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#988 共感覚と自閉スペクトラム症の関係+遺伝の話
2026-07-01 15:09

#988 共感覚と自閉スペクトラム症の関係+遺伝の話

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【本日の論文】
Neufeld, J., van Leeuwen, T. M., Kuja-Halkola, R., Lundström, S., Larsson, H., Lichtenstein, P., Bölte, S., Mataix-Cols, D., & Taylor, M. J. (2025). Genetic and environmental contributions to the link between synaesthesia and neurodevelopmental and psychiatric features: a twin study. Translational Psychiatry, 15, 240. https://doi.org/10.1038/s41398-025-03444-x

【2 sidesのYoutube動画】
https://www.youtube.com/watch?v=lZSLElVZnm0&t=714s
https://www.youtube.com/watch?v=eii--gW0uV4

【最新note記事】
https://note.com/hitsuwari5th/n/n484ca985d53c

【昨日のインスタライブアーカイブ】
https://www.instagram.com/reels/DaNORA8DPN-/

【7/1 TaKaさん from 教職のための教育ニュース】
https://www.instagram.com/kyoiku_news

【7/2 山口葵さん】
https://voicy.jp/channel/818468

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サマリー

本エピソードでは、共感覚と自閉スペクトラム症(ASD)の関連性について、遺伝的要因と環境的要因の観点から掘り下げた2025年の双子研究を紹介します。研究の結果、共感覚はASDだけでなく、強迫性障害や不安症など、他の精神医学的特徴とも関連があり、これらの関連性の多くは遺伝的要因によって説明されることが明らかになりました。特に、感覚処理の特性が共通の基盤となっている可能性が示唆されています。また、番組では共感覚の定義や、関連するイベント情報、過去のアーカイブについても触れています。

