美の力の探求
キーワードとしては、自分の研究と、あとはその他の活動に関わって、
キーワードは美は世界を救うという感じになるかと思います。
これについて、今日はちょっとお話をさせてもらえればと思います。
お付き合いいただけると嬉しいです。
あと、とはいえ30歳になっての率直な感想みたいなこともあるので、それも最後にお話させてください。
まず、美は世界を救うという言葉なんですが、これは実は僕自身の言葉ではなくて、
ドストエフスキーという作家が作中で使った言葉というふうに言われていて、
これを借りて、それって本当にそうなんじゃないかということを僕はうっすらと思っているので、
研究者としてそれを明らかにしていくような、もしくは研究者だけじゃなくて、
何かこう、授業というとちょっと大音すぎるんですけど、社会に働きかけるような何かをしたいという気持ちがあって、
この言葉で結構僕のこれからやっていきたいと思うようなビジョンみたいなことは体現されている。
クラウドファンディングのプロジェクトをやっていて、そこでも美は世界を救うを心理学で実証したいというタイトルでやっているので、
まさにそんな感じです。心理学という僕のやってきたことで美は世界を救うということを示すことによって、
社会をちょっとだけより良い方向に持っていけるんじゃないかというふうに思っています。
これについてね、言い出してから1年はまだ経たないかな、去年の夏ぐらいからこの言葉を特に使うようになって、
つい先日のイベントでこの美は世界を救うって言うけど、実際にどうやってやるんですかという話を自分もしたし、
あとは参加してくださった方とディスカッションをしてたんですよね。
そこで結構面白いなと思うこととかそうだよねと、僕もそれ考えてましたと、
同じようなこと思ってて嬉しいですみたいなことが何度かあったので、
いくつかの切り口でもうちょっとだけ具体的にお話しさせてもらいたいんですけど、
まず例えば一番思いつく、すぐ思いつくなって僕が思っているのが美しさとかアートとか、
そういう体験によって人の価値観とか考え方とかが変容する、
特にポジティブな方向に変容するんじゃないかということを思ってます。
それが美が人に大きな影響を与えるっていうことの一番分かりやすい例なのかなというふうに思ってます。
あの時に聴いた音楽とか、あの時に見た絵とか、舞台芸術とか、
芸術だけじゃなくてもすごく道徳的な行動を見た時とかそれを受けた時とか、
いろんな時にそういう美しいなと感じることってあると思うんですけど、
やっぱりそこには自分ももっとそうしたいなとか、
人生を変えるようなひらめきとか気づきというのが伴うこともあるんじゃないかと。
人生の意味っていうこともよく心理学の中で重要なキーワード、
meaning in lifeって言ったりするんですけど、
それはこの美の体験には大きく関係していることかなと思ってて、
そういうふうに、世界を変えるって言ったらちょっと言い過ぎなんですけど、
人が変わることによって世界はどんどん良い方向になっていくんじゃないかというのが結構一番に思いつくことかなと思います。
これはね、割と注意しないとなと思うことは、
価値観を変えるパワーがあるってことは、それはネガティブな方向にも使いようがあると。
芸術と価値観
先導するって言ったりしますけど、
先導っていうのも実はinspireっていう英語を使ったりするんですけど、
だから神ひとえなところもあるのかなと思うので、
そこはやや注意なんですけど、でもやっぱりパワーはあるなと思ってます。
あとはイベントで出てきたこととしては、これも本当にそうだなと思うんですけど、
シンプルに歌に救われたとか、この作品に救われた、小説に救われたみたいなことって結構あると思うんですよね。
それって人の命を、本当に費用とかじゃなくて、本当に命を救ってるってことがあり得ると思うんですよね。
それはやっぱり、仕事関係とか、家族はどうかわかんないけど、
助けられる人の輪を広げるっていうか、音楽とかで広がりがあるYouTubeとかでも聞けたりすると思うので、
それで救われる人っていうのがいるってことを考えると、やっぱりすごいパワーを持っているなというふうに感じていたりします。
他にいろいろ出ていた共通の話題になるのは、これも結構重要で話すときりがないんですけど、
やっぱり美とか感性的な話題で人と仲良くなることとかってあると思うんですよね。
個人的にはそっちの方がいいんじゃないかと思っているレベルです。
論理とか審議、これが正しい、これが正しくないとか、こっちが本物であっちが偽物であるとか、
そういうお話はもちろん時に大事というか、そういう目で世界を見ていくってことは大事だと思うんですけど、
