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2026-01-28 39:18

#122-1 石も漆も布の素材⁈アート&サイエンスが生みだすテキスタイル【織りと循環~巡るすべてが布になるまで ゲスト:テキスタイルデザイナー BLNKさん】

▼番組のnote:
Dialogue cafe | note

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▼内容:
テキスタイルはサイエンス/表現が先か技術が先か/プロがお客さん/この糸で何ができるのか/山で石を拾ってインクをつくる/美容室の会話から論文まで/読字障害と共感覚/「アウトプットしないと苦しい」とは/自然のサイクルを堰き止めない/5年前までVR研究者

▼出演:
ゲスト
BLNKさん(テキスタイルデザイナー)
@blnk_o(Instagram)

MC
田中優子(映画プロデューサー、元クラウドワークス取締役、ビジネスアドバイザー、社外取締役、アントレプレナーシップ推進大使、1児の母)
岡澤陽子(ブランディングコンサルタント、組織支援アドバイザー、ビジネスメンター、戦略インサイトリサーチャー、2児の母)


▼関連エピソード:
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#34-2 14歳で単身渡英!ボーディングスクールとロンドンで磨く国際意識
#45-2 EC、SNS、SDGs・・・現代的キーワードがもたらすファッション業界の変化
#45-3 探究心がすべての礎!元物理学者志望のファッションディレクター

サマリー

このエピソードでは、テキスタイルデザイナーのBLNKさんが自身の作品や制作過程、科学とアートの融合を通じたテキスタイルデザインの重要性を語ります。彼女は生地の創作や素材に関する知識、アーティストとしての活動方法についても触れ、自身の作品の意味とプロセスを深掘りします。また、自然素材を用いた染色技術やアートとサイエンスの融合についても話します。BLNKさんの独自の感覚と素材に対する実験的なアプローチが、新しいテキスタイルの創造につながります。石、漆、布といった素材がアートとサイエンスの融合によってテキスタイルへと変化していく過程が探求され、彼女とともに織りと循環の重要性について考えます。

BLNKとの出会い
スピーカー 2
今日もゲストにおいでいただいているんですけど、今日は少し謎に包まれた方といいますか、まずお名前がね、BLNKさん。
スピーカー 1
BLNKさん、お願いします。
BLNKさんはテキスタイルデザイナーといえばいいんですか?
テキスタイルデザインを中心に、服字でちょっとアート的な表現とかを試したりとかいうふうにしています。
スピーカー 2
アーティストさんなんですけど、BLNKというお名前で活動されている。
スピーカー 1
作家名で。
スピーカー 2
作家名でということで、ご本名はね、ちょっと内緒っていう感じなんですが、
私もともと、とあるとしか言えないな。
とあるところで、全然アーティストとしての活動で知り合ったわけじゃないんですけど、
私自身の仕事に関わるところで、たまたまお会いして、実はこんな活動してて。
お話し聞いていくと、情報量が多すぎて、これはポッドキャストでねほりはほり聞くしかないみたいな感じになってですね。
今日は横ちゃんと一緒にね、どんなお話が聞けるか自体が全く未知な感じでお話し聞きたいと思います。
よろしくお願いします。
科学とアートの融合
スピーカー 2
今は個人で、どこかに所属してるってわけじゃなく、個人で活動されてる。
はい、そうです。ソロのアーティストみたいな形でやらせていただいていて、
いろんな活動を通して知り合った工場さんとかと直接やり取りをして、それでいろいろ生産したりとか作品作ったりとかやっています。
生地を作るんですよね。今ちょっとね始まる前に生地を見せていただいたり、実際の、それで作られた作品の写真とかも見せていただいたんですけど、
すごくこうなんていうんだろう、普通じゃないというか作り込まれたというか、一個一個説明していただいたものも、
実験のようにこういうものをこうやって混ぜるとこんなものになるんです、みたいなお話。
実験っぽい。
実験っぽい、ちょっと科学のお話。これは酸性なので、アルカリ性なのでとか、
