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2015-11-05 13:28

第19回「社長や上司に褒められても、嘘くさくて信用できません・・・」

第19回「社長や上司に褒められても、嘘くさくて信用できません・・・」
上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術についてわかりやすく解説する番組です。
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秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
卓越した人物が持つ共通した能力、それは自己対話の力。
ポッドキャスト、自分の可能性を開放するセルフコーチングは、
上場企業から中小企業まで、エグゼキティブコーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つ
セルフコーチングの技術について、わかりやすく解説します。
こんにちは、ナビゲーターの遠藤和樹です。
秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング第19回
ジョーさん、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
早速テーマに入ってもよろしいですか。
はい、お願いします。
今日も質問が来ております。読みますね。
社長がやたらと褒めてくれるのですが、どうも嘘くさいというか、
逆にこっちのことを使おうとして言っているように聞こえてしまいます。
もっとうまく褒めてくれればよいのですが、嘘くさくて違和感を感じています。
このような場合、どのように社長と付き合っていけばよろしいのでしょうか。
アドバイスあればお願いいたします。という質問が来ております。
これは社長に限らずよく起きそうですね。
そうですね。いくつかポイントがあるんですが、まず一つ重要なことは、
その方が社長から褒めてくれるのに、それが嘘くさいと。
受け取れないということですよね。使われている気がしてしまう。
これは上下関係だけではなくて、例えば同僚とか、
それから友達からもね、何か褒められるんだけど、嘘くさかったり、
あとは本当はそんなことないのに、周りからだとそう見られているだけだよって思ってしまうんですね。
そういうことってあるじゃないですか。
ありますよね。よくありますよね。
例えば遠藤さんはすごい優しいですよねみたいな。
例えばね。
でも例えば遠藤さんは僕の本当のことを知らないんだよと。
そんなことないのに周りからはよく見えてるんだよねって思うときってありますよね。
ありますね。あると思います。特にちっちゃい頃よくあるんじゃないかなと。
これって言葉で言うと、いわゆる隣の芝が青く見えるの逆バージョンです。
きっと隣の芝から私は青く見えてるだろうなっていうことなんですね。
ありでしょうね。
例えば今の話で言うと、遠藤さんすごい誠実な方ですよねと言われて、
こちらってドロドロしてるとこあるんだぞみたいな。
03:01
そう見えてるんだろうなみたいなね。
それがまさに隣の芝は青く見えるって言うから、僕のことは青く見えてるだけでしょって。
なるほど。
この隣の芝が青く見えるって言葉があるじゃないですか。
これどうして隣の芝が青く見えると思います?
どうして?
どうして?
相手が言っている自分の評価というかレッテルと自己評価とか自己認識の評価がずれてるっていう風に感じちゃうんで、
なんかえぇってなるのかなみたいな。
というのがなんとなく感じたところですけど。
私の質問は隣の芝はどうして青く見えるかなんです。
芝がい。
そもそも言葉座の通り、なんで芝が青く見えるか質問がもうわけわかんないですけど、なんでなんですかね。
私ね、これ実は実験したことあるんですよ。
どんな実験をされたんですか?
公園に行って隣の芝って青く見えるよねみたいな。
実際に?実際に公園に?物理的に?
物理的に行って、
ある知人と行って、お互い芝があるところに行って二人立ったんですね。
どっかシート貼ろうぜみたいな。
そしたら、相手の足元の方が青々としてるからそっち行こうよって言ったら、
いやいや、嬢さんの足元が青いよって言われて、いやいやそっちだよと。
隣の芝は青いの。
対岸ですね。
そうして、ふっかしいなと思って、私が立っているところからその知人が立っているところに移動したんですよ。
そこまで行ったらもう青くないんですよ本当に。
今度知人が私が今までいたところに行って振り返ってみたら、
つまり私が今までいたところが芝が青いんですよ。
これね大切なのは、隣の芝が青く見えるというのは、物理的に青く見えるんです。
なんでうんぬんじゃなくて見えるんですって話ですか?
いや物理的に。
本当に隣の芝は青く見えるんですよ。
これ私ってこと分かります?
分かんないです。多分分かってない気がします。今聞いてて。
今ここでは物理の話をして、物理っていうか自然の話をしてて、
言葉だと意味合いではなくて、距離が置いてあった場合に、
少し離れた芝の方が青く見える。ところがそこに近づいて真上から見ると青く見えないんです。
これどうしたと思います?
光の?
光じゃないんです。もっともっとシンプルです。
芝を見る角度です。
芝って縦に生えてますよね。
だからちょっと離れてみると芝の側面が見えるわけですね。
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髪を上から、頭上から見られるとあれみたいなやつか。
その通りです。
ですから芝の、例えば自分が立っているところを見ると真上から芝を見るのでちょっと茶色いところが見える。
ところが少し離れたところを見ると葉っぱの部分が見えてるんですよ。
ですから隣の芝が青く見えるっていうのは普通に本当なんです。
