1. 経営者のマインドサプリ
  2. 第524回 やり方を変えない部下..
2025-08-08 12:42

第524回 やり方を変えない部下たち──でも先に変わるべきは誰なのか?

▼番組への質問はこちら

https://ck-production.com/podcast-contact/?post=pc_akiyama

▼今回の概要

変わらない部下の「本当の理由」/リーダーが先に変わることでチームが動き出す/指示型マネジメント/会議で社員の声があふれ出す瞬間/変化の鍵は「正直な共有」/部下の殻を破る前に、自分の殻を。

サマリー

このエピソードでは、中小企業の営業スタッフが変化を求められる中で、リーダー自身が最初に変わるべきであることが語られています。上司は部下に新しいアプローチを促していますが、自身のやり方に固執しているため、部下の自己主導性が妨げられています。部下たちが変わらない状況において、上司自身が最初に変わるべきであることについて議論が展開されます。上司が自身のアプローチを見直すことで、部下との情報共有と問題意識が高まる様子が描かれています。

視力とオータス
こんにちは、遠藤嘉杉です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリです。秋山先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということでね、今日も行きたいと思いますけれどもね。
怪異なんですか?
え?いや、どっちかなーと思いながら。
いや、最近ね。最近困ってることがあるんですよ。
目が悪くなって、物が見えづらくなってきた。かなり。
で、なんでかなーと思った時に、ふと気づいたんですよ。
あ、俺オータスやってない。半年以上。
なんですかオータス?
オータスって、昔ポッドキャスターでもお伝えしたんですけども、ゴーグルみたいなね。
あー。
これをはめて、目に。そうすると、強制的に目の中の膿腰帯筋という筋肉の筋トレをするんですよ。
で、視力が回復するっていう。
回復するっていうか。
非常に怠惰な工学マシーンのやつね。
違う違う。
思い出した思い出した。
違いますよ。そのマシンをつけると、私の膿腰帯筋は強制的に筋トレさせられてるので、電気信号を送って筋トレするのとは違うんです。
いやでも、装着したら、意思とは別に勝手に筋トレされてるってことですよね。
いやいやでも、そうもしないとね。ずっと同じパソコンの位置じゃないですか。
あー確かに。
ピントを遠くしたり近くするってことをほとんどやらなくなってるんで。
ていうかそんなこと意識してたら仕事できないから結局やれないですもんね。
てことは逆に言うとその、えーと。
オータス?
オータス?
うん。
すごい良い商品って可能性ありますね。
いや私のスカリは結構良かったんじゃないかなって思ってて。
うーん。
じゃあちょっと半年後も使わなそうだったら、あの年末のプレゼント企画上げていただいて。
だって高いでしょあれ。いくらでしたっけ?十何万?
当てちゃったなーってもう、なんとなくそこまでしないと。
6、7万?
8軒!
8軒!
マジっすか?そんなにするんですか?
いやー、やっぱりお金持ってる人になるとお金で解決しようとするんですね。
言い方言い方。
いやすごいな。そういう。じゃああの、メルカリンですからね。岸本先生。
違います違います。私が言いたいのは皆さんね、50過ぎたら目の筋トレしましょうねって言いたいんです。
オータスで。
営業スタッフの変化
いやオータス。
まあということでね、今日早速質問いきたいと思いますけれども。
今日の質問、質問だけですね。早速いきたいと思います。
秋山さん、いつもポットキャット配置をしております。
当社は中小企業でベテラン営業スタッフが数名おります。
最近その営業スタッフたちが案件が出てこないのは景気のせい、業界全体が厳しいから仕方がないというような言い訳が増えております。
私にはそれが自分たちのやり方を変えようとせずに、ただ殻に閉じこもっているだけに見えてなりません。
だから景気や業界のせいにしても仕方がないのでやり方を工夫していこうと言っておりますが、響いているように感じません。
こういう時、営業スタッフにどのような言葉をかければ、彼らは自分の殻を破るものでしょうか。
ということですね。
いやいや、まさにこういうシーン多いと思うんですよ。
これちょっと抽象的に整理すると、どういうシーンですか?
この質問者の方が上司、社長とかリーダーとします。
そうすると自分の部下が今までのやり方に固執して、そこから変えようとしない、何とか殻から出てほしいということで、優しい問いかけというのかな。
新しいやり方を考えてみようぜと言っても全然響かないと。
よくありそうですね、確かに。
ただこれをですね、ちょっと俯瞰して見てみると何が起きているかというと、
リーダーまたは経営者の方自身が自分のやり方に固執して殻から出ていないというふうにも見えてくると。
そうなっていることが結構多いんじゃないかなということですか。
殻に閉じこもっているのは実は自分じゃないカセット。
そうですね。
そうなった瞬間にちょっと嫌ですね。
そこでどうしたらいいかということで、実は私のお客さんでも非常に似たケースがあったので、その方の事例を紹介したいと思うんですね。
社長さんだったんですが、製造業の社長なんですけどもね。
やはり営業の方にもっと現場でお客さんの声を聞いて、そして自分で考えて自分で工夫してどんどん営業のアプローチをいろんな形でやってもらいたいと思っていたんですって。
営業を工夫して自分たちに変えていってほしいということですか。
そうです。
なかなかレベルの高いオーダーですね。
やっぱり自分で考えた方がいろんな発想が湧いてくるじゃないかと。
だけど秋山さん彼らは本当に自分たちのやり方に固執して新しいやり方を考えようとしないと。
まさに今回の質問じゃないですか。ほぼ同じシーンですね。
なんか行き詰まるとどうしたらいいですかというふうに自分に毎回聞いてくると。
どうやったら彼らを変えることができるんですかっていう悩みを出てきたんですね。