アミノ酸がとか、だからちょっと生地のお話、ファッションの話とはちょっと思わないような。
スピーカー 1
そうですね、確かにテキスタイルってなるとかなり科学的な要素とか数学的な要素、物理的な要素が関わってくるので、
作品でもある程度はあればいいと思うんですけど、特に生産とかってなると耐久度とか品質論とかそういうものも関わってくる、
ケンロードとかって言うんですけど、染めがどれだけ耐えられるかっていう。
そういうものとかって本当に科学的な検証であったり実証であったりっていう物理的なことを試さなきゃいけないので、
かなりそういう知識であったりとか、下地がないとちょっと難しいかもっていうのがありますね。
スピーカー 2
アーティストって一般的なイメージだと、出来上がった、どんなものを作り上げたいかっていうイメージのところがどうしても先行しがちなんですよ、一般人からすると。
でもそれを確かに作り上げるためには、何を使って、どういうプロセスで、目的っていうか章なのか、用途に合わせてどれぐらいの耐久性が必要なのかみたいな、
そこに対しての確かに理解もなければ作れないのがいいですよね。
スピーカー 1
油絵一つとっても、未来に行ってらっしゃる方たちとか、じゃあそこで何を学ぶかって言ったら、教授にもよりますけども、あと学科にもよるんですけど、
どういう画材でどういう技法で何年に何が確立されてとかって、時代背景であったりとか、
そういう素材のそのものについて、これがこういうものでこうできてるから、じゃあこういうものを混ぜるとこうなるよねみたいなことをやったりとか、
それを実際作品を見ながらやったりとか、自分で描きながらやったりとかっていうこともあるんで、
なんかこう撤回数多く描けるようになるみたいなことも、画塾とか大事なんですけど、そういうちゃんとどういう仕組みでこれが成り立ってるのかっていうのを知ると、
それを科学的な側面で言うと、完全に科学が理解できるというよりは、ちゃんとものの仕組みとして理解しておくっていう、
そこがすごく大事なので、どんな仕事でもそれって大事じゃないですか。
特にプロダクトを作るってなると、じゃあ100年後、1000年後とかにこれは存在してるのかとか、
ダヴィンチの絵とかもそうですね、耐久度とか、これ光に色って光で飛んじゃうよね、光って強力だから。
だけど、それをどう飛ばさないかとか、どう少しでも長持ちさせるかとか、昔からみんなめちゃくちゃやり込んできた。
意外と密接な関係があるんですよ。
だからさっきおっしゃってたように、アーティストさんとか意外と科学的な人、理数系の人多いよねっていう、それはもうまさにその通り。
スピーカー 2
それはブランクさんのものづくりの、最初にこういうものを作りたいとか、こういうものを実現したいがあって、
その方法は何かっていうことを探しに行くっていうプロセスなのか、
それとも、こんなこと、こんな技術があるとか、こういうことできるんじゃないかみたいな、テキスタイルの作り方みたいなものが先に、
この製造工程とか、この技術を使えばこんなことができるんじゃないかっていうふうに発想するのかっていうと、
オーダー制作のプロセス
スピーカー 2
素材発想ですね。
そうそう、どっちの方が自分のものづくりには近いですか?
スピーカー 1
そうですね、両方ともやるんですけど、この間作った漆塗りのドレスは、もともとこれをやりたい、表現したいっていうのがあって、
そこからどうものにしていくかっていうのを具現化、具体化するっていうやり方だったんですけど、
その次にまた作ろうとして、オパールプリントのドレスっていうのは、
八王子の岡田染工場さんっていう、八王子ってまだ過労死って産地があるというか、かなり衰退はしてしまったんですけど、
そこの染工場さんがいらっしゃるんですけど、そこの裏側さんって職人さんと私、すごく仲良くさせていただいて、
その方と話しているときに、酸性のオパールプリントっていうのはやっぱり布への影響とかも含めてそっちが多いけど、
そこからやっかり性のオパールプリントっていうのを田間美に教えていらっしゃるんですけど、
やってみて、すごく面白いのできたよっていうサンプルとか見せていただいて、
そこから、あ、だったらこういうのとかこういうのとかっていいなって思って着想していって、
っていうコーテを踏んだので、そっちはどっちかっていうと技術ベース。
なるほどね。
これが面白いねっていうので、そこからっていう。
なるほど。