はじめに:共感覚と対談の告知
おはようございます。心理学者のじんぺーです。 この番組では、心理学の研究の紹介や、研究生活のお話をしています。
今日もまた、論文から研究のお話をしてみたいと思っています。
明日の夜に、山口アオイさんと対談することになっておりまして、共感覚の勉強をしたいと思っているんですよね。
山口さんは、共感覚アーティストという肩書きで活動されていて、ご本人も共感覚を持ち、研究も併せてしているという、とても経由な方かなと思う。
初めて話すんですけど、すごく楽しみにしていますが、自分自身は共感覚の研究をしているわけではない。
アートとかね、創造性と関連する研究もあったりするので、遠からずとも思っているんですけど、
あとは、たまに紹介している内需要感覚とか、関連するのかなと思うんですけど、直接的に共感覚の研究をしているわけでもないし、
そんなに勉強できているわけでもないので、今日と明日もできたら、別の観点で研究を紹介してみたいなと思うんですけど、
なので、3日連続で共感覚の勉強を一緒にしていきましょう。
今日は、2025年の論文を紹介してみたいと思います。
本日の論文紹介:双子研究の概要
これ、結構面白かったですね。
双子の研究で、双子が出てくるということは、遺伝の話が関連すると。
双子を対象にすることによって、どれくらいが遺伝の要因で説明できて、どれくらいが家庭とか共有している環境で説明できて、
あとはそれ以外、非共有環境という、大体この3つぐらいで分けられる。
何パーセント、何パーセントというのは分かりやすいんだけども、それだけではほんのないんだけども、
今日は何パーセントって話も出てくるので、よかったら楽しみに聞いていただければというふうに思います。
お知らせ:インスタライブとイベント情報
その前に、お知らせしたかったんですそうです。
ヤムイチさんと話すのは、明日の夜の9時からです。
実は今日もインスタライブをする予定になっています。
ちょっとテーマがいろいろありすぎて、行ったり来たりなんですけども、
今日の夜はTAKAさんという教職のための教育ニュースというインスタアカウントを運営されている方、
これ実は僕も一緒に運営しているんですけど、
そのアカウントが5000人フォロワーさんが行ったというところで、記念ライブをするということになっています。
教育の話なので、心理学とも共感覚ともまだちょっと違うんですけども、
この先生とか多くこのポッドキャストを聞いてくださっているというふうにも思っていますので、
興味のある方はぜひ遊びに来てください。
アーカイブも残ると思います。
あと昨日もインスタライブしたんですけど、そのアーカイブも上がったりとか、
ノートの記事になったりとかしておりますので、チェックしてみてください。
すべて概要欄にまとめておこうと思います。
特に山口さんのVoicyアカウントはフォローしてお待ちいただけるといいんじゃないかなと思います。
では論文の方に行きます。
論文の詳細:共感覚の定義と研究背景
2025年のTranslational Psychiatryという論文ですね。
雑誌ですね。あまり普段読まないんですけど、
ネイチャー系列で信頼性の高い研究結果が載っているのかなと思って読んでいました。
スウェーデンの研究ですかね。
スウェーデンの5144名の双子を対象に、なので2500名くらいか、
を対象にオンライン調査を行ったそうです。
背景としては共感覚、
共感覚ってそもそも何か話した方がいいのか。
共感覚って市民権が燃えているのかなと思って、
さらっと言ってしまっていたけども、言った方がいいですよね。
共感覚っていうのは、例えば文字を読むと色が見えたりとか、
音楽を聴くと味がしたりとか匂いがしたりとか、
ある刺激に対して通常とは異なる感覚なので、
何か物体があったら視覚刺激のはずなんだけども、
別の聴覚とか味覚とかそういうのが一緒に引き起こされる。
そんな現象です。
私は共感覚者ではないですし、
共感覚もおそらくスペクトラムで考えた方がいいのかなと思っていて、
共感覚あるなしというよりも、
例えば何々のタイプの共感覚がどれぐらいあるみたいな風に考えられるんじゃないかなと思います。
この辺りももう少し勉強しないといけないんですけど、
そういったものです。
これまでの研究で、共感覚というのは、
自閉スペクトラム傾向の人に多く見られることが分かっていたそうです。
ただ、この共感覚と自閉スペクトラム症の関連というのが特有のものなのか、
それとも他の精神医学的な、
再開アトリーの精神医学的な、
これは雑誌なのでそういうことが特に注目されていると思うんですけど、
精神医学的な特徴と関係しているのか、
というのは十分なデータがなかったということのようです。
かつ遺伝によるものなのか、
育った環境などが影響しているのかということもよく分かっていなかったということなので、
スウェーデンの双子の人たちを対象にしたということですね。
研究方法と調査内容
さっき言ったように5000人ぐらいでしょ。
共感覚の調査はまず行ったと。
8種類の共感覚を調べたそうです。
例えば文字に色が付くとか、数字に色が付くとか、音に色が付くとか、
そういった8種類の共感覚があるかどうか。
その他に精神医学的な特徴、
例えば自閉スペクトラム傾向、ADHD、
脅迫性障害とか不安症、鬱みたいな、
そういった特徴についても評価をしたそうです。
接触障害も入っていますね。
双子を調査すると、
これらがどれくらい遺伝的な要因で説明できるのか。
環境要因、家庭環境とかの共有環境か、
個別の経験とか、その他誤差の非共有環境か、
どれによって説明できるかが、モデル化すると分かるということです。
統計ってすごいですよね。
この辺りもね、
高橋先生に話しましたっけ、
それは後でしよう。
調査の結果、いきましょう。
