【高松さんとの前回の対談はこちら】
https://r.voicy.jp/ybKyePwAKR7
【今後のイベント情報】
4月6日(月) あいまい会議 vol.2
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【今後の対談予定】
2月27日(金) 高橋晋平さん
3月23日(月) とうや先生
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サマリー
本エピソードでは、古代染色研究所の高松秀徒氏と、心理学研究者のじんぺい氏が、日本の伝統色が持つ美しさの根源と、それを心理学的に探求するための研究計画について対談を行いました。 対談ではまず、じんぺい氏が「赤め色」という架空の色を例に、色の名称(ファンシーネーム)が付与されることで、その色の評価がどう変わるかという実験のアイデアを提示しました。しかし、これは単なるファンシーネーム効果に留まる可能性があり、より深い研究が必要だと感じています。高松氏は、MOCAという名称が茶色にファンシーさを与える例を挙げ、時代によって美意識が変化することに言及しました。また、アサギ色や萌黄色といった伝統色の名前に、当時の人々の生活感や美意識が反映されている点に面白さを見出しました。 さらに、赤根色を例に、自然の色が持つ曖昧さと、それが風土によって解釈が異なる可能性について議論しました。例えば、沖縄の人々と日本人では「海の色」の捉え方が異なり、それが美意識の違いに繋がるという指摘がありました。また、じんぺい氏は、日本とアメリカでの色の好みの違いに関する研究を紹介し、単純な色の好みだけでなく、暗い色を好まない傾向が日本人にはある可能性を示唆しました。しかし、これは衣服として身につける場合や、TPOによって大きく変わることも指摘されました。 研究の方向性としては、色の情報(RGB値、伝統色名、由来など)を付与した場合の評価の変化を比較する実験が提案されました。特に、結婚式や卒業式といった具体的なシチュエーションを設定することで、色の選択がどのように変化するかを探るアプローチが有望視されました。最終的に、色の持つ情報や背景、文化的な意味合いといった「カラー以上のもの」を探求することが、今後の研究の鍵となるという結論に至りました。