結構両方やりますね。あんまりそこらへんは決めてなくて、自分の。
なんでも面白いなって思ったらとりあえずやっちゃおうみたいな感じで。
スピーカー 2
なるほどね。
その発表というか、世に出すというか、形としては村木さんの作品として発表したり、
例えば売るという形なのか、あるいはデザイナーさんとかと組んで形にしていくのか、
お仕事のスタイルというか、どういう発表の仕方をされてらっしゃるんでしょうか。
スピーカー 1
例えば自分の作品を発表するとかだと、自分で作って自分で発表っていうシンプルなんですけど、
頼まれることとかだと、お客様にオーダーで服を作りするっていう機会もあるんですけど、
その時はその方がどういうものが好みか。
あと生地がこういうふうにスワッチで用意されているので、
この中のものだけじゃなくてもいいんですけど、こういう生地が興味があるとか好きだなとか、
これを使いたいなって今現存している生地だったらそれを使うとか、
その方がこんな生地が欲しいんだけどなかなかないなっていう話をしてくださったら、
その生地をお作りするっていう形で、
それでもショールットからやってくださる職人さんとかもいらっしゃるんですけど、
それでもある程度の精算というかメーター数は頼んでおいた方がこっちも後々いいので、
その場合はその方の着想を物に落とし込んでそれを布にして、
その布をその方にまず作品を作ります。
その後は自分でこういう布もあるのでどうですかっていうふうに提案をしていくっていう。
スピーカー 2
そのお客様っていうのはどんな感じの方なのかな?
その方が普段に着られるためのものなんですか?
スピーカー 1
そういうものもやっているようにしています。
スピーカー 2
それドレスとかが多いんですか?
スピーカー 1
ドレスもあるのあるんですけど、結構警服とか、
このあなたのライダースジャケットとか、
あとちょっとひとつ代わり種で置物とか、
この生地で作っているんですけど、
ちょっと格子柄のこのラメの生地で作っているんですけど、
これはたまたま水引きをモチーフにした図案を手書きで書いてみて、
そこからの始まりなんですけど、
それで図案に当て込んでみて、
折り物を作ってみたら格子柄の折り物みたいな感じになっていて、
もともとそういうふうに設計はしているんですけど、
だからちょっと和のテイストだよねって、
あと折り方が、帯の折り方とかをするときに、
色糸、ラメ糸って色を分けされたラメ糸を、
ここだけはこの色を出して、ここだけはこの色を出してってなったら、
何本か渡っているわけですよね。
その出してない糸って、出てないときは裏側に、
すだれみたいにこうなりますよね。
あれが、ああいう細かい色表現はしたいけど、
このすだれになったら裏袋で閉じてってなるから、
そしたらリバーシブルで使うってなると、
やっぱり引っかかりとかあって難しいよねっていうときに、
ちょっとリバーシブルで裏側もペタッとしててサラサラしてる、
そういう状態使えないかなっていうことで、
ちょっとラメの入れ方を工夫して、
こういう仕上がりにしてリバーシブルでも使えて、
かつ細かい色表現がジャカートの織り方、
組織とかの変化によって陰影もつけられるし、
みたいな形の設計をしてるみたいなんですね。
結構ちょっと日本のものから着想してる部分が多かったので、
出来上がってみるとかなりワンのテイストが入ってたなって。
で、織っていただいた職人さんと、
あれだったら着物とか作っても楽しいんじゃないかみたいな感じで言われて、
そしてたまたまお知り合いの方にそういう方がいらっしゃったので、
じゃあちょっと一着作ろうかっていう話のことです。
スピーカー 2
オーダーされる方は、
ショーとかをご覧になったり、
あるいは人の紹介だったり、
どういう形でブランクさんにお願いしますっていう話になることが多いんですか?
スピーカー 1
例えば私がお世話になっている工房さんとかあるんですけど、
そこでパターン相談するとか、
縫いの相談をするとかってなった時に、
私の生地を持っていっておくと、
そこにかけておいて、
これをこうしよう、ああしようみたいな話をしていて、
そのかけっぱなしになっている状態で、
他のお客様がそこに訪れた時に、
この生地いいねってなって、
これでこういうの作りたいみたいな感じで、
そこから繋がるっていうこともあったりとか。
スピーカー 2
そうすると、
ちょっと同業というか、
の中で広がっていく感じなんですか?
