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2024-02-09 14:02

第448回 コーチングと「お酒」と「サウナ」との類似性

第448回 コーチングと「お酒」と「サウナ」との類似性

経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

00:02
こんにちは、遠藤克樹です。 秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで今日も行きたいと思いますが、
はい。
福岡にね、久々にイベントに一緒でしたけれども、
行ってきました、行ってきました。
フォーラムにね、参加して。
はい。
まあ、いろんなね、話はある中で、どうですか?
やっぱり、キメラリストのね、ボクサーの。
ああ、村田選手。
はい、村田元選手になるんですかね、今は。
いや、すごい話でしたね。
なんかすごく、どうなんですか?
アスリートもね、結構お付き合いがある立場からすると、気づきと言いますか?
やっぱり自分も課題感、問題意識を持って話を聞かせてもらったので、
自分がドキッとしたことが明確に1個あって。
ほいほいほい。
ボクシングやると負けるのが怖いんですって、って話をして。
なんで負けるのが怖いかというと、
負けるということは完全に自分が下だということをもう徹底的に見せつけられると。
もう言い訳できないと。
一つ。
もう一つは自分の立場、例えばチャンピオンだとすると、
チャンピオンという立場を失ってしまうという怖さ。
この2つと戦っていますって話をしたんですよ。
結局戦っているのはそういう意味で言うと、
自分との戦いですねって話をくっつけてされてましたよね。
そういうときに私は、実は自分の中ではですよ。
負けたときに負けを自分が認められないんじゃないかっていう、
そこの怖さをすごい感じて生きてきたなと思って。
やっぱりカッコつけなところは私あるので、
負けられないというか、負けた自分をどうしても受け止められないから、
負けないように負けないようにって能力をつけてきた。
勝つためにというよりも、
負ける自分がみじめだから頑張ってきたんじゃないのかなみたいなところがドキッとしちゃいましたね。
結局負けという現実はできていないけど、
自分との戦いにおいては負け続けているとも言えるかもしれないという話なんですね。
本当そうですよ。
そうすると、現実でちょっと成績とかとととしても、
なんか自分は逃げたんじゃないかなっていう気持ちはずっとあったんですけども、
あ、ここから来てるんだって思いましたね。
あの次元の話からされると、
元金メダルリフか、ロンドンですよね、ロンドンのミドル級か、
あの方が、私印象的で衝撃だったのが、
ポロッと、すごいお仕事もちゃんとされてきてるんで、
話めちゃくちゃ上手でしたよね。
この次元で荒野されるんだなと思いながら、
マズローの話いきなりされて、初任欲求が4番目ですか?
で、5番目が自己実現でって話がいきなりね、シュクシュクとされながら、
自分自身が、いやこれほどまでにすぐ自己実現のフェーズに入れると思ったけど、
03:04
初任欲求とこの自己実現の溝がこんなに深くて、
まだ私は初任欲求というところにモゾモゾしているみたいな話をしている部分があるかもしれない。
と言った時に、世界チャンピオンが初任欲求に囚われているという話を、
自ら開示して喋られた瞬間で、
世の中に初任欲求ダメみたいな風評流れているけど、
全員さ、初任欲求にまみれているという証明を、世界一位がされたので、
やっぱり初任欲求とか自己実現という次元を感じさせられたなと。
そうですね。あの人が、俺は初任欲求と自己実現の溝にまだいるのかと思ったときに、
俺も自己実現に向かっているとか。
そうそう。何を言ってるんだっていうね。
自分に問うきっかけになると、ぜひね。
すごい良い講演でしたので、主催とかされてる方とかも、
ぜひ呼んでみて、なかなかお忙しいみたいですけども、聞いていただきたいと思います。
いいですね。
他にも多くの傍談者の面白い話がいっぱいありましたが、
そろそろ今日は一問いきましょうか。
そして、ちょっとつながっているような質問をいただいていきたいと思います。
マインドフルネスやコーチングなどの高尚なものを扱う人たちは、
現実の変革力が弱いというか、行動力がないという印象があり、
いまだに違和感があります。一体なぜなのでしょうか。
若干あるほど。
業界的テーマを与えてくださった感じで。
この方にとっては、特にコーチングも高尚なものっていうイメージがあるんですね。
そうですね。そこも受け止めとして人によりそうですけど。
確かに高俗面ってある気がしてて、
高尚なものって言い方はいいですけど、
ちょっと私自身もそう思っている部分があるのかな。
ちょっと弱っている人がやってるイメージも若干あるじゃないですか。
私はそこまでないですけど、そういうふうに思われている人も多いんだろうなっていうのは確かに感じますね。
いわゆるメンタルが弱いとかね。マインドフルネスなんかは特に。
そうですね。確かに。あるかも。
もともとコーチングなんかも生まれた背景とかっていうのは、
アスリートとか政治家の方がどうしても目標を達成したいと。
目標を達成したいときに自分のパフォーマンスをパワフルに上げていくっていうところから生まれたみたいな話もあります。
もう一つ、マインドフルネスなんかもそれこそ流行ったのがシリコンバレーの方たちが、
ガツガツに成績を出していかなきゃいけないと。
そこに対して自分が気持ちをリセットしていかないと勝負しきれないんだという背景から生まれたっていうのはあるんですけども、
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確かにこの方がおっしゃってるニュアンスも若干含まれてる気がしますよね。
ありそうです。確かにね。本来のスタートからすると、
もちろん報道力、変革力のためにあったはずだけど、
