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スピーカー 2
4時間半ぐらいかかっちゃったんですけど。
スピーカー 1
2時間は、見積もりが甘かった気がする。
スピーカー 2
甘かったかな、そっか、いやなんか、あの僕も整備された健康診断しか受けたことないから、あの会社の整ってるやつ、専用のやつ、
あれほんと30分ぐらいで終わるじゃないですか。
スピーカー 1
そうですね、流れ作業みたいなやつね。
スピーカー 2
そう、流れ作業だから、レッドコンベアに乗ってるみたいな気分でどんどん回されるやつね。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
そうそう、なんで、もちろんそんなにスムーズにはいかないから、
まあ4倍5倍ぐらいで2時間、2時間半ぐらいかなみたいな、見積もりだったんですけど、
そんなことなかったですね、普通にまあ一般の受診されている患者さんたちがいる中に紛れ込みながら、最後の問診とかも受けたんで、
まあまあ時間かかるわなと思いながら行ったんですけど、
その健康診断の中で、ちょっとびっくりしたというか、面白かったのが、
視力検査、聴力検査とかをやった後に、なんか本みたいなの見せられて、
これ数字見えますか?みたいなこと言われて、何ですか?みたいな感じだったんですけど、
で、それが何か視覚検査ってやつで、
えっと僕が受けたやつは、石原視覚異常検査っていうやつで、
それを受けたんですよ。
スピーカー 1
なんかこれ、あの円の中にブツブツがいっぱい書いてあって、
で、それでその中に数字が浮かんで見えるというか、色で数字がね表現されててってやつだ。
スピーカー 2
それですそれです。
そう、なんかもうパッと見、あの草間弥生さんの水玉デザインみたいな、
スピーカー 1
そうだね、確かに。
スピーカー 2
そういう雰囲気のやつ。
で、なんかカラフルなやつで、数字が見えますか?とかって言われて、
え、数字?みたいな、何も見えないんですけど、みたいな。
スピーカー 1
へー、そうなんだ。
スピーカー 2
感じで、何も見えないってなって、これは見えますか?って言われて、これは、え、21かな?みたいな。
Cって言えば21ですかね?みたいな。
スピーカー 1
あー、私のあれだ、視力検査だ。
スピーカー 2
左か右かわかんないから、左?いや、右?みたいな。
あれもさ、あれも、いいですかね、あの角度30パーです、地震度30パーです、みたいなやつで上とかって答えるの、どうなんかなって思いましたね。
スピーカー 1
でも聞かれたら答えたくなるじゃないですか。
スピーカー 2
そうそう、なるべく答えたいってなるからね、あれ。
スピーカー 1
なんか答えを出さなきゃいけない気になっちゃって。
そう、あれで当たっててどうすんねん?みたいな感じはあるんだけどね。
当たったときにね、正確な視力出ないじゃんってなるよね。
スピーカー 2
そうなんですよ、そんな感じで僕も、なんか21とか4とか2とか、いろいろ見せられて、なんかでも15、6枚ぐらいかな、絵をペラペラ見せられて。
スピーカー 1
へー、うん。
スピーカー 2
で、今までに何か言われたことありますか?みたいな感じで聞かれて、いやないです、てかこういう検査初めてしました、みたいな感じで。
で、ちょっと想像以上に自分が見えてない、なんか、あの、その看護師さんの方が、なんか結構、なんだろう、思ったより見えてないんだなっていう反応、リアクションだったんで、
自分も思ったより見えてないんだと思って。
で、ちょっと調べたんですよ。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
で、その石原式覚異常検査っていうのは何なのかっていうところ、さっき小鉢さんが言ってくれましたけど、
ドット絵、円状の図形になってて、そこにドットがたくさん散りばめられていて、色がカラフルな感じになっていると。
で、式覚異常をざっくり見分けるための簡易的な検査になっているそうで、確定診断っていうのができるような検査ではないという感じです。
で、式覚異常には種類、簡単な分類として3つあって、1型、2型、3型というのがありまして、1型っていうのが赤、赤に対する感度が低いっていうので、赤がちょっと暗めにくすんで見えるとか、赤と緑の区別が難しいっていうのが1型。
で、この1型だと、あのね、お肉の生肉か焼けてるかが判断しにくかったりするらしいですよ。
スピーカー 1
あー、なるほどね、赤のバリエーションが難しいんだ。
スピーカー 2