私の場合はそのケースが多い。
スピーカー 1
そうなんですね。
あんまりレキスタイルデザインとか、
デザイナーっていう人たちが、
世の中で、なんていうのかな、
コシノさんとか、
ヨウジさんみたいな感じで認知されてるかって、
あんまりそういうイメージはないじゃないですか。
なんでかって言うと、
この生地の提案って、
デザイナーさんにする。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
山本に立たされるのって、
最後結局デザイナーさんとか、
モデルさんとかなんですよね。
確かに。
富永愛さんみたいな方とか、
ヨウジ山本さんみたいな方は、
ここに出る人。
スピーカー 2
だけど、
スピーカー 1
私たちみたいに、
テキスタルデザインとかってなってくると、
その人たちに、
例えば提案するとかっていう立場なので、
ここまで出るっていう、
本当にフロントマンみたいな状態には、
あまりならないかなと思うんです。
そうですね。
スピーカー 2
イメージとしては、
B2Bっていうか、
確かに。
そういうイメージがあったので、
でも、
富永さんの場合は、
最終作品というか、
作品のところまでも、
出かけたりもされるんですね。
そうですね。
スピーカー 1
結構、
例えば海外、
私ずっとイギリスに住んでたので、
例えばイタリアとか、
ヨーロッパ県に近いんですけど、
イタリアで糸の展示とかってあるんですね。
そういう糸の展示とか行くと、
やっぱり福島で全部仕上げてある。
スピーカー 2
この糸で何ができるのか、
スピーカー 1
そこまで仕上げて見せることは、
生産の責任っていう考え方は別にあるので、
だいたいみんな、
服まで仕上げるってことは結構やってるかな。
スピーカー 2
そうなんですね。
スピーカー 1
ただ、
日本の産地とかが、
かなり分業制で、
最終加工をするところと、
布を折るところが違うとかもあるじゃないですか。
そこは一貫した生産をやってる工場ももちろんあるんだけど、
結構全部違ってたりとかするってなると、
テキスタイルの創造と教育
スピーカー 1
こういう布を折れるでっていう人とか、
こういう加工ができますでっていう人、
別々だったりするから、
そしたら最後、
服にした状態を見せるっていうのが、
ちょっと難しいというか、
別々すぎて。
そういう事情もあるとは思う。
各国そういうのは細かく事情あると思うんですけど、
それで服を見るっていうよりは、
布がそのまま飾ってあるってことが多かったり、
そのために、
学生とかとコラボして、
職人さんが、
それで各産地の職人さんが、
この折り物を折り上げるから、
それで学生が服を作る。
それをコンペ形式にして、
受賞した人たちが、
大きな会場に飾ることができる、
そういうものがあったりするので、
ちょっと違う形で、
見せてるのかなっていうのを感じますね。
自然素材と科学的アプローチ
スピーカー 1
日本と西洋であったりとか、
他の国との違いとか。
なるほどね。
スピーカー 2
面白い。
本当に知らない世界だね。
知らない世界だね。
折りで作っていく生地もあるけれども、
手書きされているものは、
あれはプリントですよね。
そうですね。
スピーカー 1
手書きのものはプリントで、
ユーゼンみたいに直接手書きをするっていう場合もあれば、
スピーカー 2
テンシャーとかのプリントで、
スピーカー 1
インクジェットみたいなものがあるんですけど、
そういう作り方をするものもあれば。
スピーカー 2
直接書くこともあるんですか。
スピーカー 1
直接書くこともあります。
私はそもそもインクを作るのが好きで、
山とかで石とかを拾ったりとか、
石を買ったりとかして、
それを砂布通して、
土台と砂布通してみたいな感じで、
色素を抽出とかするような素材になる。
スピーカー 2
すごい実験みたい。
でも何見てもこれ使えるかなとかって、
スピーカー 1
そういう感じなんですか。
何も言えますね。
土とかもそうですよね。
泥染めとかいろいろあるので、
そういう時にこの素材ってこうしたらこうなるのかなみたいな。
例えば車とか通りが多いところとかで、