隣の芝が青く見えるということは今言ったように、少し離れてみると葉っぱの部分が見えています。
真上から見ると地面の部分が見えますっていうだけのことなんですね。
これをやっと先ほどの話に持ってくると、
自分のことを認識するときっていうのは芝の上に立っていると一緒で自分のことを真上から見ているようなものなんです。
ですから自分は本当はそんなみんなが言うほど親切じゃないとか誠実じゃないって。
ところがそんな自分を少し脇から見ると芝でいうグリーンの部分が見えてるはずなんですね。
ですから誰かが社長さんとか友達がこういうところ素晴らしいよねとかこういうところいいよねって言うとするならば
それはもしかすると自分の芝でいう葉っぱのところが彼らから見えてて
それを言ってるだけなのかもしれないんですね。
ですからまずここで一つ言いたいことは
隣の芝からあなたは青く見えてます確かに。
そのことは本当かもしれないということです。
例えばこの方が褒められてるっていうんで
なんとか仕事が早くてやっぱり思った通り優秀だねとちょっと浅はかな褒め方ですけど
そういうふうに言ったときにそれはそれで事実かも。
社長から見たら誰かと比較したかもしれないし事実かもしれない。
ということでいいものであれば受け取ったほうが楽ですね。
それが自分にとって素敵なものだとすると社長からそう見えてるんだと。
だとしたらそれを使えばいいんですよ自分の中で。
使うっていうのはどういうイメージですか?
いわゆる自分の会うとかに対して自分がしたいことに対して
社長からそう見えてるんだなとか人からそう見えてるんだなとだとすると
例えば君は仕事ができるねって言われたらそう見えてるのかと。
だとするならば自分が顧客に対してこういうことができるのではないかとか。
そういうふうに自分自身のことを活用できるチャンスなんですね。
今の話聞いてちょっとだけ思ってしまったんですけど
芝の話ばかり彼はしていて自分のアウトカムは見てないかもしれないですね。
09:00
その通りです。
ただアウトカムのところをちゃんと聞いていただいているかわからないので
妻というのもちょっとかわいそうなので
ぜひどっかの会頭の方にアウトカムやってますので
そこの会聞いていただきたいなと思ったんですけど
これほっときましたですね。
アウトカムなくして問題ばかり見てるんで
社長が言っているその褒めが違和感っていうのは
なんかわかりそうな気がするんですけど
ちなみに嬢さんから見てこの方は何が起きちゃってるなって気がするんですか?
この方がまずなぜ社長の言葉をそういうふうに受け取っていくかというときに
さっき何とおっしゃってました?
社長は何か自分のことを使おうとしていると
言ってましたね。
言ってましたよね。
ということはもしかするとこの方もそのように社長を見てませんかと
相手のこと、つまり社長のことを使おうとしていませんかと
だから相手に対する物の見方って
自分が相手に対する見方と全く一緒になってきちゃうんですね。
ですからあなたが社長のことを使おうと思っているから
使われるんじゃないかっていうふうに思ってしまうと
そうじゃなくて
お互いに相手を使おうと思っているでしょうみたいになっちゃっているとするならば
それはあまり良いことではない。
そういった場合に彼ができること
この方、男性か女性か分からないですけども
できることっていうと
ありますあります。
例えば仮に本当に社長さんがあなたのことを使おうと思っていたとしましょう。
そしたらあなたは社長を使うんじゃなくて
あなたは自分を使えばいいんです。
ですから社長に褒められたところ
それを自分の会うとかやりたい方とか望みの方に使っちゃえばいいんですよ。
僕は人から仕事ができるって見られる部分があるかもなぁと
あなたは誠実だって言われたら
誠実だというふうに受け取られることもあるんだと
だとするならばこういう自分を
自分のなりたい方向に対して活用しちゃえばいいじゃないかと。
そういうことがすごいできやすいはずなんですね。
なるほどね。それ面白いですね。
ちなみにとはいってもこの方きっと
それを受け止める自分のことを褒めてくれるという事実を受け止められたら
そんなこと苦労しないよって言いそうだなって気もしたんですけど
ですので社長から見たらとか
友達から見たらそういうふうに見える自分がいるっていう風に受け取っていくんです。
自分は確かにそう思うよねって無理に思ってもいいし
思わなくてもいい。
自分が自分としてそれをそのまま褒められた時に
僕はやっぱり仕事が早くて仕事ができるんだって
12:00
自分の中で思うんではなくて
社長から見るとそういう風になることもあるよねという受け止め方。
そうです。相手からはそういう風に見られる自分もいるかもしれないなとか
相手からはそう見えてるんだということであれば
少し受け止め方を楽になっていくんですね。
その受け止めたものが自分のアウトカムに使えるかなっていうのをチェックする。
その通りです。
ですから俺本当は誠実じゃないんだけど
誠実と思えないんだけど
相手から見たら誠実だって思ってもらえるところもあるらしいと。
だとするならば
自分は誠実だと思っても思わなくてもいいので
誠実に見られるんだから
それをうまく活用していって
自分のやりたいことを達成しちゃおうと
そういう風に使えるわけですね。
なるほど。
これどこまで皆さんわかったかなという感じが正直あったんですけど
第5回にアウトカムという説明を一度
それをテーマにお話をしていただいているので
もう一回この話を踏まえて第5回のアウトカムを聞いていただくと
リンクしたってなると思うので
ぜひ第5回ももう一度聞いていただくと面白いなという気がしました。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
13:28

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