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2026-01-20 14:18

#892【勉強に疲れたあなたへ】短い休憩は勉強や仕事のパフォーマンスを上げるのか?

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【本日の論文】
Albulescu, P., Macsinga, I., Rusu, A., Sulea, C., Bodnaru, A., & Tulbure, B. T. (2022). “Give me a break!” A systematic review and meta-analysis on the efficacy of micro-breaks for increasing well-being and performance. PLOS ONE, 17(8), e0272460. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0272460

【本日のおまけの論文】
Melguizo-Ibáñez, E., Puertas-Molero, P., González Valero, G., & Alonso-Vargas, J. M. (2025). Analysis of the effect of active breaks on executive function in educational settings. A systematic review and meta-analysis. Quest, 77(2), 175-196. https://doi.org/10.1080/00336297.2024.2419443

【今後の対談予定】
2月6日(金) 高橋晋平さん

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サマリー

短い休憩が勉強や仕事のパフォーマンス向上にどのように寄与するかを探ります。また、休憩の種類やその効果についての研究結果を紹介し、特に認知負荷の高い課題についての理解を深めます。短い休憩が勉強や仕事のパフォーマンスに与える影響についての研究が紹介され、マイクロブレイクやアクティブブレイクの効果が議論されています。最終的に、休憩の取り方には個人差があるため、自分に合ったスタイルを見つけることが重要であると説かれています。