一方でそれで人と話そうとすると、やっぱり自分にとっての優しさと相手にとっての優しさじゃないかもしれないし、
自分の思う正義が相手にも正義じゃないかもしれないみたいなことって多いにしてあると思うので、
そういう美とか自分の好きなかっこいいと思うこと、イケてると思うことで人と会話をしたりとかつながっていくことって
とても有用なんじゃないかなというふうに思っています。
イベントの時に言ってもらったので言うと、仕事を退職した後とかでコミュニティとかが少しずつなくなっていく中で、
芸術ってものがそういう新しいコミュニティになったりとか、それは創作なのかもしれないし、鑑賞なのかもしれないし、
わからないですけど、そういうコミュニティとしての美みたいなこともあり得るんじゃないかということもありましたね。
これ確かに世界を救っていきそうだなって思いますね。みたいないろんな方向性があり得るんですけど、
そのどれもを可能性として捨てずに検討しようとする、議論をしていこうとするということを自分はどんどんやっていきたいなというふうに思っています。
30代のビジョン
結構だから抽象的ですね。30代とかって言っちゃったんで、それぐらいのやや中長期スパンぐらいの目標と言いますか、
ビジョンはこれぐらい抽象的でいいのかなというふうに思っています。
一方でこのここ数ヶ月で、例えば今年は論文5本通したいとか、年収目標立てたりとか、
ボイシーのフォロワー5000人目指したいですとか言ったりしてたんですけど、そういうちょっと短期の目標は数字で上げつつ、
でも中長期はもうちょっとぼんやり、自分はそっちの方が本当は正にあっているんですよ。
数字とか言うと急にドキドキしちゃう、心拍数上がっちゃうタイプだから、ぼんやりとこっちの方向を目指しますということを言う。
だけどちょっとずつ解像度を上げていくような、時間が経つとそれだけ5年後だったと思ってたものが3年後になり、2年後になり、1年後になりみたいなことになっていくので、
ちょっとずつ解像度を上げながら、だけどこの数年かけてそっちの方に行くぞということを改めてここで言語化させていただいた次第でございます。
研究者としてはいっぱいやりたいことがあって、それは美容世界を救っていくことだけでもないので、これがやや悩ましいというかやりたいことが無数に広がっていて、
いずれ一見無関係だったものが繋がる瞬間があって、それがイノベイティブな発見とか仕事に繋がっていったら嬉しいなというふうにぼんやりとは思っているんですけど、そんなぼんやり具合でございました。
ただ美しいとか芸術、確かにパワーあるなというふうに共感していただける方がもしいるのであれば、先ほどもちらっと言いましたがサポーターを募集していますし、そうじゃなくてもこういうボイシー上で議論してもらったりでもいいし、
コミュニティーもやっています。コミュニティーはサポーターの方限定なので、そこはややハードルがあったら申し訳ないんですけど、プレゼントがあったら300円出してやろうかという感じで応援いただけるとすごく嬉しいです。
大人になることの不安
結構流動的な人間関係でこれまでもやってきたと思っているので、一回支援したらずっと応援し続けないといけないとかそんなこともないので、もしもういいかなと思ったらやめてもらってもいいですし、
本当に去るものを追わずというか、それはその人の人生のターニングポイントというか、やるべきことがあるのかなと思いますので、そこは全く問題ないので、よかったら警察にご支援いただけると嬉しいなと思っています。
今日はちょうどいいので、ぜひお願いしたいと思います。
というのが一番言いたかったことですね。今日はその話だったんですけど、最初にも言った通り、せっかくなのでちょっと今の気持ちみたいなことをこのビジョンとは全く関係なくお話したいなと思っています。
大人になってきてるなと思うんですよね。大人の定義難しいし、何歳からってこともないんですけど。
なった時にすごく最近感じる、最近のことではないんですけど、ここから2年くらい、2,3年くらいで感じてることがあって、怖いなって思うことがすごく増えてきてるなって思うんです。
健康難しいんですけど、怖いんですよね、いろいろと。
例えば何ですかね、大きなことで言うと、これから社会がどうなっていくのかとか、地球温暖化がとか言われてたりとか、AIがこんな先どうなっていくのか、分からないしなって思うこととか。
息子が生まれて、息子が小学校に入る頃とか成人する頃とかは分からないですけど、そういう時にどうなってるんだろうと思うと、ちょっと怖いなみたいな感情が増えてきてるなっていうのを感じています。
皆さんどうですか?大人になると増えるもんですか?