そこで私が社長は今までその方たちにどういうふうに接したんですかって聞いたら、私は彼らの行動をちゃんと見て。
そしてその営業の今の抱えている問題点を見つけていっぱいレッスンを出すんですって。
その中で優先順をつけて解決策を考えてこうしたらいいんじゃないかっていうことをアドバイスしたって言うんですね。
ちょっとどういうことですかって聞いたら、いやいやですから相手が悩んでることに対してこういう営業方法は今通用しないんだなって言うと外に行っていろんな勉強して。
そしてそれを取り入れて彼らに伝えてこういうふうにやってみようぜっていうことをやっていたと。結構私はこまめに接していたみたいなニュアンスで言ってくれたんですよ。
その話を聞いていったらですね、ある瞬間その社長さんがあれって言って。
自分はいつもその相手の問題を俺が見つけて優先順をつけて解決策を外から持って行って指示をしてたと。
そうすると相手は今まで自分の言うことを聞いてない人だと思ったんですって。
主体的に考えろ自分で考えろって言ってるのにどうするんですかって聞いてるからなんで俺の言うこと聞かねえんだって依頼したんですって。
なるほどなるほど。
社員が僕の言うことを聞いていましたって言ったんですよ。
主体的に考えるっていうことができないだけでその根本原因はちゃんと私の言うことをしっかり聞いていた。
聞いていたから。
私のやり方というか私の接し方が彼らが思考できないようにしちゃってたんだっていうことに気づいたってことですね。
ですからある意味社員の方は素直だったんですねって話で。
彼が社長さんがすごいショックを受けて。
いやこれ本当自分がそうさせたんだと。
じゃあまずどうしましょうって話になったときに日頃社員とどうやったらいいかっていうコミュニケーションしか取ってなかったって彼が言ったんです。
リーダーのコミュニケーション
つまりこうした方がいいああした方がいいっていうコミュニケーション以外は取らないんですって。
まず一つ目に彼がやろうと決めたのは社長さんがね。
普段何気ない会話をしようということを決めたんですって。
何するかというと声掛けを。
彼はほとんど声掛けとか日常会話をしなかったので声掛けをしたんですって。
なんとなく雰囲気が変わってきたと。
それからちょっとずつワンオンマンも少し始めて彼らの話を聞くようになったんですって。
その後半年後木がまたがるので自分の方針を伝えるときに自分の話をしたんですって。
実は私は自分が自分で考えてみんなに指示してきたと。
そのくせみんなは自分の主体的なものを考えてないというふうに思っていたと。
逆だったと。
正直に言ったんですよ。
これからはみんなと一緒に考えてやっていきたいんだってことを、
ちょっと恥ずかしいけどみんなの前に言ったんですって。
つまり自分一人で抱えていたことを認めて、
社員にこれからは会社全体として取り組んでいきたいんだって。
って話をした後に営業チームを集めて、
この営業の全体の問題共有って何のかなっていうことを聞いたら、
これって実は私たち営業マン自身が営業の中で情報共有ができてなかったんじゃないかみたいなことを、
彼らが問題共有をし始めたんですって。
これがやりたかったんだってことが起きたんですね。
勝手にファイトボードにこの営業部の問題はってことをいくつかリストアップして、
この中で一番まずいのは情報共有がほんとしてなかったねみたいなところになって、
じゃあ今情報共有のやり方はどうしたらほうがいいかってことを考え始めたんです。
つまり。
社長さんそれを見て嬉しかったっていう気持ちと、
自分は相手をうまく動かす方法として、
その解決策を私が提示しただけだったんだなっていうところに気づいて。
なるほど。これなんで質問に戻るとするとあれですよね。
冒頭にあった、この社長さんがちょっとその方には失礼かもしれませんけど、
実は自分が自分の今までのやり方に固執して社員を考えられないようにしてた。
部下との関係構築
抽象的な表現で言うなら殻を閉じこもってたのは俺だったっていうことの気づきがあったんで、
それを共有したらいきなり考えだしたってことですよね。
そうですね。ご本人の言葉で言ったのは、今言っていただいたように、
自分はずっと同じやり方でやってたと。
それが正しいやり方だと思ってて、自分がどうやり方をしてたかにも気づけなかったんです。
ですからここで皆さんと共有していきたいのは、
相手が殻に閉じこもってる、そこから出てこないっていう時に、
一旦自分はどうなのかなっていうところを見る。
俯瞰して自分自身を捉えていくってことも捉えてみたいなと思いますね。
なるほどですね。ちょっと話最後に質問を戻しますと、
この方がそういう意味で言うと彼らは自分の殻をどうしたら破れるものなのでしょうかと、
どんな言葉をかければいいでしょうかというふうにありましたけども、改めていかがですかね。
そうですね。まず自分自身が今どんな殻に閉じこもってるのかとか、
今までどういうアプローチの仕方を彼らにしてきたのかなっていうところから見つめ直すと、
大切な自分の殻を自分でどうやって認めていくか、認識するかっていうところにぜひトライしてもらいたいなと思いますね。
なるほどですね。他人というか部下じゃないんだぞというところに目を向けた時に突破口があるかもしれませんよというところで、
よろしいですかね。今日のところは終わりたいなと思っております。
もしこれを聞いて、いやいや違うんだ、部下なんだみたいな話ももしありましたら、
ぜひぜひいただけたらと思いますけれども、ぜひ今日の話を活かしていただけたらと思います。
終わりましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。番組では秋山城ケンジへの質問を受け付けております。
ウェブ検索で秋山城と入力し、検索結果に出てくるオフィシャルウェブサイトにアクセス。
その中のポッドキャストのバナーから質問フォームにご入力ください。
またオフィシャルウェブサイトでは無料目玉がも配信中です。ぜひ遊びに来てくださいね。
12:42

コメント

スクロール