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2024-11-22 15:45

第489回 日本初の人財教育研修「ポリミリ」に参加!

▼番組への質問はこちら

https://ck-production.com/podcast-contact/?post=pc_akiyama

▼今回の概要

人財教育/「ポリミリ」(Politico-Military Game)/「可能性」の2つの側面/役割がマインドを変える/相手の立場に立てない自分を知る/自分の見たいように見てしまうマインド

サマリー

日本初の企業版ポリミリ研修に参加し、戦略的思考や人材育成の重要性について実体験を報告します。特に、フェイクニュースの影響を実際に体感し、経営者としての心得を深めることができています。研修を通じて、経営者と現場スタッフの思考の違いやチームワークの重要性を深く理解しています。また、研修が提供する新しい思考法や最悪の事態に備える準備の重要性についても考察されています。

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こんにちは、遠藤和樹です。
秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということでね、今日行きたいと思いますけれども、
今日秋山先生からの、久々にレポートと言いますか、報告をしたいということでね、やっていきたいと思います。
拝見レポート。
拝見レポート。いいですね。
ポリミリ研修の概要
10月26日に、日本初企業版ポリミリに参加してきたので、
それがどういうものだったかというのを、私自身の皆さんに報告したいなと思ってます。
すごく簡単に言うと、何ですか。
研修?
人材育成のワークショップ的なニュアンスで捉えていただいたらいいかなと思ってます。
なるほどですね。
人によって捉え方バラバラな人材育成研修的なものに参加されてのレポートということですね。
ポリミリについては、多分私のほうから簡単にご説明したほうが早いのかなと思うんですけども、
ぜひぜひお願いします。
ポリティコミリタリーゲームという略でして、アメリカのペンタゴン、国務総省が開発をしていて、
実際にやる方々というのは、本来は軍の方だったり、政府関係者だったり官僚の方とか、
一部はトップ経営者みたいな人たちもする。
実際に国が有事にあったときに、どういうふうにこの国、国家は自分たちの国を守っていくのかということを超リアルに、
仮想的国とかも想定しながら、シミュレーションとして思考ゲームをやっていくっていうのが、ゲームなんですけどね。
というポリミリという開発されたものがあるんですが、
これを日本で初めて民間向けに、そして経営者向けにやりましょうということで、
今回やったのが10月26日の秋山先生が参加されたポリミリだということですね。
私が実は川上隆の耳で学ぶ知性学という番組と、白川雅芳の10分でM&A戦略のこの白川さんという人と、
川上先生のこの2人と、私がちょっと非常に好意になりまして、そこで作らせていただいて、
本来は政府関係者なんとかやるんですが、民間向けに開発しようということで、日本初企業版でやったんですよね。
中身的には、すごい平たく言うと複雑なんですけど、
日本の官邸チームと、今回で言うと沖縄チームと、アメリカチーム。
シミュレーションの体験
そして中国だったり北朝鮮だったりというチームの4カ所に分かれて、
それぞれがある出来事が有事でポンと起きました。
さあ、各国全員それを前提にシミュレーションしてくださいという形で、
もうここからはフリーですからね。
私、この番組のポリミリは皆さん聞いてくださいよって言ったことあると思うんですけど、
まず一つは、世界がどういうふうに動いてるかってことに、
私たちは監視を向けていきましょうというのが一つ。
もう一つは、やっぱり企業系を考えるときに、私たちは経営戦略とかって言葉を使うわけですよ。
戦略という言葉自体、そもそも軍事から来てるじゃないですか。
ということは、ペンタゴンが世界相手に戦うときに、
どういう戦い方をすればいいかってことをめちゃめちゃ考えてきたプログラム。
それを体験できるってわけですよ。
そうすると本当に、戦略って何かとか戦闘って何かってことを、
本当にリアルで試行できるんじゃないかなと思って、
私自身も参加したし、自分のお客さんにも行こうよって声をかけて、
行ってきましたというところですね。
研修次第は40名ちょっとの経営者の方々を集めて、
実際に丸1日かけて、朝9時ぐらいから5時ぐらいまでやったんですけども。
結構ね、秋山先生周りのお客さんの経営者が多かったりして、
プチ同窓会的な要素もそちらのほうは起きてそうでしたよね。
終わった後にね、ご紹介もしたんですけども、
実際やってみた感想なんですけども、
