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#989 文字に対する共感覚には法則性があった
2026-07-02 13:37

#989 文字に対する共感覚には法則性があった

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【本日の論文】
Asano, M., & Yokosawa, K. (2012). Synesthetic colors for Japanese late acquired graphemes. Consciousness and Cognition, 21, 983–993. https://doi.org/10.1016/j.concog.2012.02.005

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おはようございます。心理学者のじんぺーです。 この番組では、心理学の研究の紹介とか、心理学者の研究生活のお話とかしています。
今日も、心理学の研究論文から面白い研究のお話ができたらと思っています。
本日夜も対談がありまして、共感覚アーティストの山口あおいさんとボイシーで対談することになっております。
9時からぜひお集まりいただけると嬉しいです。 概要欄には山口あおいさんのチャンネルのリンクも貼っておりますので、今のうちにフォローいただけると嬉しいです。
後半は、あおいさんのチャンネルでお話をする予定になっています。
昨日も共感覚の研究のお話をさせてもらったんですけど、今日もまた共感覚のお話をしてみたいと思います。
昨日のワイデンの話で比較的新しい研究結果、大規模ですごく面白いなと思っていたんですけど、
今日はまた全く別の角度で行われた日本の研究を紹介したいと思います。
浅野先生と横沢先生、おそらくこのお二人が一番日本の心理学の中で共感覚を研究されている方かなと思います。
あとは何人か、宇野先生とかね、私がいた兄弟の楠先生とか、いらっしゃる、いらっしゃる、そんな詳しくないからたくさん言ったら申し訳ないですけど、
自分の知っている中では浅野、横沢、ペアというか、共通で書かれていることが多いような印象ですけど、
お二人がすごく書かれていると。日本語で書いている論文もありますので、よかったらこのお二人は覚えておいてもらえるといいかなと思いますし、
英語でももちろん書かれていて、今日は英語のConsciousness and Cognitionという雑誌に載った、2012年で、やや発表時期が古いんですけど、研究知見としては面白い、唯一無二だと思いますし、
青岡さんと話す前に、この話を読んでいると、いろんな新しい視点で聞いていけるんじゃないかなというふうにも思っています。
この研究では共感覚の方が実際に調査に参加しているんですけど、6名の日本人共感覚者の方が参加しています。
本当にいろんな角度から実験をしている。その方々と比べるように、比較対象として6名の非共感覚者の方にも同じような実験を行ったそうです。
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何をしたかというと、まずは文字ですね。いろんな文字を見せて、そこからどんな色が、思い浮かぶという言い方があっているかどうかは怪しいんですけど、
色が結びつくかと言った方がいいかな、結びつくかということを聞くという実験です。
シンプルはシンプルですかね、その提示された文字というのがいろんな工夫がありまして、
例えば、意味の影響を調べるために、アラビア数字と対応する関数式、1というのをアラビア数字で書けるじゃないですか、縦線が1本の1と横線の1、漢字の1という、そういったものを使ったりとか、
簡単に言うと、この2つが同じような色と結びつくかということが気になるわけですよね。
あとは色の名前とか、それから典型的な色を持つ11の物体、血とか、ブラッドの血とか、雪とかね、そういった言葉も使っているそうです。
音の影響も見ています。
これは同じ読み方をする漢字、口と読む漢字、11文字、口っていってもいっぱいありますよね、だからその11文字、論文には、この論文の図の1だったかな、すごい、もうなかなか、この図1を眺めているだけでも相当面白いんですけど、口で言うと、
えー、幸福の幸、山梨県幸福市の幸とか、航海、海をセーリングするの航海の幸とか、自己肯定感の幸とか、講義の幸とかね、講義、レクチャーの講義の幸とか、もう難しいな、音声で、同音異語か、伝えるの難しいですね、これらが、読み方は一緒なんだけども意味が違うので、
これらの漢字を見たときに同じ色になるかどうか、みたいなことを調べているみたいです。面白いですね、はい、面白い、もうこれ、しゃべってるだけで相当面白いですからね、それで、えーと、まだありまして、形の影響も見てますね、
例えば、同じ編を持つ漢字とか、同じ作りを持つ漢字とかね、それからカタカナと形が酷似している漢字、これはカタカナの絵は工作の行と似てるじゃないですか、ああいうのを使っているそうです。
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それで、色は138色のカラーパレットから選んだそうです。
