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2015-08-18 16:31

第8回「”可能性の解放”とは?」

第8回「”可能性の解放”とは?」
上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術についてわかりやすく解説する番組です。
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秋山ジョー賢司の自分の可能性を解放するセルフコーチング
卓越した人物が持つ共通した能力、それは自己対話の力。
ポッドキャスト自分の可能性を解放するセルフコーチングは、
上場企業から中小企業まで、エグゼキティブコーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つ
セルフコーチングの技術について、分かりやすく解説します。
こんにちは、ナビゲーターの遠藤和樹です。
秋山ジョー賢司の自分の可能性を解放するセルフコーチング第8回。
ジョーさん、本日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
あのですね、私、あることに気づいてしまいまして、
はい。
あの、ジョーさんとは、このポッドキャストだけではなく、実はいろいろと
社長向け、特にエグゼキティブ向けのいろんな、
メンタルのライズアップみたいなものを実は開発していて、
その中で、社長さんたちが本当に自分が自己実現するための
あるプログラムみたいなのを開発して、いろいろそれを紹介していってる
ところがあるんですけど、その時に社長さんを集めてね、
具体的にお話ししていただいて、セミナーをしてるじゃないですか。
はい。
あの時の社長の方々の、あの、もやっと感がありますか、
もうジョーさんの話、分かるんだけど分かんないみたいな、
あのもやっと感を良しとして楽しんでるジョーさんの悪い笑顔って
何なのかなっていう。
何か意図はありますよね。
もやっとしてるの。
分かる分からないっていうことがジョーさんの中で、
理解とかいうところに留めてないで、何かほったらかしにするとこ
あるじゃないですか。
私言ってること分かります?これ。
はいはい。
何なんですか?
もやっと感?
うん。
あれはいくつかあるんですけども、
新しいことを学ぶとか、学習するときに重要なことは、
新しい知識を今まで自分が持ってた知識の箱の中に入れないってことなんですよ。
どういうことですかそれ。
社長さんといろんな話をしていて、
より可能性をそれこそ引き切り開くとか、
次のステージに行くって話をしてるわけですよね。
いろんな話をしたりするときに、
ああ、それってこういうことですよねとか、
ああ、それってこれ立てられますよねっていうパターンが非常に多い。
これって何やってるかっていうと、
私たちのちっちゃい時からの学習方法で、
新しいことを聞いたときに、
過去の自分の知識の中の、
ああ、これってこれだよなって箱の中に落としていっちゃうんですね。
それが頭いい人だっていう。
これは知識の表現のバリエーションを増やしただけで、
新しい自分の世界広がってないわけですよ。
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そういう感じなんですか。
だからどういう…
なので、何か新しいことを教えるときに、
私は意図的に分からせないっていう状態を作るんです。
ああ、それ、それ、それです。
何ですかそれって。
意図的に分からせないっていう表現が非常に分かる気がしていて、
だからちょっと心配なのは、
ポッドキャストも同じことをしてる気がするんですよね。
完全に分かったっていうところにあえて持っていかないで、
何か分かるようで分かんない。
分かるようで分かんないっていうことを探すので、
聞いてる方もモゾモゾするぞっていう。
これは何、結果的に分かるんですか。
分かるっていう表現がいいのかな。
このポッドキャストのタイトルのように、
自分の可能性を解放するって書いてありますよね。
もし私が全て分かりづらくしてるわけではないですよ。
すべて分かりづらくしてるわけではないですよ。
ただ、全部きちんと理の整然と分かりやすく伝えた場合、
何が起こるかというと、
リスターの方はそれを分かった、使おうと。
使った後、何が起こるかというと、
価格変化が起きないわけですよ。
分かっているものを分かっているように使うだけですから。
分からない状態でほったらかしにしてるとどうなるんですか。
分からないと、そしてほったらかしにしてると、
自分の意識も無意識もじわっと自分が扱えるような形になって、
自分の中に染み込んでくるとか、
ふと落ちる、腑に落ちるみたいな感じが出てくるわけですよ。
この話もまたモヤっと感出ますからね。
いいですね、そのモヤっと感。
分かるようで、今私がなんとなく聞こえてきたのは、
ジョブスさんが言う、ドットが繋がるっていう、
今やっていることは分からない。
でもその時やってみた。
これも今やっていることは分からないけど、やりきって気づいたら、
これとこれ全部繋がってたんだ、みたいな広がりが出るというか。
そうですよね。
分かりやすさって何かというと、
言葉を恐れずに言うならば、
