し込めるっていうのは。
いつイメージできたか。
今のプロセスの中で。
いやいや、だってお酒飲んで明定状態で倒れ込んでるんで。
ということは、アウトカムっていうのはいつ思い出してよかったんですか。
飲む前じゃないと厳しくないですか。
飲む前ですよね。
飲む前、明日も仕事だと。
飲み会だって時に、遠藤さんだったらどういうイメージになってるんですか。
それはどういう意味ですか。
そのアウトカムをイメージしろっていうオーダーがあるとすれば。
まず仕事終わった、これから飲みに行くぞと。
その時に自分の中で、明日の仕事のことっていうのはどこに置いてあります?
どこに置いてあるか。
明日の仕事のことはどこにも置いてないです。
そのまま飲んでますもん、気持ち的には。
お疲れ様、乾杯のモードが入って、そのまま会社出るんじゃないですかね。
そうやってるんでしょうね、多分一つは。
つまり、飲む前に脳みそが飲むイメージになっちゃってるので、
そのアウトカムっていうか、欲しいものってどっか行っちゃってるわけですよ。
そりゃそう。そんなもんじゃないですか。
生きてるとって言っちゃうんですけど。
ここで初めてどうやって遅刻に成功してるかが分かるわけですね。
ちょっと解説してもらっていいですか。
つまり、仕事が終わりました、明日のことのイメージがなく、
09:01
飲み会行く前から飲んでる時のイメージが入ってしまって、
そのままイメージ通りに飲んでいく。
その後リカバリができないわけですよね。
こういうプロセスが分かっていった場合に、アウトカム設定があるので、
このプロセスをどういう風に変化させていったら、遅刻しないで済むか。
みんなから信頼を勝ち取れるということを取れるか。
分かりません。どうすればいいんですか。
いくつか方法ありますよね。
飲まない。
でもいいし。
でも飲みたい。
ただこの話はだんだんそもそも、
信頼をどれくらい勝ち得たいと思ってるのかなっていう話にも変わってきましたね。
どういうことですか。
ですから遅刻をたくさんして信頼を失っていくっていうのが分かっていながらも続けているということは、
信頼をどれくらい欲しがっているのかな。
今もし問うなら自分にそれを問う。
本当に信頼を勝ち取りたいと思っている。
どれくらい持ってますかっていうのもこれもいい質問です。
アウトカムの方に向いていってますよね。
なんか今の話だともしかしたら、
信頼をそんなに勝ち取りたくないみたいなものが出てくるかもしれない。
そうするとアウトカムは違うということですか。
アウトカム設定が違うということ。
違っている場合も今のケースは考えられますよね。
今一例の流れっていうのは結局何をしたんですか。
今もともと今日のテーマは、
セルフコーチングをするための良い質問とは何ですか。
良い質問とはアウトカムに向く質問ですっておっしゃったんですよね。
その中で遅刻の話をしたらいきなり問われたのが、
なぜではなくどのようにという話があって、
どのようにして私は遅刻することに成功したのだろうということを問いと。
そうするとその結果プロセスがどうやって遅刻したかが見えてきましたと。
そのまま流れに乗って答えてみたところ、
何が起きたか私ちょっと分かってないんですけど、
これはどういうことなんですか。
今回の遅刻をどうやって成功してるんだろうというプロセスを見て聞くと、
実は本当は信頼を欲しいというのをそんなに思ってないんじゃないかなということが何となく浮き彫りになったわけですよ。
もし信頼が本当に欲しいならば、
そのことをどうやって自分の中に留めとくことができるだろうということを考えてもいいわけですよね。
本当にアウトカムというのが信頼を勝ち取りたいになれば、
その信頼を勝ち取るという感覚を、
飲む前とかどうやってそれを飲んでいる最中も含めてかもしれないですけど、
留めておくかということをやり方はあるわけですね。
そうですね。
ただもう一個言えるのは、
そもそもアウトカムは信頼をそんなに勝ち取りたくないんじゃないかという疑惑も出てくると。
はい。
今、ジョーさんはこの人に対しては何て質問したんですか。
何て質問したか。自分は何て質問していけばいいか。
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どのようにして遅刻に成功したんですか。
その後に、この人もしかしたらそんなに信頼を勝ち取りたくないんじゃないかと思ったわけですよね。
この人に何て質問したんですか。
つまり、まずプロセスを見ていったら、