なぜかそうじゃない人たちがやってるという印象になってしまっているこの現実は何なのか。
これはですね、私自身もそういう時期が本当あったんですけども、
何か自分の不都合さが起きてくると辛くなるんですよね。
気持ち的に?
そうそう。理不尽なものを感じるとかね。
その時に理不尽さとか怒りとか悲しみっていうことに対しても辛い痛いので、
それを何とかしたいっていう形でマインドフルネスとかコーチングを扱うっていうことが増えてきたような気がするんですよ。
つまり本来そもそもは自分の内側の状態を整えてもう一回戦っていくっていうために
マインドフルネスとかコーチングがその戦う準備のツールとしてあったのに
自分のその不快感とかストレスを軽減するというふうに使われきてるかなっていう感じがすごいします。
なるほど。
ですから、例えば目の前に、これ前回のアカデミアノートも通じるんですし、
さっきの村田さんとの話もリンクしてくるんですけども、
私自身が自分のコンプレックスが強くて、
そのコンプレックスをなくしたいために
心の中のざわつきとかムカつきとかイライラ感を沈めるためにマインドフルネスを使った時期もあったんですね。
そうなんですね。
まさにこの方が指摘している側面をリアルに分かるってことですね。
そうするとマインドフルネスだと、私の場合ですよ、マインドフルネスがそういうものとは思わないでくださいね。
使ったということなんですけども、そうすると瞑想とかすると、ふーっとなるわけですよ。
整いましたみたいな。
気持ちいいんで、現実のことを軽視しちゃったりするんですよ。
あっち向かおうじゃなくて。
一旦リセットされる?
うん。軽く見てしまうというか。
現実変革どころか。現実逃避に使えちゃうってことですね。
でも本人は気持ちがスッキリしたから、それやってもいいかなぐらいで。
お酒と変わらない?
あー似てる似てる。
あとサウナとかね。
そうですね。
サウナは悪くないでしょ。
全部悪くないですよね。使う人の話ですからね。
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そうするとね、面白いことに苦しいところがスッキリする。コーチングもそうですよ。苦しくなるのがスッキリするって快感なんですよ。
そうすると苦しさがないとこの快感が得られなくなってくる。逆転していくんですね。
一定の苦しさが欲しい。
そうそうそう。だから例えばお酒なんかもそうですよ。辛い、この辛さがお酒を飲んだら解放されるって言ってたけど、辛いところから解放されるところに移行する瞬間がめちゃくちゃ気持ちいいので。
そうすると辛さを取りに行ってっちゃうんですよ。無意識で。
その辛さを取りに行く根拠がその快感のためだとすると問題解決には絶対にならないってことですよね。
ならない。問題は欲しい。
欲しいんですもんね。気持ちよくなるたびに。
だから例えばサウナもサウナでスッキリして頑張るぞって人がいっぱいいますよ。
そうじゃなくて今日はサウナに行ってもあんまり気持ちよくなかったな、なんでですか、先週大変じゃなかったかとか言うんですよ。
そんな会話を聞いてる人はあったことはないですけど、でも確かにもともとサウナブームここまで広がっちゃいましたけど、サウナスタートするときはね、本当に東京のど真ん中の毎日24時間仕事しちゃってる企業家の人たちが携帯を置いて、
かっつり時間を空けられるっていうときにサウナでのこの整うがハマったってところが確かに気づいたら、サウナいいよね、みんな押しかぶりだしてるみたいになっちゃって。
だからコーチングも本当はコーチと一緒に伴奏してもらって、容赦と。俺、セッション終わったときにね、コーチに対して俺戦ってきますと。やってきてやりますよ、行ってきます。じゃあ1ヶ月後また会いましょうって言うはずだったのに、なんか現実が辛いんで、なんかコーチと話すと癒されるみたいに使っちゃってると。
ああ、そこ全部一緒か。お酒、マインドフルネス、サウナ、コーチが、使う人の目的次第でそうなってしまう。
そもそもそうじゃなかった。
だから逆にさっきの村田選手じゃないですけどね、私がへこんでると村田選手の話を聞いて恥ずかしくなって、おーしあるぞーって燃えてるわけですよ。
本来、もう1回戦っていくとか、エネルギーを出していく、そのための準備としてやっていたものが、いつの間にかそれをやることが目的になってしまう場合があるっていうのは、私たちも注意しなくちゃいけないし、受ける皆さんも意識していただきたいし、
私も秋山さんのとこに来ると、今日もすっきりしましたとか言って毎回行っていくと、これでいいのかみたいな。
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ああ、俺は老流じゃねえと。
整いましたとか言って、セッション終わられちゃうと毎回ね。
確かにね。だったらね、夜サウナに入ってお酒飲みに行っていただけたらいいわけですよね。
そうですね。
私の役割はそこじゃないと思う。ただ、もしそうなっているとしたら、秋山先生の経緯もあるということですね。
そうです。私自身の相手の向き合い方がそうなっている。
というぐらい、コーチングがどうとかではなくて、広がっているプロセスの中で目的がそのものが目的化していると、今みたいなことに陥っているというのが、このご質問者の方からすると、現実変革に繋がらないような人たちに見えちゃうというところなのかもしれないですね。
とてもね、ある意味でのコーチングとしての広がっているからこその危機感、問題認識に努めて、今お話しくださったと思いますので、そのあたり受ける側も提供する側も注意しながらやっていきたいという感じですかね。
そうですね。
ということで、今日は終わりたいと思います。秋山先生、ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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