排気ガスとかもちろん含んでるけど、
鉄分とかが土の中にグッて溜まってることとかもあるので、
そしたらその土を持ってきて、
それで泥染めみたいな感じでしたら、
鉄糖の焙煎剤になるから、
その反応でかっこいい色出るんじゃないかとか、
そういうことを考えたりとかをするんですけど、
職人さんとかとそんな話とかもいろいろしたりとかして、
結局不純物めっちゃ混じってるから、
スピーカー 2
どんな色出るかわからんよね。
スピーカー 1
それちょっとあれかなって。
スピーカー 2
それもテキスタイルを作ってる方は、
みんなちょっと科学的な会話をしてるんですか。
スピーカー 1
みんな。
私と職人さんが話をするときは、
そういう感じになることが結構多かったりもするんですけど、
他のデザイナーさんとかがどういう感じなのか、
私はあんまり存じ上げなくて、
結構工場の方たち、職人さんとか、
そういう人たちはやっぱりそういう知識を持ってってしてた方が、
スピーカー 2
強みがあるし長く続けていけるっていうことでもあるので、
スピーカー 1
そういう職人さんと一緒に仕事をするっていう形にはしてますね。
認知と情報の結びつき
スピーカー 1
やっぱり造形が深い、自分でやってらっしゃること。
いろんな論文とか読み込んでる人とそうでない人だと、
発想というか持ってる量が違うので、
立ってその話をした瞬間に、
それだけのことをいろいろ提案できるっていう、
それがやっぱり広い人というか、
張り巡らせてる人とかがやっぱり仕事がしやすいなっていう。
スピーカー 2
ご自分でもかなり論文とか読まれたりするんですか?
スピーカー 1
そうですね、面白いからただ読んだりとかしてるだけなんですけど、
麹菌とかで例えば髪の黒染めができるとか、
発生するときに黒く色がついたりとかするんです。
その色素を白髪染めの黒に使えるんじゃないか、
みたいな研究とかされてたりするんですけど、
そういうのとか面白いなって。
それだったら服とかの染めとか使えるんじゃないかな。
いつも美容師さん行くと、
美容室の担当してくださってる方、結構理系の方?
もともと工業系の方なので、
そういう話とかはいつもしてて、
こんな染め剤とかでこんな薬品使って、
こういうやつは今出てるよ、みたいな。
じゃあそれだったら服とかでこうやって、
こうできないかな、とか言って。
すごい。
それこそ脱色とかね、やられてるから、
その脱色剤とかこういうのあって、こういうのあって、みたいな。
で、布だったら、人間の毛と、
例えば羊とかも毛じゃないですね。
毛だったらこうなるかな、みたいな感じで。
すごい。
スピーカー 2
インプットの幅というか、
もちろん感性の部分もあると思いますけど、
その素材に対するインプット、
もっと技術とか、
理屈の部分と言いますか、
研究の部分だったりとか、
基礎的な研究の部分と、
全部、全方位的にすごいインプットがあって、
アウトプットがここに、
この作品になってるんだな、とか思うんですけど、
スピーカー 1
相当インプットを心がけてらっしゃるんですか?
スピーカー 2
心がけてらっしゃるわけではない。
スピーカー 1
なんか楽しいとか思う今ぐらいの感じで。
スピーカー 2
なるほどね、楽しいんだ。
スピーカー 1
なんか読んでると面白いとかあるじゃないですか。
私ちなみに独自症がディスレクシアなので、
直接自分で文字が読めるわけではないんですけど、
で、共感覚があるので、
文字がそれぞれなんとなく色が付いて見えたりとかするから、
この文字はこの色みたいなの。
法則が自分の中でどうもあるので、
それでなんか読んでる風みたいな。
だからちょっと間違えてる時とかも全然ある。
これがなんか多分、
アとかって書いてあると思うんですけど、
これがなんかちょっとオレンジみがかった、
これが緑みたいなのがチラチラしてるなみたいなものが印象なので、
なんかこれはアダマみたいな感じ。
スピーカー 2
っていう風に理解されてるんですか?
スピーカー 1
そうですね、その色とかこの輝きとかで、
なんかこれはアダマみたいなとか。
スピーカー 2
それ一つ一つの文字で違うんですか?