そう、くすんで見えちゃって、そういう写真がネット上でも探してみると出てくるんですけど、あの七人の上で焼肉焼いてる肉が本当は赤いのに、もう茶色、グレーになって、もう焼けてるようにちょっと見えたりするみたいで、
あれちょっと、それ結構危険な生活リスクあるかもな、みたいなことをちょっと感じましたけど。
スピーカー 1
確かにね、新鮮なお肉だったらね、生肉好きなんだなーくらいで、まあまあいいけど、そうですね、ちゃんと焼けてなきゃいけないお肉のね、見極めがね難しいってなってくると、確かに。
スピーカー 2
ね、ちょっとね、っていうのが1型ですと。
で、2型が緑に対する感度が低いっていうので、緑が茶色っぽく見えたり、赤との区別が難しいと。
なるほど。
で、3型が青に対する感度が低い。で、これは結構マレーらしくて、青と黄色の区別が難しいという3種類ざっくりあるみたいですね。
で、1型と2型は結構先天的なものみたいで、3型は後天的だったりする場合があるのかな、みたいなことも、ちょっとなんか諸説あるっぽいですけど、ありますという感じかな。
なるほど。
で、僕は多分2型に近い、僕もこの石原式しか受けてないので、確定診断はなくて、健康診断の検査結果にも判定保留みたいな感じで書いてあるんですよ。
スピーカー 1
そうなんですね。
スピーカー 2
そうそう。なので、正確な結果が知りたい場合は、眼科で詳しい検査をしましょうっていう感じだったんですけど。
そうそう。だから多分僕は緑が茶色っぽく見えてるみたいで、だから検査のデザインも、デザインというかいくつか絵を見せられたんですけど、
茶色っぽく見えなかったのは、緑っぽいドットがたくさんある中で、茶色っぽいやつが紛れてるみたいな、それが数字の形になってるみたいなやつが、僕は数字にはどうしても見えなくて、
緑っぽいのと茶色っぽいのがあることはわかりますみたいな、けど数字には見えないので、答えられないですみたいな感じだったって感じでしたね。
そうそうそう。って感じだったんで、多分新潟に近いのかなっていうところですと。
っていうのがあって、式学の検査しっかりしたい場合は、別途眼科で検査するんですけど、特に職業柄、色の区別が大事な職業、
パイロットとか、鉄道の運転手さんとか、あとなんか警察官っていうのがここに書いてあって、そうなんだと思ったんですけど、とかは早めに確認が必要らしい。
スピーカー 1
なるほどな。
そうですよね、だって今まであまり、たなけんさん自身も気づいてなかったっていうことだと思うから、特に影響なさそうですよね。
スピーカー 2
そうですね、生活上の支障を感じたことは今までなかったですね。
ただなんか時々色が自信ないなって時も、なんかあったはあったんですよ、何年か前にも。
スピーカー 1
そういうこともあったんだ。
スピーカー 2
どういうシチュエーションだったか忘れたんですけど、でもなんか自分はちょっと色、区別がしにくいタイプなのかなって思ったことはちょっとあったんで、特に検査はしてなかったんですけど、改めて初めて検査して、そうなんだっていう感じでしたね。
そっかそっか。
検査したことはありますか?こぼちえさん。
スピーカー 1
私もないです。
ないんですけど、この石原式四角検査のこのドット絵みたいなやつは、なんかインターネットで見かけたことがあって、
スピーカー 2
それで見て、数字見えるなって思った記憶がある。
なるほど。
っていうくらいの、だから自分でも、もしあったとしても全然自覚がないくらいの感じですね。
そうですよね。
スピーカー 1
なんか僕も初めてやった、健康診断でこれやるんだと思って。
スピーカー 2
ね。
スピーカー 1
それは毎回やってるのか、なんか視力検査をしたときに、ちょっと気になるなって先生が思って追加でやってくれたのかどうなんですかね。
スピーカー 2
どうなんだろう。
でも特に視力検査はただの、C型のどっちが穴が開いてるかっていう検査だったんで、
特になんか、色どうこうって話ではなかったんでね。
なんか自然といつもの流れみたいな感じで、その石原式の本みたいなのも見せられて。
スピーカー 1
じゃあ、その病院ではきっといつもやってるんですね。
スピーカー 2
でしょうね。
そうなんですよ。
で、石原式の検査についてもうちょっと詳しく調べてみると、
なんかその図にもいろんな種類があって、
識覚正常な人には見えるけど異常な人には全く見えないっていうパターンのものと、
その逆、正常な人には、正常識覚の人には数字が見えないけど、異常識覚の人にははっきりと数字が判断できるみたいな図もあったり。
なるほど。
とか、あと1型なのか2型なのかで見え方が違う。