まずその今言ったように、日本チームとか今回は沖縄チーム、
アメリカチーム、中国チームと。
そのときに私のイメージは、日本チーム官邸チームは、
経営で言うと本部かなって感じですかね。
そして沖縄チームが現場。
つまり地方の行政ということなので、
官邸の指示に従って、方針に従って、沖縄チームは動いていくと。
そういう関係性だったんですね。
方針で言うとヘッドクォーターとブランチみたいな感じですね。
そしてアメリカは何に例えるかというと、
やっぱり非常に武力を持っているということで、
何か高い能力を持って、一応同盟を組んでるみたいな感じですかね。
一応というかね、実際は日米同盟。
唯一日本が同盟国ですからね。
そうすると喧嘩のとき、何かなときに、
私業の方たちなのかな。
もしくは会社として協力関係を組んでる人たちなのかな。
それも自分よりも能力が高い感じですかね。
この辺はね、メタファー間違えるとちょっといろいろ言われそうなんで。
そのぐらいにしておきましょうかね。
あとは、敵国というのは皆さんのライバルとか事件とか問題でしょうかね。
ということを考えるときに、
まず私は今回は官邸チームにいたんですけども、
いろんなトラブルが起きるわけですよ。
現場である沖縄でね。
そのときに、これどうしたらいいですかってことを聞かれるわけですよ。
日本チームとしてはそこに対して答えなくてはいけないんですけども、
まあやってみたらひととびが答えられない。
なんで?
変に動いたりすると、全部が混乱したんじゃないかと思って、
アメリカとかにお伺い立てるんですよ。
こういうふうに動いていいですか、みたいな。
ちなみにそれがルールっていうわけではなくて、
秋山先生たちのチームはそうしたってことですよね。
そうですね。だって軍力向こうは持ってるわけだから、
彼らの軍力を使いたいわけですよ。
だけども沖縄からは火がついちゃってるので、
早くどうにかしてくれ、ちょっと待ってくれ、
今確認取ってるから、みたいな形をずっとやってるわけです。
でそれをサボってるときに、次の問題がボンと出てきたり、
次のトラブルが起きたりして、今度こんなが起きました、
あんな問題が起きましたってことで、
わちゃわちゃしていくんですね。
これが人材育成のプログラムという視点で見た場合、
よく経営者は現場の人の立場になって考えようと語るじゃないですか。
実際なかなか私たちは本当に現場の人の立場に立って考えられるかなって。
今回、私の顧客の経営者の方が沖縄チームに入ったんですよ。
その方も心から言ってましたね。
本当に現場ってこういう気持ちになるのかなっていうのを真面目に語ってましたね。
それあれですよね。井上健一郎さんですね。
井上先生もね。
結構近しい仲間たちも集まったんでね。
井上先生が沖縄側にいらっしゃったりしてましたけど。
いやでも本当そんな感じですよ。
井上先生、我々一日やるじゃないですか。
チームは違いますけど、
休憩中とかたまにトイレとかで一緒になったときに、
井上先生が顔真っ直ぐに見て、
心重ねすぎてかなり疲弊しましたみたいな感じでね、だったりして。
フェイクニュースの影響
これ私一番衝撃だったのが、企画者でありながら、実は中にも入らせていただいて、
私官邸チームで、日本国側の方で、
秋山先生と一緒のチームだったんですけど、
フェイクニュース。
フェイクニュースってニュースとかでよく出て、
何なの?どうなの?そんなの?と思うじゃないですか。
ただ実際に本当にみんなでどの手打つ?どの手打つ?って試行して一生懸命のときに、
よくわかんない情報がフェイクニュースで入ってきたときに、
え、これって本当嘘?っていうときに、むちゃくちゃ脳がかくらんさせられて、
え、これどうしようか。
これでもまず真偽確かめなきゃとか言って思考止められるみたいなのが、
フェイクニュースって実際に体験してみて気づきましたけど、
やばいぐらい効果あるなと思って。
いやいや、本当そうですよね。
だから私もフェイクニュースのときに、
手を打たなくちゃいけないフェイクニュースはどうなのかってことで、
そっち側に意識持ってかれちゃうんですよね。
そうなんですよね。あれはもうマインド的に相当やられますよね。
面白かったのが今思うとね、フェイクニュースがボンボン入ってくるじゃないですか。
今の状態にとって有利に働くようなフェイクニュースは、信じたくなっちゃうんですよね。
信じたくなる。
信じたくなっちゃう。
都合のいい情報ね。そうなんですよね。
いかに自分たちが情報を見極められないか、
そしてそのときのマインドに引っ張られるかっていうのをね、体感しましたよね。
あ、これは情報が入ってきた。これなんか本当有利だ。
でもこれはフェイクニュースかもしれない。確認してくれってときに、
もう確認してくれの声のトーンが、合ってると願いだから確認してくれってなってる。
とかね、そんなシーンがいくつかありましたよね。
ポリミリ研修の体験
そういうことで、ひとつは体験することによって、