スピーカー 1
そうですね、なんか私の場合は結構ざっくりしてて、
何て言うんだろう、何々体みたいな感じで、
書体みたいなのがあるじゃないですか。
本当に。
書のこういう流れるようなシュッて先がしてるものとかだと、
だいたい色がまとまって見える。
このアとこのアとこのアはシュッてしてる感じだから、
それはだいたいこういう色相のこの色みたいな感じで見えたりとかっていうのを
ちょっと実際に試してみてそうだったので、
これはなんかちょっと手書き風なのかな?
スピーカー 2
丸っぽいで、
多分お店のメニューに書いてあるアの話をね、
憧れのアです。憧れって書いてあるア。
スピーカー 1
端っこが多分スパンって切れてる。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
だからこの色なんだろうな。
それはアっぽいなみたいな感じで。
スピーカー 2
すごく面白いよね。
面白い。
この認知がさ、違うってことじゃん。
でも、人間って目で見て脳で変換してる。
その変換の機能が、
すごく独自性があるんだと思って。
すごい面白いんですけど、
アはアで、
でも例えばどういう書き方なのかとか、
場所とかによってもその受け取る色というか、
雰囲気は違うんですか?
スピーカー 1
そうなんですよね。
だから記憶というか、なんとなく照らし合わせ。
実際にパッてその上で浮かぶから照らし合わせができるから。
例えばチューニングとかできる人とか、
すぐパッてできる人とかで、
共感覚持ってる人とか友達でもいるんですけど、
これは青い色だから、
この青まで来たらチューニングOKみたいな感じで判断してる子とかもいて、
そういう感じで判断できるものある程度あるけど、
でもあんまりにも新しすぎるものとか、
今までにない何かってなると分かんなかったりとか、
そしたらまた新しくインプットするというか、
これはこういう色に見えるから、
じゃあこれはこうなんだっていう風に自分の中でまた照らし合わせをする?
みたいな感じで。
でも新しい情報って大体そうじゃないですか。
だからあんまりそんな違和感を覚えるみたいな感じ。
だけど苦手なポイントっていうのがあって、
本当に分かんないやんみたいな。
どっちかというと色が見えるというよりも、
真っ黒なものがぐるぐるしてるように見えて、
捕まえられないっていつも言ってるんですけど、
動くなよみたいな。
動いて見えるんですよね基本的に、
ぐるぐるしてるから、
捕まえとかないと止まってくれないというか、
捕まえる感じが色が見えるっていうか、
その感じなので、
これ捕まえらんないやみたいな感じ。
スピーカー 2
例えば捕まえられない文字とか、
教科書とかなのかもしれないですけど、
何が捕まえられない系なんですか?
スピーカー 1
村瀬さんの中では。
教科書の文字すごい難しかったんですよね。
なんかぐるぐるしてしまって。
なんでなんだろう。
原因はよく分からないんですけど、
捕まえられない比率が多かったって感じです。
分かるところっていうか、
見えるかってなるところもあるんだけど、
だいぶ捕まえづらい。
他の文庫本で色んな書体で出てたりとかするじゃないですか、
そっちを読むと同じ内容。
でも、コデだったら捕まえられるなとか、
友達に読んでもらったりとか。
でも読んでもらうと、
その人の印象の声で入ってくるから、
スピーカー 2
その人の解釈が多少入ってくるんですね。
スピーカー 1
例えば男の人に読んでもらった時と、
女の人に読んでもらった時と、
この物語に対する印象が違いますってなった時に、
聞こえてくる情報が全然違ったりして、
頭の中で浮かぶ情景っていうか、
キャラクターとかも全然変わってくるってなるので、
全く違う物語までではないけど、
全然違う動きをする時とかもすごいあって。
スピーカー 2
ブランクさん自体が感覚機関みたいな感じがすごくする。
スピーカー 1
本来人間ってそういうものだけど、
たぶん育っていく過程とか、
今までの生活、人間の長きにわたるって、
それで今の状態になっているとか、
形成されていくってことなのかなって思うから、
もしかしたら強化感覚とかって、