まず仕事終わって飲み会のイメージを持って飲んでしまって、
そのまま寝てしまってという時に、
じゃあそのアウトカム、その信頼を勝ち得たいというのはどこで差し込めばいいですか。
自分で質問して、
その時にあんまり、それって必要ないじゃんみたいな。
その感覚がもし自分で感じたらば、
これって本当に信頼を勝ち得たいと思っているのかな。
みたいに問いかけていくといいと思います。
っていうことを今やってたわけですね。
その結果、どのくらい信頼を勝ち得たいんですかという質問に繋がった。
ジョーさんはジョーさんの中で、人に対して聞く時もセルフコーチングしてるんですね。
その人のイメージになってやってる場合も多いですよね。
なるほど。
そろそろお時間になるんですけども、
今日は遅刻するというかなりわかりやすいテーマで、
テーマというかそれを題材にしましたけど、
何か良い質問で補足ありますか。
そうですね。
今回のこの場合は、いい質問というのはアウトカムに向いていく質問。
今日たまたま出てきたものは、
アウトカムを設定して、
そして自分がどのようにそれをやってるかって見ていくと、
アウトカム自体も変わるっていうことが、
ちょっと今回の事例ではうまく浮き彫りになったのかなと思います。
なるほど。
本当に自分が欲しいもの、アウトカムって言ってましたけど、
それが実は違ったっていうことが、
プロセスを見た結果分かっちゃったっていうことが起きえる。
これはセルフコーチングの中でも非常によく落ちます。
へえ。そうなんですね。
今日のまとめとしては、まず良い質問の中の一つとしては、
まず、それをどのようにやってるんだろうって質問をしてください。
それをどのようにやってるんだろう。
さっき言った、どのようにそれを成功してるんだろう。
そうですね。ですから、なぜ遅刻をするんだろうと自分に問いかけた時に、
なぜではなく、どのように遅刻をしてるんだろうって言うと、
自分がどういうプロセスを経て遅刻をしてるかということが見えてきます。
例えば、ちょっと話の道はかもしれないんですけど、
一個具体的に聞いてみたいなと思ったのは、
例えば社長さんで、どうも社員にイライラして、
怒鳴ってしまうケースとかってあると思うんですよ。
なんで分かんないんだって、なんでできないんだって、なんで考えないんだとかね。
そういった時に、なぜ自分は彼らに対してこうやって怒ってしまうんだろうっていう質問は、
これあんまり良くないかもしれないってことですか。
アウトカゴに向いていかないです。
なぜ怒ってしまうんだろう、出てくるのが想定できるのは、
自分の期待通りに動いてくれないから。
普通の人ってそうやって質問しますよね、自分に。
なんで俺怒っちゃうんだろうって。
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出てきた答えを見て、また怒るんですよ。
期待通りにしてくれてない、カチン。
俺はこれ何回言ったら分かるんだ、カチン。
なんであいつはちゃんと動いてくれないんだ、カチン。
ループですね。
全然アウトカゴに向いてないんです。
その時にもしやるとしたらどういう質問が?
どうやって自分は怒ることに成功してるんだろうとか、
その質問が言いづらいとするならば、
どうやって自分は怒っているんだろうと。
怒ることをやめたいというアウトカゴなのですよ。
そうすると重要なことは、質問をすることで当然アウトカゴに向いていくのもそうですけど、
今私なんとなく感じたのは、その結果、
自分がそれをやるプロセスを見ていくことが重要というような感じに聞こえたんですけど。
その通りですね。
そのプロセスを見ていくということが重要です。
そうするとこのプロセスを通しているから怒るということに成功してるわけですよね。
なるほど。
怒るということを変えたいならば、
そのプロセスの中でどう変えていくかというのが答えが出てきます。
そうするとそれを変えるためのステルスコーチングというか、
質問を自分に問いかけていけばいいわけですね。
そうですね。
なるほど。質問深いですね。
まだまだいろんな要素があると思うので、
また別の切り口で質問について教えていただきたいなと思いますが、
今日のところはいい質問とは、
アウトカゴに向く質問だというところで終える感じでよろしいでしょうか。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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