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2022-04-10 11:22

同調圧力が危険になるとき。ソロモンアッシュの同調実験


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メタ音声配信ラジオ、おはようございます。いわみです。
だんだんこの、自宅での収録スタイルも身についてきて、
前より何て言うんだろう、ペースが、更新頻度が上がってきたかなと自分では思ってるんですが、
スマホ一台で撮っているときと比べて、ちょっと手間があるので、
その分、時間がかかってしまうことはあるんですけど、
自分としては音は良くなったので、良いかなと、
だんだん楽しくなってきたかなと思っていたりします。
聞いている皆さんはどうなんでしょうね。
ここ最近の自分の配信が、前より良い音になっていることは、
気づいてもらえているんでしょうかね。
単なるこれは、自己満足というか、
ものだったら悲しいなと思うんですが、まあいいや。
それで、今日話してみたいことは、
同調圧力についてですね。
前回も、何回か前にもこんな話をしたんですが、
その話の続きみたいなことをしてみたいと思います。
前に話した話はですね、ある本を読んで感想なんですけど、
沖縄から貧困がなくならない本当の理由という面白い本を読んで、
その中で、沖縄には外から全く見えない社会があるという話をですね、
書いてあって、それについて感想みたいな話をしたんですね。
それで、同調圧力について配信をして、
これは結構面白いテーマだなと自分では思ったので、
なんかノートでも書いてみようと思ってですね、色々調べてみたら、
でもそうは言ってもやっぱり同調圧力って、
程度によるよなっていうことを思ったので、
それについて話してみたいと思うんですね。
ある社会実験みたいのがあって、
それはどの本で読んだのかね、ちょっと忘れちゃったんですけど、
多分、前に読んだ多様性の科学っていう赤い表紙の本があるんですけど、
それに書いてあった実験だったと思います。
ソロモン・アッシュの社会実験っていうのがあって、
これはかいつまんで説明をするとどういうものかというと、
線の長さをですね、2枚のカードがあって、
左のカードにはとある直線Xっていう一定の長さの基準となる線のカードがあって、
そのもう1枚のカードに3種類の線の長さの線が書かれたカードがあって、
この基準となる線と同じ長さの線はABCのどれですかっていうみたいな問題があってですね、
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それ自体はすごい単純な簡単な問題なんですけど、
この実験の面白いところは、
同じ部屋に自分を知らない被験者というかが6人ぐらいいて、
実はこの6人というのは桜というか、その実験者側の人なんですけど、
その人たちの周りの答えによって、
その本当の実験被験者の答えが変わるっていうものなんですね。
ABCで例えば答えがCであることは明らかなのに、
周りの6人が全員Aだっていうと、
自分の答えに自信が持てなくなって、
じゃあ僕もAかなっていうふうに答えちゃうっていうことですね。
結構な頻度でこれが見受けられるっていう実験の結果が出たので、
確か4分の3ぐらいはですね、その結果が左右されるみたいな、
だから75%ぐらいってことですよね。
結構なことだと思うんですけど。
これを見て僕は思ったのは、
こういうクイズというのか、答えぐらいが影響されるんだったら、
かわいいものだと思います。
でもこれ同じ原理というか、
いろんなことが影響されているとしたらですね、
やっぱりそれは程度によるんじゃないかなって思うんですよね。
例えば、自分の国が戦争に向かうかどうかの判断だったりとか、
核兵器を使うかどうかの判断みたいなのをですね、
多数決で決めることは多分ないでしょうけど、
判断をする複数の何人かの人がいて、
その人が周りの意見にですね、
自分が本人が自覚がないままに影響されているとしたらですね、
それは結構というか、かなり恐ろしいことですよね。
僕は何回か前の自分の配信では、
同調圧力というのは悪いものかもしれないけど、
発生するにはその原理があるし、
使いように言ってはそれほど悪くもないみたいな話をしたんですね。
でもこの意見はちょっと修正が必要だなと自分で思ったので、
そのための配信でもあります。
同調圧力は必ずしも悪いものばかりではないというのは、
その意見は変わらないんですけど、
でもやっぱりその程度によってはですね、
取り返しのつかない問題になってしまう可能性もはらんでいると。