休憩の重要性
おはようございます。研究者がそばにいるくらし、ドイツ在住心理学者のじんぺーです。
この番組では心理学の研究論文をもとに、日々の悩みやお困りごとにお答えするようなお話をしています。
今日も心とくらしの処方箋をやっていきたいと思います。お便りを新しいのもいただきまして、とてもうれしく思っています。
その新しい本を先に読んでみようかなと思います。前に送ってくださった方もちゃんと控えていますので、少しゆっくりお持ちいただければと思います。
今日はとしさんからお名前を書いていただいてありがとうございます。いつもお聞きくださりありがとうございます。
これもね、すごいいっぱいしゃべりたいことがありますよ。だから多分、明日か明後日か分からないですけど、ちょっと続きの話もするかもしれませんが、聞いてください。お便りこんな感じです。
中3で受験生の子供がいます。今は試験に向けた追い込みの時期で塾も葉っぱをかけてくるのですが、私はやった方がいいからと、
無理しない方がいいよ、やりたいと思ったらやりなと言っています。自分としてはその方がいいと直感的に確信しているのですが、正しいのか、またどちらにせよ裏付けるような研究があるのか教えていただけませんか。
私が上のように思う理由は2つです。1つは集中力や意欲の落ちた状態で勉強しても生産性が低いのではと思うからです。
それを自分でも感じてさらに意欲が下がり逆効果になりうるのではと、一定時間でやめて後は休んだり遊んだり運動したりした方が成果があるのではないかと、そういった比較をした研究はありますか。
もう1つは無理して勉強していると学ぶのは嫌なこと苦しいことになってしまうのではと思うからです。
この辺り詰め込んできた人たちとそれより緩いが学ぶことを楽しんだ人たちのどちらがその後学び続けたかを調査した研究とかありませんかということでありがとうございます。
研究の分析
もうねー 多すぎてこの要素が多すぎるのでどうしたらいいかと結構悩んで
いくつかに分けてね お話をしていこうかなと思っていますので今日からはこのちょっと
受験シーズンでいいですよね共通テストも終わって 終わったら終わる前の方が良かったかな。個人的にはね
受験ガチ勢、大学受験ガチですね。高校受験とか中学受験はしてないですけど大学受験は
ガッツリやってきた生としてはねこれから 二次試験というのは本番だと思ってましたけど自分は
そういうのがあると思いますのでいいテーマがいい時期だなと思っています 今日の着眼点としてはまずは
集中力が落ちたとかね意欲の落ちた状態でっていうところで話をしてみたいと思います 休憩とパフォーマンスの環境を調べた研究ですね
紹介してもいいですか?ちょっと遠いですけど なんかねー
調べたんですけど意外と 意外とこう一番これすぐ紹介したいみたいなのがね
見つからなかったんですよね。もしかしたら古い研究にあるのかもしれないですけど ある程度こう新しくて
サンプルサイズもあってみたいなのができたら紹介したかったので
ちょっとね
ぴったりではないんですけども ちょっと勘弁してください
もっといいのが見つかったら今後も紹介していこうと思っています 現時点での紹介したい論文はですね
プロスワンという雑誌に載った2022年の論文になっています メタ分析の論文ですね
これは休憩をするんですけど
休憩をしてその後のパフォーマンスとか あと疲労とか
活力とかそういったことを比較した研究をガッと持ってきて メタ分析で大きい分析をさらにするっていうやつですけど
やってますと22の研究で合計サンプルサイズが2335人ということです
中3ということでしたけども あんまり中学生とか高校生とか入ってないかもしれません 大学生は入ってます
あとは働いている人ですね なので勉強生そのものとよりも仕事のパフォーマンスも含まれているという感じです
で そうですよね まず誰がっていうこともそうだし何をってことですよ 仕事もあるし
勉強といってもいろいろですよ あとはスポーツの研究とかもあったりするし あるんですけど今回は
そういう活力疲労パフォーマンスみたいなことでやった研究で 認知課題みたいなのが多いのかな
想像性課題もあるって書いてるな まあいいや 詳しいことはやめとこう
休憩の種類もいろいろあるわけですよね 今回の休憩は最大10分
10分以内の休憩のものばかり 22の研究ですね 10分以内に絞ってもこんな研究あるんですよね それがすごいなと
逆に短い方が研究しやすいんですよね 2時間とか休憩させようとすると
結果と考察
むしろ疲れるじゃないですか 2時間休憩して 仮にそれに何もするなとか言ったら
だから10分くらいの休憩の研究が増えやすいというのは なんとなくわかるんですけど そこに焦点を当ててると
マイクロブレイクって言ったりします とても短い休憩のことです 10分でも効果があったら良さそうじゃないですか
って言うんですけど 結果行きましょうか それだけなんですよ
マイクロブレイクを扱った22の研究で 休憩10分とか5分とかさせて
その後のウェルビングとかパフォーマンスとかを測っているということです 結果に行きます
ウェルビング 特に活力は有意に向上した けども効果はそんなに大きくなかったと書かれてますね 小さいが有意に向上と書いてます
疲労感についても同じような感じ 小さいが有意に低下した 効果は確かに有意差
統計的に有意な差はあったんだけども 効果の大きさ的にはそんなに大きいものでなかった
ということです 活力の回復も疲労の低下もどっちも ちょっと小さめの効果みたいです