昔の人たちは普通に持ち合わせていた感覚なのかもしれないなとも思います。
脳が要するにつながっているってことだと思うので、
視覚と聴覚がつながっているとかっていう、
どっちに発火していくか。
スピーカー 2
勉強してるって感じではないっていうふうに、
入ってくる情報が、
これまで持っている情報と結びついて、
これとこれは混ぜたら面白いかもしれない、
こういうふうに使ったら面白いかもしれないとか、
これをテキスタルの方にやったらどうなるんだろうみたいな、
自然とつながっていく、そんな感じなんですか、新しい情報も。
スピーカー 1
そうですね、アウトプットしとかないと、
苦しいこととか大変なこととかあるから、
そういう時は自然と出そうとするっていう感じで、
これはこういうふうにしとこう、
勝手に決まっていくんですけど、感覚的な部分。
スピーカー 2
アウトプットしないと苦しいっていうのは、
それは何なんだろう、
自分の中にある生まれてきたものを外に出さないと、
スピーカー 1
その苦しさっていうのはすごく、
スピーカー 2
別に理解されないとか理解されたいとか、
そういう苦しさと違うような気もするんですけど、
何に近いんだろう。
スピーカー 1
あんまり理解したっていうのは結構誤解な気がしてて、
わかんないのが普通なのかなって思うから、
自分の感覚にその人の情報を寄せて理解した気になっちゃうって結構怖いから、
あんまりやりたくないし、自分もやられたくないから、
それってこういうことに近いのかなっていうのは、
想像はするけど、でもそうじゃないんだよなっていうのの気持ちが強い。
あんまりそこに対して理解されないから寂しいとか怖いっていう気持ちはそんなになくて、
むしろ理解したって思い込まれた目で見られるとかの方が怖いかなっていうのがあるから、
しかもそうすると人格とかが、
通りファッションとかってそうなんですけど、
外側をすごいよく見て、誰からどう見られてるかすごい気にしてる人たちとかが結構集まってるなっていう私は印象があるので、
外観から内面までかなり思い込みで決めつけちゃうっていうのが、
それって人間ってもともと持ってる要素だと思うんですよ。
だから差別って悪いことっていうのは、
場合によっては本当にそうなんだけど、
それを持ち合わせてること自体が悪なのかって言ったら感覚機関に近い部分で、
言語化してやっとその違和感ってわかるんだけど、
本能的にパッって印象とかあやふやな状態で捉えてるものって、
たぶん全然そんなはっきり形としてそこまで形成されてない状態でもやもやしてて、
他の人とかとその意見が合わなくてとか価値観が合わなくてみたいな感じで、
擦り合わせをするときに言語でしかコミュニケーションがなかなか取れない状態で、
差別っていう概念に消化されていく。
それは思い込みで人を決めつけるっていうことでは良くないよね。
だからこのバイアス外そうっていうこの一連の流れ。
この感覚機関があること自体は生存本能とか何かその時に避けるであったりとか、
より近づいていくであったりとかって判断をするために備わった何かだったんだと思うんですよ。
それが思い込みバイアスみたいなものにもなり得るから気をつけよう。
この感覚を持っていること自体を恥とか悪とかひた隠しにしなければならないってなると、
なんかちょっとおかしくなってくると思うから。
私自分自身ももちろん差別的な視点って持ってると思うんですね。
偏見もめちゃくちゃあるから。
それがあるなと。
でも目の前のこの人に対していじわるしたいわけじゃなくて大事にしたいんだよなとか、
もっと話をしたい、仲良くなりたいなっていう気持ちがある時に、
その人を傷つけたくないとか、
その人に思いやりを持ちたい。
そこで自分自身問い直していく。
問い続けるみたいな、そういうことだと思うので、
ちゃんとそうしていきたいっていう時にそうできるように。
そこが大事。だから差別って良くないというか、
持ち合わせたら大事な人を傷つけるし、
自分自身の環境も住みにくくさせてしまう。結果的に。
なのでそこを外していきたい。
そういう理解をしてるんで。
スピーカー 2
最初何の話でしたっけ?