ちょっと話が出ちゃうかもしれませんけども、
現場の人たちが経営者の気持ちをどうやってわかるのか、
とか経営者が現場の気持ちをわかるのかっていうのは、
なかなか日常で思考はするけどもなかなか難しいっていうのは本当に体感しました。
実際にね、頭の中だけで立とうと思っても立ちきれないですもんね。
私も今までワークショップとか人材育成で、チャイの気持ちになってみようとかやってきましたけども、
ちょっとそういった意味では、次元が少し違う意味において、
相手の立場に立って思考するということを体験できたというのが非常に面白かったですね。
そうですね。経営のいろんなシミュレーションゲームみたいなのはありますけれども。
実際に、非常に面白かったのが、あれはどこの国だったかわかりませんけど、
たぶん中国系のチームにいた方かな。
1日終わったタイミングで、頭の中が普段の自分の意思決定とは違うようなモードになって、
人格がもはや変わってくるぐらいに、
本当に立ちきった人たちって、中国的な思考法みたいなぐらいになってましたもんね。
よく心理学ではそういう心理実験ってあったじゃないですか。
監視と、牢獄に入った人と監視の役割をすると、その人のマインドになりますよっていう話は聞いてたけども。
それはやばい事件ですね。本当に収拾つかなくなった実験ですよね。
そうそうそう。っていう話は聞いてましたし勉強したけども、
本当にその人の立場に立ちきったときに、自分の中の攻撃性が出てきたり、
自分の中のオロオロ感が出てきたりするっていうのを本当に如実に感じましたね。
いや本当ですよね。
もう一つ感じたことが、やっぱり日本チームにいた場合に、
本当に準備をしてないと全く手が打てないってことを感じたんですよ。
もう後手に回っていく。
いろんなことが起きるときに、これどうしたらいいんですか、あれどうしたらいいんですかってことがバンバン現場から来るときに、
まず確認室から待っててとか、とりあえずこれはこういうふうにみんなに言っといてみたいな、
先に進んでる感じは全くしなかったんですね。
そうですね。これほどまでに、
何ていうんですか。
来た仕事をとにかくただこなすだけみたいな対処対応の仕事になっちゃいましたもんね。
ですから、本当それ。
この国をどっちかに持っていこうとか、
こういう国にしたいとかっていうことはもう全然考えられないんですよ。
ただ意思決定をするためにはどういう方向にいかなきゃいけないんだ、みたいな議論をする暇はないじゃないですか、起きてるから。
事前にしとけよってこととかね。会社も同じですよね、あれね。
自分たちの目指す方向が明確になって。
いざ何か起きたときにどうするってその議論する時間ないし。
それを考えたときに、今回の企画者である塩川さんが番組でゲストに行ったときに、
可能性っていうのがあってって話を彼はしてて、
こういうふうになってしまう可能性があるじゃないですかって、あらためてショックを受けたんですよ。
今まで私は可能性っていうのは、未来に向かって考えることを可能性っていうことにしか意識は行ってなかったんじゃないかと。
いいとこばっかり見る可能性ってことですね。
そうじゃなくて、最悪の事態が起きるという可能性を考えないと準備ができないんだなという。
なるほどですね。
今後の今の状況を考えるときに、悪いことを見てネガティブになるっていうことじゃなくて、
最悪のことが起きるということの可能性を考えて、その場合はこういう手を打とうねとか、
今実はうちの会社にはこういう問題があるんじゃないかということを、
しっかり現実を見ていくってことの重要性がすごい感じましたね。
そういうことですね。
ですから、本当に私も今まで人材育成のプログラムとかワークショップっていうのはやってきたし、受けてきましたけども、
今までとは全く脳の使い方が異次元な研修だったので、
まあ今日はこの放送がうまくいったかどうかわかりませんけども、
とにかくちょっと度肝を抜かれたワークショップでしたね。
鏡先生の耳で学ぶ生学。
まだそんなに本数はないですけれども、番組にいくつか上がっておりますのでそちらチェックしていただくのと。
先ほど名前出ておりました白川さんという10分でエマンデイ戦略というMAなんですけど、
実際に中身全然MAを超えたいろんな面白い話をしておりまして、
その中で125回にまさにポリミリとはということで、
鏡先生ゲストに招いてお話ししてますので、
思考法の変化
今日の秋山先生の話と一緒に聞いていただくとすごく立体感あるかなと思いますのでね。
そちらもぜひ読みある方はチェックしてみてください。
ということで今日の体験レポート。
そうですね。
終わりましょうか。
はい。ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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