研究結果:共感覚と精神医学的特徴の関連性
早速ですけれども、
まずざっくりとした結果で言うと、
全ての特性と共感覚は関連していたということです。
つまりは脅迫性障害も、自閉スペクトラム障害も、
接触障害も全て有意に性の相関があったと。
つまりは共感覚になりやすい人、
共感覚の特徴が強い人というのは、
自閉スペクトラム傾向が高くなりやすいとかね、
脅迫性障害の傾向が高くなりやすいというそういう関係性です。
ただそんなに相関は強くないです。
0.1とか0.2とか。
一番高かったのが脅迫性障害らしくて、
これも意外と書かれていましたけど、
自閉スペクトラム障害が関連しているよねと言われていたけれども、
実際は脅迫性障害の方がより強い関係を示したというのが、
まず面白い結果。
研究結果:遺伝的要因の寄与
というかあれですよね、
さらっと流しちゃいましたけど、
自閉スペクトラム障害と共感覚関係しているって、
興味深いですよね。
そこがそもそも、
今日いろいろややこしいことを言っていますけど、
一旦それだけ覚えてもらってもいいんじゃないですかね、
というぐらいインパクトのある話かなと思います。
もしまだ覚えて帰ってもらう余白のある方は、
遺伝の要因も覚えておいてもらったらいいかなと思うんですが、
50%以上が遺伝的要因によって説明されたということです。
しかも全て50%を超えていて、
多くが70%以上を超えていたと。
つまりは特に高かったのが、
脅迫性障害の傾向とか、
これTLEって何て言うんだろう、ちょっと調べよう。
これが一番高かったみたいな、
78%が遺伝要因に説明できるみたいですね。
精神病様体験、統合失調症に関連するような特徴とかみたいですね。
これが特に共感覚との関連を遺伝要因で説明できるということですね。
面白いですね。
不安症とかも高いですね、ADHDとか。
ということのようです。
非共有環境、個別の体験も少しは説明するみたいなんですけど、
家庭環境とか、双子で共有される環境みたいなので、
説明されることはほとんどなかったみたいなので、
遺伝の要因が大きいっていうことですね、簡単に言うと。
というのが興味深いところかなと思います。
論文の結論と考察
つまり、この論文で言いたかったことというのは、
まずは共感覚というのは自閉スペクトラム症と関連すると言われていたけれども、
それだけじゃなくて、より大きな神経発達症、スペクトラム症と関連する。
かつ、共通の遺伝的な根拠を持ち得るのではないかというところを、
この論文では主張しています。
結構サンプルサイズも大きいし、雑誌としても信頼性が高いんですけど、
これだけで全てがわかったわけではないっていうのは、
いつも言っている通りなんですけども、面白い研究結果だなと思います。
考察をもう少しだけ読むと、
共感覚と多くの精神疾患というのは、感覚処理の得意性があると。
そういった共通の基盤がある可能性があると書かれています。
感覚処理の得意性というのは、過敏さとか注意の細かさみたいなところがあると。
例えば、自閉スペクトラム症や脅迫症というのは、感覚の過敏さが報告されていると。
これが共感覚との遺伝的な繋がりを生んでいる可能性があるだろうということです。
面白いですね。脳の話もいろいろ書かれていますけども、
今日はややこしくなりすぎている気がするので、
興味があればぜひ論文を読んでみてください。
この雑誌オープンアクセスなのかな?
オープンアクセスな気がします。
概要欄に論文のURLも貼っておきますので、チェックしてみてください。
関連動画とまとめ
感覚、興味深いですね。
どういう感覚なんだろうと、味わってみたい気持ちがすごくありますね。
興味があります。
なかなか言葉で説明しても、残っちゃわからないというところだと思います。
感覚ってついているくらいですよね。
そのあたりは山口さんにいろいろ聞いてみたいなと思います。
そんなところなんですけど、
さっき高橋先生のことを言いかけたんですけど、
ちょうど最後だったんですね。
高橋雄介先生という京都大学の先生がいらっしゃって、
自分も京大にいた時にすごくお世話になっていた先生なんですけども、
ニュースピックスの番組に出ていて、
トゥーサイズという番組に出ていて、
久しぶりにニュースピックス課金をしまして、
どうしても全部見たかったんで。
全部は見れないんですけど、ハイライトというか、
ハイライトといっても全体の半分とか見れるんじゃないかな。
YouTubeに上がってますのでチェックしてみてください。
面白かったです。
遺伝の話とか行動遺伝学、
あとはテーマは子育てとか教育とか学力みたいな話、
IQとかなんですけど、
こういうふうに考えたらいいんだと。
遺伝と環境ってそういうことが分かるコンテンツになっているかなと思うので、
ぜひ見ていただきたいですね。
あと安藤先生ですね、もう一人のもう一サイドのほうですね。
第一線で活躍されている研究者の人の話を聞けるのはすごくいいなと。
しかもメディアとかに出ると、
どうしてもインパクトのあるセンセーショナルな感じで伝えられるパターンが多い。
それは研究者であってもと思うんですけど、
お二人はやっぱり手だるというか、
自分が手だるというのもあれですけど、
真摯にデータとか研究知見というものに向き合われて伝えられているなという、
その後にも大変勉強になりました。
貼っておきます。
貼るものが多くて忘れそうなんですけど、
今日はぜひ概要欄を見ていただきたいなと思います。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日もいい1日にしていきましょう。
陳平でした。心を込めて。
15:09

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