本音を聞きたいという願望
こんにちは、遠藤和彦です。
秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日も行きたいと思いますが、
今日はですね、前回がご質問をいただきまして、その延長線になってくるという形になりますが、
そうですね。
前回は、
キーワードは本音。
本音。で、前回は現場の本音をどう見抜くかとか、それを違和感を感じたらどう伝えるかということについてお話しました。
はい。4つのタイムとかね、3つのカウントアップポイントとかね、教えていただきましたので、聞いてない方はぜひまずそちらを聞いていただきたいですが。
今回はその続きなんですけども、そもそも皆さんは部下から本当に本音を聞いてもらいたいと思っていますかと。
そうそうそう。そういう投げかけでね、前回終わってるんですよ。
本音を受け取る覚悟はありますかと。
でね、私のお客さんもこういうふうに言ってくれて、秋山先生、私はもっと部下に本音で語ってもらいたいんですっていう方もいらっしゃるし。
はいはい。
で、社員の方に、社長がね、問題があったらちゃんと報告してくださいとか、会社に対して不満とか問題点があったら言ってほしいって言ってる方っていらっしゃると思うんですよ。
うんうんうん。
でも本当にその本音を言われたら本当は怖いはずなのに。
そうですよね。
本音を受け取る覚悟があるかどうかを今日皆さんと一緒に確認をしていきたいんですよ。
本音を定義する
本音を受け取るのは本当は怖いんじゃないかって話は、この間私的には、例えば上司と部下です。
何でもいいですけど、じゃあ私が部下で、上司さんが社長だとしましょうという関係のときに、私が鼻から秋山社長嫌いなんだよな、早く変わってくんねえかな、後退してくんねえかなって、これが本音の場合はありますよね。
そうですね、それを本音を俺に言ってほしいの前に言えるかどうかの前に言われた私どうすればいいんだみたいな。
言ってたし、言った瞬間に首切られるんだろうなとかって言ったらお互い言えないですよね。
言えないですよね。
じゃあそもそも本音って何かっていうところを見ていきたいと思うんですよ。
本音って言いたいことを言えばいいとか、言ってもらいたいことを言えばいいことじゃなくて、やっぱりアウトカム、つまり組織の目標達成に対して大切な本音っていうのが重要だと思います。
で、その結果、その結果とですよ、結果として本音っていうのは言われた方としては耳が痛いとか苦しいというのがあるけども、まずは目標達成をしていくために組織のね、達成のために何が必要かということを正直に言ってくれっていうのが本音というふうに枠組みで抑えたいんですよ。
これだからそこの共通の目標がずぶれてたら本音が変わりますよね。
仲良しクラブのサークルみたいなものが共通のサークルの本音は、お前下手くそなんだよって言う必要ないけど日本一目指してたらね、お前こんなんだ困るんだよって言わなきゃいけない人かっていうことですよね。
もうスラムジャンクの世界ですよ。
俺たちは日本一を目指すんだと、全国せやだと。
だとするならば本音が必要になってくる。
喧嘩も必要だと。
ということで本音っていうのは改めて、組織の目標達成に対して必要なことをきちんと伝えていくのが本音というふうに定義をしていくと。
次に、それでも本音を言われると怖いんですよ。
現場からの声
特に上司は。
上司がね、言われるほうが。
言うほうも怖いですけどね。
言うほうも怖いし、言われるほうも怖い。
結局は、自分の痛なさとか弱さを指摘されたり、
社長言ってることとやってること違いますよ、みたいな矛盾を突きつけられちゃうから。
社長なんて矛盾だらけですからね。
朝礼を迎えの神様は大体社長ですからね。
そのときにそれでもね、私ここで皆さんに問いかけたいのは、それでもちゃんと問題を報告してほしいっていう方っていらっしゃるじゃないですか。
自分にちゃんと言ってほしいって求める人って意味ですね。
現場の問題があったらちゃんと報告してほしい、正直に言ってほしいって。
いうときにこれの意味はどこにあるかなんですよね。
これの意味っていうのは。
問題があったらすぐに報告してほしいというふうに伝えるときに、
そのときにその問題を一緒に見ようとしてって問いかけてるのか。
それとも心のどこかで早く問題に気づけと。
気づいたらお前が直せってことをただ言いたいだけになってないかってことをチェックしてほしいんですよ。
本音を言えという意味。
意図は。
問題をちゃんと報告しろという意図は、問題をちゃんと報告してはいそこに気づいてるのはお前だと。
だからそれを修正しろという意味で問題を報告しろと言ってるのか。
そうじゃなくて現場で起きてる問題は何なんだと教えてくれと。
出てきたら一緒に考えようぜ。
だから言ってほしいっていうのをどっちの意味でちゃんと報告してほしいと言ってるのかっていうことを一回確認してほしいんですね。
求める側がね。
でこれって私なんかも過去を振り返ると結構後者だったんですよ。
現場の問題は何?そこにはい気づいてますか?はい気づいてるんだったらすぐに行動を直してねみたいな意味を込めて、
最近どんな現場に問題がありますかってことは聞いてたんですよね。
そんな奴に言いたくないですよね。どうせ俺にやらされるんだろって思っちゃうってことですよね。
結局自分をお前ちゃんとやれってことを言いたいために問題をあげろっていう風になっちゃう。
そしてお前が解決しろってどうせ言ってくるんだろ。
それがあんたの本音だろって思ってたらこっちの本音なんて言ってやるかっていうこの本音言わない対決が始まりますよね。
言えない言えない。そうじゃなくてやっぱりここで言う本音というのは組織の目標達成に向かって必要なことをみんなで考えようぜってことじゃないですか。
ですから本音っていうのは本来は不満とか文句じゃなくて一つ目は現場で感じている痛みなんですよ。