分かりやすくばかりやるということは、
相手のことを尊重していないというか、馬鹿にしているというか。
どうせ分からないだろうという。
分かりやすい中で、相手の可能性を広げようとしていないんですよ。
なので意図的に、分かりにくく言っているということではなくて。
分かりやすく分かりやすくしようとはしていない場合もありますよと。
今持っている既存の知識に落とし込まないみたいなことを
あえてやっているという感じになっています。
そうですね。
ただアウトカム設定というのは皆さんの中で知っていると、
そこに向かってずっと自分の無意識は動いていきますので、
あるタイミングでそれが自分の中でスッと落ちたり、
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パッと閃いたりするということは、そこが学びですよね。
そうそう。
ジョーさんのセミナーを受けられた、
これは本当に短い2時間ぐらいでやっているじゃないですか。
はい。
初め、みんなモヤっとして、
わけわかんないよという顔をしているのが、
なんとなく終わった2時間後には、
すごいモヤモヤした顔をしているのに、
なんか目がキラキラしているんですよね。
分かっていないのに分かったぞみたいな状態で書いていて、
アンケートにやたらいいというか、
それこそ自分の可能性に気づくみたいな状態でお買いになられるので、
何が起きているのかなというのが非常に面白くて。
ですので、今の話を聞いていても、
可能性って何かというと、曖昧なんですよ。
明確でないものを可能性と言いますよね。
はい。明確だったら、可能性じゃないですね。
ですから、皆さんが自分の可能性を切り開くということは、
分かっていくことだけではないということですよ。
曖昧にしていくとか。
例えば、箱があって、
箱の中に自分が入っている状態のことを閉じ込められている。
前、ポッドキャッセルをお伝えした、囚われる。
四角の中に人と書いて、囚われるという話がありましたね。
囚われている自分から自分のことを解放していくために必要なことというのは、
箱からポーンと出ることもあるけれども、
その前に、箱の線を消しゴムでぼやかしていくようなイメージ。
ほうほうほう。
またぼやかしてきた。
みんな、箱から出るときに、どこかに扉があってスポット抜けるというイメージを持ちすぎているんですよ。
覚えますよね。ドアどこだろう。
でもね、自分が制限をかけている箱自体だって、自分で作っている箱なんですよ。
幻想ですよね。自分はこれができないとか。
その箱自体も幻想なので、幻想なんだよということを気に気づいていくことが、
可能性のまず第一歩ですよね。
そのためには、もやっとする感覚。
消しゴムで箱を消していくような感覚というのがすごい重要。
そうそう。私も本当に変な人たちって言ったら怒られそうですけど、
人たちばかりと付き合いしているので、
どんどんどんどんいろんなことに切り開いて新しいことに、
結果的にはそれを成功と呼ぶかもしれないですけど、
やっている方々って、とにかくむちゃくちゃ、表現が雑でしたけど、
できないこととか、わからないこと、できないこととか、不安定なものとかあるじゃないですか。
そういうものに対して、一切の抵抗なく飛び込むし、
それ自体をそのまま受け入れて、
え、わかんないけどそのまま楽しいことありそうじゃん、
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とか言って突破していくみたいな。
そうですね。
よくそれってリスクじゃないのかとか、
それをやったらとかいう会話がないんですよ。
逆に危ないんですけど、そんな人ばっか周りにいるので、
それに今の話ちょっとリンクするなっていう、
お互いもやもやしてますけど。
本当に切り開いていく方っていうのは、わからないことに対して全然もう平気。
そう、そういう感じ。
あれは何?そうするにその話って言うと、可能性を何なんだろう。
可能性を自分の中で知っちゃってるので、
そのうちとか、必要なタイミングでそれがわかるんだろうねっていう、
その感覚を持ってるんですね。
必要なタイミングでそれがわかるんだろうねっていうのは、
すごいわかる感じがしますね。
ですから私も人材育成とか人の可能性を解放するっていうときに、
ここでわかっちゃうと、そこで着地しちゃうのでもったいないんですよ。
こういうことですよね、秋山先生が言うのは。
そうなんだけど、またそこで着地しちゃうのと。
それって今までやってるパターンと一緒だよね。
具体的にあるんですか、その辺のこういう話っていう、今の。
具体的な話かどうかを言って、よく私が例え話しするのは、
大きな変化をしていくときとか、自分の力を解放していくときって、
青虫が蝶になるみたいな話。
あれってすごいですよね。
虫が蝶になるんですよ。
青虫か、気持ち悪いとか言ったらちょっと語弊がありますが、
そういう気持ち悪いですよね、ポテッとした、うにゅうにゅしたのが。
蝶になるって、これものすごい変化。
このぐらいの変化のことを、変化というよりは変容とか、
トランスフォーメーションとか言うわけですよ、全く違うものに変わる。
メタボルフォーゼですね。
あれはどうやってるかっていう、例のHowというプロセスを見ていくと、
サナギになって蝶になる。
サナギのとき何やってるか知ってます?