それは知っておかなきゃいけないですよね。
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それでどうすればいいのかっていう、
ここもですね、意見は基本的に変わらないんですけど、
何かどうすればいいのかというと、
そういう原理があるってことをまず知るっていうことですね。
人は知らず知らずのうちに同調圧力みたいなのに流されているってですね、
これは性格の問題というよりも、
人間としての性質みたいなもんだってことを、
まずフラットに認識しておくことは大事だなと思うんですね。
このソロモンアッシュの社会実験っていうのが、
どの程度の信憑性があるかっていうのは僕には分からないけど、
でもこういうことっていうのは誰しも起こりうるっていうのは思いますね。
周りにたくさんの人がいて、その人たちがみんな同じ意見だと、
その場合は自分の意見が正しいと思っていても、
そこに流されちゃうっていうか、
もしくは自分の意見が言いづらくなるみたいなことはありますよね。
そういう原理があるってことは知っておくってこと。
その時にどうすればいいのかっていうと、
自分の意見を突き通すことももちろん必要だけど、
でも場合によっては別にそんなに頑張って突き通す必要もない時もありますよね。
例えばクイズの問題だったりとか、
あとはレストランで何を頼むかとか、
そんなのは別に自分で好きなものを頼めばいいですけど、
例えばこの間の沖縄の例で言えば、
その些細なことをクラクション鳴らせ鳴らさないとか言いましたけど、
それをやることによって自分の意見を貫き通すことによって、
受けるダメージと得るリターンを天秤にかけてどっちかを選ぶっていうのは、
それは小賢しい大人の戦略としてありだと僕は思うんですよね。
それでその時に大事なのは、本当の自分の意見っていうのをちゃんと持っておくことっていうことですね。
自分の頭で考えておくこと。
結論として出すのは別にどっちでもいいけど、
本当はこうだってことを分かっておくっていうこと。
結構難しいことかもしれませんけど。
それでこのソロモンアッシュの実験で結構面白いことが書いてあって、
6人の桜の被験者がみんな同じ答えを出すと、
4分の3くらいの確率でたった1人の本当の被験者は間違った答えに導かれやすいって話をしたんですけど、
6人のうち1人でも別の答えを出した人がいると、
途端に間違った答えをする確率っていうのは減るらしいんですね。
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これは書いてあったのは確か多様性の科学だと思うんですけど、
それから何が言えるのかというと、
反対の意見を出す人が1人いると同調圧力っていうのは途端に崩れる。
消え去るっていうことですよね。
全員が全員戦争すべきだって言ってる時に、
1人でもそれはちょっと考えた方が良くないかって言うとですね、
そういう性質もあるっていうことは結構救いかなと僕は思っていたり。
だから同調圧力との向き合い方について続きみたいな話ですが、
同調圧力は程度によってはそれほど気にしなくていい時ももちろんあるけど、
場合によってとんでもないことになることもあるから気をつけた方がいいっていうのと、
程度が小さい場合はどんな自分の行動が別に影響されてもいいけど、
自分が影響されているってことを知っておくってことと、
本当の正解みたいなものを自分の中に持っておくことっていうのは大事だっていうことですね。
場合によってはさっきの1人の違った意見があると同調圧力が崩れるってことだから、
それを自分で言ってもいいわけですよね。
僕なんかは割と空気を読まずに反対の意見を出す方ですけど、
だからこれは集団の化学っていう意味で見ると、
僕みたいな人間は多分必要なんですよね。
それによってそういう人間が1人いることによって、
その集団の性質っていうのは大きく変わるっていうことは多分あると思うんで、
なんか自分を正当化しているみたいですけど、
でも空気を読めない人間っていうのは多分必要だし、
また多様性の化学っていうのは、これは一言で言えないですけど、
同質の集団の中に多様性を持ち込むと、
長期的に良いことだみたいな良いことになるよっていうことですけど、
なんかいつも最後グダグダになるんですよね、俺ね。
まあいいや。
結論は、同調圧力はあってもいいけど、
それをメタ認知しておくことと、自分の頭で考えることが不可欠。
そういう話でした。
ありがとうございました。
今日も良い一日をお過ごしください。
さようなら。
11:22

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