現場が感じているすごい疲弊してるんだとか何かズレを感じているという痛みをちゃんとここにテーブルにあげてくれということだったり社員の方の願いだったりするんですよね。
本当はこういうふうに働きたいんですとかこういうふうに動きたいんですっていう願いだったり。
もしくは経営者の方に対する何ていうのかな矛盾というか葛藤。
本当は社長のことを信じたいんだけども何か社長が言ってることとやってることがずれてるから信じたいんだけど信じきれないんですという葛藤だったりするわけですよね。
だとすると本音っていうのは何かというと現場からの静かな叫びっていうふうにタイトルつけたんですが、現場からの静かな叫びであり、それをあなたと一緒に考えたいし考えてもらいたいんですっていうところっていうふうに今感じてるんですね。
なるほど。
眠ったお知らせなわけですね。
そうです。
それに気づけるか、それをおもてに出してもらえる状態になっておるのか。
それが痛み、願い、葛藤。
そうですね。
そういうものを私はこのテーブルにあげたいんですが、上司のあたりはテーブルにあげることを許してくれるんですかという意味で、本音を受け止める覚悟っていうのはそこにあるのかなというふうに感じます。
今回の一貫しているテーマは本音を出すことが大事とかって話というよりも、本音が出てないんだとしたときに、本音を受け取る側のほうのいろいろチェックをしてもらわないといけないっていうことが言いたいんですかね。
そうです。そしてあなた自身が部下柄の本音というものをどういうふうに認識してるのか。文句とか不満ではなくて、さっき言ったように仲間がそこで痛いって言ってるわけです。
仲間がそこでもっと本当はこういうふうに働きたいんです。こういうふうに頑張りたいんですって言ってる願いだったり、あなたのことを信じたのになぜ信じさせてくれないんですかみたいな葛藤を言ってくれてるとするならば、
あなたはそれを受け取る覚悟がありますかというところを自分に問いかけていく。
本音を伝える重要性
その時に目標って結局共通の目的目標目標達成のためにとおっしゃっていたと思うんですけど、そこがちゃんとお互いに同じ形で腹落ちしてなかったら言えないんですよね。
言えないですね。だからそれが腹落ちしてたら何のために自分は本音を伝えるのかっていうのも相手にもわかってもらえる安心感もあるし、受け取る側も俺のこと個人攻撃してるというよりは共通の目的に向かっていくためにこういうことが起きてるんだということを教えてくれてるんだみたいに受け取りが変わってくると思うんですね。
確かにね。本当にこの業界を変えるんだって思ってる社長のもとに、うまいこと7時間だけ週5で働いて、それ以外は仕事しないで他の生活を楽しみ、趣味を楽しみたいと思ってる方が働いてたら、本音なんて言ったら仕事増えちゃいますしね。
そういうずれが起きるっていうことを、結局業界を変えるんだっていうことに腹落ちしてくれなかったら言ってもらうべき。痛みも違いますよね。
痛みが何に対する痛みなのかが大きく変わっちゃいますね。
だってその業界変革そのものがその社員にとっては痛みですよね。いやいや関係してくださいって。そういう人と仕事するんだって話が。
これって今、上司と部下という話もそうですけども、私個人の場合はお客さんとの関係もすごい似てるんですよね。
はいはいはい。
前もポッドキャストでやったんですけども、顧客からクレームが上がったらっていうのと似てて、例えば私なんかも、いや以前にあったのは上司さんと、今私が受けているコーチングセッションに対して自分は不満がありますというか違和感がありますっていうことを言ってもらうときがあるんですよ。
それって自分としてはセッションがうまくできてないのかなとか文句なのかなというふうに昔は受け止めてたんですけども、そうじゃなくて、そのお客さんがね、僕は上司さんと一緒にビジネスで戦っていきたいんだけども、なんか上司さん最近ツッコミ甘いんじゃないのみたいなことを言ってくれてるっていうふうに最近は受け止めてるんですね。
ですから、やっぱりお客さんが私とこういうふうに働きたいのに、そうじゃないんだけどもどうなってんのみたいなことを言ってくれてるわけですよ。
それはそこの共通の方向性を握っているからこそ、本来だったら言いたくもないけど言うべき対象だと思ってるんで言わせていただきますけどっていう話をしてくれてるってことですよね。
そうなんです。
願いがあると。
ですから改めて、本音ということを語り合うその前に、私たちの共通の目的って何なのか、どんなことを解決したいのかとか、どういう価値をお客さんに提供したいんだっていうところをやっぱりちゃんと握っていく。
そうだよな、こういう問題解決したいよなとか、こういうふうにお客さんに価値を提供したいよな、俺もそう思う、みんなはどう思う、いや私たちもそう思います。
だとするならば、会社の足りないところとか、まずいところっていうのは感じたら言ってくれってやると、本音の意味合いがまた大きく変わってきますね。
そのために言う本音ですからね。
非常に価値がある話になるはずが、そこがないと単なる不平不満クレームにしかならなく、むしろお互い言いたくないってなるっていう、この大きな違い。
言うほうも怖いし、言われるほうも嫌ですもんね。
下のほうが言えないもんなんでね、そこだけはぜひね。
だからこそ多分今日秋山先生はね、言われる側のほうの覚悟はあるんですかと問いかけて、というふうに受け止めましたが、そういうことでよろしいですかね。
コミュニケーションの改善
そうです。私自身もやっぱりそれを常に自分も問い受けてますね。
じゃあこの収録終わった後にちょっと言いたいことがある。
お手柔らかにしよう。
ということで終わりたいと思います。ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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