アウトプットしないと苦しいって言って。
スピーカー 1
そういうのをずっと考えてるんですね。
これは苦しいってわけではないんです。
自然の脳の構造として自分がそういう構造になってるから、
考えすぎて人から見るとそうなのかもしれないけど、
自然なことは別に一個。
スピーカー 2
表現する、あるいは形に消化させていくというか、
その行為そのものが、
ブランクさんの中の生きる一環みたいな、
インプットを、仕事というよりは、
インプットを形にすることが、
自然の流れなのかなっていうふうに。
スピーカー 1
そうですね。
自然のサイクルとしてここが滞ると、
川の流れが止まって、他がバーって、
ダクリをみたいになるみたいな。
スピーカー 2
そういう苦しさなのかなと。
スピーカー 1
何か特定のことに対してっていうよりは、
スピーカー 2
自然のサイクルが滞るみたいな苦しさなのかなって感じはしますね。
スピーカー 1
それこそ自分が抱えてトラウマとか偏見とか、
そういうものに対してもちろん苦しいって気持ちあるけど、
スピーカー 2
それとはまた別にあるなっていうのを話してて。
スピーカー 1
人によってはね、
スピーカー 2
結構自意識が生むものかもしれないですけど、
訴えたいこととかメッセージみたいなものを
アートにぶつける方っていうのもいるじゃないですか。
でもそういう感覚というよりは、
もっと自然な食べるとか、喋るとか、
普通の自分の生きる日常的なものなのかなって話聞いてると、
それが止まっちゃうと、
自然の摂理を裏切ったような気持ちというか、
せき止めるっておっしゃったから、
スピーカー 1
出すもの出してない苦しさみたいな。
それなんですよね。
職人さんと話してるときも、
排泄とかに近いから、
あんまり生み出してるっていう感覚じゃないな、
生産は生産だけど、
作り上げたっていう達成感とか、
そういうのはあんまりなくて、
よくやったなとかもあんまりないし、
ただこうしようと思ったからこうしました、
スピーカー 2
おしまいみたいな。
すごい面白いなと思いながら聞いていて、
でもそういう感覚を持ってる人も、
多くはないような気もするし、
あと手段として、
自分が自然に出す手段が、
今はブランクさんのところ、
テキスタイルっていうところなんだけれども、
テキスタイルに落とし込むというのが、
自分の自然なスタイルなんだっていうのに、
出会っていることが、
すごい幸せなことなのかなと思いながら、
それはいつ頃出会ったというか、
このテキスタイルに出していくの自然な。
割と最近ですよね。
スピーカー 1
しかも今言われて思ったんですけど、
ずっと違ういろんな形で出してきているのか、
というのを今思って、
その都度その都度で、
周りの人とかの影響、
人間って結局自分がどうしたいとか、
こうしようと思っていても、
環境とか周りの人とか、
生まれた時からの情報とかで、
ある程度道筋って、
自分で選べない方向に行ったりとかする。
そういう意味でも、
いろんなツールにその都度出会ってきて、
音楽とかいろんな。
それで立場も違うし、
視点も違うんだけど、
その都度出してきたっていうのが、
周りと自分との兼ね合いで、
スピーカー 2
そこで決まって、決まってっていうことだったの。
なるほどね。
テキスタイル始めたのは何年前なんでしたっけ?
スピーカー 1
テキスタイル始めたのは、
4、5年前くらいかな。
まだそんなに?
本当に最近ですね。
すごい。
スピーカー 2
そうなんですよね。
その前は何を?
スピーカー 1
映像とかのVRとかの研究したりとかしてて、
イギリスでやってた?
スピーカー 2
イギリスのほうで。
スピーカー 1
もともと、
映画の制作のディレクターさんとかと交流がありまして、
そこから映画制作とか、
あとは映像の研究とかっていう形になったんです。
スピーカー 2
大学院とかも知り合ったんですけど。
スピーカー 1
向こうとかだと、
普通に仕事をしながら学ぶっていうことが多くて、
なので、
映画を実際に撮りましょうと。
こういう映像を撮りましょうみたいなことを、
その教授の方なんですけど、
教授から振ってもらって、
現場経験したりとか、
自分の映像制作もそれでやったりとかっていう形だったので、
普通に映画撮ってたみたいな。
スピーカー 2
でもテキスタイルに出会っちゃったんですか?
それはなんか、
興味とか自分のアウトプットの個性が変化したのか、
それとも何か区切りがあって何か探して、
このテキスタイルに行ったのかっていうと、
テキスタイルの重要性
スピーカー 2
ちょっとその話2本目で聞こうかね。
もう話がなんか、
ホリホリホリでしょ?
ホリホリホリなんだよ。
さらに掘りたいところもあったんだけど、
これは2本目かな?
なので、ちょっと2本目でさらにブランクソンを掘り下げたいと思います。
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