えーと、今、この思い浮かんでいると言っていいのか、表彰されている、その色に一番近い色を選ぶ、みたいなことだそうです。
かつ、この色の定着度を確認するために数週間間隔を空けて、同じようなことを3回行ったというふうに書かれています。面白いですね。
だから、1回目のときに1という数字に赤がついていた人が、その3週間後とかに同じように1を赤と言うかというね、こととか、興味深いですね。
結果、行きましょうか。ちょっとずつ見ていきたいんですけど、まず、意味の影響はすごく大きそうだということが分かりました。
つまりは、アラビア数字、縦線を書く1と、それに対応する漢字、関数字、横線引っ張る1、横線引っ張るというと怒られそうだな、十字とか書道とかってある人から。
そんなに単純じゃないんだよ、1とは。僕もそう思うしね。
はい、1、横、まあいいや、1ね。
の間で、色が非常に強く一致した。そうです。
つまりは、6人の、これね、もしかしたら読めないかもしれないです。
これオープンアクセスしない気がするので。
だけども、この数値は面白くて、例えば1だと、まあでもこれ6人の中でも違うね。
黒って言ってる人もいるし、白の人もいるし、赤の人もいるし、みたいな感じですね。
ただ、1がすごく大きかった。そうです。
2も3も4もだいたいそうか、だいたいそうですね。
はい、というのがとても面白い結果ですよね。
1は確かにそうだけど、4とかだいぶ違いますもんね、形はね。
形は違うけども、意味的には同じ概念、4つというものを表しているということなんで、面白いですね。
で、色名を表す漢字、赤と典型的な色を持つ物体の漢字、例えば血とかね。
その意味に基づいた色を誘発したそうです。
だから赤色を誘発したそうです。
これは相なんかなと思いながら見てましたね。
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相とも限らないのかな。
血っていうのを見て、青とかを連想されたら面白そうですけどね、それはそうですよね。
でもだいたいここでは、それに基づいた色が誘発されたということです。
で、意味の話をしたんですけど、音にもやっぱり影響があって、同じ読みを持つ漢字同士。
例えば死、死っていっぱいあるじゃないですか、さっきは幸っていったんですけど、死とかね。
そういった漢字同士は似た色を引き起こし得るということが確認されたそうです。
またこの図、一応見てみると、死の死とかね、死霊の死とか、恩子の死とか、そういったもの。
この627かな、SAさんという方は青色系統がこの死からほぼ一貫してますね。
とかグレーっぽい色を示しているTMさんという方もいらっしゃいますけど、なかなか一貫してるなという感覚もありますね。
興味深いっていう結果とかね。
あと形に関しては限定的だったということです。
漢字の編と作りていましたけども、あれが共通していても色が一致するとは限らないというか、一致する傾向はほとんど見られなかったそうです。
カタカナと形が似ている漢字、カタカナの絵と漢字の公、公作の公っていう、ほぼ一緒ですよね、形ね。
でも必ずしも同じ色にはならなかったそうです。
面白いですね。最後、一貫性については共感覚者は非共感覚者に比べて長期間にわたって非常に一貫した色の選択を行っている。
そうです。その能力が本物であることが証明されたと書いてる。面白いですね。
だから思い浮かんでるのに適当に赤とか言ってなかったってことですよね。
その80何個も今回やらされているわけなんで、それを2週間前、
そのですっていうののしっていう漢字に対して黄色って言ったなとかって覚えてないわけじゃないですか。
だからそれがもう一回黄色って言えるってことは、もう確かにその人には出ているっていう、しかもそれが一貫しているっていうのは面白いなと思います。
そうなんだろうなと思うけど、こういうのをちゃんと示すことが重要であるだろうというふうに思います。
面白いですよね。めっちゃ面白い。なんでこんなことになるんだろうとか思うしね。
調べている中で脳の研究とかもあったんですけど、正直インパクトがある。
12:05
確かに大事な結果なんだけど、脳の全体的な活動のパターンから確かに分離分けできるみたいなね。
共感覚の度合いとかタイプとかできるみたいなのを言っても、どの脳領域かとかメカニズムみたいな話まで考察するのはすごく難しいので、
それはもう少し先の話かなというふうに思って、本当に1本2本アブストラクト読んだぐらいですけど、ちょっと思ったかな。
なのでこういう手触り感のある研究の方がシェアしやすいかなと思って、今日はこれを選んでみました。
いかがだったでしょうか。楽しみですね。今日ぜひリアルタイムで聞きに来れるよという方は来ていただけるとすごく嬉しいです。
9時からです。お待ちしています。引き続きAoiさんの対談終わった後も、こういう研究のアップデートとかはぜひ紹介してみたいなと。
思います。アートとかね感性とかクモリアとかわからないけど意識とかね。
遠からずなんですよ。自分の研究テーマと。だから勉強を続けていきたいなと思っています。
楽しみにしていてください。最後まで聞いてくださってありがとうございました。今日もいい一日にしていきましょう。
新平でした。心を込めて。
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