僕がそういう時にすごく心の支えに感じている、すごく好きな曲があって、安倍真央さんの曲の、これ前も紹介したかな?
この数年の割と僕のテーマソングの一つでもあるので、たまに聴いてるんですけど、優しい言葉っていう曲で、よかったら聴いてみてください。
Cメロで、これ前も紹介した気がするな、読んだ記憶がある。もう一回言いますね、すごく好きなので。
僕が大人になってきてるかもしれないなって感じるので、たまにこの優しい言葉の歌詞を読むっていう。
大人になれば生きやすくなると思っていた。強くなっていくものだと。実際はどうだ。進むほど怖くなるばかりだ。震える足で先を急ぐ。
Cメロがめちゃくちゃ好きで、安倍真央も怖かったんだなっていうね。これに勇気づけられて、怖いことが増えてるけど、これからもちょっとずつ一歩ずつ進んでいきたいなと思っているということでございました。
どうしてなんだろうね。これもすごく気になる。なんか変に知識とかがついてくると、なんか怖いって思っちゃうのかな。
フィギュアスケートの選手が10代とかで活躍するじゃないですか。特に女子フィギュアスケートみたいなところで。もちろんいろんな理由があると思うんですけど、どこかで見た話だと、経験を重ねるほどに恐怖の気持ちでジャンプが止めなくなるみたいなことがあるらしいんですよ。
本当かわかんないですよ。
10代の15歳とかだと、そういう恐怖がより少なくて、だからいい跡を飛べると。みたいな話聞いたときに、確かにちょっとね知りすぎたりとか、知りすぎるってことは知らないけどね。
ここは一旦ムチの地でリセットしたいなという気持ちもありますね。
まとまってないけど、怖いんです。怖いから力を貸してください。
そしてよかったら一緒にね、怖いなって言いながら、共に生きていくとか言うとちょっと重たい奴みたいになるので、そこまでは言わないんですけど、たまに寄り添いながら。
僕もね、これ聞いてくださっている方の力になりたいなと、微力ですけども思うし、それはねちょっとテーマなんですよ、これから。
自分のことだけじゃない、半径5メートルの人のために力を使うっていうこともね、ちょっと改めてテーマにしたいんですけど、それはちょっとまた別にします。
全然まだ何も思いついてないので。
ただそういう気持ちはあるということで、僕も助けてもらいたい。一人だとすごく怖いし、家族はいるし助け合うんだけども、やっぱり助け合う人は多い方がいい。
多い方がいいというか、多数じゃないのかな、だけど結束は強い方がいいのかなと思うので、もしよかったらこれからも一緒に恐怖を感じながら付き合っていただけると嬉しいなと思っております。
とてもまとまりのない放送で、すみませんでした。
あんまりまとまりきる前に今日はレコーディングボタンを押せたので、それはそれで今の気持ちでよかったのかなというふうに思っています。
30歳のじんぺいもよろしくお願いいたします。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日もいい一日にしていきましょう。
じんぺいでした。
心を込めて。