パフォーマンスについては全体平均では有意な向上がなかった ということのようです
一方でタスクを分けるって ここでさっきゴニゴニ言ってたのが聞いてくるんですけど
事務的な作業とかね 事務的な作業が有意に向上したそうです パフォーマンス
10分間休憩するだけでも事務的な作業 どちらかというと単純作業というか
みたいなことだと思います あとは想像的な課題もマイクロブレイク 10分以内の休憩だけで有意に向上したというのが
大まかな結果になっています 一方で高度に認知負荷の高い課題
もしかしたら受験のテスト勉強というか テストの課題とかっていうのはこっちに含まれるかもしれませんよね
っていうのはあまり効果がなかったというのが研究結果だそうです いかがでしょうか
あとはこの10分以内なんですけど 1分の休憩もあれば10分の研究もあると思うんですけど
その中でも休憩が長いほどパフォーマンス効果は大きいという そういった効果もあったみたいなので
なんかもっと長い方が良さそうだなっていう感じは この研究からもう抹殺されているのかなと思います
どうなんでしょうね 30分とかがいいのかな そういう研究もね
メタ分析ありそうじゃないですか 意外とないんだよな
30分だと結構実験するの大変ですね 30分実験室に放置とかされたらマジでそれこそ
地獄ですよ スマホとか触っちゃダメですからね実験室で基本的に
スマホとか触るとそれはそれで別の効果が入ってくるんで ダメなんですよね
休憩の影響を探る
もうなかなか難しそうですね 考えれば考えるほど難しい
これが一つ今日紹介したかった研究で 面白いじゃないですか マイクロブレイクっていうのがあって
疲労と活力には効果ありそうなんだけども パフォーマンスは必ずしも絶対上げるわけではなさそうだ
もっと休憩時間が長い方が良さそうだみたいな感じです 長い休憩の研究難しそうだなっていうのもなんとなく伝わっていたら嬉しいんですけど
もう一個ね今日はメインで紹介しないし 実は論文読めなかったんですよね だからアブストラクトしか僕は読めてないんですけど
アクティブブレイクっていうね その研究も結構流行っていて アクティブブレイクっていうのはこれね中等教育の研究です
義務教育の後期のアクティブブレイク介入が 注意・集中・学業成績・自己概念に及ぼす影響というタイトルの論文で
アブストラクトしか読んでないんですけど 中等教育の生徒313名
アクティブブレイクっていうのは何かというと 体を動かすとか
そうかここではそうだね アクティブなんで ただただ座って休憩させるんじゃなくて立たせたりとか
別のプログラムに取り組んでもらったりするみたいな休憩で
そうなんですけどこれ何て書いてたかな研究結果 これはあんまりクリアな結果出てなかったような印象があります
順次実験的プルプルプルプル
介入は1回5分から10分 これも短いですね 授業の途中に強化内容と関連づけたアクティブブレイク
そうじゃない人たちは何をしたんでしょうか ただの休憩だったのかな
注意と周知は両軍で向上したと書いてます 軍艦さんは優位ではなかったので あんまりアクティブブレイクも
どうなんだろう これはちょっとまた論文そもそも読めてないから 紹介するのは不明なんですけど どっちも引用だけは貼っておくので
よかったらチェックしてみてください 1個目の先に紹介したのはオープンアクセスなので誰でも読めると思います
個人のスタイルと感想
マイクロブレイクね 効果あったらよかったんですけど めっちゃいい効果があるかと言われればそうでもなさそうだというのが言いたいことです
トシさんのお便りに戻りますと 集中力がこれだからもうちょっと先に他の紹介した方が良かったんだろうな
こういうマイクロブレイクの云々とか喋っておいて あれなんですけど
集中力が良く乗ってた状態で生産性が上がることはないと思いますね
なので やり続けなくてもいいかなと思います
休憩もいろいろあるということを言いたかったという感じですかね 余計にもやもやしそうな話をしてしまった気がする
運動の研究もあったな 休憩時間というか 認知的な仕事の後に運動することの効果とか
また引き続き紹介していきます この後半の
無理して勉強するのを楽しんで勉強する人がという話も これもねちょっとあるんですけど
もしかしたら期待に反する方向かもしれないなと思いながら 躊躇している論文があるんですけど あれもあれで面白いんで紹介したいですね
そういうのも含めて話すのがいいかなと フェアかなと思いますので ただ基本的には本当に何だろう
関連しているかなどうかなみたいなことを喋っている もう好き放題喋っているだけなので
基本的にはトシさんのその直感が一番いいんじゃないかなと思います やりたいと思ったらやりなっていう
あの人が近くにいて勉強できるならそんな幸せなことないと思いますよ と思いました
ただの感想です最後は 自分も
そう言って育てられたかな 結構自由に育てられたなと
親には思いますしできたらね自分の子供にも そういう押し付けないというか
のびのびやってほしいなという気持ちがあったりするんで 論文とか研究関係ないけど
個人的にはトシさんのスタイル同意してますすごくいいなと思っています 最後まで聞いてくださってありがとうございました
また明日以降も聞いてください 今日もいい1日にしていきましょう
ぜんぴーでした 心を込めて
14:18

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