で、なんか42って数字が書いてあって、1型の人には4が見えなくて2が見える。
で、2型の人には4が見えて2が見えないみたいな。
で、正常識覚の人には42って見えるみたいな。
なんかそういうやつがあったりするらしくて、ざっくりどっち型なのかっていうのを判断するのにも使えるみたいですね。
っていうのがあるらしいと。
なるほどな。
で、ネット上にいろいろ画像が転がってるので、僕もそれネット上で見て、やっぱり見えないわとかってなったりしたんですけど、
一応その詳しく調べてみると、やっぱりモニターとかスマホ、PCとかスマホでモニターによって多分色の出方が違うので、
正確な判断はモニター上でやるよりはやっぱり紙でというか、物理的に見て、
あと、周囲の環境、部屋が薄暗いとか明るいとかによっても結果変わってくるので、
しっかりと条件整えた上で見る必要はあるよというような注意書きがありましたね。
スピーカー 1
なるほどな。
スピーカー 2
で、あとは体調によっても見え方変わりますよって言ってて。
スピーカー 1
そういうもんなんだ。
スピーカー 2
だから特に石原式は本当に簡易的なものなんで、見えなかったからといって完全に異常ってわけじゃないし、
逆に綺麗に見えてても完全に正常とも言い切るものでもないよということなんで、
あくまでざっくりちょっと異常かもとか大丈夫かもっていうぐらいの判断ができるぐらいなんで、
詳しく検査したければちゃんと適切な条件のもと、適切な確定診断のできる検査方法でやりましょうねということみたいですね。
なるほどね。確かに確かに。
ということでございました。
ありがとうございます。
スピーカー 2
で、検査についてはそんな感じなんですけど、この話を調べてるときに最近うちの、
僕のチームのプロダクトのデザインエンジニアのメンバーが主導していろいろデザインガイドラインとか、
デザインのデザイン原則みたいなものを定めたりとか、いろいろデザインについて話すことが多いんですよ。
いいね。
すごいすごい勉強になってて、勉強になってるしプロダクトにもちゃんと反映していこうねっていうことを言ってるんですけど、
その中でノーションのページに、とにもかくにもまずはアクセシビリティっていうページがあって、
そこでいろんな話したんですけど、そこでやっぱり色を区別できたりできなかったりするっていうのが人それぞれ違うので、
なるべくあらゆる人がちゃんと区別ができるデザインとか色の選び方をしましょうねっていう話題があって、
その中で適切なコントラストを設定しましょうというとこで、背景色に対する文字色とかボタンの色とかっていうののコントラストの基準みたいなものがあるので、
その中でそれを守って色を選んでいきましょうという話がありました。
で、デザインを考えるときに今うちのチームではFigmaというデザインツールを使ってコンポーネント並べたりとか、
画面の大きな大枠をデザインしたりすることがあるんですけど、
Figmaの中でカラーを選択する機能の中でカラーコントラストチェックみたいな機能があって、
適切なコントラストがちゃんとはっきりとしたコントラストが作れてるとOKだよみたいな表示が出て、
コントラストが微妙、曖昧な区別がしにくい色を使うとNGだよみたいなのが出してくれる機能があるんですよね。
多分このコントラストの境目も一般的な値でデフォルトでは設定できるし、
あとはプロダクトによっても設定で変えられるのかな、ちょっとFigmaにまだ詳しくないんでわかんないんですけど、
コントラストチェックの色位置とかももしかしたら変えられるのかもしれないんですけど、
そういうある程度仕組みで今こういう色使っちゃってるのはコントラスト的にNGだよとか、
そのあたりが話題としても出てきてたんで、
自分がちょっと色覚、2型の色覚異常を持ってるかもしれないなという文脈の中で、
そういうアクセシビリティを考えるきっかけにもなるなと思って、
今日この話を持ってきたっていう観点がありますね。
大切、アクセシビリティ。
スピーカー 1
私もこれ何の時に気になったのかわかんないんですけど、
自分のiPhoneには色のシミュレーターっていうカメラアプリみたいなやつ入れてて、
それでたまに気にこの色の違いってわかるものなのかなっていうのがわかんないときに、
そのアプリを使ってどう見えるのかなっていうのをチェックしたり、
すごいたまにですけどしたりしてますね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
見えないとね、せっかく作っても使ってもらえないから、
スピーカー 2
気にしておかなきゃなとは思っている。
そうなんですよね。