なんかぐじゅぐじゅになるっていうのは聞いたことあります。
溶かすんですよ。一旦細胞を全くドロドロに溶かして、
そっから組み立てて蝶になるんです。
この溶かすというプロセスという自体が、
曖昧にしていくとか、
分からせないようにするんです。
でもアウムシは分かってるわけですよ。
蝶になるということ自体は。
蝶になるってことは分かってるから、
そのために自分のことを一回溶かすんです、ドロドロに。
ですから人間もそういった意味では一緒で、
自分が可能性を切り開いて、
そうして次のステージに行くっていう場合は、
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自分の今持っているものとか考え方とか信念とか価値観、
そういうものを溶かすことが必要ですよね。
捨てるではないです。
一旦フラットに戻すみたいな感じですね。
実は蝶の中で皆さんが結構気づかないのは、
よく溶かすって話を知ってる方が多いんですけどね。
あれって虫から蝶にかなりの変化をしていくのに、
サナキの間に何も足してないんですよ。
これすごくないですか。
確かに。食べないし。
外的な要素を何にも取り込んでない。
止まっている枝をパーツにしちゃうとかないですよね。
ないない。
確かに確かに。
ところが人が何か変化するときに、
自分は何が足りないんだろうとか、
何足せばいいんだろうって話になっちゃう。
英語勉強しよう。
MBA取ろうみたいな方に行きますよね。
会社であれば仕組み導入しようとかね。
勉強研修しようとか。
それって実は大きな変化じゃないですよね。
本当に自分のことを変えていくとか、
可能性切り開いていくってことは足してないんです。
自分の思考とか考え方を捨てる必要もなく、
ただ曖昧にしていく、ぼやかしていく。
この話を聞いてまさにみんな、
そうなのかな、違うのかな、
よくわかんないなぐらいでOK。
これがOK。
この感覚がOK。
今まさにそれを言おうと思いましたよ。
ただしアウトカム、
腸になるんだってことは設定してないと、
溶かしたと、
あれ、俺涙の時期になっちゃうので。
確かにね、
ドロドロになったまま終わっちゃう。
確かに。
単純に迷走してる人ってそうなんですよ。
どうしたらいいかわかりませんっていう人は、
秋山先生どうしたらいいですかって聞くんですが、
どうしたらいいですかっていう人のほとんどが、
どうしたいか決めてないの。
腸になりたいんですっていうのが決まってれば、
あとは自分の感覚とかっていうのを
曖昧にしていくとの割。
ですからさっき遠藤さんがやってくれた、
すごい経営者でどんどんどんどん変化していく方。
わかんないよね、はははとか言いながら、
自分は腸になるってことは知った段階で
わかんないよねって飛び込めるんですよ。
その感じですね。
なんか大きいイメージは持ってるんですよね。
腸になれるってことも知ってるので、
知ってるっていうよりは思い込んでる。
思い込んでるので、
そこに対してわかんなくなるってことが楽しい。
わかんなくなることが楽しい。
それをさっきの話で言うと、
さなぎのグジグジになってる状態っていうことを知ってるんで、
プロセスじゃんみたいな。
私自身もよくありますね。
それって言葉の通り変態ですよね。
そっちの意味で変態ですね。
それを楽しむか。
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私自身もそういうとこありますって言いましたけども。
そのモヤっとする感はすごい作りますっていうか楽しんでます。
ちょっと怖かったり、
それからうーんってわじわじするときはありますが、
それが楽しめてる。
その怖いとかわじわじみたいな話、
前回4回目でしたっけ?
確かに怖いと恐れみたいなところで、
危ないと怖いは違う。
あの話、今の話聞いた後だとちょっと繋がりますね。
そうですよね。
だからそのわじわじとかモヤっとすること自体は、
全く危なくないんですよ。
なるほど。
このわじわじ感をどう楽しむかで、
調になれる、
そもそも調になるプロセスだということを楽しんでほしいわけですよね。
今日ですね、よく考えたらですね、
テーマをずらずして、
いつの間にかここに行ってるんですが、
なので今日の回をですね、
逆にまとめていただいて、
今日のテーマは何だったのでしょうかというのを聞きたいんですけど。
今日のテーマは、
溶かす。
自分の考え方とか思考というのを一旦溶かす。
それが自分の可能性につながるということです。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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